シングルマザーのおすすめの仕事10選!資格なしでも働ける仕事・稼げる職種もご紹介

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シングルマザーにとって仕事と子育ての両立は大きな問題です。働きやすくしっかりと稼げる仕事を見つけることが理想的ですが「資格を持っていないから」と、仕事探しに対して不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際は資格の有無にかかわらず稼ぎやすい職種も多くあります。そこでこの記事では、シングルマザーの就業を支援する制度や仕事探しのポイント、おすすめの職種などをまとめました。

自分に合った方法で、安心して子育てと両立できる働き方を見つけましょう。

シングルマザーの理想の働き方と就職状況

子育てと仕事の両立で大変なシングルマザーにとって、子どもの年齢に合わせて働き方を柔軟に変えられることは理想的と考える人もいるでしょう。

さまざまな働き方があるなかで、シングルマザーの方がどのような働き方をしているのか実情を知ることで、自身のキャリアのヒントになることも。ここでは、シングルマザーの働き方についてデータを交えて実情を紹介します。

子どもの年齢に合った働き方とは?

2歳以下の子どもは目が離せない時期であることから、保育園といった預け先がないと働きながらの育児は難しいといわれています。生活と子育てに専念する、あるいは無理のない範囲で働くことを検討してみてください。

子どもが幼稚園や保育園に通うようになり、自分の時間ができるころから勤務時間を確保するとよいでしょう。ただし、未就学児の場合、子どもの体調が不安定なことも。急なお迎えやお休みに対応できるよう、子どもが小学校に入学するまでは、時間に融通がきく働き方が向いているといえます。

子どもが小学生に入学したあとは、日中のまとまった時間を仕事にあてやすくなりますよ。

データから見るシングルマザーの就職状況とは?

厚生労働省の「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査」によると、母子世帯数は119.5万世帯で、平均年収は272万円です。

全国のシングルマザーのうち、働いている人の割合は86.3%です。そのうち、48.8%が正社員、38.8%が非正規雇用、5.0%は自営業という結果でした。

データからもわかるように、働くシングルマザーのうち約半数は正社員として働いています。そのため、シングルマザーも正社員になれる可能性は十分にあるといえるでしょう。

※参考:厚生労働省「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果」

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【パート・正社員】それぞれのメリット・デメリット

シングルマザーの観点から、パート・正社員で働くメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

シングルマザーがパートで働くメリット・デメリットとは?

パートで働く最大のメリットは、勤務時間と休みの融通が利くことです。

シフト制のパートであれば、学校行事の参加や、子どもの急な体調不良の際でも休みをとりやすい傾向にあります。時間をうまく有効活用できれば、ダブルワークで収入をより多く確保することもできるでしょう。

一方デメリットは、月給制の正社員と比べて収入が低く安定しにくい点が挙げられます。時給制で働くため、仕事を休むとそのぶんだけ収入が減ってしまうからです。

「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果」によると、正社員の平均年収は344万円、パートは150万円と倍以上の差があるとわかっています。

※参考:厚生労働省「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果」

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シングルマザーが正社員で働くメリット・デメリットとは?

正社員で働くメリットは、収入が安定しやすいことです。

前述したように、正社員とパートでは平均年収に倍以上の差がつくという結果に。正社員ならボーナスが期待できるうえに、パートよりも昇給の機会が多い傾向にあります。

さらに、正社員は社会的な信用度が高いため、ローンを組みやすいこともメリットです。家を購入する、教育費を借りるなど、選択肢が広がるかもしれません。

デメリットとしては、パートに比べて勤務時間や休みの融通が利きにくいという点が挙げられます。学校行事や子どもが体調不良になっても、簡単に早退できないケースも。

また、繁忙期に時間外労働が増えたり、転勤の可能性があったりする点も、正社員ならではのデメリットです。パートとは異なり、正社員の仕事には責任がともなうため、プレッシャーを感じることも少なくないでしょう。

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シングルマザーの仕事を支援する制度とは?

こども家庭庁では、ひとり親家庭の経済的な自立支援を目的に、自治体と協力して就業支援に取り組んでいます。

東京都を例に、20歳未満の子どもを養育するシングルマザーを対象にした、代表的な就業支援対策を見ていきましょう。

(区市町村が行う)就業支援全般 就労専門の相談員による自立や就業に向けたアドバイス、求職活動の補助など
ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金 就職につながる対象講座の受講・修了で、受講料の60%(上限20万円または40万円×修学年数(最大4年))を給付
ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金 看護師や介護福祉士など国家資格を取得するため、1年以上養成機関で修業する場合、高等職業訓練促進給付金を支給(最大48月)。講座の修了時には、高等職業訓練修了支援給付金を支給
ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業 高等学校を卒業していない保護者、20歳未満の子どもの学び直しを支援
ひとり親家庭在宅就業推進事業 在宅就業を希望するシングルマザーに対し、クラウドソーシングサービスなどの活用で収入を得られるよう支援
ひとり親向けオンライン訓練・就活支援事業 パソコンや通信機器を無償貸与し、eラーニングによる資格取得やスキルの習得に向けた訓練を実施
ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業 高等職業訓練促進給付金を受けながら養成機関に在学し、資格の取得を目指す際、資格取得を促進する目的で入学準備金や就職準備金を貸し付ける

