大学中退したその後の進路は?おすすめの就職先やメリット・デメリットを紹介!

大学受験の荒波を乗り越え、見事合格を手にした人の中には、様々な理由から中途退学、いわゆる「中退」をする人もいます。「中退」について考えてはいるものの、大学中退が自分にとって良いことなのかどうか、判断を下せずに迷っている人もいることでしょう。
今回は、そういった大学生のために、大学を中退することによるメリットやデメリット、大学中退後の進路がどのように広がるのかを詳しく解説していきます。
バイトルNEXTおすすめの進路や職種もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで不安を払拭してください。
目次
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大学を中退する主な理由
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文部科学省の調査によれば、令和3年度の大学中退者数は5万7875人で、学生数に占める割合としては僅か1.95%でした。大学生の中でも中退者は少数派です。
大学を中退する理由は主に3つです。・経済的な理由
・精神的な理由
・他にやりたいことが見つかったそれぞれの理由について詳しく説明します。
(参考:文部科学省「学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査(令和3年度末時点)」)経済的な理由
経済的な理由とは、学費の納入が困難になったということです。
その原因となりうる背景には以下のようなものが考えられます。
・学費を払ってくれていた両親の収入が減った、失業した。
・家族に介護が必要になり、家計を助けるために学生本人が働かざるを得なくなった。
・学費は本人が払っていたが、やむを得ない事情によりバイトができなくなった。
・在学中の妊娠、結婚により学費が払えなくなった。
また、令和3年度の中退といえば、コロナが理由の人が多いのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、コロナが理由であると答えた中退者は全学生のうち0.09%です。
また、コロナ禍以前の令和元年の大学中退者の割合は全体の2.50%だったため、コロナの影響で中退者が増えたというわけではなさそうです。精神的な理由
大学に進学する状況は人それぞれです。
地元の大学に通う人もいれば、親元を離れ、土地勘もなく、知人がいない場所で一人暮らしを始める人もいます。
そんな中、クラス活動も担任もいない大学生活に慣れず、友人を作るきっかけを作れないまま孤独感を抱える学生は多いようです。
孤独感によって通学への意欲を削がれたことが、中退の原因になることもあるようです。
前述の調査結果でも、中退理由として「学生生活不適応・修学意欲低下」は2番目に多く「心身の消耗や疾患」は6番目でした。他にやりたいことが見つかった
上記の2つの理由とは違い、自身の将来や、やりたいことを見据えたポジティブな動機で中退を決心する人もいます。
中退の理由として最も多かったのは「転学」でした。転学のための中退の背景は以下のようなものが考えられます。
● 入学したものの、自分が学びたいと思っていたことと、実際に勉強している分野が違ったため、他大学に編入することにした。
● 新たに興味が湧いた分野が出てきたため、他大学に編入することにした。
● 第一志望の大学を諦めきれず、もう一度受験をすることにした。
また「就職や起業」も中退の理由として3番目に多いものです。
● 大学の仲間どうしで起業をしたところ、勉強よりも会社経営に時間を割きたくなった。
● アルバイト先で実力を認められ、早く就職したくなった。その他の理由
その他の理由として挙げられるのが、「病気やけが」「学力不振」です。
怪我や病気のために、通学が困難になり治療に専念するため止む無く大学中退する学生もいれば、学力不振により進級や卒業ができずに中退をいる学生もいると考えられます。
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大学中退のメリット
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ネガティヴな印象が強い大学中退ですが、中退する理由や状況によってはメリットと言える側面もあります。
例えば、以下のようなものは大学を中退することのメリットと言えます。・︎やりたいことに専念できる
・︎早くから社会に出て経験を積める
・環境や︎人間関係をリセットできるそれぞれのメリットについて説明していきます。
