2019.07.18

「封筒」の書き方&送り方

「封筒」の書き方&送り方 履歴書の書き方

宛名の書き方のチェックから
採用選考はスタートしています。
まず応募要項をよく読んで、履歴書の
送付先がどこかを確認。
それからビジネスマナーに沿った宛名の
書き方を知ることから始めましょう。
封筒の中身が応募書類であることがすぐに分かるような工夫も必要です。

封筒の書き方チェックポイント

  • 住所
  • 宛名
  • 「履歴書在住」「応募書類在住」の記載
  • 差出人
  • 封字
  • 切手の金額・種類
  • 封筒の種類
  • 差出方法
封筒のサイズ&
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封筒の書き方(表面)

封筒の書き方(表面) イメージ

住所の書き方

  • ・縦書きで書きます。
  • ・住所は郵便番号枠の右端に位置を揃え、一字分下げて書き始めます。
  • ・都道府県名から書きます。
  • ・番地などの数字は漢数字を使用します。
  • ・ビル名や階数も略さずに書きます。改行し、都道府県名より低い位置から書くとバランスがよくなります。

宛名の書き方:採用担当部署宛ての場合

  • ・社名は住所よりも少し下の位置から書き始めます。
  • ・「(株)」や「(有)」と略さず、「株式会社」「有限会社」と書きます。
  • ・社名・部署名が封筒の左右真ん中に位置するようにします。
  • ・部署名は改行して2行目に書き、社名よりも低い位置から書き始めます。
  • ・部署名の下には半文字程度のスペースを空けて、「御中」と書き添えます。

宛名の書き方:採用担当者個人宛ての場合

  • ・社名は住所よりも少し下の位置から書き始めます。
  • ・社名・部署名・個人名の全体が封筒の真ん中に位置するようにします。
  • ・社名の下に一字分程度空けて続けて部署名を記載してもかまいませんが、部署名が長い場合は改行し、社名よりも低い位置から書き始めます。
  • ・肩書がある場合は個人名の上に書きます。社名と同じ高さから始めましょう。肩書の文字の大きさは個人名よりも少し小さくします。肩書が長い場合は書き始めの高さを社名と揃え、名前の横に書きます。名前は肩書よりも少し低い位置から書き始めます。
  • ・名前の下には「様」をつけます。

「履歴書在中」「応募書類在中」の記載

  • ・履歴書のみの送付の場合は「履歴書在中」、職務経歴書や所定の書式の提出書類などを送付する場合は「応募書類在中」の文字を赤字で書きます。
  • ・文字は四角い枠で囲みます。定規を使用してまっすぐな線になるようにしましょう。市販の「履歴書在中」「応募書類在中」と書かれたスタンプを使う方法もあります。

封筒の書き方(裏面)

封筒の色や特徴 イメージ

差出人名の書き方

  • ・半分よりも左下側のスペースを使用します。
  • ・文字の大きさは宛名面よりも小さくします。
  • ・宛名と同様に都道府県名から書き、アパートやマンションの場合は建物名も記載します。数字は漢数字を使用します。
  • ・名前は住所よりも低い位置から書き始めます。

「封字」を書く

  • ・封筒はテープではなく糊で封をします。
  • ・封をしたら「〆」の封字を書くようにしましょう。この際、形が「×」にならないように注意してください。

筆記用具は何がベスト?

雨に濡れてしまう可能性も考えて、油性のペンやボールペンを使用するようにします。また、封筒が大きいため、細いペン先のものでは読みづらく感じられます。0.7mm以上のものを使うとよいでしょう。

封筒への書類の入れ方

封筒への書類の入れ方 イメージ

封筒に入れるもの

  • ・必ず「送付状」(添え状)を同封します。

履歴書の折り方

  • ・記入面が表側になるように折ります
  • ・折り目は購入したときについている真ん中の折り目以外にはつかないようにします。

複数の送付物がある場合の重ね方

  • ・送付状が一番上です。次に「履歴書」「職務経歴書」と重ねていきます。
  • ・他に提出が必要な書類がある場合は最後に重ねます。

クリアファイルを使用

  • ・送付物をまとめてクリアファイルに入れてから封筒に入れます。水濡れや折れなどの配送時のダメージを防ぐためです
  • ・クリアファイルは色がついていない透明か半透明の新品を使用します。

封筒の文字、採用担当はよく見ていますよ。バランスが悪い表書きでは書き慣れていないと受け取られ、「社会経験が不十分では」と思われます。雑な書き方では入社意欲まで疑われてしまいます。選考中は封筒も捨てずに取っておく企業もあります。マイナスの印象から選考が始まることだけは避けましょう。
誰でもできる、でも実はなかなかできていないポイントが二つあります。
一つは応募要領をよく読むこと。どんな書類を揃えればいいのか、準備に時間がかかる書類はないか、郵送期日は必着か消印か、送付先住所まで何日くらいかかるか…書類準備のイメージができるまで二度三度、読み返しましょう。
二点目は封筒書きの練習です。文字を書く機会が少ない方はぜひ意識してください。宛名の間違いがないように一字一句、確認しましょう。
いずれも基本的なことですが、当たり前のことができていないと書類選考を通過できない可能性があります。おろそかにしないようにしましょう。

監修
飛澤 由紀子

飛澤 由紀子さん

キャリアコンサルタント
EAPメンタルヘルスカウンセラー

大手電機メーカーの人事部門に26年間勤務。専門は採用と人材育成。年間数百名の採用面接と社員キャリア面談の経験から、もっと一人ひとりの想いに寄り添った支援がしたいと考え独立。明治大学での就職相談など、学生・女性・シニア層のキャリア形成支援を中心に活動中

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