2020.08.26

在職中の履歴書の書き方は?職歴欄の書き方や注意点を解説

在職中の履歴書の書き方は?
職歴欄の書き方や注意点を解説

在職中の履歴書の書き方は?職歴欄の書き方や注意点を解説

新しい仕事を探す際、在職中に転職活動を始める方もいるでしょう。
在職中の転職活動でもっとも重要となる履歴書の項目は職歴欄です。その書き方を解説するとともに、職歴欄以外の記入時に気を付けたいポイントについてもご紹介します。転職活動にぜひお役立てください。

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在職中の方が職歴欄を書く際のルール

在職中の方が履歴書の職歴欄を記入する場合、気を付けたいルールがいくつかあります。これらのルールを押さえ、現在の就業状況を正確に伝えましょう。

職歴の最後に「在職中」もしくは「現在に至る」と記入

職歴欄では、以前勤めていた企業の入社や退社といった経歴を書くことはもちろんですが、現在勤めている会社についても書く必要があります。
在職中に転職活動をする場合、職歴欄には現在の勤務先を記入し、その下に「在職中」もしくは「現在に至る」という言葉を記入します。

●「在職中」と書く場合

在職中の履歴書の書き方は?職歴欄の書き方や注意点を解説

「在職中」と書く場合、「株式会社◯◯入社 在職中」といったように、現在勤務している会社名の右側に付け加えます。さらに、「在職中」と書いた1行下に、右詰めで「以上」と書くことも忘れないようにしましょう。

●「現在に至る」と書く場合

在職中の履歴書の書き方は?職歴欄の書き方や注意点を解説

「現在に至る」は、最後の職歴の1行下に書きます。また、「現在に至る」のさらに1行下には、右詰めで「以上」と書いて締めます。「在職中」とは少し書き方が異なるため、間違えないようにしましょう。

なお、職歴に書くことが多く、行数が足りない場合には、「現在に至る」と「以上」を同じ行に書いてもOKです。この場合、「現在に至る」は左詰め、「以上」は右詰めで書きます。

退職予定日がわかっている場合はその日付を記入

採用担当者は、「応募者がいつから入社できるのか」「いつから勤務を始められるのか」といった点を気にしています。そのため、退職予定日がわかっていれば、履歴書にその旨を記入するべきです。
では、退職予定日はどこに書けばいいのでしょうか?退職予定日がわからない場合の書き方についても解説します。

●退職予定日がわかっている場合

在職中の履歴書の書き方は?職歴欄の書き方や注意点を解説

退職予定日がわかっている場合、職歴欄の「在職中」や「現在に至る」の後に、(20XX年XX月XX日 退職予定)と記入するのがおすすめです。また、就業可能な日程がわかっている場合は、(◯◯年△月X日より就業可能)と記入するのもいいでしょう。

職歴を書く欄にスペースがない場合は、退職予定日や入社可能日を「本人希望記入欄」に書いても構いません。本人希望記入欄は主に、勤務時間などの希望を書くことに利用されますが、在職中の方が退職する日や入社できる日を書いても問題ありません。

●退職予定日がわからない場合

転職活動は、退職日がはっきりと決まっていない状態で始めることもあるでしょう。
このようなときは、無理に退職予定日を書く必要はありません。記入したとおりに退職できなかった場合、転職先の企業に迷惑をかけたり、採用が取り消しになってしまったりする場合があります。
履歴書には、記入する時点で確実になっている情報のみを記入するようにしましょう。

会社を辞める際の表現は「退職」が適切

「退職」と「退社」は、どちらも会社を辞めたことを指す言葉です。しかし、退社という言葉には、「その日の業務を終えて会社を退出する」という意味もあります。
そのため、履歴書では「退職予定」と書いたほうがいいでしょう。

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職歴欄以外の記入時に気を付けたいポイント

職歴欄の記入以外にも、在職中の方が履歴書を書くうえで押さえておきたいポイントがあります。

スキルを生かした転職活動では志望動機欄や自己PR欄でアピール

自分のスキルを生かして転職したいことをアピールしたい場合は、志望動機欄や自己PR欄を使って具体的なスキルとともに、そのスキルによって新しい職場でどう活躍ができそうかを具体的に記入しましょう。
新卒と違い、職務経験があるからこそ、より具体的な活躍の場がイメージできる文章が書けるはずです。志望動機や自己PR欄を上手に活用し、書類選考が通る可能性を広げましょう。

日中に連絡をとりやすい時間帯を本人希望欄に記入

在職中の方は、平日の日中は仕事をしていて連絡がとりづらい傾向があります。とはいえ、応募先の採用担当者が夜間や土日に勤務しているとは限りません。何度も電話をかけてもらうような事態になれば、採用担当者が抱く印象が悪くなる可能性もあります。
そのため、日中に連絡をとりやすい時間帯を、本人希望記入欄に書いておくのがおすすめです。どうしても電話に出られない時間帯についても書いておくと、さらに親切な印象を与える履歴書になるでしょう。

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現在の就業状況や退職予定日をわかりやすく伝えよう

在職中の方が履歴書を書くうえで気を付けたいポイントを解説してきました。大切なのは、現在の就業状況を正確に伝えることです。
在職中の転職活動には、離職期間が発生することを防いだり、収入の心配をしなくても良かったりするメリットがあります。現職の業務とバランスをとって、効率良く転職活動を進めましょう。

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