2025.03.28

バイトを始める学生必見!銀行口座開設は高校生でもできる?必要なものや注意点を解説

バイトを始める学生必見!銀行口座開設は高校生でもできる?必要なものや注意点を解説

バイト代や仕送りを受け取るために、銀行口座開設を検討している高校生もいるのではないでしょうか。一方で、「未成年(18歳未満)でも口座は作れる?」「親の同意や同伴は必要?」などと、気になる点がある人も多いのでは?

この記事では、高校生でも銀行口座開設はできるのか、一人でも対応可能なのかなどについて詳しくご紹介します。開設に必要なものや金融機関の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

高校生・大学生も銀行の口座開設はできる?親の同伴は必要?

銀行の口座開設には年齢制限がありません。未成年の場合、親権者など法定代理人が代わりに手続きをすれば、開設自体は可能です。高校生が一人で開設をする場合、多くの金融機関では15歳以上(一部は13歳以上)が対象となっています。

大学生の多くは18歳以上なので、基本的に一人で手続きできます。必要書類を把握しておくとスムーズに準備が進むため、あらかじめ銀行へ問い合わせるのがおすすめです。

銀行の口座開設に必要なものリスト

口座開設の準備として、以下をそろえておきましょう。

  • 本人確認書類
  • 暗証番号・パスワード
  • 印鑑

それぞれ注意点があるので、順番に解説します。

本人確認書類

口座開設には、運転免許証やマイナンバーカードといった顔写真付きの書類があれば1点で本人確認が可能です。一方、健康保険証など顔写真がない場合は2点の組み合わせが必要になります。

公共料金の領収書や住民票の写しを補完書類とする方法もありますが、いずれも発行日や名義に条件があるため、事前に確認しておきましょう。

学生証は本人確認書類に該当しないケースが多いため、代わりになる書類を用意するのがおすすめです。本人確認書類で提出できる書類・補完書類になるものを以下にまとめました。

口座開設の準備の際に、ぜひ活用してくださいね。

▼顔写真付きの本人確認書類

  • 運転経歴証明書(2012年4月1日以降交付)
  • 旅券/パスポート(2020年2月3日以前に申請)
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 在留カード/特別永住者証明書
  • 官公庁が顔写真を貼付した各種福祉手帳(身体障害者手帳など)
  • 官公庁から発行・発給された書類で、その官公庁が顔写真を貼付したもの

▼顔写真なしの本人確認書類

  • 各種健康保険証(現住所の記載が必要)
  • 各種年金手帳
  • 顔写真の貼付がない各種福祉手帳(母子健康手帳など)
  • 取引に実印を使用する場合の当該実印の印鑑登録証明書

※顔写真なしの本人確認書類は2点、もしくは1点+補完書類を用意する

▼補完書類になるもの(例)

  • 住民票の写し・住民票の記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書(当該実印を取引に使用しないこと)
  • 戸籍謄本・抄本(戸籍の附票の写しが添付されているもの)
  • 旅券/パスポート(2020年2月4日以前に申請されたもの)

※参考一般社団法人 全国銀行協会「本人確認書類って何?」

暗証番号・パスワード

口座開設後は、ATMやオンラインで使う4桁の暗証番号が必要です。設定する際は、誕生日や電話番号など推測されやすい数字は避けましょう。できるだけ予測しにくい番号を設定し、トラブルやリスクを回避してください。

ネットバンキングを利用するなら、ログイン用のパスワードの設定も求められます。パスワードを管理する際は紙に書く場合でも厳重に保管してださいね。また、一度設定した暗証番号は定期的に変更する習慣をつけると、さらに安全性が高まります。

印鑑

店舗で口座を作るときは、基本的に朱肉を使うタイプの印鑑が求められます。スタンプ型のシャチハタは利用できない場合が多いため注意が必要です。窓口での手続きが中心となる金融機関では、届出印としての押印が求められるケースが一般的です。

