入社後の休暇日や働き方など具体的な話をされた場合は、面接の感触が良かったと前向きになっていいでしょう。

入社後の具体的な話をするのは、面接官側からすると「「ぜひ一緒に働きたい」という心理を表しているフラグ。

本当に入社する意思があるかどうかを確認する意図があります。

不合格と決めた人には、入社後の話は不要なのでしない場合が多いです。

入社後の話が出た場合は、合格フラグと受け取っていいでしょう。

例えば「シフトは毎月15日までに提出してもらいます。」「給与振込に使用する〇〇銀行の口座を用意できますか？」といった、合格後に説明されるような内容の話をしてくれます。このケースは、採用担当者がスムーズに入社の手続きを行うためだと考えられます。

最短の入社日を面接官に聞かれた場合は、合格フラグの一つと考えてもよいでしょう。逆をいえば、最短の入社日を聞かれない場合は、不合格の判断をされている可能性があります。

特に人材が不足している会社は、すぐに働ける人を探しているため、採用の可能性がある応募者には最短の入社日を聞くことが多いのです。

自分のスケジュールを必ず確認し、無理のない予定を伝えましょう。

具体的には「いつから働けますか？」「この日から働けますか？」のような、入社日にまつわる質問をされます。また、あわせて「できるだけ早くシフトに入ることはできますか？」など、入社を急かされるケースもあります。

面接官から多くの質問があった場合は、面接官があなたに興味を持っているフラグですので、前向きに捉えていいでしょう。

質問の多さはそのままあなたへの興味なので、回答に失敗しなければ、採用される場合が多いのです。

例えば「学校ではどのようなことを勉強していますか？」「休日はどのように過ごしていますか？」など、履歴書をみて応募者に興味をもったことについてたくさんの質問をされることがあります。なかには応募者の回答内容を深掘りするために、さらに質問してくる面接官もいますよ。

逆に面接官が応募者に興味を持たなかった場合は、会話のキャッチボールをする必要がなく、すぐにでも面接を終わらせたいと思っていることを覚えておきましょう。

面接官が会社や従業員のことなど、会社にまつわる情報をたくさん話してくれる場合は、あなたに興味を抱いているフラグです。

面接官が多くの情報を話す理由は、会社や従業員の情報を共有することで、実際に働いた時のことをイメージさせたいと考えているからです。

そのため面接官から多くの話をしてもらえた場合は、面接の感触を前向きに捉えていいでしょう。

例えば「テストや予定に合わせて、自分でシフトを調整できますよ」「経験の長いスタッフが多く、丁寧にサポートするので安心してください」など、職場の働きやすさをアピールするような話をしてくれます。

面接官が多くのメモを取っている場合は、面接を突破できそうな合格フラグと言えるでしょう。

面接官がメモを取る理由は、あなたのことを人事に伝えるため。

メモの数が多ければ多いほどあなたのことをきちんと知りたいと思っている証拠です。

逆にメモが少ない場合は、人事と共有するあなたの情報も少なく、不採用になる可能性が高いということです。

面接官は履歴書の情報を補足するために、メモを取ります。そのため「今まで頑張って取り組んできたことを教えてください」「これから挑戦したいことはありますか？」など、履歴書の内容から踏み込んだ質問が多くなります。

定番ですが、面接官から他社の面接を受けているかどうかを聞かれた場合は、好感触のサインと言えるでしょう。

応募者のなかには、最初に内定や採用が出た会社に入社することを決める人も多くいます。

そのため会社がほしいと考えた人材を採るためには、いち早く内定を出す必要があり、応募者の状況を知ることで、どのタイミングで採用を通知するかを見計らっているのです。

面接官は「ほかに面接を受けている会社はありますか？」「これから面接を受ける予定はありますか？」といった質問を通して、応募者の現時点での就活状況を探ろうとしています。

