【24卒・25卒】就活はいつから?流れや準備時期を徹底解説

【24卒・25卒】就活はいつから?流れや準備時期を徹底解説

就活を控えた大学3年生・4年生の中には、「いつから何を始めれば良いかわからない」「周りが動き出して焦りを感じている」という人も多いでしょう。就活を成功させるためには、しっかりと計画を立てて早めに準備を進めていきたいですよね。

この記事では、24卒・25卒の学生に向けて、就活の流れや準備すべき内容を徹底解説します。4月から本格的に就活が始まる24卒も、これから就活を始めようと思っている25卒も、これからの動きをチェックしておきましょう!

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就活の「〇卒」って?自分が何卒にあたるか確認しておこう

就活のポイントは、自分に合った情報収集です。さまざまな就活サイトで、「〇卒向け」と大学・大学院の卒業年で分けて情報を発信しています。

SNSで「#24卒」「#25卒」などと検索すれば、選考状況に関する情報を得られることも。まずは自分が「〇卒」に該当するのかを確認して、正しい情報収集ができるようにしましょう。

【24卒】…2024年の春に卒業予定

  • 2023年4月に大学4年生/大学院2年生の学生が該当
  • ●2023年3月、就活が本格化する時期に入る
  • ●面接対策やエントリーを始めよう

↓【24卒の就活スケジュール】をチェックする↓

【25卒】…2025年の春に卒業予定

  • 2023年4月に大学3年生/大学院1年生の学生が該当
  • ●2023年3月、就活の準備を始める時期に入る
  • ●自己分析やインターン参加の準備を始めよう

↓【25卒の就活スケジュール】をチェックする↓

【24卒の就活スケジュール】3月からいよいよ就活が本格化!

2024年3月に卒業を予定している【24卒】の学生は、いよいよ就活が本格化します。内定までの就活スケジュールは、以下のとおりです。

24卒の就活スケジュール(3年生3月~4年生10月)

24卒の就活解禁日は、日本経済団体連合会(経団連)により以下のルールが定められています。(※参照

  • ・広報解禁:2023年3月
  • ・選考解禁:2023年6月
  • ・内定解禁:2023年10月

大学3年の夏からインターンシップやセミナーの参加を重ね、広報解禁前にすでに志望企業を決めている学生も少なくありません。

「まだ就活を何もしていない」「これから自己分析を始める」という学生も、24卒は本格的に準備に取りかかるべき時期であると言えるでしょう。

すでに情報収集や自己分析を済ませている学生は、会社説明会への参加やエントリーを開始しましょう。

これから動き始める学生は、春のうちに基本の準備と企業へのエントリーを同時進行で進める必要があります。いつから、どのような時間配分で準備を開始するか、まずは計画の作成をおすすめします。

【関連】就活で就職先が決まらない人の特徴は?内定が取れない場合の対策方法を解説!

↓就活に必要な基本準備をチェックする↓

【25卒の就活スケジュール】選考に向けた就活準備を開始しよう

2025年3月に卒業を予定している【25卒】の学生は、就活準備を始める時期に入ります。

どのような仕事に興味があるのか、少しずつ情報収集を始めましょう。選考開始までの就活スケジュールは、以下のとおりです。

25卒の就活スケジュール(3年生4月~3年生3月)

25卒の就活解禁日は、日本経済団体連合会(経団連)により以下のルールが定められています。(※参照

  • ・広報解禁:2024年3月
  • ・選考解禁:2024年6月
  • ・内定解禁:2024年10月

卒業まであと2年、この時期はインターンシップへの参加や資格取得など、事前準備にしっかり時間をかけられます。

来年の広報解禁時には「すでに志望企業が決まっている」「すぐにでもエントリーできる」くらい、いつからでも応募できる状態にしておくと安心です。

▼就活に役立つ資格取得を検討中の方はチェック

就活の内定時期が早まってるって本当?基本の就活ルールをチェック

24卒・25卒の就活スケジュールは、経団連により現行ルールの継続が決定しています。現行ルールとは、3月広報解禁/6月選考解禁/10月内定解禁のスケジュールのことです。

