2025.02.25

【大阪万博2025】いつからいつまで開催?価格やアクセス・注目ポイントを解説!

【大阪万博2025】いつからいつまで開催?価格やアクセス・注目ポイントを解説!

2025年に開催される大阪万博(大阪・関西万博)は、世界的に注目を集める大イベントです。しかし、いつから始まるのか、そもそも何が行われるのかなど、気になることも多いでしょう。

この記事では、大阪万博の開催日程、アクセス方法、見どころなどについて詳しく解説します。大阪万博はこれからの未来を肌で感じられる貴重なイベントです。日程や価格、アクセス情報などをきちんと確認しながら参加しましょう。

1970(昭和45)年以来の開催!大阪万博とは?

まずは、大阪万博や、そもそも万博が何をするものなのかについて紹介します。

そもそも万博とは?

万博とは、正式名称を「万国博覧会」と呼ばれる世界各国のさまざまな国が参加する国際博覧会のことです。世界中の文化や技術を展示する大規模なイベントであり、参加国間での交流を深めるとともに、人類の進歩と調和を促進することを目的としています。

また、新しい技術や商品が生まれるきっかけになる場でもあり、過去にはエレベーターや電話、ICチップ入り入場券などが展示されていました。

日本では、1970(昭和45)年の大阪万博が有名ですね。アジアで初めて開催された万博であり、当時の発展途上国も数多く参加しました。その当時の目玉でもあった芸術家・岡本太郎氏がデザインした「太陽の塔」は、今でも大阪のシンボルの一つに数えられています

大阪万博2025のテーマ・コンセプト

2025年の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。このテーマには、世界中のすべての人に幸せについて考えてもらったうえで、解決方法を導き出してほしいという思いが込められています。

また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成や、日本の国家戦略である「Society5.0」の実現に向けた動きを世界にアピールする機会でもあります。今後の日本の発展にとっても、欠かせないイベントになりそうですね

大阪万博2025の開催期間は4月から10月までの約半年間

2025年の大阪万博は、2025年4月13日(日)から10月13日(月・祝)までの約半年間、184日間にわたって開催されます。この期間は、ゴールデンウィークや夏休みを含むため多くの方が訪れやすい時期です。

また、日本の美しい季節の変化を感じつつ、世界各国から集まる未来社会の体験もできます。大阪に出向くことがほとんどないという方も、これを機に足を運んでみてはいかがでしょうか。

世界各国の多彩なパビリオンが魅力!大阪万博2025の見どころ

万博において、各国の展示が見られるブースをパビリオンといいます。ここでは、そんなさまざまなパビリオンをはじめとした大阪万博の見どころを紹介します。

会場のシンボル!世界最大級の木造建築物「大屋根リング」

大阪万博の会場でまず注目したいのは、なんといっても世界最大級の木造建築物「大屋根リング」です。高さ12~20メートル、幅30メートルという巨大なこの構造物は、会場のシンボルとされ多くの来場者の目を引くことになるでしょう。

さらに、リングの上は歩けるようになっていて、そこから見える会場や大阪湾の景色は絶景です。心地よい風と自然の光を感じながら、大阪の街や海を見物できる一大スポットになるでしょう。

日本館をはじめとする国内パビリオンは全部で4つ

国内パビリオンは、日本館をはじめとして4つのパビリオンが展示されます。

  • 日本館
  • ウーマンズパビリオン
  • 大阪ヘルスケアパビリオン
  • 関西パビリオン

日本館では、「いのちと、いのちの、あいだに」が主なテーマです。万博の会場内で排出された生ごみを利用したバイオガス発電や、日本の最先端技術が見られます

大阪ヘルスケアパビリオンでは「REBORN」をテーマに掲げ、「ミライの大阪」の可能性を感じられる展示内容です。パーソナルヘルスレコード(PHR:個人の健康等に関する情報)をもとに、2050年ころの自分に出会える体験もできますよ。

国内パビリオンの展示内容はこちらをチェック

NTTから吉本興業まで!民間パビリオンは13個

大阪万博では、NTTやPanasonic、吉本興業といった民間パビリオンも展示されています。

  • NTT Pavilion
  • 電力館 可能性のタマゴたち
  • 住友館
  • パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
  • 三菱未来館
  • よしもと waraii myraii館
  • PASONA NATUREVERSE
  • BLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャン・ドーム)
  • GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
  • TECH WORLD
  • ガスパビリオン おばけワンダーランド
  • 飯田グループ×大阪公立大学共同出展館
  • ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』

