2020.08.17

履歴書では「退職と退社」どちらを使うべき?職歴の書き方を例文付きで解説!

履歴書では
「退職と退社」どちらを使うべき?
職歴の書き方を例文付きで解説!
「退職と退社」どちらを使うべき?

転職活動をするとき、履歴書の記入の仕方、特に職歴欄の記入で困ったことはありませんか?
「会社を辞める」という意味を持つ言葉には「退社」や「退職」の2種類があります。
両方とも同じ意味の言葉のように思えますが、職歴欄に書くときはどちらを使ったら良いのでしょうか。
今回はこのような疑問を解決するために、「転職活動で使える職歴の書き方」を解説していきます。
例文もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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履歴書の職歴欄で使うのは
「退社」と「退職」どっち?

転職活動で履歴書を作成するとき、職歴欄では、「退社」と「退職」のどちらを使えば良いのでしょうか。
まず結論として、退社と退職のどちらを使っても問題なく、どちらも同じように「会社を辞める」という意味があります。
ただし、「退社」には「その日の勤務を終えて会社から出ること」という意味もあるので、「退職」を使った方が「会社を辞めた」という意味をより明確に表現できます。
アルバイトやパートであれば、「退社」もしくは「勤務終了」という言葉を使用しても、そこまで違和感はありません。
また、退職は病院・役所・学校のように「会社ではない職場」を辞めるときにも使えます。
この場合、職歴では「入職」「退職」という書き方をするため、「退社」という表現は使わないようにしましょう。
転職活動用の履歴書では、「退職」という言葉を使うのがおすすめです。

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履歴書の職歴欄での「退職」の書き方

履歴書に「退職」と記入するとき、退職する理由によって書き方が異なります。
各退職理由に応じて、以下のように書いてみましょう。

退職する理由
履歴書の記入の仕方
具体的な退職理由の一例
自身の都合による退職
一身上の都合により退職
  • 結婚、出産
  • 両親の介護
  • 自身のキャリアアップ
会社都合での退職
会社都合による退職
  • 会社の倒産
  • 会社都合での解雇
在職中(退職日が決まっている)
現在に至る(○月○日退職予定)
 
在職中(退職日は未定)
現在に至る
 
契約が満了しての退職
契約期間満了につき退職
 

この中で、「自身の都合による退職」と「会社都合での退職」については、具体的な退職理由をあわせて書いておくと良いです。
一般的に転職回数が多いと、「就職してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」とマイナスイメージを持たれます。
このようなイメージを払拭するためにも、「転職にはやむを得ない事情があった」と人事担当者にしっかり伝えることが大切です。
仕事の退職理由は、できるだけ具体的に書くようにしましょう。

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在職中(退職前)の場合
職歴欄はどうやって書く?

仕事をしながら転職活動を行っている場合、以下のように、職歴欄の最後に「在職中」もしくは「現在に至る」という言葉を記入してください。

履歴書_職歴・学歴

履歴書_職歴・学歴

現職より前に退職した会社がある人は、「勤務していた会社名とその退職理由」「現在勤めている会社名」の2点を記入し、その直後に「現在に至る」と書きましょう。
「現在に至る」という言葉は、「直近の会社に今も勤めている」ということを示すためのものです。
したがって、すでに退職している会社の直後に「現在に至る」と記入する必要はありません。
もし、退職予定日が決まっている場合、「現在に至る」の直後にその日付を書きましょう。
退職予定日を書いておくと、採用担当者は履歴書を見るだけで求職者がいつから勤務可能なのか判断できます。

履歴書_職歴・学歴

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【サンプルあり】
履歴書の職歴欄の基本的な書き方を解説

これまでの内容を踏まえて、履歴書の記入で注意すべき点を解説していきます。
職歴欄のサンプルも用意しましたので、こちらも参考にしてください。

履歴書_職歴・学歴

会社名や部署名は省略せずに正式名称で記入

勤務していた会社名や部署名は、省略せずに記入してください。
よくある間違いとして、株式会社を(株)と略して書いてしまうことがありますが、必ず正式名称で記載するようにしましょう。
可能であれば、簡潔に仕事内容も記入しておくと良いでしょう。
職歴欄に記入するスペースがない場合でも、詳細は職務経歴書に書くことになるので問題ありません。

在籍していた会社はすべて記入

過去に自分が在籍していた会社はすべて記入しましょう。
職歴をすべて記入しなかった場合、経歴詐称にあたる可能性があります。
もし、雇用後にその事実が判明すると、会社から解雇を言い渡されるケースもあります。
転職回数が多い人も面倒くさがらずに、経歴はしっかり書くようにしてください。

退職理由を簡潔に記入

採用担当者は「求職者が会社を辞めた理由」に興味を持ちます。
「退職」の2文字だけでなく、「一身上の都合により退職」「会社都合による退職」など、簡潔に理由を明記しましょう。
採用担当者は、求職者の転職回数が多いと、「この人はすぐに仕事を辞めてしまうのではないか」と、不安を抱くこともあります。
やむを得ない事情で退職したのであれば、単に「一身上の都合」と記入するだけでなく、さらに細かい理由を一緒に書いておくのがおすすめです。
例えば、女性なら結婚や出産を機に一度会社を辞め、子育てが落ち着いたころに仕事に復帰するケースも少なくありません。
その場合は「結婚により退職」「出産のため退職」など、退職理由として一言記載しておきましょう。

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まとめ

履歴書を書いてみると、「退職」という言葉ひとつとっても、正しい使い方が意外とわからないものです。
転職活動をした経験がない人であれば、その不安はさらに大きくなるでしょう。
「履歴書がきちんと書けるかどうか」は、採用の判断基準になることがあります。
書き方を間違えてしまうと、採用担当者に良く思われない可能性が高いので、きちんと書けるようにしておきましょう。

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