さらに「ほかの会社と採用が被ったときは、どの会社を優先しますか？」など、選択を迫られる質問をしてくるときもあります。

面接官から次の選考へのアドバイスがあった場合は、合格フラグが立っている可能性が高いです。

一次・二次面接で面接官が応募者に期待を持った場合は、ぜひ次の面接も突破してほしいと善意でアドバイスをしてくれるのです。

不採用者にわざわざ次の選考へのアドバイスをしても意味がないことは言わずもがなです。

面接官から次のステップへの具体的なアドバイスがあった場合は前向きに捉えていいでしょう。

例えば「今日は緊張していたようなので、次回は力を抜いて話してくださいね」「次の面接では、もう少し具体的なエピソードを聞かせてください」など、応募者から好印象を持たれるようなアドバイスをさり気なくしてくれることもあります。

面接の時間は大体30分から1時間の場合が多いです。

面接官が応募者のことを深く知るために、多くの質問をした結果、予定よりも面接時間が延びた場合は、合格フラグが立ったと言えるでしょう。

面接の時間が長いということは、それだけあなたに興味を持ってくれているというサイン。

面接官もほかに仕事がありますので、採用を考えていない応募者に多くの時間を取るのは無駄でしかありません。

面接官が自身の業務時間を削ってまで、応募者に時間を取っているサインですので、合格フラグの可能性が高いと言えるでしょう。

このケースの場合、応募者からの質問に対して丁寧に答えてくれたり、ひとつのテーマについて深く話してくれたりします。また、会話が止まったときには「もっと知りたいことはありませんか？」と、優しく聞いてくれることもあります。

「私の娘も今年あなたと同じ年齢になってね」「あなたの出身地に昨年旅行に行ったんですよ」など、面接官が仕事内容とは違う個人的な話をしてくる場合は、あなたに興味を持っている可能性が高いため、合格フラグとが出ていると捉えていいでしょう。

不採用になる人の場合、その場を温める必要はないので、個人的な話をしてくる可能性も低いでしょう。

例えば「私も〇〇大学卒業なんだけど、学食おいしいよね」「私も〇〇するのが好きなんだ」など、採用とは関係のない話題が多く、雑談のような会話になります。

なかには「この職場は休みが取りやすいからイベントに行きやすいよ」など、仕事と関連した話をしてくれる面接官もいます。

応募者の話す内容に面接官が強く共感してくれる場合は、あなたへの興味・関心が強い可能性が高く、合格フラグと捉えていいでしょう。

逆に回答に共感が得られない場合は、その回答が面接官にあまりささっていないと考えられます。

ただし、その他の回答で挽回することは可能ですので、ひとつの質問の回答にあまり共感されなくても気にする必要はありません。

単に共感するだけでなく「私も同じ意見です。では、この問題についてはどう思いますか？」と、別の話題について意見を求められることもあります。この場合、面接官は応募者の価値観を掘り下げたいと思っている可能性があります。

質問の回答に対して何も反応がない場合や「そうですか、では次に～」とそっけない反応の場合は、不合格フラグの可能性があります。

面接官があなたに興味を持った場合は、応募者がどんな人間か気になるものですので、回答への反応がいいものになるはずです。

どの質問の回答に対しても面接官の反応がそっけない場合は、不合格だと判断されているのかもしれません。

具体的には「わかりました。ありがとうございます」「問題ありません」など、どのような内容の会話でも使われるような単調な返事や反応をされた場合です。面接自体も必要最低限の会話で終わってしまうでしょう。

面接中に質問が多ければ多いほど、採用の可能性が高くなりますが、逆に質問がない場合は、面接官があなたに興味を持っていない可能性が高いです。

面接官が「採用したい」と思う応募者に対しては、相手のことを深く知るために、質問の回答の深掘りを行うことが多いのですが、興味がない応募者には深掘りする必要はないのです。

そのため何も質問がない場合は、不合格フラグが立ってしまっているのかもしれません。

例えば、応募者からの回答に対して「〇〇ということですね」「教えていただいてありがとうございます」といった返事のみで会話を打ち切られてしまいます。

なかには無視しているわけではないものの、応募者の答えに反応しない面接官もいます。

「志望動機は何ですか？」「自己PRを教えてください」「入社してやりたいことはありますか」など、定番の質問しか聞かれない場合は「これ以上の質問は必要がない」と面接官に思われている可能性が高いです。

