2019.10.25

意思の疎通が苦手な人必見!コミュニケーション能力向上のポイント

意思の疎通が苦手な人必見! コミュニケーション能力向上のポイント

コミュ力向上

仕事先やアルバイト先、学校など、人と人が接する場面で必要となるコミュニケーション。
円滑な人間関係を作り、スムーズに仕事を進めていけるかどうかは、コミュニケーション能力にかかっているといっても過言ではありません。
個人の生まれつきの能力と思われることが多いコミュニケーション能力ですが、努力次第で、後から身に付けることができます。
ここでは、苦手意識を解消できる、コミュニケーション能力向上のポイントをご紹介します。

コミュニケーションとは?

コミュニケーションとは、人が情報を伝達し合うだけでなく、感情を通わせ、意思の疎通を図る上で欠かせない手段です。コミュニケーションが必要な場面はさまざまで、家族や友人同士、バイト先や会社の上司・部下とのあいだなど、あらゆる人間関係において重要な役割を担います。

コミュニケーションは言葉だけではない

コミュニケーションには、「話すこと」以外にもさまざまな手段があります。それは、言葉以外を使う「非言語コミュニケーション」や、「聞き手の行動」から生まれるやりとりです。

・非言語コミュニケーション
コミュニケーションは、言葉だけに限りません。
うなずきやジェスチャーのような身振り手振り、声の強弱や緩急といった非言語コミュニケーションを加えることで、言葉を補うことができます。話し手の表情や声のトーンが加わることで、情報や気持ちが相手に伝わりやすくなります。

・聞き手の行動
本当に優れたコミュニケーション能力を持つ人は、話し上手よりも、聞き上手であるといわれています。話し手が肩を落とせば自分も肩を落とす、話し手が目を輝かせれば自分も期待を込めて見つめ返すといった動作や視線のやりとりは、相手に「共感している」というメッセージを伝える重要なコミュニケーションです。
口下手で照れ屋の人でも、相手の話を傾聴することで、立派にコミュニケーションを成立させることができます。自分らしいコミュニケーションの強みを身に付けましょう。

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コミュニケーションが苦手な人の特徴

コミュニケーションが苦手という人には、共通する特徴があります。ポイントをまとめました。

相手の話を聞かない・自分の話が多い

コミュニケーションが苦手な人は、自分のテリトリーに相手を引き込もうとして相手の話の腰を折り、話す気を失わせてしまう場合があります。
例えば、「彼氏と昨日出掛けたんだけど…」と切り出した相手の話を、「私も昨日、彼氏と出掛けたよ!昨日は渋谷に行って~」と、自分の話にすり替えてしまうのが典型的なパターンです。

視線を合わせるのが苦手

相手の目を見るのが苦手という人は、少なくありません。しかし、対話をする上では、アイコンタクトも重要です。
目と目を合わせることで安心感や信頼感が生まれます。反対に相手の目を見て話さないと、「仲良くなろうとしていない」「何か後ろめたいことがありそう」といった、マイナスイメージを与えてしまいます。目を見ることに抵抗感がある人は、相手の鼻や眉毛を見ることから始めてみましょう。相手の顔の中心近くに目を向けるだけでも、相手に十分に安心感を与えることができます。

話しかけるのが苦手

「自分から話しかけて相手がのってこなかったら気まずい」「つまらないと思われたらどうしよう」といった不安が先立ち、自分から話しかけられないこともコミュニケーションが苦手な人の特徴です。
基本的な姿勢が受け身なので、話しかけられるのを待つしか対話のきっかけが生まれません。
「おはよう」「お疲れ様でした」などの挨拶や、「今日も暑いね」「そのTシャツの色、いいね。似合ってる!」など、短い言葉がけから始めてみましょう。

プライドが高い

プライドが高い人は、言い間違いや勘違いを極端に怖がる傾向があります。
自分を守ろうとして相手のミスをきびしく指摘したり、持論を展開してしまったりするのもこうしたタイプです。小さな間違えを気にしすぎずに、楽しく会話ができるように心掛けましょう。

空気を読むのが苦手

みんなが盛り上がっているときにまったく関係ない話題を振ってきたり、他人が「言わないでほしい」と思っていることを堂々と指摘してしまったりする人です。
悪気はなくても、周りをしらけさせてしまう可能性があります。
「自分も何か言わなくては」と思いすぎず、まずは周囲の話をしっかりと聴き、理解や共感を示すことが大切です。

