2016.12.26

バイトの労働条件が求人と違う…求人詐欺!そんなときどうする?

日本のサービスは世界的に見ても高水準で高く評価されていますが、その一方で労働環境はあまり良いとは言えなく、国を挙げて環境の改善に尽力しています。良くない労働環境は正社員だけには及ばず、バイトにも矛先が向かうことがあります。そこで、アルバイトの求人情報と実際の労働条件にギャップを感じたことがあるかを、アンケート調査してきました。 【質問】
バイトの求人情報と実際の労働条件が異なる、という経験をしたことある?
何から手をつけたらいい?条件にあったバイト探しのコツとは

 

【回答数】
経験したことがある:68
経験したことはない:32

魅力的な求人情報にするため誇張表現が多くなる?!

7割近い回答者が、求人情報と働いてみて初めてわかった労働条件に違いがあったと答えました。
 

・職種:事務 求人には完全週休2日制と書いていたにもかかわらず、実際働いてみれば週休2日制だったのでバイトを始めてから1ヶ月経たずに辞めました。(20代/女性/契約派遣社員) ・以前倉庫の仕事してた時に。交通費支給と記載されてましたが。実際はされませんでした(30代/男性/契約派遣社員) ・「週2.3でOK」との求人でも、だいたいやはり週4以上はシフトに入ることになっています。(20代/女性/専業主婦) ・拘束時間が記載よりもかなり長くて、業務以外では時給が出ないことがあった(40代/男性/会社員) ・飲食店の皿洗いとしてアルバイトに応募し採用されたのに、人が足りないからという理由で、ホールのオーダー係の仕事を併用して行う事になった(40代/女性/契約派遣社員)



求人情報の記載にはないサービス残業や、担当ではない仕事をさせられるなど、アンケートではさまざまな回答が寄せられました。企業がきちんと求人情報を管理したり国が指導したりして応募者を混乱させないようにするのがベストですが、応募者の方でも求人情報に書かれているよりも労働環境は悪くなるであろうとあらかじめ予想しておくと良いかもしれません。また、面接時に「本当に交通費が支給されるのか」「完全週休2日制なのか」などを確認しておきましょう。

労働条件の違いが判明したときは交渉することも可能

次いで、3割ほどの求人情報とのギャップを感じたことはなかったという声も聞いてみましょう。

・よっぽどひどい条件の違いがない限りは受け入れてしまうと思う。(30代/女性/士業(弁護士・会計士など)) ・給与面などで大きく異なり、我慢できない状態であれば、上司に聞いてみます。(30代/男性/自営業(個人事業主)) ・労働するうえで条件はとても大事なので、面接時などにきちんと確認が必要ですが、もしそういう状況になれば、こちらの希望を伝えた上で条件があまりにも違うようであれば見直してもらえるように交渉します。(30代/女性/会社員) ・いくつか仕事をしましたが、労働条件が異なったことはありません。唯一例外は日曜出勤を頼まれたことですが、きっぱり断りました。それで問題は起こらなかったので、条件が異なる場合は断ることが一番です。(60代/女性/専業主婦)



今まで求人情報と実際の労働条件が違ったバイト先に当たったことがないと回答した人の中には、多少の違いは受け入れてしまうかもしれないという声がちらほら聞かれました。その一方、面接時に確認をして求人情報との違いが判明すれば交渉したり、求人情報にはない仕事を頼まれたら断ったりすることもできるようです。理不尽な立場に置かれたら、相談したり交渉したりしてぜひ自分の立場を守ってください。 ☆我慢しないで!求人情報との違いがあれば辞めることもできる アルバイターの方から声を上げなければ、企業が自ら変わっていくのは難しいかもしれないので、求人情報以外の仕事をさせられそうになったときは断る勇気を持つことが大切です。悪い労働条件を受け入れてしまうと企業もそれに甘えてしまい、アルバイターの負担は増加していく可能性があります。アルバイトの強みは柔軟に働けることなので、ひとつの職場にこだわるのではなく、より良い勤め先を求めて転職することを考えても良いかもしれません。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年11月04日~2016年11月18日
■有効回答数:100名

 

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