2016.02.29

【働き方Q&A】24.バイト対策~女性差別を受けた場合~

【働き方Q&A】バイト対策~女性差別を受けた場合~ アルバイトの面接時や働いているときに、女性差別と思われる言動を受けたときはどのように対処すればよいでしょうか。すぐ気がつかなくても、あとあと「差別では?」と悲しい気持ちになり、怒りがふつふつと沸いてくるケースもあるかもしれません。どんなケースがあるのかを考えてみましょう。

業種や職種で決める時点で差別

アルバイトの職種によって、一般的に男性向き、女性向きだと認識されている仕事があります。例えば、トラックのドライバー、宅配便の配達、引越しといった、いわゆる「ガテン系」などは体力がいることもあり男性のイメージがあるでしょう。かわって、会社の受付、コールセンター、フラワーショップやレディースのアパレル、下着ショップの店員なら女性のイメージが強いのではないでしょうか。でも、それらのアルバイトの求人には「女性に限る」などの表記はないはずです。男女雇用機会均等法が定められているため、性別での判断が禁じられているからです。

これらの仕事は、決して男性、もしくは女性でなければできない内容ではないので、ここ数年でトラックやタクシードライバーの女性を見かける機会が増えていたり、コールセンターに電話をして男性の声が聞こえたりすることも多いのではないでしょうか。

とはいえ、雇う側の心の中ではあらかじめ「今回は男性を採用しよう」など、決定していることもあり得るのが事実。あなたが女性で、面接に行って不採用になってから「今回は力のある男性を採用することになりました」などと言われたら、貴重な時間も使っているのでこのような発言に腹立ちを感じるでしょう。

また、アルバイト中、上司に「女性には無理だな」「男性を雇えばよかった」など明らかに差別的な発言をされた場合もしかりです。これらは、男女の設定が逆の場合も同じこと。このような性差別を受けたときは、厚生労働省や全労連の労働相談ホットラインに申し出るなどの方法があり、行動を起こすことで改善への扉は開けます。

ガマンはやめて、相談を

アルバイトの面接の場面や勤務中に「これって女性差別では?」と感じたら、一人で悩まずに相談する場所があります。少しの勇気を持って、行動を起こしましょう。

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