【実録】アルバイトでも住民税を払わないとNG?滞納者の末路とは |ボムスbyバイトル編集部

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アルバイトでも住民税を払わないとNG?滞納者の末路とは

アルバイトでも住民税を払わないとNG?滞納者の末路とは

あなたは「住民税」を払っていますか?「自分で振り込んだりした記憶はないけど……」という人は、要注意!実は、フリーターでアルバイトをしている人も、住民税を払わないと大変なことになってしまうんです…。そこで今回は、住民税とは何か、そして実際に払っていなかった人の実例を紹介します!

そもそも「住民税」って何?

・「住民税」とは?
住民税には、都道府県が徴収する「都道府県民税」と、市町村が徴収する「市町村民税(東京23区は特別区民税)」の2種類があります。住民税を払うのは、国民の義務。でも、「なんで払わなきゃいけないの?」と思う方も多いのではないでしょうか?

なぜ支払うのかと言うと、都道府県や市町村は、行政サービスを維持する必要があります。行政サービスというのは、たとえばゴミの処理や道路の建設、公園や学校、図書館といった公共施設の運営などのことで、こうしたサービスは、日々の生活に欠かせないもの。だからこそ、住民税を支払う必要があるのです。

・住民税の金額はどう決まる?
それでは、住民税の金額はどのようにして決まるのでしょうか。さきほど説明したとおり、住民税には「都道府県民税」と「市町村民税」の2種類があります。そのため、それぞれの名称の通り、「都道府県」と「市町村」によって、金額が異なってきます。

たとえば東京都世田谷区在住/年間の収入が200万円/社会保険ではなく国民健康保険に入っている、という場合は、年間の住民税が約91,500円となります。

・住民税の支払い方法
住民税は、特別徴収と普通徴収、2パターンの支払い方法があります。特別徴収とは、いわゆる「天引き」。この場合、毎月の給料から自動的に住民税が差し引かれます。
普通徴収の場合は天引きではなく、役所から送られてくる支払い用紙を使って振り込みます。支払いのフローは、年に4回。6月/8月/10月/12月に、年間の住民税を1/4ずつ支払います。

さて、この住民税ですが、もし支払わずにいるとどうなるのでしょうか?実際に支払いをしていなかった例を見てみましょう。

住民税を支払わないと「残高:0円」になる?!

それでは、都内でアルバイトをしているA君の例を見てみましょう。
まずA君の毎月の収支は、月収 約16万円/月(時給1,100円/週あたり約36時間勤務)、そのうち支出家賃5万円、交際費4万円、食費3万円、携帯代・光熱費・洋服代・通信費…これらを合わせるとお金が余らないようになっていました。しかし、A君の支払わなくてはならない住民税は年間約85,800円 (月あたり 7,150円)…。

ある日ATMでお金を下ろそうとしたA君。なぜか「残高不足」で引き落としができず、残高照会をしてみると「0円」の表示が……
Aくんは、なぜだろう、と思いながらとりあえず帰宅することに。

そこで、以前に入っていた手紙のことを思い出したA君。
何かの支払い用紙が入った封筒が、いつの日か入っていたような……?
そう思い出してポストを開けると、そこには「差押予告通知」という書類が……!!!

その文面とは、このようなもの。

「あなたの住民税について、これまで再三にわたり納付催告をしてまいりましたが、下記の通り未納になっております。
(中略)このまま放置されますと、法律に基づき差押処分を執行することとなります。」

つまりA君は、住民税を滞納したせいで、なんと預金口座が差し押さえられてしまっていたのです!

・滞納年月
約2年

・滞納総額
約17万3千円(滞納税含む)

A君「月の収入が16万円で……滞納総額が17万超え!?」
(どうしよう、バイト先にバレてめちゃくちゃ怒られたり……最悪クビとかになるかも……)
(もしかしたらクレジットカードも作れないんじゃ……)
(こんな大金すぐに返せないし、とはいえ生活もあるし、今日からヤバい……)

焦りに焦ったA君は、慌てて兄弟に電話。
「ごめん兄ちゃん、聞きたいことがあるんだけど、預金口座を差し押さえられちゃって……」
すると兄弟からは、「早く役所行ってこい」とのアドバイスが。

後にも先にも進めずどうしようもなくなったA君は、すぐに区役所へ向かったのです。

もし住民税を滞納してしまったら…

役所で「家賃も生活費も何もない」と訴えると、まずある程度の資金を返してくれることに。ですが、今滞納している総額は約17万……一度には払えないし、毎月決まった額さえも払うのはギリギリ。
そこで「分割払いもできますよ」という担当者のアドバイスにしたがって、まずは月5,000円ずつ支払っていくことを決意したのです。

A君「しばらく贅沢はできないけど、自業自得か・・・」

この分割払いの他に、今からできる住民税対策があります。それは、給料からの「天引き」。通常であれば、住民税は1年分を4回に分けて支払います。そのため、例えば1年あたり8万円の場合、1回の支払いは2万円と、アルバイトには少し高い金額になってしまいますよね。そこで、毎月の給料から天引きしてもらえば、月あたりだと約7千円。無理のない金額になり、安定して支払うことが可能になります。こうした工夫も、住民税をきちんと払うためには、必要かもしれません。

住民税は、道路や公共施設など、日々の生活に必要な「税金」。だからこそ、しっかり払うことが大切です。払うのを忘れてしまう、めんどくさい、つい遊びに使ってしまう……そんな人はA君のような、大変な思いをしないためにも十分気をつけましょう!

協力:studio woofoo

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