他人にあまり興味がない

他人へ興味を持つことはコミュニケーションの原点です。そもそも、他人のことを知りたいと思わないという人は、人付き合いで悩むケースが多いかもしれません。
無理に関心を持つことは難しいので、自分の趣味や興味と共通するものを持っている人に対して、少しだけ心を開く努力をしてみることをおすすめします。

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コミュニケーションの工夫点と改善方法

コミュニケーションが苦手という人が状況を改善するためにできる、簡単な工夫と心掛けたいポイントをご紹介します。

相手の話を聴く

聴くことは、コミュニケーション上達への第一歩です。話が下手でも、相手の声に一生懸命耳を傾けることができれば、十分コミュニケーションは成立します。

共感する

共感は、話し手の心を開く大切なポイントです。深くうなずきながら、「わかるよ」と言ってもらうだけで安心するというのは、人間の共通心理といってもいいでしょう。
相手の言葉に賛成できないときも否定をするのではなく、「そうなんだね」「嫌だったんだね」といったように、相手の気持ちを代弁してあげるのがおすすめです。

趣味の話を持ち出す

「趣味はありますか?」という質問は、ありふれたフレーズのように思われがちですが、実は万能な会話のきっかけです。
特定のものに関して「興味がある」ということを、簡単に示すことができるからです。お互いに趣味を打ち明け合うことで一気に親密になれたり、共通の話題が見つかったりする可能性もあります。

不明点はその場で質問し、解決しておく

会話の中に不明点や疑問点があれば、その場ですぐ確認するようにしましょう。モヤモヤとした気持ちは顔に出るので、相手に「私の話、わかりにくいのかな」「質問してくれないけど、話しにくいのかな」といった、不安を抱かせます。
ただし、質問が多すぎると、そのたびに話が途切れてしまい、相手が話しにくくなってしまいます。相手の話の区切りの良いタイミングで質問をして、疑問点を解決しながら会話を続けてみましょう。

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実際のコミュニケーション例とコミュニケーションのコツ

コミュニケーションを円滑に進めるために大事にしたいポイントを、実際に想定される会話のやりとりを例に見ていきましょう。

信頼関係を築くための会話例

例えば、バイト先で趣味の話になったとしましょう。Aさんの趣味であるアニメは、Bさんにとって一切興味のないものだったとします。
それでも、相手のありのままを受け止め、その中に共通点を探ることができると、信頼関係は深まります。

信頼関係を深めるコミュニケーション例
Aさん「●●っていうアニメが好きなの」 Bさん「●●が好きなんだね。●●のどういうところが好きなの?」 Aさん「絵もいいんだけど、やっぱり楽器を通して仲間が一致団結していくところかなぁ」 Bさん「へえ!私もずっと吹奏楽でトランペットをやっていたからわかる気がする!」

大事なポイント

・相手の大切にしていることを尊重し、ありのままを受け止める
・共通点を見いだし、そのことを喜ぶ

聞くための会話例

人と意思を疎通させるためには、話すことより聞くことに力を注ぐことが大切です。
ただ聞き流すのではなく、相手の気持ちに寄り添いながら、熱心に耳を傾けましょう。

聞き上手のコミュニケーション例
Aさん「新人への指導が、すごくうまくいってさ」 Bさん「うんうん」 Aさん「次からアルバイトリーダーを任せてもらえそうなんだ」 Bさん「それは良かった!どんな教え方をしたの?」 Aさん「うん、実はね…」

大事なポイント

・相手の話を途中でさえぎらない
・気持ちに寄り添いながら、熱心に耳を傾ける
・相手が話したいと思うことを質問する

伝えるための会話例

相手から「何が言いたいのだろう?」「自分に何を求めているんだろう?」という不安を抱かせてしまうと、本当に伝えたい内容が届きません。結論や目的を明確にして話をしましょう。

伝え上手のコミュニケーション例

NG例 Aさん「ホールを担当してみたいという気持ちはある?」 Bさん「あるといえばありますが…(なぜ急にこんなことを言うのかな)」
OK例 Aさん「家族連れのお客さんへの接客対応がすばらしかったから、ホールは君に任せたい」 Bさん「ありがとうございます!がんばります!!」

大事なポイント

・回りくどい言い方を避ける
・相手の気持ちが向上する言葉と一緒に目的を伝える

コミュニケーションは、苦手な人でも努力次第で身に付けられるスキルです。
これまでのポイントを参考に、実際の人間関係の中で、ぜひ実践してみてください。

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