履歴書の生年月日欄は、応募する企業から指定がなければ西暦でも和暦でも問題はありません。

ただし、生年月日欄を和暦で記入したのであれば、学歴・職歴欄や資格欄といった他の項目についても全て和暦で統一することが大切です。
これは、履歴書内で使う年号が統一されている方が、面接担当者から見て時系列がわかりやすくなるためです。
また、外資系企業などで採用担当者に外国の方がいる可能性がある場合は、和暦より西暦で統一するのも良いでしょう。

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満年齢とは、その時点での実年齢を指します。
満年齢の計算は、現在の西暦から自分が生まれた年の西暦を引いた数字で考えます。ただし、計算した時の日付で誕生日を迎えていない場合は－1とします。
計算時のポイントは、その時点で誕生日を迎えているか否かです。

履歴書の生年月日欄に記載するのは満年齢になります。履歴書の提出に際しては、履歴書を郵送やメール送付する「送付日での年齢」を記入します。
つまり「面接日当日に履歴書を提出する」というような場合は、面接日当日時点での実年齢を「満〇歳」と書かなければなりません。
そのため、特に誕生日が履歴書の提出日や面接日に近い人は、記入する年齢に注意が必要です。

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履歴書は、会社に提出する正式なビジネス文書です。
そのため、和暦については必ず全て正式名称で記載する必要があります。
生年月日の欄でも、平成を「H」令和を「R」のように略して記載しないようにしましょう。

履歴書の書式は横書きであることが一般的です。
横書きでは「一、二、三」などの漢数字は読みにくいため、生年月日の欄でも、数字の記載には「1、2、3」などと算用数字を用いると良いでしょう。

企業に提出する履歴書が曲がっていたり汚れたり、濡れていたり汚損している場合、それだけで採用担当者に悪い印象を持たれてしまう可能性があります。

そういったリスクを減らすためにも、就職活動で履歴書を持ち歩く場合は、封筒やクリアファイルに入れることで履歴書を保護することが出来ます。
アルバイトやパートでなく、正社員採用の就活では、一般的なマナーとして、履歴書はクリアファイルに入れて持ち歩くと良いでしょう。

履歴書は企業に提出する公的な書類になるため、誤字や脱字をしてしまった場合でも、修正テープや修正液は使用してはいけません。
面倒ではありますが、間違えた場合は最初から履歴書は全て書き直す必要があります。

手書きの履歴書を書き損じするたびに、何度も書き直していると大変です。
対策としては、書くべき内容は全て先に決めておいて書き写していくか、履歴書に鉛筆で先に下書きしておいて上から清書する、といったことが出来ます。

どれだけ注意して書いたとしても書くべき内容の多い履歴書では、誤字・脱字や記入漏れが発生する可能性があります。
ですが、誤字・脱字といったミスがある状態の履歴書を提出してしまうと、採用担当者に「この人は仕事でも細かいミスが多いのでは？」「大雑把な性格なのでは？」と思われて、悪い印象を与える可能性があります。

そのため、手書きでもそうでなくても、履歴書は提出する前に、間違いがないか必ず見直ししてから提出することが大切です。

履歴書に記載する内容については、自分をよく見せたいためにウソを書くのはNGです。
特に資格試験などを受けていて合格確実だとしても、記入時に取得していなければ記入してはいけません。たとえ希望する企業に就職するために、資格を持っていた方が有利だったとしても厳禁です。

また、TOEICなどは結果を企業に提出することがほとんど無いため、スコアも自己申告になります。つまり、実際のスコアよりも高く記入することも可能ではありますが、嘘の記載をすれば、後から困るのは自分自身です。
学歴や資格に偽りがあると解雇処分になる可能性が高いため、これを肝に銘じておきましょう。