事務に向いていない人の特徴は?事務職の種類や転職におすすめの仕事をご紹介

事務に向いていない人の特徴は?事務職の種類や転職におすすめの仕事をご紹介

事務職に就きたい方必見!

正社員の求人を探す

正社員の就職・転職を考えている人のなかには「事務職」が候補に入っている人もいるかもしれません。事務職は男女問わず人気職種のひとつですが、人によっては事務職に向いていないケースもあります。

就職・転職してから「やっぱり事務には向いていなかった...」とはなりたくないですよね。この記事では、事務職に向いている人・向いていない人の特徴をご紹介します。

事務職にもいくつかの種類があるので、それぞれの詳しい仕事内容や働き方の特徴を確認したうえで、就職・転職における希望条件や性格に合った事務職の仕事を選んでみましょう。

そもそも事務職の仕事内容は?

事務職の仕事内容は所属企業の規模や業種などによって異なりますが、基本的には書類の作成・処理、データ入力などの仕事を担当します。仕事柄、デスクワークが多くオフィスで長時間座って作業を進めるのが特徴です。

事務職は人気が高い一方、人によって向き不向きもある職種とされています。継続して働き続けたいなら、自身に適性があるかを確認しておくことが大切です。

「事務職」とひと言でいっても、従事する業界や分野により業務内容はさまざまであり、大きく7種類に分けられます。

以下の表では、それぞれの事務職の仕事内容を簡単に紹介しています。

<事務職の種類一覧>
※気になる職種名をクリックするとバイトルで求人を検索できます

一般事務 企業の運営に関して幅広い業務を任される。電話対応や書類作成、データ入力、郵便物の発送・仕分け、スケジュール管理などを幅広く担当する。
総務・法務・人事・採用事務 備品管理や防災対策、イベント運営などの業務を担う。社員の採用や給与の支払いなどを担当する人事・採用事務は、契約書のチェックなどを行う法務事務と統合されていることも多い。
医療事務 病院やクリニックの運営をサポートする。窓口対応や電話応対、カルテ整理、診療費計算などの業務を担当し、医療現場ならではの専門的な知識が求められる。医療事務の資格があると有利に働くこともある。
営業事務 営業部門で営業担当者をサポートする。顧客管理や書類作成、商品の在庫管理などを担当。部署全体で数値目標が掲げられており、やりがいを感じやすい。高いコミュニケーション能力が求められる。
経理事務 会社のお金の流れを管理し、帳簿作成や出入金管理、伝票処理、経費精算などを担当する。デスクワーク中心だが銀行に行くことも。簿記や商法などの専門的な知識が求められる。
金融事務 銀行や証券会社、保険会社などの金融機関に勤めて業務を行う。窓口での顧客対応やデータ作成、文書管理などを担当するが、金融機関の種類によって業務内容は異なる。ほかの事務職より女性が多い傾向。
学校事務・大学事務 教育機関で学校の運営や学生の生活をサポート。証明書の発行や入学の手続き、窓口業務などを担当する。教務課や学生課など、配属先によって業務内容が変わる。学生の生活を支えられるのが魅力。

事務職のなかでも、どの分野が向いていて、向いていないかを確認しておくと、自分にあった職種を選ぶヒントになるでしょう。

事務が向いていない人の特徴6つ

どんな仕事にも、人によって向き・不向きがあります。これから事務職の仕事に就職・転職しようと思っている人は、まず自分が事務職に向いているのかどうかをチェックしておくことが大切です。

ここからは、事務が向いていない人の特徴を6つ紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

なるべく人と関わらずに仕事をしたい人

事務職では、ほかの社員と協力しながら仕事を進めていくのが基本です。一人で作業に集中する時間も多くありますが、ほかの社員のサポートを担当する仕事柄、人と接する機会は避けられないでしょう。

職種によっては不在の営業の代役として顧客とやりとりすることもあり、社外の人間と関わる機会もあり得ます。そのため、人との関わりを避けたい人にとっては働きにくい環境と感じてしまうかもしれません。