やりたいことに専念できる
大学中退を迷う人の中には、起業しようと頑張っている人や、海外留学、他大学への受験を考えている人もいます。そういった人たちにとっては、在学中の大学の授業に出席したり、ゼミのレポートやテストの為の時間を、目的達成の準備や受験勉強のためだけに使えるのは、大きなメリットです。
また、収入を得ることを目的に中退を希望する人にとっても、授業や通学にかかっていた時間を、全て働くことに使えるので、大きなメリットになります。
このように、中退後のビジョンが明確であれば、中退するメリットは大きくなります。
しかし、大学を中退した場合の最終学歴は高卒扱いとなります。大学通学との両立が本当にできないのか、メリットだけでなくリスクも伴うということを念頭においてよく検討しましょう。早く社会に出て経験を積める
大学の履修内容には、仕事に直結しないことを学ぶ時間も多く含まれています。
色々な意味で早く自立をしたいと希望する人にとっては、大学を中退し、いち早く社会に出て活動をする事で、仕事の知識、経験、スキル、社会人との人間関係を広げる事ができるのは、大きなメリットといえます。
しかし、在学中にアルバイトやインターンシップでそれなりに経験を積み「高卒」就職者よりも初任給や昇級率の高い「大卒」で就職することと比較した時に、それらの経験や知識がどれほど効果的に働くかは、その人の努力次第といえます。
この観点から、学歴よりも経験が重視される職種につく事がポイントと言えます。環境や人間関係をリセットできる
入学した大学内の学習進度や、人間関係につまずくと、せっかく勉強したい分野があっても、大学に通うのが苦痛になります。
そういった場合は、退学をすることで気持ちをリセットする事ができるでしょう。
気持ちを新たにし、他大学に編入することなどを視野にいれて活動をすれば、中途退学をポジティブな経験とする事ができます。
ただ、人間関係の問題であれば、ゼミや学部を変更することで解決できるかもしれません。
中途退学を迷う場合、学生課で、それらが可能かどうか相談してみるのも一つの方法です。
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大学中退のデメリット
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自分にとって、大学中退が正しい選択なのかどうかを判断するためにも、デメリットについてもきちんと把握しておく事が大切です。
例えば、以下のようなものは大学を中退することのデメリットと言えます。・最終学歴が「大卒」ではなく「高卒」であるため、就活での選択肢が狭まる
・大卒と高卒では平均給与に差がある
・就活の際マイナスイメージとなる恐れがある
・︎奨学金の返済がスタートするそれぞれのデメリットについて説明していきます。
最終学歴が高卒となるため、就活での選択肢が狭まる
大学を中退すると、最終学歴は「大学中退」ではなく、「高卒」です。難関大学に入学していても、4年生まで進級していたとしても変わりません。
残念ながら、日本企業の中には、学歴フィルターが存在します。
そのため応募条件を「大学卒業」としている企業も多く、「高卒」を最終学歴とする場合、受けられる会社の数が限られてきます。
学歴が条件になる傾向は、特に大手企業に強く見られます。
その理由は、大手になればなるほど、より専門的な知識を扱う事が多く、基礎的な学習を終え、専門課程の学習を終了した大卒者の方が、業務内容を吸収しやすいという観点からです。また、職歴のない応募者に対しての目安となっている側面もあります。
そのため、大学入学を果たした高い能力を持っているにも関わらず、中退者には応募の段階で諦めなければならない企業が多く発生します。大卒と高卒では平均給与に差がある
男性の平均賃金 女性の平均賃金 男女計の平均賃金 大学中退者を含む高卒 29万5,100円 22万 27万1,500円 大卒 38万6,900円 28万8,900円 35万9,500円 厚生労働省の調査によれば、大学中退者を含む高卒の平均賃金は男性が29万5,100円、女性が22万円、男女計が27万1,500円となっています。
それに対して、大卒の場合は男性が38万6,900円、女性が28万8,900円、男女計が35万9,500円です。
男女計で比べると、高卒の場合は大卒よりも平均して8万8,000円も賃金が低いというのが現状です。
また、上記の数字は給与による比較ですが、高卒と大卒では昇級率も違うため、生涯年収で比較すると、さらに差が開くことが予想されます。
