就活で就職先が決まらない人の特徴は?内定が取れない場合の対策方法を解説!

就活で就職先が決まらない人の特徴は?内定が取れない場合の対策方法を解説!

自分では一生懸命しているつもりでも「就活で内定を取れない…」「12月になってもまだ内定が取れなくて焦る…」など、就職先との相性はありますが、就活終盤になっても決まらないときは就活の対策が間違っているのかもしれません。

自分のPRがうまくいっていない場合は、伝えたいことと相手が求めていることがずれているなど、就活がうまくいかないときにはなにか理由がある場合も少なくありません。就活がうまくいかないポイントを探って対策を練りましょう。

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就活で内定が決まらない人の特徴

就活で内定が決まらない人の特徴

 

就活の選考でうまくいかないとき、落ち込んで不安になるのは当然ですが、まずは自分がなぜ内定が出ない理由を把握しましょう。理由に合わせて対策が取りやすくなります。

ここではどんな人が内定が出にくいのか、その特徴を解説します。

入社後のビジョンを描けていない

面接の定番といえる「入社後のビジョン」や「キャリアへの考え方」の質問、企業がこれらを聞く意図はなんでしょうか?

よく思われたい、という気持ちから、自分のスキルがどんな風にその会社に役立つかをPRしがちです。

しかし、この質問で企業が重視しているのは入社への真剣度や熱意、そして入社後のミスマッチ防止です。
企業は今の自分を良く見せようとする学生より、意欲が高く成長し続けられる伸びしろがある学生を求めます。また、応募者の将来像とその会社でできることが異なる場合、早期の退職に繋がる恐れがあります。

この質問ではきちんと入社後のビジョンが描けていて、成長する意欲が高いのか、そして、入社後はミスマッチなく長く働いてもらえるのかを確認しているのです。

ビジネスマナーが身についていない 

面接ではきちんと話せているのに、なかなか結果が出ないという人はビジネスマナーを見直してみましょう。

就職後、社会人として、きちんと振舞えるのかも企業は見ているでしょう。

当たり前ですが、社会で働いていると見ず知らずの初対面の人とやりとりする場面は少なくありません。
そのため、第一印象を左右するビジネスマナーは大切です。

社会人になれば社員の印象が会社にも影響します。
くたびれたスーツにボサボサの髪など身だしなみに気を使わない人、敬語がきちんと使えない人、自信がなさそうな人などは第一印象が悪く、採用を見送られる可能性が高くなります。

就職活動の準備不足

就職が決まらない場合、準備不足の可能性も考えられます。
自分では十分に準備したと考えていても、準備不足に陥っている場合もあります。

自己分析が適切にできていない人はPRにも影響しますし、相性が合わない業界や企業を受け続けている可能性もあります。

企業研究も重要です。本当に自分に合った業界や会社なのかを知ると同時に、きちんと理解して応募しているかが企業に伝わることも大切です。
また準備はできているつもりでも、面接本番で緊張してうまく話せていない可能性もあります。面接対策として、模擬面接を繰り返ししておきましょう。

就職活動自体の不足

就活の準備不足だけでなく、そもそも就活に割く時間自体が足りていないというケースもあります。

講義や卒論、アルバイトで忙しい学生も多いですが、エントリー数が少なかったり、大手企業ばかり受けていたりという就職状況では、受ける母数が減るため当然内定が貰える確率は下がります。

エントリー数を増やしたり、インターンに参加したり、さらに積極的に就職活動を進めましょう。

就職活動の軸がぶれている

自分が何をしたいか、どんなことに興味があるか。これからの自分がどうしたいのかをよく分かっていないまま就職活動を続けていてもなかなかうまく行きません。

自分がどうしたいかわからないと就職活動の軸がぶれてしまうからです。
就職活動の軸をしっかりと決めていないと、自分がなぜその会社や業界を選んだのか、志望動機や自己PRをうまく伝えられなくなりがちです。

周りが決まって焦ってなんでもいいからと受けても、軸が定まっていないと相手に伝えるべき内容がぼやけてしまいます。

エントリーシート対策が不十分

自分のことをアピールする材料はすべての会社で同じでいいと考えていませんか?
エントリーシートはすべて同じ内容のものを使うのではなく、企業ごとに最適化しましょう。

自分の伝えたいことは同じでも、企業が求める情報、聞きたいことは企業によって変わってきます。

同じ志望動機や自己PRでも「その企業が求めている情報になっている」かどうかが大切です。また、伝わりにくい文章では相手に内容が伝わらないため、わかりやすく簡潔な内容を心がけましょう。