一方で、ネットやアプリによる開設であれば、印鑑不要の銀行も増えています。もし未成年で店頭での手続きをする場合も、印鑑を準備しておけばやり取りがスムーズです。

これから学生時代、社会人として歩みを進めると、口座開設以外でも印鑑を使用するシーンは自ずと増えるので、この機会に準備しておくと安心でしょう。

銀行口座の開設方法は2つ

銀行口座を作る際は、店頭で直接申し込む方法と、ネットやアプリを利用する方法があります。店舗まで行く時間があるなら窓口での相談が安心ですが、忙しい人にはオンライン手続きが便利です。

  • 店頭で開設する
  • ネット・アプリで開設する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

店頭で開設する

銀行の窓口では、必要書類を持参して平日9~15時の営業時間内に手続きを進めます。

月はじめや10日・20日、偶数月の15日(年金支給日)、25日から月末などは特に混み合うため、時間に余裕を持つとよいでしょう。窓口だとスタッフに直接相談できるメリットがありますが、手続きには30分ほどかかります。

未成年の高校生でも、銀行の規定を満たしていれば一人で開設できる場合があるので、事前に書類を確認しておけばスムーズです。店舗ごとに対応が異なるケースもあるため、来店前に公式サイトや電話で営業時間や必要項目を調べると安心です。

ネット・アプリで開設する

専用アプリや銀行のWebサイトで情報を登録すれば、最短で当日に開設できるケースもあります。スマートフォンやパソコンで手軽に開設できるのが魅力でしょう。顔写真付きの本人確認書類が用意できれば、印鑑なしで申し込みが可能です。

本人確認は書類の写真と自撮り画像を送るだけで完了することも多く、店舗に足を運ばなくても手続きを済ませられます。

金融機関によって対応が異なるため、事前に公式サイトで必要書類や流れを確認しておくと安心です。「銀行に行く時間がない」「窓口が空いている時間に間に合わない」といった場合なら、ネットやアプリから口座開設するとよいでしょう。

口座開設する銀行の選び方

バイト先から金融機関の指定がない場合は、通いやすさや管理のしやすさを優先すると便利です。そのほか選び方のポイントは、以下にまとめました。

▼銀行の選び方のポイント

  • 自宅の近くに支店やATMがある
  • 入出金の際の手数料が安い
  • ネットで口座を管理しやすい
  • バイト先から指定された金融機関である

自宅近くに支店やATMがあれば、入出金に時間を取られずに済みます。ほかにも、平日や時間外に出費が増えるかどうかを手数料の面から確認しましょう。ネットで残高が管理しやすいサービスも魅力です。ただし、もしバイト先で指定された銀行があれば、指定のものを優先して選んでくださいね。

【高校生・大学生向け】銀行口座開設が必要な4つのケース

学生時代に銀行口座を開設するシーンを4つピックアップしました。

  • バイト代を受け取る
  • 仕送りや奨学金を受け取る
  • 海外旅行・留学の費用を貯める
  • 家賃や公共料金を支払う

バイト代を受け取るために口座を作る高校生は多いです。バイト先で銀行が指定される場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。一人暮らしをする大学生なら、仕送りや奨学金を管理する専用口座を持つとお金の流れを把握しやすくなりますよ。

生活費以外の活用法としては、「貯金用」に口座を開設するのもおすすめです。海外旅行や留学などの目標に向けて費用を貯めるなら、貯蓄専用に分けておけば目標額を意識しやすいでしょう。「これだけ貯金ができた!」と少し自信につながるかもしれません。

まとめ|高校生でも銀行口座は開設できる!

銀行口座は未成年でも開設可能で、15歳以上なら金融機関によっては高校生も一人で手続きできる場合があります。一方、親の同意や印鑑が必要になるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。口座開設を検討している銀行へぜひ確認してみてくださいね。

窓口に行く時間がない場合は、ネットやアプリからの申し込みもできるので、自分に合った方法を検討しましょう。バイト代や仕送り、貯金など利用シーンを想定して口座を作ると便利です。

本記事を参考に、口座を開設してみましょう!

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