住友館では、環境問題への関心を持ってもらうための「植林体験」を実施しています。改めて森や自然と向き合って環境を考えるよいきっかけになるでしょう。

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONは、株式会社バンダイナムコホールディングスが手がけるパビリオンです。約17mの実物大ガンダム像が見られるほか、「ガンダム」の世界観を感じられる展示となっています。ガンダム好きは見逃せないパビリオンですね。

民間パビリオンの展示内容はこちらをチェック

異国の文化や最新技術に触れられる!海外パビリオンを紹介

世界中の文化や技術を体感できる海外パビリオンの予定出店数は161か国です。たとえば、ポーランド展では、この国で生まれた世界的作曲家であるショパンの楽曲を定期リサイタルで楽しめます。

モナコ展は、「Take Care of Wonder」をテーマに環境問題への意識を高めるための展示を行っています。また、館内にはワインバーが設置されており、本場のワインやコニャックの試飲が可能です。

ほかにも、石器時代から続く芸術である「トリスケル」をベースに作られたアイルランド展や、シンボルであるユーカリの花から着想を得たデザインのオーストラリア展など、見た目も楽しいパビリオンが勢ぞろいしています。

海外パビリオンの展示内容はこちらをチェック

「いのち」がテーマのシグネチャーパビリオンは全8つ

「いのち輝く未来社会」をテーマにしたシグネチャーパビリオンでは、8つのパビリオンが展示されています。生物学やロボット工学などを専門とするプロデューサーが手掛け、命や環境について深く考えさせられる展示内容です。

  • Better Co-Being
  • いのちの未来
  • いのちの遊び場 クラゲ館
  • null2
  • いのち動的平衡館
  • いのちめぐる冒険
  • EARTH MART
  • Dialogue Theater – いのちのあかし –

参加するプロデューサーは、大学教授や音楽家、メディアアーティスト、アニメーション監督、放送作家など多種多様な肩書を持つ日本の精鋭ばかりです。彼らは「いのち」についてどのようなアプローチをするのでしょうか

シグネチャーパビリオンの展示内容はこちらをチェック

これが未来の世界に?未来社会ショーケース事業

未来社会ショーケース事業では、万博会場を社会のショーケースに見立てながら、未来のテクノロジーやライフスタイルを体験できます。空飛ぶクルマやスマートモビリティ、AI技術といったこれからの社会に欠かせない技術を実際に見て触れられる画期的な事業です。

以下の6つの領域が設定されています。

  • スマートモビリティ万博
  • デジタル万博
  • バーチャル万博
  • アート万博
  • グリーン万博
  • フューチャーライフ万博

未来社会ショーケース事業の展示内容はこちらをチェック

大阪万博2025のチケットは大きく分けて5種類ある

大阪万博のチケットには、さまざまな種類と価格が用意されています。チケットの種類を紹介するので、どれが自身に最適かチェックしましょう。

前売限定チケット

前売限定チケットは、開幕前や早期に購入することでお得に利用できるチケットです。開幕券(2025年4月13日~4月26日)や前期券(2025年4月13日~7月18日)、開催期間中であればいつでも1回入場できる超早期購入割引もあります。

  大人
※満18歳以上
中人
※満12歳以上17歳以下
小人
※満4歳以上11歳以下
購入期間
開幕券
※開幕日から2025年4月26日まで入場可能
※1回のみ
4,000円 2,200円 1,000円 2025年4月12日まで
前期券
※開幕日から2025年7月18日まで入場可能
※1回のみ
5,000円 3,000円 1,200円 2025年4月12日まで
早割一日券
※会期中いつでも入場可能
※1回のみ
6,700円 3,700円 1,700円 2025年4月12日まで

複数回入場パス

万博に何度も足を運びたいという方には、複数回入場パスをご利用ください。通期パスは、2025年4月13日から10月3日までの期間のなかであれば何度でも入場可能です。また、夏パスは2025年7月19日から8月31日まで有効の期間限定パスになっています。