(参考:文部科学省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況 学歴別にみた賃金」)就職の際マイナスイメージとなる恐れがある
企業が就職希望者に求めるものは、高い学力だけではありません。持久力や知識欲、理解力もその一つです。
全く戦力にならない新入社員に給与を払い、多くの時間と労力を割いて研修を行ったにも関わらず、持続力がないため、または知識を吸収する気力がないために、すぐに辞められてしまったのでは、会社にとって大損害になってしまいます。
企業側はリスクを避けるため、面接において、必ず中退の理由を質問するでしょう。
大学中退者が就活を成功させるためには、その際に、マイナスイメージを払拭できる明確な理由を準備しておく事が大切です。
「別の大学に入学するために中退した」「早く社会経験をつみたかった」など「〇〇がやりたかったから」といったポジティブな印象を与える理由を説明できれば、好印象を得る事ができるでしょう。奨学金の返済がスタートする
大学を中退すると、奨学生としての資格が無くなります。
貸与型の奨学金を利用していた人は、大学の事務室に届け出て手続きが完了すれば、
7ヶ月後の27日から返済が始まります。
退学後の就職先が決まっていないなど、返済に不安がある場合には、救済措置として利用できる制度があります。
以下が制度名とその制度を利用する理由です。それぞれ利用するにあたって、審査が必要です。・︎返還免除制度(本人の死亡。精神または身体の障害により労働能力を失った、労働能力に高い制限が出た)
・︎減額返還制度(中退、失業、災害、傷病などによる経済的理由など)
・︎返還期限猶予制度(災害、傷病、経済困難、失業、生活保護受給中など)貸与型の奨学金ではなく、給付型の奨学金を利用していた人は返済の義務はありませんが、学修状況によっては返還を求められる場合がります。
学生ではないため奨学生の資格を喪失することは貸与型と同じです。
速やかに届け出て、奨学金の受給を中止するようにしましょう。
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大学中退者のその後の主な進路は?
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大学中退をした人たちは、主に以下のような進路を選んでいます。
・︎正社員として就職する
・︎他大学に入学する
・︎他大学に編入する
・︎資格を取得する
・︎公務員を目指す
・︎起業する
・フリーターとして生活を続ける実際には、こういった進路を希望しながら、なかなか思うように現実化しなかった人も多いようです。
そういった現実も踏まえ、それぞれの進路について説明します。正社員として就職する
大学中退者の半数が、正社員としての就職を希望しています。ただし、少々古い調査ですが、2012年の調査で就業者のうち非正規社員の割合は、大卒(16.2%)、大学中退以外の高卒(24.3%)と比べて、大学中退者(36.6%)が最も高くなっています。
正社員と非正規社員の大きな違いは、雇用期間にあります。
正社員は無期雇用のため、本人が退職を希望しない限り、基本的には定年まで雇用されます。
(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」)正社員の特徴
正社員のメリット
・無期雇用で働くことができる
・契約社員など、他の契約形態より給与が高く、昇級や賞与、会社によっては退職金もある
・他の契約形態より昇進の可能性が高い
・福利厚生、社会保障がしっかりしており、安定した働き方ができる。
正社員のデメリット
・大学中退者は「高卒」として就職するため、基本給が大卒雇用者よりも低く設定されていること
・転勤や残業、休日出勤がある
・責任のある仕事を任せられる
大学中退者が就職活動をする上で注意したい点は、新卒採用枠では就職活動ができないという点です。
新卒採用とは大卒者のための採用枠であるため、大学中退者は「中途採用枠・就業未経験者」として就職活動をしましょう。
中途採用枠は募集人員が少ないため、社会人経験を積んだ人たちがライバルとなり、厳しい戦いとなります。
ただし、厚生労働省は事業主に対して、3年以内既卒者を新卒枠で応募受付する要請を行っています。まだ一般的とは言えませんが、高校を卒業して3年以内であれば高卒新卒として就活できる可能性があります。
(参考:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」)別の学校へ入学する
大学入学後に勉強したい分野が変わったり、他にやりたいことを見つけ、別の大学を受験して入学しなおす学生もいます。
