2024.03.18

仕事でのストレスがヤバい人必見!すぐに試せる対処法を紹介します

仕事でのストレスがヤバい人必見!すぐに試せる対処法を紹介します

毎日仕事をしていると、人間関係や長時間労働などでストレスが溜まっていきますよね。ストレスは溜まったまま放置していると、集中力がなくなったり体調不良が起こったりします。
「最近ミスが増えたな」「謎の腹痛が続いている…」など、何かしら心当たりがある人は、早めにストレスを解消して、元気な毎日を過ごしましょう!
この記事では、仕事でのストレスの原因やすぐにできる解消法などを詳しく紹介していきます。

仕事のストレスに関する基礎知識

まずは、仕事とストレスに関する2つの基礎知識を紹介していきます。

社会人の約80%がストレスを抱えている

働いていると、上司や同僚との人間関係、毎日の残業など、なにかとストレスが溜まりますよね。厚生労働省が発表した令和5年版過労死等防止対策白書「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」によると、仕事によるストレスを感じている人は82.2%もいることがわかりました。

「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる」と答えた人のうち、36.3%が仕事の量にストレスを感じていて、35.9%が仕事の失敗、責任の発生など、27.1%が仕事の質にストレスを抱えていると答えています。

仕事のストレスを抱えやすい人の特徴

仕事でストレスを感じやすい人と、そうでない人がいます。ストレスを感じやすい人の特徴は下記の通りです。

  • 真面目
  • 責任感が強い
  • 人目を気にする
  • 完璧主義

真面目で責任感の強い人は、「自分が率先してやらなきゃ!」と頑張り過ぎてしまう傾向にあります。少々手を抜いても問題ないような仕事でも全力で頑張ってしまうため、ストレスを抱えやすいのかもしれません。

人目を気にする人は「同僚と比較されている」など、他人と比較して自分自身を必要以上に奮い立たせてしまうため、ストレスが溜まりやすいのが特徴です。

完璧主義の人は、「失敗してはいけない」「すべて自分がやらなくては」という意識が強く、周りの仕事まで背負い込んでしまいキャパオーバーになってしまうケースも少なくありません。

仕事のストレス:主な原因は5つ

仕事のストレスの主な原因は5つあります。

仕事量が多い

先ほど紹介したとおり、「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」によると仕事でストレスを抱えている人の多くは、仕事量が原因となっています。仕事が多いと就業時間内に終わらず、残業が増えたり十分な休息時間が取れなかったりして、どんどん疲れが溜まっていきます。

人によって仕事量に偏りがある場合も、「なんで自分だけこんなに仕事しているんだろう」と不満が募り、ストレスへと繋がってしまうので要注意です。

責任の重さ

責任のある仕事を任せられている人は、そうでない人よりも「失敗できない」という思いが強くなります。自分や周りがミスをすれば、取引先や営業成績などにも影響がでるため、常にプレッシャーを感じながら仕事をしているのでしょう。

仕事でのミス

先ほど紹介した「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」でも、仕事でのミスでストレスを感じている人は全体の35.9%もいます。仕事で失敗をした時、周りに迷惑をかけてしまった申し訳なさで強いストレスを感じる人はとても多いようです。

ミスをしたことに落ち込み、メンタルが安定しないまま仕事をしてまたミスをする…といった悪循環に陥り、「自分はほんとうにダメな人間だ」とさらに落ち込んでしまう人も。
仕事でのミスは誰にでもあることなので、すぐに気持ちを切り替えるのが大切です。

長時間労働による生活の乱れ

長時間労働が続くと、食事の時間や寝る時間が十分に取れず生活習慣が乱れてしまいます。生活習慣が乱れるとストレスから体調を崩しやすくなり、結果的に仕事に穴を開けてしまうケースも少なくありません。

仕事自体にやりがいは感じていても、十分な休息が取れない場合は身体的にも精神的にも疲労し、身体を壊してしまうので注意が必要です。

人間関係

職場の人間関係が悪いと、ストレスを感じやすくなります。上司から高圧的な態度で接しられたり、必要以上の叱責を受けたりして、強いストレスを感じる人も多いようです。

また、同僚から妬まれる、部下からリスペクトのない態度を取られるなども、ストレスの原因になります。

仕事でストレスを溜めるとどうなる?