しかし、経団連により就活解禁日が定められているものの、学生の就職活動や内定時期は一段と早まっています。考えられる理由は、以下のとおりです。

  • ●企業間の人材獲得競争
  • ●インターンシップからの採用
  • ●オンライン化による選考の短期化

内定時期が早まっていることを考え、早めの準備が大切です。また、経団連に所属していないベンチャー企業などは、上記の就活ルールを守る必要がありません。そのため、優秀な学生を確保するべく早期に内定を出すことも。

そのような学生が周囲にいれば、大手企業志望で就活解禁を待っている学生でも不安を感じてしまいます。

早期化の波に翻弄されると、就活が長期化して心身に負担がかかる恐れがあります。周囲の動きに焦りを感じないよう、計画的に進めましょう。

【24卒・25卒共通】就活のための基本準備

就活を始めるにあたって、企業にエントリーするまでに以下のステップを踏んでいく必要があります。

ここからは、それぞれのステップで行う活動やポイントを解説します。残された時間を逆算して、自分のスケジュールを立ててみましょう。

就活に関する情報収集:4月から

まずは「就活に関する情報収集」を始めましょう。

どのような就職イベントが開催されているかや、インターンシップの情報、気になる企業の採用情報などを集めましょう。おもに、以下のような手段での情報収集がおすすめです。

  • ・就職情報を取り扱うインターネットサイト
  • ・気になる企業のホームページ
  • ・大学内のキャリアセンター
  • ・就活イベントや就活生交流会
  • ・部活・サークル・研究室の先輩やOB・OG

春の段階でおおまかな志望業界を絞っておくと、以降のステップがより明確なものとなるでしょう。

自己分析・ガクチカ/自己PR作成:4月から

就活の要となるのは、「自己分析」です。自己分析を丁寧に行うことで、選考時のアピールや企業選びの判断基準として役立ちます。整理しておきたい項目は以下のとおりです。

  • ・幼少期・小学校・中学校・高校・大学それぞれのエピソード
  • ・自分で考える性格・人から見た性格
  • ・趣味・特技
  • ・苦手なこと・得意なこと・頑張ったこと
  • ・興味のあること・やってみたいこと

とくに、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は頻出質問です。自分では当たり前にしてきたことが、実は評価されるべき内容ということも。

これまでどのような経験をしてきたか、その経験を通してどんな強みやスキルを身に着けたのか、自分の性格や得意なことからどんな仕事が向いていると思うかなどを客観的に分析してみましょう。

自分では強みや良さを見つけにくいという方は、家族や友人などに確認してみるのもおすすめです。

気になる業界・企業の分析:6月から

自己分析で過去の経験を振り返ったり、興味のあることややってみたいことを考えたりしたら、次は「気になる業界・企業の分析」を行いましょう。

業界の雰囲気や仕事内容の詳細を知っておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がるので、とても大事な準備です。

まずは気になる業界の大まかな動向や仕事内容を調査しましょう。その中で気になる企業を見つけたら、さらに深堀りしてその企業の特徴や他社との違いなどを調査、分析していきます。

業界・企業分析の手段は、就職情報サイトがおすすめ。記事公開日には注意が必要ですが、最新の情報を手軽に収集しやすいです。

他にも、新聞や書籍などの活用もおすすめです。最近はスマホでも新聞が読めたり、ニュースをチェックできたりするので、気になる業界や企業の動向は常に追う意識を持っておくと、あとで選考の時に役に立つ場合もあります。

エントリーシート記入時や面接対策をするときに見返せるように、ブックマークしておくのも良いでしょう。

インターンシップへの参加:夏は6月・秋冬は10月から

志望業界が絞れたら、「インターンシップへの参加」を検討します。とくに、授業のない夏休み中の参加がおすすめです。

インターンはいつから始まるの?と時期が気になる方もいると思います。サマーインターンは6月から、秋冬インターンは10月から行われるのが一般的なので、エントリーに乗り遅れないように注意が必要です。

