2024.01.05

最終面接に落ちる理由と対策方法について詳しく解説!

最終面接に落ちる理由と対策方法について詳しく解説!

書類選考、一次・二次面接などを通過して最終面接にたどりついたものの、結局不採用になってしまった…。かなりショックだと思います。
しかし、落ち込んでばかりもいられません。この経験をしっかり次に活かして、次回こそは合格を勝ち取りましょう。

この記事では、そんな方のために、最終面接に合格するためのお役立ち情報をまとめています。落ちてしまった理由、合格するための準備、好印象を与えることができたときの面接官のサインなどについて、詳しく解説します。

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最終面接で落ちる人は意外と多い

ネットの情報や周りの声などで、最終面接までいけばほぼ合格と耳にして、安心している方がいるかもしれませんが、それは間違いです。
もちろん、そこまでたどり着いたことで高く評価されているのは間違いありませんが、やはり最終面接の内容がよくなければ不採用となります。十分気を引き締めてのぞみましょう。

最終面接でも、質疑応答の内容や基本的なビジネスマナーはしっかり見られていますし、一次・二次面接よりも深い、より納得度の高い対応が求められます。
また、社長や取締役クラスが面接官になるので、企業理念や社風にいかに高い共感を示すか、自身の能力やスキルが志望企業の業務に、具体的にどのようにマッチするかをアピールするのがポイントです。

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新卒:最終面接で落ちてしまう主な理由と対策

新卒:最終面接で落ちてしまう主な理由と対策

新卒の就活生が最終面接で落ちてしまう理由について、以下に詳しく解説します。
当てはまるものがあったら、しっかりと事前に対策をするようにしましょう。

入社への意欲が低い

最終面接では、企業側はより詳しく応募者のことを知りたいと思っています。
中でも、応募者がなぜ競合他社ではなく「この会社でなければならない」と考えているのか、明確な理由と高い意欲が知りたいのです。

ですので、その理由があいまいだった場合、面接官から「入社意欲が低いのでは…」とマイナス評価されてしまうでしょう。

また、最終面接まで進んだことに安心し、気が緩んだ受け答えをしていると、すぐに見抜かれてしまい、入社意欲そのものが感じられない、と判断されてしまいます。
しっかり意欲を伝えるためには、志望動機を話すときなどに、応募企業の仕事に興味を持つきっかけとなった具体的なエピソードや、自分だけのオリジナルのストーリーを盛り込むとよいでしょう。

企業理解が足りない

最終面接の面接官は、社長や取締役クラスの人になることが多いので、より志望企業の職種や事業内容について深く理解していることが望ましいです。
企業のホームページや募集要項、その他、誰でも得られる情報について話しても、掘り下げた会話ができず、あまり興味がないのかと思われ、かえって逆効果になります。
企業理解が深い、という印象を面接官に与えるためには、例えば自分自身で企業訪問や店舗見学などの独自のリサーチをしたりして、自分なりの視点や考えを持つことが重要です。

決め手に欠けた

最終面接は合格になる人数も少なく、一次・二次面接よりも厳しく審査されるでしょう。
ですから「ぜひこの人に自社で働いて欲しい」と、面接官に思わせることが必要です。
志望企業の業務内容、特に自身が希望する業務について深く理解し、具体的にどのように貢献できるかを分かりやすくアピールすることで、企業側にとっての採用の決め手となるようにしましょう。

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転職:最終面接で落ちてしまう主な理由と対策

今度は、転職の最終面接で落ちる一般的な理由を、3つ紹介します。以下の点をチェックして不安だと感じた人は、しっかりと事前準備をしておきましょう。

企業の社風・方向性と合わない

最終面接では、社長や役員クラスが面接官を担当するので、企業の方向性や理念と、あなたのキャリアビジョンが合っているかを、特に重視されています。
ですから、自分が入社することで事業の成長にどのように貢献できるか、自身の性格が企業文化に合っているかなどを、具体的にアピールすることが必要になります。

ここまでの面接の話と一貫性がない

回答内容が、一次・二次面接で話したことと矛盾していると、意見に軸がない、信頼性に欠ける、といった評価をされてしまうおそれがあります。
対策としては、過去に話した内容をさらに深堀りして話せるよう、勉強や調査をすることです。
これまでと違った強みや意外な一面を見せるのもよいですが、一貫性を持たせた上でのアピールができないと、かえってマイナス評価になる恐れがあるので、注意が必要です。

キャリアビジョンが明確ではない

企業によっては、自社に転職してもまたすぐに辞めてしまうのではないか、という厳しい目でみているところも少なくありません。
ですから、キャリアビジョンは明確に語れるようにしておくことが重要です。
職種や部署にとらわれない中長期的なビジョンであることが重要で、さらにポジティブな動機であれば、面接官の納得を得やすくなります。

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内定を勝ち取るためにするべきこと

内定を勝ち取るためにするべきこと

最終面接の合格(内定)を勝ち取るためには、以下に紹介する5つのポイントをしっかりとおさえておくとよいでしょう。
また、面接本番での質疑応答については「最終面接でよく聞かれる質問と回答のポイントを例文付きで紹介!」をチェックしておくことをおすすめします。

