「551HORAI」はバイト従業員の約20%が高校生!大阪を代表する豚まん店で得る貴重な社会経験

「551HORAI」はバイト従業員の約20%が高校生!大阪を代表する豚まん店で得る貴重な社会経験

株式会社蓬莱は、大阪を中心に豚まんや焼売、焼餃子、中華総菜などを製造販売する「551HORAI」を運営しています。「大阪で知らない人はいない」といっても過言ではないほどの知名度で、看板商品の豚まんは1日平均約18万個の売上を誇っています。

近年、働き方改革を推進するために高校生アルバイトの採用を強化しています。店舗での教育体制や高校生アルバイト採用による良い変化、各店舗の責任者が持つ高校生への思いを伺いました。

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インタビュー対象者略歴

重光 亮兵(写真・左)
1988年大阪府生まれ。2010年に入社。天王寺店や泉北高島屋店で店長を経験し、現在は2021年にリニューアルされた難波・本店で店長を務める。忙しいなかでも高校生とのコミュニケーションを欠かさず、感謝を伝えることを忘れない。

山下 絵里子(写真・右)
福岡県生まれ。2009年よりアルバイトとして「551HORAI」に入社。2021年に正社員となり、現在は南海なんば駅店の副店長としてアルバイト面接などを担当。

企業情報

■株式会社蓬莱
■所在地/大阪市浪速区桜川4丁目2-5
■設立/1945年10月
■従業員数/総従業員約2,300名(正社員約800名、アルバイト従業員約1,400名、準社員+嘱託社員約100名)
■事業内容/大阪を中心とした関西地方で豚まんや焼売、焼餃子、中華総菜などを製造販売する「551HORAI」を運営。現在、約60店舗を展開。看板商品の豚まんは、1日平均約18万個、年末には30万個以上の売上を誇る。

高校生アルバイトはチームの重要な一員!頼れる部分はしっかり頼る

初めてのアルバイト選びでは教育体制や職場の雰囲気はとても重要です。高校生の在籍状況や担当業務、教育体制、そして店長や副店長が高校生とのコミュニケーションで意識していることを伺いました。

――「551HORAI」における高校生の在籍状況や担当業務を教えてください。

重光 亮兵(以下、重光):コロナ禍を機に、スタッフの働き方を変えていかないといけないという意識が高まり、全店で高校生アルバイトの採用を強化していきました。

我々は高校生を「551HORAI」の重要な一員として考えていますし、高校生の働きぶりはどの店舗でも高く評価されており、現在ではアルバイト従業員の約20%が高校生となっています。

「551HORAI」には豚まんを売る仕事だけでなく、調理や食材の仕込み、料理の検品、そして皿洗いなどもあります。スタッフの年齢層もさまざまですので本当に多くの経験ができる場所だと思います。

――高校生を採用するにあたって、新たに取り組んだことはありますか。

山下 絵里子(以下、山下):私が所属している南海なんば駅店では、独自の教育マニュアルを作成し新しいスタッフへの教育にムラがでないよう工夫しています。さまざまな研修項目について、教えた日やできるようになった日を記録し、項目が全部完了したら研修バッジを外すというシステムです。

このシステムがあるおかげで、高校生がアルバイト未経験でもしっかり仕事ができるようになりますし、先輩スタッフにとっては高校生との会話のきっかけとしても役立っています。

――高校生とのコミュニケーションで意識していることは何ですか。

難波・本店 店長 重光 亮兵氏のインタビューの様子

重光:まず高校生が新しく入ったら、研修がどこまで進んでいるのかを店舗のみんなで共有していきます。そして僕からは「今日も新しいことができたと先輩スタッフから聞いたよ。これからもがんばって!」といった声かけを意識しています。

また、店舗全体としてもネガティブなことは言わない文化があるので、高校生がミスをしても怒らない。怒ることよりも「次にどう活かすか考えよう」と伝え、ひとつのミスもポジティブにとらえるよう教えています。

山下:これは私の年齢や性格も関係しているかもしれませんが、高校生とは我が子を育てるような気持ちで接していますね。何かできなくても怒るのではなく、「どうすればできるか」を一緒に考えていく。

また、ダメなことはしっかり注意しますが、一方で頼れる部分はしっかり頼ることが大事だと思います。できる部分を認めて頼ってみると、やはり高校生自身も目に見えて成長していきますね。