適正検査対策が不十分

筆記試験での対策が不足していると足切りに引っかかってしまうこともあります。

エントリーシートと同時に適性検査など筆記試験を実施する企業は多いです。
その場合、筆記試験での得点で一定数足切りをしてから、エントリーシート選考する流れが効率的な採用が可能になるため、なかなか通過できないのであれば、筆記試験の得点が採用ラインに届いていない可能性があるためです。

就職後の仕事内容と直接関係ないように感じても、企業にとっては採用するうえでの目安になるので、適性検査などの対策はしっかりとしておきましょう。

理想が高すぎる

現状の自分のレベルを見極めて、受ける企業や業界を考えることも重要です。

大手企業がいい、働きたい会社があるなど明確な目標を持つことは大切です。しかし、そこに固執し過ぎてしまうと、見込みのない難しい応募ばかりに挑戦することになり、時間だけが過ぎてしまうことになりかねません。

求める条件を妥協できず高くなってしまっても、希望に沿う会社の選択肢を狭めてしまうでしょう。希望通りの就職先から内定が取れないようなら、一度希望条件を見直してみましょう。

大学生はいつまでに内定が決まるのが理想?

一般的な就職活動のスケジュールは、以下の通りです。

  • ● 3年生の3月~:採用情報解禁、会社説明会や企業エントリーの開始
  • ● 4年生の6月~:選考開始、順次内々定が決まる
  • ● 4年生の10月:内定式

経団連に加盟している企業は10月に正式な内定を出すのが一般的ですが、実際のところ5、6月ごろから内々定を出していきます。

また、外資企業やベンチャー企業などの経団連に加盟していない企業は、独自のスケジュールで採用活動をしているのでもっと早く内定を出すこともあります。

そのため、就職活動で内定(内々定)が決まる時期は、4年生の夏までが理想でしょう。

卒業年の前年の夏までが理想

3月に情報解禁されて春頃が就活のピークと考えれば、2024年卒の場合は2023年の春がその時期です。前述のように、内定、内々定が夏までにもらえていると理想的でしょう。

この時期に就活が終えられるのが理想なのは、早く決まって安心して残りの学生生活を送れるだけでなく、卒論制作のための時間を割けたり、内定が決まった企業の入社前研修で一足先に社会人としての経験を積む準備を始めることも可能です。

多くの企業が6月頃までに内定、内々定を出しますが、入社まで期間があることは、十分に時間をかけた準備が入社に向けてできるということもあり、学生と企業、双方にメリットがあります。

4年生の秋ごろを過ぎると厳しくなる

夏が終わっても中小企業の採用は続きますから、秋ごろまでは就活を続けている学生も少なくありません。秋も終わりに差し掛かってくる頃に、3分の2程度の学生が就活を終了すると言われています。

10月くらいまでは就活を続けていれば縁がある企業から内定を貰える可能性は高いです。
この時期を過ぎてしまうと多くの企業は採用を締め切ります。

全体的なスケジュールを理解するだけでなく、自分の志望する企業や業界の採用活動のスケジュールもしっかりと把握した上で、早期から対策する必要があります。

就活で内定が決まらないときはどうする?

就活で内定が決まらないときはどうする?

 

周囲がどんどん内定を取り始めると、自分も早く取らなくてはと焦ったり、どこからも選ばれないのではと不安になる学生は非常に多いものです。

周りを気にするより、焦らずにしっかりと対策や見直しをして、自分らしい就職活動を続けることが大切です。

自己分析をする

就職活動の対策では自己分析が要です。まず自分の適性や強みを理解することで、志望すべき業界や企業が見えてきます。

自己分析がきちんと出来ていないと、企業とのミスマッチが起きるだけでなく、自己PRや志望動機の根拠となるものが面接官に見え辛く、評価が下がりがちです。

自己分析には自己分析ツールや性格診断を活用したり、自分史を振り返って整理してみましょう。
モチベーショングラフも有効なので、作成してみるといいでしょう。

業界・企業研究を行う

敵を知り己を知れば百戦殆うからずという言葉があります。自己分析で己を知るなら、企業や業界についても知るべきです。

企業研究や業界研究をすることで、ぼんやりとしていた就職の目的や自分の適性がクリアになることも少なくありません。
そうすることで、より具体的で分かりやすい志望動機を考えられたり、入社後の目標が見つかるかもしれません。さらに、企業からの逆質問などにもうまく回答できるようになるでしょう。

業界や企業についてネットで調べ、事業内容や採用情報、労働環境などをチェックしましょう。実際に企業説明会やインターンに参加したり、OB・OG訪問なども有効です。

合わせてその企業ならではの他社との違いや自分との相性を考えてみましょう。自分のどんな性格がその企業に合うかなど、分析に役立ちます。

選考の振り返りをする

なかなか内定が決まらないときは、選考の振り返りをしましょう。
落ちた会社に固執するのではなく、きちんと落ちた理由を分析して、次へ活かす必要があります。

振り返りをせずに、次々と闇雲に受けても何も改善されていないので、同じウィークポイントが選考を進めない原因になっていると考えられます。

就活で内定を得るためには、きちんと振り返りを行い、改善点や対策を考えることが大切です。
面接で聞かれた質問でうまく答えられなかったものなど、忘れないうちにすぐに振り返りをして、次は答えられるように再考しておきましょう。