一次・二次面接の内容の振り返り

一次・二次面接であった質疑応答、そして履歴書やエントリーシートに書いた内容などを振り返っておくことで、矛盾した答えにならないようにしましょう。
面接ごとに面接官は変わっても、応募者との会話の内容、要点は引き継がれているので、同じ質問をされた場合は特に注意しましょう。

志望動機および自己PRの見直し

まず、最終面接で伝えようと考えている志望動機が、これまでの面接で伝えてきた内容とブレていないかを確認しましょう。
そして、これまで伝えてきた志望動機や自己PRが、本当にベストなものか、もっとブラッシュアップして面接官に強い印象を与えられないか、と考えてください。
最終面接では、社長や取締役クラスが面接官になるので、プラスアルファとして、企業が目指す方向性や価値観とマッチしているかを、具体的にアピールできるとさらによいでしょう。

転職の場合は就業経験があるので、新卒のときよりも明確で具体性のある志望動機・自己PRが必要です。志望企業の業務内容を細かく把握して、自身のスキルがどのように活かせるかをアピールしましょう。

応募企業についてより深く研究する

過去の面接でも企業研究はしてきたかと思いますが、より深く新しい情報を得ることが大切です。
たとえば、最終面接までの間にも、応募先の重要なニュースがリリースされることがあるので、コーポレートサイトや経営者のSNSなどで、動きを確認しておきましょう。
たとえば同業への転職のときは、その業界にいたからこその見識などを語れるようにしておくと、面接官の印象により強く残ることになるでしょう。

気を引き締め直す

最終面接まで通過したからといって、ここまでの自分が評価されたからほぼ大丈夫だろう、などと安心せずに、初心に戻ることが大切です。
人間、慣れてきたときほど失敗が多くなるので、慢心することなく謙虚な気持ちで、最終面接にのぞむようにしましょう。

質問に対する回答を予習しておく

よくある質問については予習をし、回答を複数用意しておくと、スムーズな受け答えができるのでおすすめです。
最終面接は社長や取締役クラスが面接を担当するので、社風や企業理念に関して深堀りして会話ができるようにしておくとよいでしょう。

また、逆質問についてもしっかり準備して、3つ程度質問を用意し、面接の流れにあった質問ができるようにしておきましょう。
最終面接の逆質問については「最終面接での逆質問のコツやライバルに差をつけるポイントと例文を紹介」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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合格する可能性が高い5つの「合格サイン」

以下では、最終面接で面接官に好印象を与えたことが分かるサイン、採用となる可能性が高いサインとして、5つのサインを紹介します。
もちろん、サインがあったからといって必ず合格できるというわけではありません。あくまでひとつの予想材料として捉えてください。

予定よりも面接時間が長い

たとえば、具体的な質問をいくつもされて面接が長引いた場合は、企業側はそれだけ「あなたを採用したい」と考えている可能性が高いでしょう。
面接というのは、しっかりスケジュールに沿って行われるものなので、1人の応募者に対して時間をかけるのはイレギュラーなことです。
ですから、企業にとって好感触の人材である可能性が高いでしょう。

面接官がよくメモをとっている

メモを取るということは面接後の最終判断の際に参考にするために、応募者の回答を忘れないようにしている可能性があります。
興味がある応募者の場合、面接官は自然に情報を忘れないようにメモを取るでしょう。
面接官に興味を持たれていることは確かなので、これもサインといえます。

今後について詳しく説明される

面接官は、採用したい応募者には、入社の決め手にしてもらうための「自社アピール」を行うことがあります。
加えて、入社後の業務についての詳しい案内や、入社することが前提での話があったら、面接が上手くいったと判断してもよいでしょう。

就活状況について詳しく聞かれる

企業によっては、他社の選考状況など就活の状況を細かく聞いてくることがあります。
これは、採用を検討している応募者に対し、内定を出したら入社してくれるのか、を見極めたいという意思のあらわれですので、ひとつのサインだと判断してよいでしょう。

「内定すれば就活を終わらせるか?」と質問されたら

ちなみに、応募者がその場での内定承諾などの決断をのぞんでいないにも関わらず、企業側が、内定を出したら入社させる旨を明言して、就職活動を終わらせることを迫る「オワハラ(就活終われハラスメント)」が、一部の企業で行われているようです。

企業側に無理やり就活を終わらせる権利は一切ありません。ですのでこういった場合、就活はまだ続ける旨をはっきりと伝えてかまいません。
場の空気や面接官の圧力が強くて、はっきり断れない場合は、とりあえずその場で応じず、いったん受け流しましょう。
その後、大学の就職支援センターなどに相談して、対処法について冷静に考えるようにしましょう。

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まとめ:落ちた経験を糧として次の面接では合格を勝ち取ろう!

最終面接までたどりついて不採用となってしまったら、やはり落ち込んでしまいますよね。本記事で解説したように、たとえ一次・二次と順調に通過したからといって、最終面接に受かるとは限りません。
最終面接では、これまでをいったんリセットするくらいの気持ちで、より深く企業リサーチをしたり、質疑応答の予習などをして、準備万端で面接にのぞむようにしましょう。
最終面接は、社長や取締役クラスの人が面接官になることが多いので、応募先の理念や社風についての深い理解と、自身が具体的にどれだけ貢献できるかを、アピールするようにしましょう。
あなたの取り組みは必ず面接の成功につながります。今度こそ採用を勝ち取ってください!

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