2023.12.01

一次面接の逆質問で効果的にアピールするコツと例文を紹介!

一次面接の逆質問で効果的にアピールするコツと例文を紹介!

ほとんどの企業では、一次面接の質疑応答の最後に逆質問(なにか質問はありますか?)の時間を設けています。
質問の仕方によっては面接官の印象を悪くしてしまうため、事前に準備をしておくことが大切です。

そこでこの記事では、一次面接での逆質問の意図、逆質問を考えるポイントやケース別の例文を紹介します。
自分なりの言葉で質問ができるように練習して、自信をもって一次面接にのぞみましょう!

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「質問はありますか?」と聞かれるのは、あなたの疑問を解消して、やる気も知りたいから

一次面接の最後に「質問はありますか?」と逆質問してくるのは、応募者の疑問や不安を解消させたい、という思いがあるからです。
また、入社への熱意や意欲がどれくらいあるのかを確認し、逆質問を通じて、応募者自身の質問力やコミュニケーション能力もチェックしています。

逆質問の意図や目的について詳しく知りたい方は「逆質問(質問はありますか?)は自分をアピールするチャンス!ケース別の例文やNG例も紹介」を参考にしてみて下さい。

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一次面接の逆質問を考えるときのコツ

一次面接の逆質問を考えるときのコツ

一次面接・二次面接・最終面接、どの段階でも逆質問のコツは共通することが多いです。
一次面接では主に現場の管理職や、採用担当者が面接を担当しますので、それを踏まえた上で逆質問を考えるとよいでしょう。
以下で、詳しく解説します。

面接官が答えやすい内容にする

基本的に「はい」「いいえ」で終わってしまうような質問は避けましょう。
会話のキャッチボールができる質問にすることで、お互いの理解が深まり、面接官の記憶に強く残ります。

また、面接官のポジションを意識した質問をしましょう。一次面接では現場の管理職、採用担当、人事担当が面接を担うことが多く、若手社員が担当することもあります。
それぞれのポジションに関連した質問ができると、話を深堀りしやすくなります。

ただし、政治や宗教などの思想に関わる質問はマナー違反です。厚生労働省でも、面接時に、思想・信条、宗教、尊敬する人物、支持政党に関する質問は、公正な採用選考にならないとして案内しています。

(参考:厚生労働省「公正な採用選考の基本」)

長所・強みをあわせてアピールする

逆質問は疑問に思ったことを質問する機会ですが、質問の中で自身の長所・強みを添えることで自身をアピールできます。
例えば「私は英検準1級を所持していますが、御社の業務において活かせるポジションはありますでしょうか。」というように、前置きして質問するとよいでしょう。

アピールする長所・強みは、仕事に直接活かせる特技、スキルがのぞましいです。資格に関しても仕事に役立つ資格を取得している、またはそれに向けて勉強中であることをアピールしましょう。

入社後の自分をリアルにイメージしてもらう

採用された場合の「自身が働くことになる部署」などについて質問をするのもよいでしょう。
その際「どんな業務内容になるのか?」「業務に必要なスキルは何か」を具体的に聞くと、面接官の印象に残る質問になります。

また面接官の回答で、業務に必要なスキルが、自分の今のスキルに一致していたり関連していたら、スキルセットやレベル、資格の級やスコアなどを具体的に深堀りして質問を続けるとよいでしょう。

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一次面接の逆質問で気を付けるポイント

基本的には自分が知りたいことを質問してよいですが、やはりビジネスの場なので、避けるべき内容の質問、マナー違反の質問はありますので、以下に紹介します。
また「逆質問がない場合は聞かなくてもいいの?」という疑問についても詳しく解説します。

「特にありません」はもったいない

逆質問は特になければ聞かなくても大丈夫ですし、合否に影響することはほとんどありません。
ただし、特にありませんと答えることで、入社への意欲がないという印象を与えてしまうおそれはあります。
そういったことを考えて、特にないと答えるときには、面接の中で十分に知ることができた旨の言葉を添えるようにしましょう。

給与や待遇面の質問ばかりしない

給与や待遇面の質問をすること自体は問題ありませんが、それだけを強調して質問することは控えましょう。事業内容や仕事内容への関心が薄いという印象を与えてしまいます。

聞く時は、仕事内容の話題に関連付けて聞くようにしましょう。そうすることで、仕事への意欲があるから、給与・待遇面の質問をしたと理解してもらうことができます。

事前のリサーチで分かる質問はしない

企業のHPや募集要項、履歴書やエントリーシートに書かれていること、面接中に話した内容など、既に分かっていることを質問するのはやめましょう。
「過去の内容をしっかり覚えていない」と思われマイナスイメージを与えてしまいます。

一度も話題になっていない内容だとしても、深い企業研究をしていない=仕事への意欲が低いと思われるので、よく調べたうえで一歩踏み込んだ質問をするように心がけましょう。

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一次面接でのおすすめ逆質問の例文集

一次面接でのおすすめ逆質問の例文集

以下、一次面接で聞くおすすめの逆質問の例文を目的別に紹介します。
あくまで参考にし、自身が志望する職種や面接官にあわせて自分なりの質問を考えるようにしてください。

やる気を伝える

業務内容や評価制度などを詳しく聞くことで、志望企業で働く姿を面接官にリアルにイメージしてもらうことができ、成長意欲、長く働きたいという熱意を伝えることができます。
また、すべての業務に対して前向きに取り組むという姿勢も伝えることができれば、さらによい印象を与えることができるでしょう。

入社までに知っておくことや、これだけは勉強しておいたほうがよいことはありますか?