コミュニケーションが苦手な人には、軽作業やWebライターなど単独で作業を進められる仕事がおすすめです。また、事務職に就きたい場合は職場環境を確認しておくと安心でしょう。

一人での作業がメイン!事務職の求人を探す

ルーティンワークを避けて仕事を進めたい人

事務職では、データ入力や書類作成などの単調な作業が仕事の大半を占めます。同じ作業にコツコツと取り組むのが苦手で、ルーティンワークを避けたいと感じる人には、事務職はあまり向いていないかもしれません。

事務職で発生するルーティンワークが苦手な人は、仕事に向き合うための自分なりの楽しみ方を見つけると働きやすくなるでしょう。たとえば、業務効率を向上させる方法を考える、作業が誰のためになっているのか想像してみるなど、工夫する方法はさまざまです。

単純作業が苦手な方で事務職に就きたい場合は、このように工夫しながら働くと、仕事がしやすくなるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてください。

一日中座りっぱなしであることに苦痛を感じる人

事務職はデスクワークを中心とした職種であり、パソコン作業や文章作成などをこなしながら一日を過ごします。

デスクワークは、どうしても座ったまま長時間作業を続けなければならないことになります。一日中座りっぱなしで作業するのが苦痛な人にとって、事務職は「あまり向いていない」と感じやすいのも事実です。

身体を動かすのが好きな人は、外回りの営業や工場のオペレーターなどを検討するのがおすすめです。

ルート営業・工場作業員の求人を探す

細かな確認作業を苦痛に感じる人

事務職では、資料作成やデータ入力などの業務で細部まで気を使って確認・記入する作業がよく発生します。そのため、細かい数字を見たり、記入したりするのが苦手な人にとっては、事務職の仕事内容が向いていない、つまらないと感じてしまうかもしれません。

特に経理に関わる事務職ではお金を扱う場面が多く、計算・数字への苦手意識がある人は避けるのが賢明といえます。特に大雑把な性格の人は、細かい作業や数字と向き合うのがきついと感じることもあるでしょう。

しかし、事務職とひと言でいっても、仕事内容は分野や職場によりさまざまです。仕事探しの際は、求人で具体的な仕事内容をチェックしてみてください。

定量的な評価が仕事のモチベーションになる人

ほかの社員をサポートする事務職は、仕事の成果を数字に置き換えにくく、定量的な評価が難しい職種です。

「今月は契約を〇件獲得した」といったような、わかりやすい成果がモチベーションになる人は、事務職に向いていないかもしれません。定量評価を求めるなら、事務職よりも営業職のような数値で成果がわかる職種を検討するほうがやりがいを感じやすいでしょう。

事務職のなかでも、求人によっては昇給制度がしっかりとしていることもあります。求人探しの条件として、昇給制度の有無を設定して検索すると理想の求人に出会いやすくなるのでおすすめです。

仕事の優先順位をつけるのが苦手な人

事務職では、複数の業務を同時にこなすケースが多くあります。通常業務に取り組んでいる最中に、新しい仕事を任される場面も少なくありません。そのため、タスク管理が苦手な人は、事務職に向いていないと感じてしまう可能性が高いです。

臨機応変な対応を避けたいなら、軽作業やデータ入力などの単純作業がメインの仕事のほうが向いているでしょう。

当てはまるかチェック!事務が向いている人の特徴

ここからは、事務が向いている人の特徴を4つ紹介します。

自分の性格やスキルに当てはまらないポイントがあっても「事務職に向いていない」と言い切れるわけではありません。適職を見つけられるヒントとして参考にしてください。

他者のサポートが得意な人

事務職の主な役割は、ほかの社員のサポートです。裏方として現場の人々を支えることに喜びを感じるタイプの人は、事務職の適性があるといえます。

他者のサポートが得意な人が細やかな気遣いを発揮すれば、幅広い職種の人々から感謝され、その分大きなやりがいを感じられるでしょう。また、迅速かつ的確なサポートを通じて社員の働きぶりがよくなると、結果的に会社の売上貢献につながることもあり得ます。