インターンシップに参加することで、業界への向き不向きを確かめたり、企業の雰囲気や仕事内容を知ったりできます。

1~3カ月の長期インターンシップと、1~2日もしくは1~2週間の短期のインターンシップがありますが、それぞれに参加するメリットがあります。

インターンシップの種類や種類や参加するメリットは、以下でチェック!
↓参加するべき?インターンシップの種類と参加のメリット にジャンプ↓

【関連】インターンバイトはお金・単位・スキルの3点GETな無敵なバイト説

履歴書・エントリーシート(ES)作成:9月から

事前に行っておいた自己分析を元に、履歴書やエントリーシート(ES)を作成します。

  • ・履歴書:個人情報や今までの経歴・スキルを伝える書類
  • ・ES:選考時のために提出が必要な自分の魅力や人柄をアピールする書類

ESの質問項目は企業ごとに異なりますが、主にガクチカ・自己PR・志望理由を問われることが多いので、ある程度ESに書くことは決めておきましょう。

また、大手企業には数えきれないほどの応募が集まります。周囲と差をつけてアピールできる経験やスキルを持っておくと、書類選考で採用担当者の目を惹きやすいです。

就活に有利な資格としては、TOEICや日商簿記検定、秘書検定、MOSなどがあげられます。気になる業界・企業が求める人材にマッチする資格を取得しておくと、履歴書でのアピールポイントが増えます。

選考・面接対策:9月から

履歴書やエントリーシートの作成と同時進行で、選考・面接対策を始めましょう。筆記試験やwebテストを実施する企業も多いので、早めの対策が必要です。

面接選考の流れの一例は、以下の通りです。

  • 一次面接…面接官1~2人:就活生2~6人の集団面接
  • 二次面接…面接官1~2人:就活生1~3人の集団面接
  • 最終面接…面接官1~3人:就活生1人の個人面接

面接官1~2人に対して、1人で面接をする場合と複数の就活生で面接をする場合があります。

また、面接の形式も通常の対面形式以外にWEB面接や、就活生同士で決まったテーマについて話し合うディスカッションなど、様々なスタイルがあります。

頻出質問への回答用意はもちろん、様々な面接形式に対応できるように練習をしておきましょう。

▼面接対策に役立つ記事

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OB・OG訪問:10月から

OB・OG訪問とは、気になっている企業・業界で働く先輩を訪ねて、実際の仕事内容を把握することです。事前に行った企業・業界分析と合わせて、よりリアルな雰囲気を感じ取れます。

実際に働いている人から、勤務の実状や感じている本音などを聞くことにより、エントリー後のミスマッチを防げます。OB・OG訪問の大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 1.訪問する企業・業界を絞る
  2. 2.訪問する目的を決めて該当する先輩を探す
  3. 3.アポイントを取って日時を調整する
  4. 4.先輩が働く企業を訪問する
  5. 5.お礼の連絡をする

せっかくの機会のため、気になることを漏れなく質問できるよう準備しておきたいですね。

企業説明会への参加:3月から

就活の広報が解禁されたら、さっそく企業説明会に参加しましょう。企業・業界分析やインターンシップで得た知識をふまえて、気になる企業の説明会は積極的に受けておきましょう。

新型コロナ流行後、オンラインでの企業説明会も増えました。大学の授業やバイトのすきま時間でも気軽に参加でき、企業について知ることができるので、ぜひ活用してみてください。

応募する企業が明確になったら、説明会での内容をふまえて履歴書やESのアップデートを行います。エントリーが開始すると、ESを書く量が増えて負担も大きくなるので、早めに提出準備を進めましょう。

参加するべき?インターンシップの種類と参加のメリット

企業・業界の雰囲気をしっかり肌で感じられるインターンシップ。

参加した方がいいの?いつ参加すればいいの?など、不安を抱えている人も多いでしょう。ここでは、短期インターンと長期インターンの違いと、それぞれに参加するメリットをご紹介します。