また、仮面浪人もこれに当てはまります。仮面浪人は大学生活をしながら他大学への受験勉強をする学生のことです。
高校から大学受験をした時に、第一希望の大学へ入学できず、合格した他の大学で学生生活を始め、諦めずに第一希望の大学へ再受験します。
別の大学へ入学するメリットは、本当に入学したい、学びたいことがある大学へ再チャレンジできることです。
再受験で合格した場合には、受験時に在籍している大学を中途退学し、合格した大学に一年生から入学します。
その際、在籍中の大学に支払った入学金や授業料は戻ってきません。また、再受験して合格した大学への入学金や授業料も必要となるため、かなりの費用がかかることがデメリットでしょう。別の大学へ編入する
大学の在学中に他大学の編入学試験を受け、合格して編入することです。
この場合、在籍中の大学を中途退学して、合格した大学の2年次、3年次などから編入することができます。
不合格になった場合は、在籍中の大学に引き続き在籍可能です。
受験する大学にもよりますが「2年次編入」の場合は編入前の大学で30単位、「3年次編入」の場合は60単位の取得見込みが必要です。単位の取得ができていれば、トータル4年で大学を卒業できます。
注意点として、毎年決まった募集があるわけではないこと、募集時期も大学や学部によって違うため、注意して調べておく必要があることです。
編入学は大学を中退した後からでも受験可能ですが、中退した大学での在籍期間と取得した単位数が条件となるため、募集要項をよく調べる必要があります。資格を取得する
大学中退後、資格取得を目指して勉強を始める人もいます。
資格は就職活動で役に立つだけでなく、就職後の手当てにも反映されることもあります。
ただし、職種に関係のない資格を持っていても評価されないため、希望の職種に必要な資格が何か、調べておくとよいでしょう。公務員を目指す
公務員試験は、学歴条件を設けてはいないので、大学中退者であっても年齢制限をクリアしていれば受験できます。
公務員試験には「高卒程度試験」と「大卒程度試験」の二種類があり、それぞれ受験可能な年齢の上限が違います。年齢制限は自治体や職種によって異なるので、希望する職種の年齢制限をよく調べる必要があります。
公務員の仕事は、受験資格に学歴がないことや、就職後、定年まで働けること、勤続年数に応じて昇級することなど、大学中退者には魅力的な仕事と言えます。起業する
学歴と無関係に挑戦でき、やりたいことができる選択肢です。多くの場合、大学を中退した後に起業するのではなく、在学中に起業し、その仕事に専念するために中退をする人が多いようです。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏が有名なように、学生の起業は海外で盛んに行われています。
しかし当然のことながら、失敗した際のリスクも大きいので、軽い気持ちで選ぶことはおすすめできません。
また起業をするとしても、果たしてそれは大学を中退しないと達成できないことなのか熟慮が必要でしょう。フリーターとして生活を続ける
在学中にやっていたアルバイトを続ける、あるいは、とりあえずアルバイトを探すという人は非常に多いです。職種にこだわらなければアルバイトの求人は常時あり、採用に学歴が関わることが少ないということが一因でしょう。
働く時間や日数を、自分の都合に合わせることができることは、アルバイトで働くことのメリットですが、就活の際「アルバイト」を職歴に含むことはできないため、空白期間として扱われます。
大学中退後の就職活動では、中退というマイナスのイメージをいかに払拭するかが重要です。中退をした理由に加え、就活までの「空白期間」についても、どのように説明をするか事前に準備をしておく必要があります。アルバイトをするならば、就職を希望する際に必要となるスキルが得られるアルバイトを探しましょう。
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大学中退者へおすすめの職種・業界
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ここからは大学中退者にオススメの職種と業界をご紹介します。
おすすめは以下の6つです。・営業職
・事務職
・IT業界
・建設業界
・介護・福祉業界
・販売・接客業界それぞれの特徴やポイントをみていきましょう。
営業職
多くの会社が自社のサービスや商品の販売促進のため、営業職を雇っています。
営業力は会社の利益に直結するため、多種多様な業界で常時営業職の人材を募集しています。学歴不問や、未経験から募集していることも多いため、中途退学者にも広く門戸が開かれたオススメの職種と言えます。
