2022.11.29

【面接対策】印象を悪くしない入室から挨拶、着席までの流れ

面接で好印象を与えるあいさつとは?受け付けから入室、退室のマナー

バイチュー面接では身だしなみをはじめ、あらゆる対応が評価対象ですが、なかでも第一印象を決める重要なポイントが入室時の挨拶です。挨拶は社会人としての基本マナーであるため、最初の挨拶を重視している企業も少なくありません。入室時の挨拶で良い印象を与えられれば、面接を有利に進めることができるでしょう。

この記事では、面接の入室から着席、退出までの挨拶マナーをご紹介します。挨拶のタイミングやお辞儀の種類などもポイントになるため、ぜひ参考にしてください。

面接ノウハウ関連記事

入室時の挨拶で面接の第一印象は大きく変わる

面接では、服装や身だしなみ、面接官との質疑応答なども重要ですが、入室時の挨拶は、応募者の第一印象を左右する重要なポイントといっても過言ではありません。挨拶の印象が悪ければその後のやりとりにも影響してしまうため、よりいっそう重要だといえるでしょう。

良い印象を与えられれば、「この人の話をもっと聞きたい」「この人のことをもっと知りたい」と思ってもらえるため、面接を有利に進められます。

礼儀正しい挨拶は、社会人としての基本マナーです。面接できちんと挨拶ができなければ、「一般的なマナーが身に付いていない」「コミュニケーション能力が低い」「良好な人間関係が構築できない」と判断されてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

面接の入室から挨拶、着席までの基本的な流れ

 

面接官に良い印象を与えるためにも、入室から着席までの流れをしっかりと理解しておきましょう。

具体的には、以下のような流れです。

1.入室
2.挨拶
3.着席

それぞれの段階での基本的なマナーや、注意するべき点を確認していきましょう。

入室

ドアを軽く3回ノックし、「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と一言添えて入室します。入室後にドアを後ろ手で閉めるのはNGのため、ドアのほうを向いて閉めるようにしましょう。ドアを閉めたら面接官のほうを向き、30度程度のお辞儀をします。このとき、「よろしくお願いいたします」と伝えてもよいでしょう。

集団面接で2番目以降に入室する場合は、ノックをする必要はなく「失礼いたします」と言って前の人に続いて入室します。入室後は、最後に入室した人がドアを閉めます。

挨拶

お辞儀をしたら自分が座る椅子の横まで行き、大学名・学部・氏名を伝えたうえで、あらためて「よろしくお願いいたします」と挨拶をしましょう。挨拶後は、45度程度の深いお辞儀をします。挨拶をしながらお辞儀をしないように気を付けましょう。

例)「○○大学××学部の■■■■と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

着席

「どうぞ」などと着席を促されたら、「失礼いたします」と言って15度程度の浅いお辞儀をし、椅子に座りましょう。かばんは、置く場所を指定された場合は指定された場所へ置き、特に指定がない場合は椅子の横に置くのが基本です。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

面接官があとから入室する場合のマナー

企業によっては受付後、面接官よりも先に部屋に通されることもあります。面接官より先に入室する場合は、以下のマナーを参考にしてください。

面接官の入室と同時に立ち上がり、挨拶をする

特に指示がなければ、立って面接官を待ちましょう。着席を促されたら、座って待っても問題ありません。ただし、面接官が入室したらすぐに立ちあがり、「○○大学××学部の■■■■と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」と言って、お辞儀をするようにしましょう。

「どうぞ」などと指示されたら、「失礼いたします」と言ってお辞儀をし、椅子に座りましょう。

スマートフォンなどは触らないように注意

面接官を待つ際、なかなか来ないからといって、スマートフォンやタブレットなどを触るのは大変失礼にあたるためやめましょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

面接で好印象を与える挨拶のポイント

 

面接での挨拶は、以下のポイントを意識すると面接官への印象が大幅に良くなります。

声のトーン

挨拶は、大きな声ではっきりと言葉を発しましょう。面接で緊張していると声が小さくなりがちですが、挨拶の声が小さいと相手に聞こえなかったり、暗い印象を持たれたりする可能性があります。そのため、普段よりも明るく、大きな声で挨拶するよう意識してください。

顔の表情や視線

面接官のほうを向き、笑顔で挨拶をしましょう。たとえ大きな声で挨拶しても、体が違う方向に向いているのは失礼ですし、表情が暗ければ不機嫌そうに見えてしまいます。また、面接官の目を見て挨拶することも、重要なポイントです。

お辞儀の姿勢

頭だけ下げたり、顎を突き出したりせず、腰から上体を傾けるようにしてお辞儀をするようにしましょう。また、お辞儀は、角度に応じて「会釈」「敬礼」「最敬礼」の3種類に分けられます。それぞれ利用するシーンが異なるため、しっかりと覚えておきましょう。