他者を支えるのが得意な人は、持ち前のサポート力を発揮しやすい事務職への就職・転職を検討してみてはいかがでしょうか。

臨機応変な対応力を備えている人

事務職ではルーティンワークに加えて、急な頼み事を対応するケースがあります。そのため、複数のタスクに優先順位をつけ、重要な仕事から臨機応変にこなせる人が事務職に向いています。

冷静さを活かして淡々と作業に打ち込める力も事務職の要件のひとつです。事務職では他部署の社員とも協力して業務を進めることが多くあります。

業務中に個人的な感情を介してしまうと、他者とのコミュニケーションが滞る原因になりかねません。結果的に、業務が滞ってしまう恐れもあるでしょう。

私的な感情をコントロールしつつ、臨機応変に仕事に取り組む姿勢が事務職には求められます。

コツコツと丁寧に仕事をやり遂げられる人

資料作成などの地道な作業がメインとなる事務職では、作業への向き合い方が日々の仕事の出来栄えに大きな影響を与えます。

タスクをコツコツと丁寧にこなせる、几帳面で粘り強く業務がこなせる方は、事務職の適性があるといえるでしょう。

PCやOfficeソフトの扱いに慣れている人

事務職の仕事は基本的にPCを使用するため、PCの扱いに慣れていることは大切な要素です。ブラインドタッチで素早く正確にデータを入力できる人は、効率的に事務の仕事をこなせるでしょう。

WordやExcel、PowerPointなどのOfficeソフトは特に使う場面が多くあります。初めて使用する方でも操作可能なソフトですが、使用経験があるとより効率的に仕事が進むでしょう。

事務が向いていない人へ|ほかに向いている仕事は何がある?

ここからは、事務が向いていないと感じている人に向けて、事務職以外でおすすめしたい仕事を4つ紹介します。

事務職以外の職種についても理解を深めることで、より自分に適した仕事が見えてくることもあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

営業職

仕事の成果が見えにくい事務職は、定量的な評価でモチベーションを上げたいタイプの人には向いていないといえます。そんな方は、営業職のように自分の努力がはっきりと数字で示される職種 を検討するのがおすすめです。

外回りを担当する営業職に就くと、取引先まで出向いて交渉する機会が多く、じっとしているのが苦手な人にも向いています。

営業職も業種や分野により、仕事内容は多種多様です。どんな求人があるか、求人サイトで実際に見てみましょう。

販売・接客

お客様やクライアントとのやりとりが得意な人にとって、デスクワーク中心の事務は向いていない傾向があります。そんな方は、顧客と直接顔を合わせてコミュニケーションが取れる、販売・接客の仕事がおすすめです。

販売・接客では、顧客に直接感謝される機会もあり、人の役に立っている実感を得られやすいメリットがあります。顧客と接するときの礼儀作法が身につくのも、接客業の魅力といえるでしょう。

企画・開発

ほかの社員のサポートに徹する事務職では、発想力を発揮する機会が多くありません。なぜなら、決まった作業や依頼された業務を中心にこなすことを基本とするためです。

独創的な発想で部署や企業をリードしたい人には、事務職よりも企画・開発の職種が向いているといえます。

企画・開発職では、自分の意見を積極的に表明しながらチームで作業を進めていくことが多いです。事務職のようなルーティンワークは少ない傾向にあり、日々新しい気持ちで仕事に取り組みたい人にもおすすめといえます。