551HORAI職場のイメージ1※職場イメージ例です

高校生の存在はスタッフの「若返り」効果も!教育担当は初心に戻るきっかけに

高校生アルバイトを採用することは、人手不足解消にとどまらない大きな効果があります。高校生採用による職場の変化や、実際に採用した高校生のエピソードを伺いました。

――高校生アルバイトの採用をはじめたことで、現場の店舗にはどんな変化が生まれたでしょうか。

重光:入ったばかりの高校生アルバイトには教育担当が何人かつくのですが、年齢の近い先輩スタッフが担当することで、先輩の意識が高まります。

そういったスタッフをどんどん増やすことで、高校生だけでなく先輩スタッフもお互いに成長する機会を作れることが、高校生アルバイトを採用したときの大きな変化です。

山下:高校生に仕事を楽しく感じてもらえると、その友達にも「551HORAI」を紹介してくれます。あるひとりの高校生をきっかけに、新たに7人の高校生が入社してくれたことがあり、店舗がとても活性化しました。

やはりベテランばかりでは毎日の会話も繰り返しみたいに感じてしまいます。しかし、高校生のように若いスタッフが入ることでその成長を一緒に感じさせてもらえるので、スタッフ全員が若返る感覚になります。

南海なんば駅店 副店長 山下 絵里子氏のインタビューの様子

――学業との両立を支援する取り組みを教えてください。

重光本店の場合は1ヶ月単位でシフトを出してもらっているのですが、どれくらいシフトに入るかは高校生本人にお任せしています。「週5日絶対入って」や、「ここの週はもっと出て」などは言いませんので、テストや部活のスケジュールにあわせて働けます。

――実際に採用した高校生の反応として印象的だった出来事を教えてください。

重光:わかりやすいのは希望シフトの変化です。ある高校生が、最初は短時間で週2回と少なめだったのが、1年後には「週5日で土日も入れます」と言ってくれるようになったんです。本人の前向きな変化は、シフトを見るだけでもわかってうれしかったですね。

ひとりでできる仕事や頼られる場面が増えてくると、やはり高校生本人も楽しくなり、やりがいも感じてもらえる。それがシフトの希望日数にあらわれるのかなと思います。

551HORAI職場のイメージ2※職場イメージ例です

山下:最初は誰しも探り探りなので、緊張して口数も少ないです。しかし、数ヵ月経つと希望シフトは多いし店舗ではたくさん話してくれるようになる高校生が数多くいました。

また、「551HORAI」では接客用語もきっちり教えるので、仕事に慣れてきた高校生からは「ほかのお店の言葉づかいが気になるようになった」という声もよく聞きます。

2021年にリニューアルした難波にある本店の看板※2021年にリニューアルした難波にある本店

「あの人を追い越したい」アルバイト時代の出会いが将来を変えた

職場の雰囲気は店長や副店長の思いや考え方に左右されます。最後は、お二人が高校生に期待することや「551HORAI」の求人を高校生におすすめしたい理由を伺いました。

――高校生アルバイトに期待することは何ですか。

重光:僕自身がアルバイトのときに当時の店長たちを見て「僕もこんな店長になりたい」と強く思い、その一心でここまで続けてきました。そして現在でも「あの人を追い越したい」と思える憧れの存在がいるんです。

これから出会う高校生のなかにも、自分と同じような思いを持つ人がいたら本当にうれしいですね。

山下私たちはここでの仕事を楽しく感じてもらえるようサポートしますので、高校生には新しいことをどんどん吸収して長期間働いてもらえるととてもうれしいです。

「551HORAI」にはさまざまな仕事があり毎日の仕事にも変化があるので、「ここでできることはもうない」という状態にはならないと思います。そのまま就職する道もありますし、そうでなくとも、ここで学んだことは将来きっと役立つはずです。

――最後に「551HORAI」の求人を高校生におすすめしたい理由を教えてください。

重光店舗の雰囲気は良いし、教える体制も整っているので楽しく働けるうえ、高校生が不安に思うような点はきちんと解消できる環境があります。僕自身はこの会社に入ったことで素晴らしい社会経験ができたと思っています。

どの店舗も高校生をチームの重要な一員として見ていますのでやりがいを感じられると思いますし、将来に影響を与えるような良い出会いもあるはずです。僕自身もこの会社のなかに「追い越したい人」がいますので、それぞれの目標に向かって一緒にがんばっていきたいですね。

山下:良いところはたくさんお話ししましたが、何と言っても「大阪といえば551HORAI」と言ってもらえるほど知名度のある会社で働くことは、やりがいがあり、数多くの業務から学ぶことが多いと思います。

教育体制もしっかりしていて丁寧に教えてもらえるのも大きな強み。将来もし違う職種を選ぶにしても、ここで学んだことはみなさんの人生にとって損はないと思いますよ。

お店の前で並ぶ重光 亮兵氏と山下 絵里子氏

「大阪といえば」と言われる会社で社会経験を積む

「551HORAI」は高校生にもできる仕事がたくさんあり、日々変化を楽しめる職場。高校生をチームの一員としてしっかり認める文化があるため、頼られる場面も増えていくはず。そして何より「大阪で知らない人はいない」といえるほどの会社で働くことは、高校生にとって大きな自信となるでしょう。

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※インタビュー内容は、2023年11月時点のものです。

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