営業職は仕事の成果次第で給与や年収が上がっていく場合が多く、努力次第で大卒と同等、もしくはそれを上回る給与を得ることも可能です。
営業職の中でも、おすすめしたいのが「ルート営業」と呼ばれる仕事です。
ルート営業は、新規顧客開拓ではなく、既に契約のある顧客の元を周り、購入済みの商品やサービスのオプション提案をしたり、さらなるサービスや商品を売り込む仕事です。
未経験でも成果が出しやすく、顧客との信頼関係を築きやすいため、大学中退者が狙いやすい職種と言えるでしょう。事務職
営業職と同じように、事務職もどの企業でも採用があるため、就職活動の業界を幅広くとることができることがメリットです。
営業職のサポート的な役割をする仕事で、平均給与は高くはありませんが、残業や休日出勤が比較的少ないため、働きやすい職種と言えるでしょう。
事務職には以下の6つがあります。
・︎一般事務
・︎医療事務
・︎秘書
・︎受付
・︎経理事務
・︎営業事務
経験や学歴不問での求人は多いですが、基本的なパソコンのスキルなどは求められることが多いです。また、未経験で事務職を目指す場合は、「MOS」「簿記」「秘書検定」などの資格を取得することをお勧めします。IT業界
IT業界の社会進出と技術の発展は目まぐるしく、人材確保が常時課題となっています。
そのため、学歴を問わす、未経験でも正社員として就職できる可能性が高い業界です。
未経験者を採用している会社は、入社後に知識や技術を身につけられるよう、必要な資格のサポートや研修を行なっているところもあるため、知識や経験の少ない大学中退者には大きなメリットとなります。
今やパソコンやネットを使用しない業種は皆無なため、スキルさえ身につければ、様々な業界で働くことが可能となるオススメの業界です。
注意したいのは、未経験者採用の会社は下請け会社であることが多く、労働時間が長かったり、平均給与が高いIT業界のわりに、支払われる給与が低い場合があることです。建設業界
学歴不問で未経験者が歓迎される業界です。建設業の現場では体力のある若い人材が常に求められているため、大学中退者には就職しやすい業界と言えます。
大手であれば、大学中退であっても大卒と変わりない給与で雇用しているところもあるため、大きなメリットと言えるでしょう。
技術が求められる業界ではありますが、未経験でも現場で働きながらスキルを身につけることが可能です。
注意点としては体力が勝負となる場合が多いこと、重機の扱いや高所での作業など危険を伴うということ、その場で学ぶことが多いため、臨機応変さが必要である点です。介護・福祉業界
人手不足により求人数が多く、未経験でも就職できる可能性の高い業界です。
景気に左右されにくい業界のため、他業種と比較して安定した求人数があるところがメリットです。
就職の際に取得していると有利な資格は以下のようなものがあります。
・ケアマネージャー
・介護福祉士
・社会福祉士
もちろん未経験で就職し、実務経験を積んでから資格を取得することも可能です。
資格取得のための補助をしている会社もあるので、就職活動の際に確認すると良いでしょう。資格を取得すれば、長期にわたり安定的に働きやすくなります。販売・接客業界
大学中退者が多く就職している業界です。
未経験でも働きやすく、アルバイトの経験を生かしやすい業界と言えるでしょう。
物販だけでなく、エステティシャンなど美容に関する技術を提供する仕事もあります。
採用時も昇格時も学歴がさほど重視されないことや、大手企業であれば、研修制度がしっかりしていることがメリットです。
注意したいのは、土日祝日、会社によっては年末年始やお盆など、休日にも仕事が入ることが多いこと、給与の上がり方が緩やかであること、顧客と直接関わるため、人と関わることが苦手な人には向いていないという点です。
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まとめ:大学中退後も道はある!しっかり考えて後悔のない選択を
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大学を中退した場合には、メリットとデメリットのどちらもあり、それらを踏まえて検討することが大切です。
最終学歴が高卒になるため、大卒に比べて応募先が少なくなるということ、しかし、資格の取得や選択する業界によっては、就職できる可能性十分にあります。
置かれている状況や、退学を望む理由はそれぞれですが、自分の適正をしっかりとらえ、やりたいことを明確にすることが、就職活動を成功させる鍵と言えます。
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