客観的な意見を聞く

自分ではうまくやったつもりなのに結果が伴わないときは、第三者の目で確認してもらう方法は有効です。

エントリーシートや応募書類は、自分では普通に書けているつもりでも第三者から見ると読みにくいことや伝わりにくいことがあります。確認してもらうのは、忌憚ない意見が聞ける相手がいいでしょう。

親しい人だと気遣いから指摘するべきポイントをはっきり言えないこともあります。
ハローワークの職員や就活エージェントなどのプロに見てもらって対策を練ってもいいでしょう。プロならではの第三者の意見はきっと役に立つはずです。

エントリーシートを見直す

エントリーシートはただ読みやすければいいわけではありません。

志望動機や志望企業に合っており、自分の強みや特徴をしっかり伝えられるものになっているかがとても重要です。企業研究や自己分析がここで役立ちます。

内容だけでなく、どう伝えると伝わりやすいか考慮した文章構成を意識しましょう。
まずは結論から入る構成がわかりやすく、続いて理由、具体例、結論で簡潔させる形が基本です。

この構成なら最初に結論で掴み、その結論を補足しながら、最後に結論を念押しすることができます。

面接の練習をする

面接も苦手とする人が多い就活試験のひとつです。事前に対策をすることで自信を持って臨みましょう。

面接では自信がないように見える人も敬遠されやすいため、まず自信をつけるための努力が必要です。
面接では緊張していつものように話せない人もいるでしょう。
どんな質問が出るか、ネットなどの質疑応答を確認するだけでなく、実際に模擬面接するのがおすすめです。

模擬面接では何度か繰り返して、慣れていけば、緊張も最小限になり、失敗も少なくなるでしょう。友人や家族と練習するだけでなく、面接用の就活イベントやセミナーなどを利用して模擬面接することもできます。

また、回答内容に気を使うだけでなく、印象に影響する表情や話し方、身だしなみもチェックしましょう。練習の段階で本番と同じようにスーツを着るなど、本番により近い環境で練習することもよいでしょう。

内定が出ず就活が嫌になってしまったら?

内定が出ず就活が嫌になってしまったら?

 

就活が長引くということはそれだけ落ちてしまった入社試験が多いということです。
それだけに自分への自信の無くなっていく人も多く、嫌になってしまうことがあるでしょう。そんなときに試して欲しい方法を解説します。

気分転換をする

ネガティブな気持ちを抱えたまま、就活の成果が出ない中で無理に活動を続けるより、一度就活から離れてみましょう。離れることでネガティブな気持ちをリセットし、就活に対して少し距離を取った冷静な目で見直せるようになるかもしれません。

リフレッシュもおすすめで、趣味に没頭したり、遊びに行ったり、気持ちをスッキリさせましょう。気分転換できれば、また改めて就活に向き合いましょう。

ただしリフレッシュの期間は予め決めて行いましょう。気持ちのままに休んでしまうと、ずるずると就職活動を先延ばしすることに繋がってしまいます。

友人や知人に相談してみる

就職活動が行き詰まったとき、友人や知人に相談してみましょう。
必ずしも就職について話す必要はありません。ただ話をすることがリフレッシュに繋がりますし、人と対話することそのものがストレス改善に繋がります。

仲がよい相手なら相談を持ちかけてみてもいいでしょう。同じような立場であれば不安について分かち合えることがやすらぎに繋がりますし、既に内定を取った相手ならば現状を打破できるヒントが見つかるかもしれません。

また、誰かと会話する中で、言葉にして初めて気が付く自分の考えや気持ちもあるかもしれません。思いつめ過ぎず、気持ちが前を向けるような時間を過ごしましょう。

まとめ:焦らずに自分らしい就活を続けよう!

焦らずに自分らしい就活をすることが、途中で挫折しないで就活を続けるポイントです。きちんと対策をして、自分に合った企業を知れば内定が取りやすくなりますが、万人が内定を貰えるわけではありません。どうしても決まらなかったときは悲観せずにあらためて対策を練り直しましょう。

もし内定がなかなか貰えなくても悲観しすぎないで、求人を探すならバイトルNEXTを利用してみましょう。BOMS内には他にも就活に必要なノウハウが掲載されています。
あなたの役に立つ情報や求人が見つかるかもしれませんので、ぜひ一度、目を通してみてください。

 

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