企画・マーケティングの求人を探す

クリエイティブ職

事務職はほかの人のサポートをするのが主な仕事です。他者との協調性が求められるため、人と関わるのが苦手な人にもあまり向いていないでしょう。

一人での作業を中心に仕事を進めたいなら、WebデザイナーやWebライター、動画編集者などのクリエイティブ職のほうがやりがいを感じやすいです。

大半の時間を一人での作業にあてることになるため、黙々と作業を進めたい場合は、事務職よりもクリエイティブ職のほうが向いているかもしれません。

クリエイティブ職の求人を探す

事務に向いていなくても持っておくと安心!就職・転職に活かせる資格

事務職に就くとき資格は必須ではありませんが、取得しておくと就職・転職で有利になる場合があります。

特におすすめの資格が、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)です。この資格は、WordやExcelなどのOfficeソフトを一定以上のレベルで扱えることを証明する資格で、書類作成やデータ管理など、幅広い業務に役立ちます。

パソコンを使うデスクワークがメインの事務職では、MOSの資格を持っているとパソコン作業に慣れている人であることをアピールできるでしょう。

ほかにも、日商簿記の資格を持っておくと、経理事務の仕事で活かしやすいです。日商簿記は簿記の知識や財務諸表の読解能力を証明する資格であり、採用の際に有利に働くでしょう。

事務職に就職・転職する際に注意しておきたいポイント

最後に、事務職に就職・転職する際に注意しておきたいポイントを2つ紹介します。

事務職に向いている・向いていないにかかわらず、採用活動の際に気をつけておきたいポイントです。どちらもチェックしておきましょう。

人気職種であることを覚悟して求人を探す

前提として、事務職は人気が高い傾向にあり、競争率が高いことを覚悟しておく必要があります。

厚生労働省の調査によると、一般事務の令和4年度の有効求人倍率は0. 41です。それに対して、営業職が1.36、介護サービス職が3.12となっており、事務職はいうまでもなく人気の職種とわかります。

事務への就職を希望する場合、求人サイトを活用することで効率的に応募可能な求人を見つけられますよ。

バイトルNEXTでは全国の事務の求人を取り扱っており、こだわり条件での検索機能も充実しています。事務職を目指すときは、ぜひバイトルNEXTを活用してみてくださいね。

※参考:厚生労働省「職業別<中分類>常用計 有効求人・求職・求人倍率(令和4年6月)

正社員登用制度を検討してみる

人気の高い事務職は正社員の求人が限られているため、正社員登用制度を利用する方法もおすすめです。

正社員登用制度とは、アルバイトやパートなどの非正規の雇用形態から、一定の雇用期間や要件を満たすことで正社員への昇格が可能になる制度です。

正社員登用制度があることを確認したうえで、まずはアルバイトやパートとして働き、将来的に正社員へのステップアップを目指すのもよいでしょう。

社員登用あり!事務職の求人を探す

まとめ|「事務は向いていない」と思う人は、自分にあった仕事を見直そう!

事務職は、ほかの社員のサポートがメイン業務となるため、自分に向いているかどうかを確認することが重要です。適性がある人は、資格取得などを活用することで人気の事務職に就職できる可能性が高まります。

事務職が向いていないと感じる人は、営業や販売、クリエイティブなど、ほかの職種を検討してみることをおすすめします。また、向いていない場合でも求人によっては、条件次第で働きやすい職場を見つけることも可能です。こだわりの条件を指定して求人を確認してみましょう!

バイトルNEXTを通じて自分に合った働きやすい職場を見つけ、充実した毎日を過ごしてはいかがでしょうか。

自分に向いている仕事 を探す

【あなたにおすすめの記事】
オフィス・事務(一般事務)の志望動機の書き方・例文
【面接Q&A】事務職の面接で聞かれる質問とは?面接時の注意点と服装マナーを解説
庶務とはどんな仕事のこと?事務・総務との違いや具体的な仕事内容を紹介
簿記は就職の役に立たない?有利なのは2級から?学ぶメリットや有利な就職先を解説!
【履歴書】「営業職」の自己PRの効果的な書き方とポイント!未経験者の例文も紹介

 

5つのSTEPでキミのバイト応募をサポート!バイトGET完全マニュアル

特徴・勤務地から仕事を検索

検索

人気の検索

人気の検索

検索

カテゴリ一覧