短期インターン

短期インターンとは、1~2日もしくは1~2週間程度で終わるインターンのことです。実際に数日間、企業で働く社員と一緒に動くことで、その仕事を深く理解できます。短期インターンに参加するメリットは以下のとおりです。

  • ・専用のプログラムが組まれており効率が良く企業の情報を把握できる
  • ・複数の企業を大まかに知り比較・検討できる
  • ・自己PRに使える良い材料になる
  • ・一日体験なども多く自身のスケジュールと調整しやすい

とくに「複数の業界で迷っている」「企業ごとに違いがあるか知りたい」という人におすすめです。また、お試しとはいえ、働くことに対して不安を感じている人は短期インターンから慣れておくと良いでしょう。

長期インターン

長期インターンとは、1ヵ月~3ヵ月程度かけて行なうインターンのことです。長期にわたり、企業で働く社員と同じ業務にあたります。長期インターンに参加するメリットは以下のとおりです。

  • ・数ヶ月かけて企業の仕事理解を深められる
  • ・長期インターンからそのまま内定につながることもある
  • ・長い実務経験を就活に活かせる
  • ・気になる企業を体験しながら働いた分の給与を得られる

仕事内容の把握だけでなく、働く責任の重さを感じる長期インターン。長期となれば、学業との両立が大変なため、夏休みなどを活用しましょう。

長期インターンはとくに、志望する業界や企業が絞られている人におすすめです。

新型コロナの流行は24卒・25卒の就活に影響する…?

24卒・25卒の学生は、入学時からコロナ禍に悩まされた「コロナネイティブ」に当てはまります。入学当初から授業やサークル活動を制限され、縦のつながりも作れず就活に不安を感じている方も多いのでは?

新型コロナは、2023年5月から「2類→5類」へと移行される予定ですが、24卒・25卒の就活にどのような影響を与えるのでしょうか?

24卒の場合

24卒の場合、新型コロナの影響により対面とオンラインの両方の対策が必要です。面接はもちろん、説明会などの手段も、企業によって異なると考えられます。

また、コロナネイティブである24卒は、さまざまな活動を制限された影響により「ガクチカ」が埋められない可能性も。アルバイト・ゼミ・部活・留学など、代表的なガクチカが通用しないとなると頭を抱えますよね。

しかし、24卒の就活生はみんな同じ条件で戦います。緩和されつつある今、OB・OG訪問や1日インターンシップなど手軽にできる体験を検討してみてはいかがでしょうか?

また、制約の多いコロナ禍だからこそ得られた力に焦点を当ててみるのもおすすめです。「リモートでも信頼関係を築ける会話力を身に付けた」「客足が減ったアルバイト先へ経営改善策を提案した」など、アピールポイントを取りこぼさないため、自己分析に時間をかけましょう。

25卒の場合

今後、5類への引き下げにより新型コロナの影響が落ち着けば、対面の機会が増えると考えられます。そのため、25卒は対面での面接対策に力を入れる必要があるでしょう。

また、企業説明会など、例年と違った形で開催する企業が増えるかもしれません。常に最新情報を意識することが大切です。正確な情報収集、早期の志望企業決定により、良いスタートを切りましょう。

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まとめ

24卒の学生は就活が本格化する時期、25卒の学生は就活の準備を始める時期に入りました。

「就活はいつから?」「インターンはいつから?」などと、漠然とした不安を感じている人は、全体的な就活の流れの把握が大切です。流れを理解できれば、残された時間を逆算して今取り組むべきことが見えてくるでしょう。

また、コロナ禍によりガクチカが埋められない、対面での受け答えに不安を感じるなど、それぞれ悩みを抱えているかもしれません。困ったときこそ、一人で抱え込まず周囲への相談をおすすめします。第三者から見てもらうことで、就活のヒントが見えてくるはずですよ。

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