それ以外の質問がない場合、お決まりの質問の時点できちんと答えられていない可能性が高く、面接官がすでに不採用の判定を下している可能性が高いでしょう。

このケースの場合「志望動機を教えてくれますか？」「自分の強みをアピールしてください」など、マニュアルにあるような質問だけしかされません。応募者のことを深く理解しようとする質問はしないため、質問から会話が広がることはありません。

面接官が早い段階であなたを判断し、面接を早く終わらせることもあります。

質問への回答が不十分である場合や、回答内容がお店や会社の考え方にマッチしない場合は、面接官がこれ以上面接を続ける必要がないと判断することがあるからです。

面接の予定時間よりもはるかに短い時間で面接が終わってしまった場合は、不採用と判断されているのかもしれません。

基本的な質問だけをされた後「面接は以上で終了です。本日はどうもありがとうございました」と、強制的に面接が終了されてしまったら、不採用の可能性は高いといえるでしょう。その場合、聞きたいことがあっても、質問することもできずに面接が終わってしまいます。

面接で手応えがあった場合は、次の面接の話や採用後の話があることが多いです。

未来の話が何もない場合は、不合格フラグが立っている可能性があります。

例えば、次の面接や試験が残っているにも関わらず、そのことに触れられずに「結果は後日お伝えします」とよくある返答のみで面接が終了する場合です。

さらに、今後の採用面接について質問しても「後日送付する案内を確認してください」と、その場では教えてもらえないこともあります。

ただ一次・二次面接の時点で判断するのは難しいため、次のステップに進んでいくのであれば最終面接まで気にせず臨むことを心掛けましょう。

入社を期待する応募者に対しては、自社で実際に働くイメージを持ってもらうため「弊社に入社することでこんな能力が身に付く」など具体的な話をすることがあります。

不合格者に自社の紹介や入社のメリットを話す必要はありませんので、何も話がない場合は、不合格フラグが立っている可能性があります。

このケースでは、面接中に会社について詳しく説明されることはありません。質問をしても「業務内容はホームページに記載されていますので、そちらからご確認ください」「この業界では〇〇が一般的です」など、返ってくるのは曖昧な回答だけです。

面接開始と終了時に面接官の対応に差がある場合は要注意です。

面接時に面接官の期待に沿う回答ができなかった可能性が高いからです。

面接で好印象を持ってもらうためには事前準備が大切ですので、対策をきちんと行ってから面接に臨むようにしましょう。

「今日はありがとうございます。すぐに会社の場所はわかりましたか？」と、フレンドリーな会話から始まった面接だとしても、面接が進むにつれて「そうなんですね」「ふーん」など、明らかにトーンダウンするケースは珍しくありません。反応が出やすい面接官ほど、対応の差は明らかです。

逆質問の回答が丁寧でない場合は、面接官があなたに見切りをつけている可能性が高いです。

不採用の可能性が高い場合、逆質問への回答はもはや何も生まないからです。

面接官が面接中に見切りをつけるのには、質問の意図に合った回答ができていなかったなどの理由が考えられます。

そうならないために、面接官が求めている答えを話すよう心掛けることが大切です。

面接官に見切りをつけられた場合「その質問には採用後にお伝えします」「今は必要のないことなので」など、質問に対してその場で明確に回答してくれません。

また「資料に書いてあります」と応募者が萎縮してしまうような返答をされてしまうこともあります。

こちらが一生懸命に話をしたとしても、質問に対する回答が求めるものでない場合は、面接官が首をかしげたり、うつむく回数が増える場合があります。

この場合は、応募者が質問の意図を汲み取れていない証拠ですので、不合格フラグだと言えるでしょう。

面接官に「採用したい」と思ってもらうために、面接前に企業の情報を調べ、企業が求める人材を理解したうえで、面接に臨むことを心掛けましょう。

不合格フラグが立っている場合、応募者の回答や意見に対して「うーん……」「そうですか……」と歯切れの悪い返事が多くなります。

なかには「次の質問に移ります」など、どんどん話題や質問を変えていき、何かを探っているような対応をする面接官もいます。

面接官の質問の回答が、企業の価値観に合わない回答の場合は、面接官から反論や否定される場合もあります。

反論や否定があった場合は、あなたが自社とは合わないと判断されているかもしれません。

つまり、不合格である可能性が高いということです。

「その考え方は、当社の方針とは異なります」のように、ハッキリと回答内容を否定されるだけでなく「ホームページに記載されている企業理念は確認されましたか？」など、遠回しに反論されてしまうこともあります。