私が配属を希望する部署で最も必要なスキルや知識は何でしょうか?

〇〇部に配属された際には、具体的にどのような業務を任されるのでしょうか?

御社の〇〇職で活躍されている方の共通点はどんな点かと思われますか?

1日でも早く即戦力となり、御社に貢献したいと考えていますが、入社後はどのような流れで実際の業務に携わるのでしょうか?

〇〇部署において、入社後最初の3ヶ月で達成すべき主な目標は何でしょうか?

御社において、若手社員の方が最初に苦労されるのはどのような点でしょうか?

長所、強みをアピールする

自分の長所・強みが志望企業でどう活きるかを、面接官がある程度イメージできるように質問することで、入社後に成長できる、活躍できる人材であることがアピールできます。
長所・強みは、漠然としたものではなく、あくまで志望企業の職種や業務内容に直接活きる、または関連しているものにしましょう。

仲間と協力して物事に取り組むことが好きなのですが、御社では職場の雰囲気づくりで工夫していることなどはありますか?

自分では何事にも粘り強く取り組める性格だと思っていますが、御社の業務において特に忍耐力を必要とする仕事は、どのようなものがありますでしょうか?

初対面の人ともすぐに仲良くなれるタイプなのですが、御社では社員が部署を超えて交流できる機会はありますか?

将来的にはリーダーやマネージャーとして活躍したいと考えています。私と同年代で御社に転職し、役職についている人はいますか?

ファイナンシャルプランナーの資格を持っていますが、御社の業務の中で生かせる機会はありますでしょうか?

過去に社内ベンチャーでリーダーとして働いた経験がありますが、御社では新規事業を提案できる制度はありますでしょうか?

学生時代の留学経験で得た英語力を御社で活かしたいと考えていますが、若手社員のうちから語学力を活かせる機会はありますか?

企業との相性を確かめる

自分の性格や興味があるものについて前置きして質問することで、面接官に応募者との相性を確認してもらうことができます。
一次面接では現場に近い社員が担当することが多く、担当者の立場でのリアルで具体的な回答をもらいやすいので、より志望企業との相性を確かめやすいでしょう。

社員としての目線から入社前後でギャップを感じたことはありますか

御社の〇〇〇〇という社風が大変面白いと感じていますが、御社らしいエピソードがありましたら教えていただけますか?

御社の社風が実際に仕事で活かされている場面を教えていただけますでしょうか?

〇〇様が新入社員と一緒に仕事をする上で、特に大変だった経験などはございますでしょうか?

〇〇様は、御社ではどのような人材がのびると感じていますでしょうか?

〇〇の立場として〇〇〇のプロジェクトを達成する上で一番苦労された点、喜びを感じた点はなんでしょうか?

給与アップ・待遇面を確認する

給与や待遇面について質問をするときは、仕事への意欲があることを前提で聞くと、向上心があるとして好印象に繋がります。

ただし、給与や残業代、福利厚生などに関する質問だけだと逆に印象が悪くなるので注意が必要です。
また、給与に関しては「月収」「年収」「ボーナス」といった直接的な言葉をなるべく出さないようにしましょう。

できるだけ早く御社に貢献できる人材になることを目指しています。御社の評価制度、昇給制度の基準について詳しく教えていただけますでしょうか?

営業職の場合、転勤はどのくらいの頻度で命じられるのでしょうか?

現在〇〇について勉強中ですが、御社では〇〇に関する研修制度などは設けておりますでしょうか?

仕事の結果が大きく反映されるインセンティブ制度に興味があります。詳しく教えていただけますでしょうか?

逆質問についてもっと詳しく知りたい方は「逆質問(質問はありますか?)は自分をアピールするチャンス!ケース別の例文やNG例も紹介」も参考にして下さい。

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まとめ:事前に応募先のことを調べておいて、熱意が伝わる質問を用意しておこう

一次面接の逆質問では、あまり細かな点を深堀りするよりも、シンプルにやる気や熱意、分かりやすいスキルや実務に直接関係のある資格などをアピールするとよいでしょう。
自身の長所・強みはもっともアピールしたいところだと思いますが、ただ「長所です」「強み」ですと答えるよりも「〇〇だから」という理由を具体的に伝えると、より面接官の印象にのこる逆質問になるでしょう。
そして、返答が「YES」「NO」にならない、面接官が答えやすい聞き方を意識してみてください。
それらを意識すれば、一次面接の逆質問を自己アピールのチャンスとして十分に活かせるでしょう。一次面接の突破を心より応援しています!
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