  • ・会釈(15度程度)……受付での挨拶や、関係者とすれ違ったときなど
  • ・敬礼(30度程度)……「よろしくお願いいたします」と挨拶するとき
  • ・最敬礼 (45度程度)……「ありがとうございました」とお礼の挨拶をするとき

丁寧な挨拶

面接では、最後まで丁寧な挨拶を心がけましょう。なかには、入室時は丁寧だったにもかかわらず、面接が進むにつれて雑になってしまう人もいるようです。途中で丁寧さがなくなってしまう人は、礼儀がきちんと身に付いていないと判断されてしまうおそれがあります。

また、面接室のドアを開けながら「失礼します」と言ったり、お辞儀をしながら相手に要件を伝えたりすると、挨拶が雑に見えてしまいます。挨拶時には焦らずに一度動きを止め、相手の顔をきちんと見て行ないましょう。

普段から丁寧な挨拶を心がけ、練習しておくようにしましょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

面接時のシーン別、ふさわしい挨拶のマナーとは?

面接では、面接官とのやりとり以外にも、受付や控え室などさまざまなシーンがあります。それぞれのシーンにふさわしい挨拶のマナーを知っておくことも大切です。

受付をするときの挨拶マナー

受付では、手早く用件を伝えるのがマナーです。「自分の名前」「訪問の目的(採用面接で訪れた旨)」「面接の時間」「採用担当者の名前」を伝え、指示を仰ぎましょう。採用担当者の名前がわからない場合は、「採用ご担当者様」または「採用ご担当の方」などで問題ありません。
企業によっては名刺が必要になる場合もあるため、事前に用意しておくと安心です。

<受付の対手への挨拶例>
失礼いたします。本日〇時より面接のお約束で参りました、倍取花子と申します。ご担当の△△様をお願いいたします。

受付や控え室での態度が採用担当者に伝わる可能性も

受付や控え室での態度もチェックされている可能性があるため、失礼のない態度で対応することが大切です。電話に出たり、スマートフォンを触ったりするのはやめましょう。

面接室に入室するときの挨拶マナー

入室の際はドアを軽く3回ノックし、「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と一言添えて入室します。入室後、後ろ手でドアを閉めるのはマナー違反のため、ドアのほうを向いてから静かに閉めましょう。自己紹介では、出身校や学部、氏名を名乗ったうえで「よろしくお願いいたします」と挨拶をします。

面接終了時の挨拶マナー

面接終了後は椅子に座ったまま「本日は、忙しいなかお時間をいただきありがとうございました」と、お礼を伝えてから立ち上がります。立ち上がったあとは椅子の左側に立ち、「失礼いたします」と挨拶をして45度程度のお辞儀をし、ドアのほうへ向かいます。

グループ面接の場合の挨拶マナー

グループ面接の挨拶も、基本的には1人のときと同じです。ただし、発言する順番があるため、前の人に続いて挨拶・発言するようにしましょう。

また、自分が最初に入室する場合はドアを閉めないようにしてください。ドアを閉めるのは、最後に入室した人です。

自分が最後に入室した場合は、ドアを閉めたあとに面接官のほうを向いて「失礼いたします」と一礼しましょう。

退室するまでの挨拶マナー

ドアの前で面接官のほうを向き、「失礼いたします」と言って30~45度程度のお辞儀をしましょう。最後に面接官とアイコンタクトを取るようにすると、より印象が良くなります。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

面接会場を退出するときのマナー

 

面接では退室時のマナーもしっかりと見られているため、面接が終わったからと気を抜くのは厳禁です。

面接のお礼を伝えてから席を立つ

面接を終えたら、着席したままその場で「本日は、忙しいなかお時間をいただきありがとうございました」と、お礼を伝えましょう。

立ち上がり、椅子の横とドアの前でお辞儀する

お礼を伝えたあとは立ち上がり、椅子の横でお辞儀をし、ドアへ向かいます。ドアの前で面接官のほうへ向き直り、最後に「失礼いたします」と伝えて、再びお辞儀をしましょう。

出口やエレベーターまで見送ってくれる場合は自然体で

面接官や案内役の方が見送りをしてくれた場合、無理に話す必要はありません。話しかけられた場合はあまり硬くならないよう、自然体で返事をしましょう。ただし、面接が終わったあとの対応も見られている可能性があるため、面接会場をあとにするまで適度な緊張を持っておくことも大切です。

エレベーターに乗る際には、もう一度面接官に対して「本日はありがとうございました」と感謝の言葉を伝えましょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

まとめ

面接では、入室時の挨拶がとても重要です。気持ちの良い挨拶ができるかどうかで、面接官に与える印象も大きく変わります。そのため、入室から着席までの流れや挨拶のタイミング、お辞儀の種類などをしっかりと身に付けておくことが大切です。

また、声のトーンや姿勢、表情なども印象を決める大きなポイントになるため、面接前に挨拶の練習をしておくとよいでしょう。

 

 

5つのSTEPでキミのバイト応募をサポート!バイトGET完全マニュアル

さっそくお仕事を探してみよう

カテゴリ一覧