  大人
※満18歳以上
<中人/b>
※満12歳以上17歳以下
小人
※満4歳以上11歳以下
通期パス
※開幕日から2025年10月3日まで
毎日11時以降に入場可能
30,000円 17,000円 7,000円
夏パス
※2025年7月19日から8月31日まで
毎日11時以降に入場可能
12,000円 7,000円 3,000円

特別なチケット

障がい者向けの特別割引券や、3歳以下の子供向けの無料券も販売されます。小さなお子さん連れでも安心して訪れられるでしょう。ただし、年齢は2025年4月1日時点の満年齢が基準です。

  大人
※満18歳以上
中人
※満12歳以上17歳以下
小人
※満4歳以上11歳以下
特別割引券
※障がい者手帳等をお持ちの方と
同伴者(介助者)1名が購入可能
3,700円 2,000円 1,000円

会期中チケット

会期中に購入できるチケットには、平日や夜間のみ入場可能な「平日券」や「夜間券」があります。夜間券は大人3,700円で、17時以降の入場が可能です。仕事や学校終わりに訪れたい方はぜひご利用ください。

  大人
※満18歳以上
中人
※満12歳以上17歳以下
小人
※満4歳以上11歳以下
一日券
※会期中ならいつでも入場可能
※1回のみ
7,500円 4,200円 1,800円
平日券
※月曜日~金曜日の午前11時以降に入場可能
※1回のみ
6,000円 3,500円 1,500円
夜間券
※17時以降に入場可能
※1回のみ
3,700円 2,000円 1,000円

団体チケット

団体で訪れる場合には、団体割引チケットが利用できます。15名以上の団体は一般団体割引券を使えば、大人6,300円、中人3,500円、小人1,500円で入場可能です。学校団体向けの割引券もあり、修学旅行などにも最適でしょう。

  大人
※満18歳以上
中人
※満12歳以上17歳以下
小人
※満4歳以上11歳以下
一般団体割引券
※15名以上の一般団体が
会期中いつでも同時入場可能
※1回のみ
6,300円 3,500円 1,500円
  高校生 中学生・小学生・園児
前期学校団体割引券
※開幕日から2025年7月18日の間で
学校団体に限り同時入場可能
※1回のみ
2,000円 1,000円
後期学校団体割引券
※2025年7月19日から10月13日の間で
学校団体に限り同時入場可能
※1回のみ
2,400円 1,000円

入場チケットの詳細情報はこちらをチェック

意外と行きやすい?大阪万博2025の開催場所とアクセス方法

続いて、大阪万博の開催場所とアクセス方法について解説します。

会場最寄りには「夢洲駅」が新設

大阪万博は、大阪市の人工島「夢洲」で開催されます。会場に最も近い駅は、Osaka Metro中央線の「夢洲駅」です。万博開催のために新たに新設された駅で、会場の東ゲートのほど近い場所まで向かえます。

大阪市内からのアクセスも抜群で、JR「大阪駅」や新幹線が停まるJR「新大阪駅」からは30分程度で到着するでしょう。

飛行機で訪れる場合は関西国際空港が便利です。空港から「夢洲駅」までは電車で1時間30分程度で到着します。

バスやフェリーでの来場も可能!

万博会場へは、鉄道だけでなくバスやフェリーを利用してのアクセスも可能です。JRゆめ咲線「桜島駅」からは、会場西ゲート前まで直通のシャトルバスが運行しています。ほかにも、新大阪やなんば、堺、尼崎といった近郊主要駅からもシャトルバスは利用可能です。

海に囲まれた万博会場なので、フェリーで向かうこともできます。しかしその場合でも、下船後は会場までシャトルバスに乗車しなければなりません。近くにフェリーの発着地がなければ、無理して利用することはないでしょう。

自家用車でのアクセスは原則禁止

万博会場への自家用車の乗り入れはできません。車や二輪車でお越しの場合は、洲、尼崎、堺の万博P&R(パークアンドライド)駐車場に駐車のうえ、シャトルバスで会場に向かってください。

ただし、障がい者用駐車場は確保されているので、事前に予約・決済の上ご利用ください。障がい者用駐車場は、万博会場の東ゲート付近に隣接されています。

会場までの詳細なアクセス情報はこちらをチェック

何時から何時まで開催している?大阪万博2025の準備と注意点

最後に、大阪万博に向かう際に必要な準備と注意点について解説します。

大阪万博2025は9:00~22:00まで開催している

大阪万博は、2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの期間、9:00から22:00まで開園します。夜遅くまで開園されているため、仕事や学校が終わった後に訪れるのもおすすめです。