仕事でのストレスを解消せずに放っておくと、さまざまな症状があらわれます。それでも何も対処しないままでいると、日常生活に支障をきたすケースもあるため、ストレスに気づいたら早めに対処するのが大切です。

ここでは、仕事でストレスを感じたときにあらわれる症状を紹介していきます。

ミスが増える

仕事でストレスが貯まると、これまでと業務内容は変わらないのにミスが増えていきます。ミスをして上司に怒られることで恐怖心を感じたりプレッシャーとなったりして、仕事に集中できずミスにミスを重ねるといった自体に陥るケースも…。

体調が悪くなる

仕事でストレスを感じると、下記のような症状があらわれます。

  • 食欲不振
  • 吐き気
  • めまい
  • 頭痛
  • 蕁麻疹
  • 睡眠障害
  • だるさ
  • 動悸
  • 過呼吸

慢性的に上記の症状が見られる場合は、仕事でのストレスが原因と考えられます。

やる気がなくなる

仕事でストレスを抱えていると、心が疲れて無気力になり、何に対してもやる気がなくなってしまいます。今まで楽しめていた趣味さえもやる気を感じなくなってしまったら、うつ状態になっている恐れがあるため要注意です。

感情が不安定になる

ちょっとしたことでイライラしたり、他人の何気ない言動で悲しくなったりなど、これまでなんとも感じなかったようなことにも感情が揺さぶられる場合は、仕事でのストレスが原因かもしれません。
感情が安定しないのは、心が限界を迎えている状態なので、早めにストレスを解消する必要があります。

職場でストレスを感じた時は「ストレスチェック制度」を利用する

仕事でのストレスが溜まってきたなと感じたら、「ストレスチェック制度」を利用してみましょう。「ストレスチェック制度」では、自分でどれくらいストレスが溜まっているかを調べられます。気軽にできるので、ぜひ試してみてください。

ストレスチェック制度とは?

ストレスチェック制度とは、企業が労働者のストレス状態を把握し、労働者本人へもストレス具合を通知することで、気づきや改善につなげて、働きやすい職場づくりを進め、労働者のメンタル不調を未然に防ぐことを目的としたものです。

ストレスチェック制度は50人以上の労働者がいる事業場で年1回の実施が義務付けられていますが、従業員が50人以下の企業でも取り入れているところはあるので職場に確認してみるといいでしょう。

ストレスチェックの流れ

ストレスチェックは、下記の3つの領域に関するアンケートに答える必要があります。

  • ストレスの原因に関する質問項目
  • ストレスによる心身の自覚症状に関する質問項目
  • 労働者に対する周囲のサポートに関する質問項目

記入したアンケートは医師などの実施者により回収され、ストレスの程度を評価します。結果は直接労働者本人に通知され、評価で高ストレスと判断された場合は、医師による面接指導を受けることも可能です。

以下の厚生労働省のサイトで、ストレスチェックが無料で簡単に受けられます。5分程度のテストですので、今の自分の状態をぜひチェックしてみてください。

結果次第では休職が必要な場合も

ストレスチェックの結果、高ストレス者だとわかった場合は、医師による面接指導を受けるなど専門家に相談してみるとよいでしょう。

職場の産業医と面談してみたり、以下の公的な相談サービスへ相談してみたりと、自分が相談しやすい窓口にまずはアクセスしてみましょう。相談の結果、休職や残業禁止などの措置が必要と判断される場合もあります。

そのときはしっかりと制度を利用して休みましょう。

厚生労働省「働く人のこころの耳相談

ストレスが溜まった時の対処法

仕事でストレスが溜まったら、自分でできる主な対処法は4つです。

休養を取る

ストレスが溜まっていると感じたら、まずは休養をとりましょう。休暇をとってしっかりと身体と心を休めるとリフレッシュできます。休暇をとるのが難しい人は、休日になにもしないで過ごすのもいいでしょう。