面接後の連絡が遅ければ遅いほど、不採用の確率が高いと思いがちですが、ただ面接官の都合が合わず、合否の連絡ができなかった場合が多いです。

そのため面接後の連絡が遅いからといって、必ず不採用になったとは言えません。

面接官にも通常の業務がありますので、つい合否の連絡が後回しになってしまうこともあります。

面接後の連絡が予定よりも遅い場合は、こちらから連絡を入れて合否の確認をしましょう。

面接官が応募者をエレベーターまで送る行為を、巷では「不採用のサイン」と噂になっています。

しかし、エレベーターまでお客様をお送りすることをマナーとしている会社も存在していることを頭に入れておいてください。

そのため「エレベーターまで送られる＝不合格」とは考えず、マナーがしっかりした会社と捉えたほうがいいでしょう。

この質問は面接官が応募者によく聞く質問のひとつです。

この質問をされたらからといって必ずしも合格・不合格が決まっているとは言えません。

応募者の意欲を見るための質問ですので、しっかり自分のできることや何がしたいかを伝えるといいでしょう。

交通費を支給される＝不採用だと言われていますが、これは正しくはありません。

会社によって交通費の支給のルールは異なり、支給する決まりとなっている会社もあるので、気にする必要はありません。

面接官が不合格フラグを出した場合でも基本的に気にしないでOKです。

不合格フラグが出たからといって、必ずしも不合格ではないということを頭に入れておきましょう。

不合格フラグを気にしすぎるあまり、その後本来の実力を出せなくなってしまうことのほうが不合格につながる可能性が高いです。

面接官の反応が悪かった場合、焦りが生まれ、自分の力を発揮できない場合もあるでしょう。

ですが、先にも述べたように不合格フラグが必ずしも不合格が決めるものではありませんので、最後まで面接官の質問の意図をきちんと理解し、自分のペースで考えを話すよう心掛けましょう。

焦りが生まれる状況だからこそ、自分のペースを守って回答することが大切です。

不合格フラグが立ったことに焦り、質問の意図に合った回答をせず、自己アピールに走ってしまっては逆効果です。

「何か質問はありますか？」と逆質問をされた際に、しっかりと自分をアピールできる話につなげていくことを心掛けましょう。

また面接後にエレベーターまで移動する際など、面接官と話す余地があれば、自分の熱意をさりげなく伝え、最後まで諦めずに自分をアピールしておきましょう。

応募者が会社やお店の求めている人材とマッチしている場合は合格フラグが立ちやすいです。

求めている人材とマッチしているかどうかを知るためには、事前に企業や業界研究を行う必要があります。

事前に調べ、応募先に合った志望動機や自己PRを考え面接に臨むことで、面接官に「採用したい」と思わせるようにしましょう。

企業の文化と自分がマッチしているかどうかは非常に大切です。

面接官が自社の文化とあなたがマッチしていると判断した場合は、合格する可能性は上がるでしょう。

いくら応募者が優れている人材だとしても、企業の文化とマッチしていなければ不合格になる可能性があります。

事前に企業の文化を知って面接に臨むことがとても重要です。

人の第一印象は出会ってから7秒間で決まるといわれています。

服装や髪形など最低限の身だしなみは面接前に必ずチェックしてから面接に臨んでください。

最初の挨拶を笑顔ではきはきとした声で行うことで、自分の第一印象を良くすることが可能です。

また、質問への回答がスムーズであれば面接官に「しっかりした人だな」と好印象を与えることができますので、事前に質問される内容を予想し対策しておくことも大切です。