パビリオンによっては、昼と夜で別の顔を見せてくれる場合もあります。昼夜それぞれの魅力があるので、訪れる際にはぜひどちらも体験してみてくださいね。

どんな食事が食べられるかチェックしておこう

万博の楽しみのひとつが、世界各国の料理を堪能できることです。会場には、インドカレー、韓国料理、ベトナム料理、日本の伝統的なグルメなど、さまざまなジャンルの飲食店が出店されます。

地元大阪グルメも豊富で、「つくもうどんEXPREESS」や「大阪のれんめぐり」といった名店が集まりました。会場内に用意されたダイニングからは、大阪湾が一望できます。世界各国の料理を楽しむには絶好のロケーションといえるでしょう。

食事情報はこちらをチェック

事前に持込禁止物をチェックしておこう

万博会場には厳しい持ち物チェックがあります。以下のものは、持ち込まないようにご注意ください。

持込禁止物

  • 火薬類、危険物のほか、爆発、発火、有毒ガス発生等のおそれがあるもの
  • 武器、凶器、刃物類(銃、刀、ナイフ、はさみ等の刃物類、ライフル、手錠、水鉄砲、噴霧器等/製作物、 模倣品、おもちゃ、手作り品を含む)
  • 催涙スプレー、その他人の身体に害を及ぼし、又は人に不快感を与える原因となり得るもの
  • 花火、ガスボンベ、多量のライター・マッチ等の可燃物
  • ゴルフクラブ、バット、ラケット等、凶器となり得るもの
  • 食品全般
    ※ベビーフード、小さなお子様のおやつ、あめやガムの持込は可
    ※アレルギーをお持ちの方の食品や宗教上の理由等、食事に制限のある方の持込は可
    ※教育旅行等の学校団体のお弁当の持込は可
  • 酒類全般(容器や開封未開封問わず全て)
  • 瓶、缶類の飲料
    ※マイボトル、水筒を推奨、ペットボトルも可。
  • 介助犬、聴導犬及び盲導犬を除く動物並びに植物の種子(※ペット同伴については別途定める)
  • アマチュア無線機、特定小電力無線機、トランシーバー等の無線通信機器(ただし、携帯電話、ラジオ、パソコン、タブレットを除く)、小型無人機(ドローン等)、ラジコン玩具
  • のぼり、横幕、その他これらに類するもの
  • 拡声器、メガホンその他騒音を発するおそれのあるもの
  • ローラースケート、スケートボード、キックボード、自転車等、他人の通行に支障を及ぼす恐れのあるもの
  • ハードケースおよびスーツケース、物品を運ぶようなカート、キャリーケース等
  • カメラの一脚又は三脚、自撮り棒(手のひらに収まるハンドサイズのものは除く)等、凶器となり得るもの
  • その他会場の秩序及び安全対策上不適当と認められるもの

GWとお盆が狙い目?大阪万博2025の混雑予想

一般的に、ゴールデンウィーク(GW)やお盆は、多くの人が集中する時期です。しかし、大阪万博においてはそれほど混雑はしていないと予想されています

その理由は、以下のとおりです。

  • ゴールデンウィーク:
    過去の万博では、会期前半は来場者数が多くない傾向にある。よって、会期から1か月経過していないゴールデンウィークは混雑しないと予想
  • お盆:
    修学旅行生の減少と、暑い気候から混雑しないと予想

反対に混雑が予想されているのは秋以降で、特に閉幕直前は多くの人でにぎわうでしょう。なるべく混雑を避けて楽しみたいという方は、早めに訪れることをおすすめします
※参考:EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト「万博来場者日来場者数と機関分担率の推移

まとめ

2025年4月13日から10月13日までの約半年間開催される大阪万博は、日本のみならず、世界各国の最新技術や驚きの文化に触れられる貴重な機会です。「いのち輝く未来社会のデザイン」をコンセプトにした画期的なパビリオンが展示されます。

会場は大阪の人工島「夢洲」で、新設された「夢洲駅」から簡単にアクセス可能です。また、会場内では世界各国の料理やイベントも楽しめるため、子どもから大人までだれでも楽しめますよ。混雑を避けたいなら早めの訪問をおすすめします。

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