※参考:東京都福祉局「お仕事・就職|支援一覧」

上記のような制度を活用すると、給付金を受けながらスキルアップや資格を取得することが可能です。ただし、支援制度の有無は都道府県等によって異なるため、お住まいの自治体に確認しましょう。

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シングルマザーが正社員求人を探すときの4つのポイント

シングルマザーにとって働きやすい正社員求人を見つけるには、以下のポイントを考慮しましょう。

  1. 自宅から通いやすいか
  2. 勤務時間が生活に合うか
  3. 持っている資格を活かせるか
  4. 正社員登用制度が多い職業か

ポイント①自宅から通いやすいか

自宅から職場が遠いと、子どもに何かあったときに迎えに行くのが大変になります。なるべく自宅から近い職場を選ぶと、すぐに駆けつけることができるので安心です。

また、朝の時間に余裕を持てるうえに、体力の消耗も防げるでしょう。少しでも移動時間を減らしたい場合は、在宅ワークができる職種に就くのもおすすめです。

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ポイント②勤務時間が生活に合うか

生活リズムに合う時間帯で働けるかどうかも大切なポイントです。たとえば、子どもの登校時間が出勤時間よりも遅い場合、子どもだけで戸締まりをしなければなりません。

万が一のことを考え、出勤時間を子どもの外出時間に合わせると安心です。また、子どもだけで夜を過ごすことがないよう、なるべく残業がない仕事を選ぶことをおすすめします。

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ポイント③持っている資格を活かせるか

資格を活かせる仕事を選ぶと、即戦力として期待される可能性があるほか、正社員の就職活動がスムーズに進みやすいです。資格の種類によっては、高収入が得られる仕事も。代表的な資格は、以下の通りです。

  • 簿記
  • ホームヘルパー(介護職員初任者研修以上)
  • パソコン
  • 医療事務
  • 看護師
  • 准看護師
  • 理容師、美容師
  • 栄養士
  • 調理師
  • 介護福祉士
  • 保育士
  • 理学療法士
  • 作業療法士

上記の資格を持っている方は、それを活かせる仕事の求人を検索してみてください。また、これから資格取得を目指す方は、資格選びの参考にしてみてくださいね。

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ポイント④正社員登用制度が多い職業か

正社員になる方法の一つとして、パートから正社員を目指す正社員登用制度の活用があります。この制度を利用できる職場なら、子どもが小さいうちはパートで働き、子育ての状況に合わせて正社員を目指すといった働き方が可能です。

パート期間に実務経験を積めるため、正社員に登用されたらスムーズにキャリアを形成できるメリットがあります。必ずしも登用されるわけではありませんが、就職活動をせずに正社員になれる可能性があるのは、正社員登用制度ならではのメリットです。

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資格なし&未経験でもOK!シングルマザーにおすすめの仕事6選

「資格やこれまでのスキルを活かせる」「在宅が可能」など、シングルマザーが働きやすい仕事はたくさんあります。特に、女性が多く活躍している仕事は、シングルマザーにとって働きやすい傾向です。ここでは、シングルマザーにおすすめの仕事を6つ紹介します。

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1. コールセンター
2. 家事代行
3. 営業職
4. ITエンジニア
5. 医療事務
6. 看護助手

コールセンター

コールセンターは問い合わせ対応や営業など、電話で顧客とやりとりをする仕事です。シフト制が多く、勤務日や勤務時間の調整がしやすい職場が多い傾向にあります。

時にはクレーム対応といった大変な仕事もありますが、座りながら仕事ができる点は体力的に不安がある方でも働きやすいでしょう。

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家事代行

日頃の家事で培った経験とスキルは、家事代行の仕事で活かせます。掃除や料理が好きな方は、楽しみながら仕事ができるでしょう。

家事代行もシフト制が多く、時間の融通がききやすいメリットがあります。会社によっては社内に託児所を設けているところもあり、子どもが小さいうちから働きたい方にもおすすめです。

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営業職

コミュニケーションを取るのが得意な方は、営業職に挑戦してみるのもおすすめです。成果報酬やインセンティブを設けている会社で勤めると、成績次第で大幅な収入アップが期待できます。

外回りを基本とする営業職なら、比較的自由にスケジュールを調整することが可能です。正社員でありながら、時間の融通がきくのはシングルマザーにとってメリットといえます。

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ITエンジニア

ITエンジニアは在宅でもできる仕事が多く、子育てと両立しながら働きたいシングルマザーに向いています。正社員雇用以外にも、フリーランスとして独立することも可能です。

デジタル技術の急速な発達により、ITエンジニアは人材不足の傾向にあります。専門的なスキルが必要な職種ではあるものの、未経験可の案件も比較的多いです。手に職をつけたいシングルマザーの方は、挑戦してみるのもよいでしょう。