運動する

運動もストレス発散に最適です。とくにジョギングやサイクリングなどの有酸素運動はストレス緩和に効果的とされており、気分転換にもなるのでおすすめです。体力がない人は、軽い散歩をするだけでもOK!気分がすっきりするはずです。

愚痴を聞いてもらう

気の許せる友人や家族に、仕事の愚痴を聞いてもらうと、心にあったモヤモヤがすっきりします。第三者ならではのアドバイスを貰えることもあるので、電話や直接会って話を聞いてもらいましょう。

手軽にできる小さな楽しみを持つ

手軽にできる小さな楽しみがあれば、ストレスを感じた時にすぐ解消できます。例えば、コンビニスイーツが好きな人は、ストレスが溜まったら自分へのご褒美にコンビニスイーツを買う、温泉が好きな人は、いつもよりいい入浴剤を入れて入浴するなどです。

手軽にできて、なおかつあまりお金のかからない楽しみなら、無理なく続けられますよ。

実はNG!ストレス解消にならない行動

ストレス解消によさそう!と思っても、実はストレス解消にならない行動や、かえってストレスを増やしてしまう行動があります。

お酒を飲む

お酒は一見ストレス発散によさそうですが、飲み過ぎると身体やメンタルを悪くしてしまいます。また、飲みすぎると寝付きが悪くなったり、二日酔いになったりして何もいいことがありません。1杯や2杯など適量にとどめられるのであれば、気分転換やリラックスにつながるかもしれませんが、ついつい飲みすぎてしまう人はお酒をストレス解消に使うのはやめましょう。

寝る前にスマホを見る

寝る前にスマホを見ていて、気づいたら2時間も3時間も経っていた…という人は多いのではないでしょうか。寝る前にスマホを見ると、スマホの光で脳が錯覚し、睡眠障害を引き起こしやすくなるとされています。寝る前のスマホによる睡眠障害は若年層に多いとされ、厚生労働省も注意を呼びかけています。

寝る前にスマホを触ると、寝付きが悪くなったり、朝起きれなくなったりして、それが続くと疲れが蓄積してしまうので要注意です。

ストレスを未然に防ぐ3つの方法

ストレス解消法を知っておくのは大切ですが、できるならそもそもストレスを感じないようにしたいですよね。ここでは、ストレスを未然に防ぐ3つの方法を紹介していきます。

一人で抱え込まない

正義感の強さから、自分に任せられた仕事はすべて自分だけでこなそうとしてしまう人は多いのではないでしょうか。自分のキャパを超えた仕事を1人でこなそうとすると、ストレスになるだけでなく納期が遅れて周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。

任せられた仕事の量が多い場合は、上司に相談する、同僚や部下に手伝ってもらうなどして自分の負担を減らしましょう。

ゴールを設定し仕事に取り組む

仕事では、常にゴールを設定すると動きやすくなり、ストレスをコントロールできます。ゴールが決まっていれば、そのゴールに向かって逆算し、毎日の仕事内容を決められます。

日々の仕事内容が明確であれば、あとはその仕事をこなすことに集中すればいいだけなので、余計なストレスを感じにくくなるでしょう。

To DOリストを作り優先順をつける

To DOリストは、優先順位をつけるときに役立ちます。仕事を始める前に、今日行うべき仕事をTo DOリストにすべて書き出し、その中で緊急なものとそうでないものを区別して順位付けすると、仕事効率をアップさせられるのでおすすめです。

1日を終えてTo DOリストをチェックし、できなかったものは明日に持ち越すか、別日に振り替えるといいでしょう。

まとめ

働いていると色々なことが原因でストレスが溜まります。ストレスが溜まると、ミスが増える、感情が不安定になるなどいいことはありません。ストレスが溜まっていると感じたら、まずはなにが原因でストレスとなっているのかを考え、休養を取ったり運動をしたりしてストレスを発散させましょう。

職場や仕事が合わなくてストレスを溜めてしまっているようなら、転職を考えるのも一つの手。特に未経験への転職を考えているなら、派遣社員を選択するのもおすすめです。

バイトルでは未経験OKの求人情報を派遣・正社員問わず掲載しています。

環境を変えるなどで、ストレスを溜めにくい生活を送りましょう。

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