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医療事務

医療事務は比較的女性の割合が多く、シングルマザーを含む女性にとって働きやすい職種といえます。

医療事務は資格がなくても働けますが、正社員を目指すのであれば資格の取得をおすすめします。資格があると「業務に直結する知識を学べる」「待遇面で優遇される」「未経験でも採用されやすくなる」などのメリットも。

医療事務の代表的な資格として、以下のものが挙げられます。

それぞれ求められる知識が異なるため、資格取得の際は試験の概要をチェックしましょう。

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看護助手

看護助手(ナースエイド)とは、看護師の補助をする仕事です。看護師の資格や経験がなくても医療現場に携われます。看護助手の仕事内容は次のとおりです。

  • 看護師の看護業務や医療行為のサポート
  • 入院患者の身の回りのケア(入浴や排泄の身体介助など)
  • 環境整備(病室のベッドメイキングや洗濯など)

看護助手は比較的収入が高く、シングルマザーに人気です。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、看護助手の収入は平均で21万円程度とされています。

看護助手は雇用形態の種類も多いため、柔軟な働き方が選択できる点もシングルマザーにとって魅力といえるでしょう。

※参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

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【40代向け】シングルマザーも稼げる!資格を活かした仕事4選

すでに資格をお持ちの方なら、資格を活かした働き方をすることで高収入が目指せることがあります。ここでは、40代のシングルマザーにおすすめの資格を活かした仕事を4選まとめました。

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1. 看護師
2. 保育士
3. 介護福祉士
4. 歯科衛生士

それぞれ詳しく見ていきましょう。

看護師

看護師は働き口が多いうえに、仕事の需要が安定しているのが大きな魅力です。職業柄、シフト制が基本のため、子どもの予定に合わせてスケジュールを調整しやすい傾向があります。

看護師の平均年収は約500万円と、母子世帯の平均年収約272万円と比較して高い水準だとわかります。看護師は国家資格の取得が必要な職種のため専門性が高いぶん、平均年収も高くなるのです。

未経験から看護師を目指したい方は、看護助手からスタートし、准看護師または看護師にキャリアアップすることも選択肢としておすすめです。

病院によっては、看護助手から看護師を目指す人を金銭面から支援するケースも。40代から看護師になりたい方でも挑戦しやすいといえます。

※参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

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保育士

保育士の仕事も需要が高く、資格を持っている方は年齢にかかわらず就職しやすいです。これまでの子育て経験を仕事に活かせることも、シングルマザーにとって働きやすい理由の一つです。

保育士の平均年収は約390万円と、母子世帯の平均年収約272万円と比較して高い水準だとわかります。保育士として働くには、国家資格である「保育士資格」が必要です。

保育士は有効求人倍率も高い傾向にあり、有資格者であれば即戦力として採用されやすい傾向にあります。看護師にはおよびませんが、比較的年収が高いことも保育士の魅力です。

※参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

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介護福祉士

介護職は資格がなくても働ける求人もありますが、介護福祉士を持っていればできる仕事の幅も増え、収入アップが期待できます。

介護福祉士の平均年収は約390万円と、母子世帯の平均年収約272万円より高いです。介護現場も人手不足の傾向にあるため、正社員として就職できる可能性が高いでしょう。

企業によっては託児所や社宅などを完備していることもあります。十分な額の給料をもらいつつ、家賃を節約できることで家計が一気に楽になるかもしれません。

また、正社員登用が活発なこと、シングルマザーの雇用に積極的な点も介護福祉士を目指すメリットです。介護福祉関連の職種に興味がある方は、介護福祉士の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

※参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

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歯科衛生士

日本では歯科医院の数が多いため、歯科衛生士の仕事も一定の需要があります。

日本全国に働き口があり、どこに引越しをしても仕事が見つかるのは歯科衛生士の魅力です。歯科医院は開院時間と曜日が固定で、夜勤もないのでシングルマザーにとって働きやすい環境といえます。

歯科衛生士の平均年収は約380万円と、母子世帯の平均年収約272万円より高い水準だとわかりました。歯科衛生士になるには、専門学校に入学して3年以上の過程を受け、歯科衛生士試験に合格する必要があります。

未経験からの挑戦はハードルが高いかもしれません。しかし、シングルマザー向けの就職支援を活用すれば、資金面での負担を抑えながら資格取得が目指せることも。歯科衛生士になりたい方は詳細を確認しましょう。

※参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

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まとめ|シングルマザーが子育てと両立しながら稼げる仕事はたくさんある!

シングルマザーが子育てと仕事を両立する場合、子どもの年齢に合わせて働き方を選択できると働きやすくなります。女性が多い職場や資格がなくても働ける仕事など、シングルマザーにとって働きやすい仕事を探すことが大切です。

本記事で紹介した4種類の資格を取得したい方は、こども家庭庁が実施するひとり親家庭の自立支援対策を有効に活用してみましょう。

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