【土日休みの仕事】おすすめ職種13選!メリット・デメリットや探すときのポイントも紹介

【土日休みの仕事】おすすめ職種13選!メリット・デメリットや探すときのポイントも紹介

仕事を探している方の中には、土日休みの仕事に就きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。休日は業種や企業によって異なるので、ポイントをおさえて職探しをすることが大切です。

本記事では、土日休みが多い業界・職種や土日休みのメリット・デメリットを解説しています。土日休みの仕事を探している方はぜひ参考にしてみてください。

土日休みの仕事を探す際のポイント

まずは、土日休みの仕事を探す際のポイントをご紹介します。

「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを知っておこう

まず理解しておきたいのが、「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いです。

「週休2日制」とは?

週に2日間の休日が月に1回以上ある勤務形態のことをいいます。そのため、「第1週は休日が2日間あったけど、それ以外の週は休日が1日だけだった」ということもあり得るので注意が必要です。

 
記載例 勤務体制
週休2日制(日、月2回土曜日) 毎週日曜と月2回土曜が必ず休み
週休2日制(月7日、シフト制) 休みの曜日は月によって異なり、月に7日の休み、
2日休める週が1回以上ある
 

「週休2日制」は、必ず土日が休日になるとは限りません。何曜が休日となるのか求人情報に明記がない場合、面接などでしっかり確認しましょう。

完全週休2日制とは?

年間を通じて、必ず週に2日間の休日がある勤務形態のことをいいます。

 
記載例 勤務体制
完全週休2日制(土、日) 毎週土曜と日曜が必ず休み
完全週休2日制(シフト制) 固定で休みとなる曜日はなく、シフト制で毎週2日は必ず休み
完全週休2日制(土・日)、祝日 毎週土曜、日曜と、祝日が必ず休み
 

「完全週休2日制」でも必ず土日が休日とは限りません。「完全週休2日制」と記載はあるけど何曜日が休みなのか分からない、という場合はきちんと確認しましょう。

 

■週休3日制
「週休3日制」とは、1週間に休日を3日設ける制度のこと。厚生労働省は、この「週休3日制」を働き方改革の施策の1つとして紹介しています。

労働日数が減ることでワークライフバランスが整い、生産性と従業員のモチベーションの向上が期待されています。
国内のいくつかの企業は「週休3日制」を検討・採用しており、今後も導入企業の増加が見込まれています。

参考:厚生労働省「多様な働き方の実健応援サイト」

「年間休日数」をチェックする

年間休日とは、「会社や事業所における1年間の休日数の合計」のことです。
年間休日数は企業が業務カレンダー上で定めている休日なので、企業によって異なります。

週休制の休日に加えて、夏季休暇・年末年始休暇・祝日などが就業規則により「休日」として定められている場合、これらも年間休日として含まれます。
土日に加えて祝日や夏季休暇・年末年始も休みたい場合は、年間休日数を合わせてチェックしましょう。

 
年間休日数 勤務体制
年間休日が105日の場合 週2日の休みがない週もあり、祝日は原則出勤
年間休日が110日の場合 完全週休2日制で、祝日は原則出勤
年間休日が120日の場合 完全週休2日制で、祝日も休める
年間休日が125日以上の場合 完全週休2日制で、祝日に加え、夏季や年末年始の休暇がある

年間休日は求人情報に記載することが必須ではないため、中には記載していない場合もあります。
入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、求人情報に年間休日の記載がない場合はしっかりと採用担当者に確認しておきましょう。

 

土日休みの仕事をしたい人におすすめの職種・業界

土日休みが多い業界は、金融、IT、クリニックなどがあげられます。公務員や銀行、郵便局の内勤職なども土日休みが多い傾向にあります。

以下に土日休みが多い職種をご紹介しているので、「週末はゆっくり休みたい」という人は仕事探しの参考にしてみてください。

金融事務(生命・損保 / 銀行・証券)

銀行は法令によって営業時間と休日が定められているので、原則土日に働くことはありません。また、生保・損保業界や証券業界なども土日が休みになる職種が多い傾向にあります。

ただし、セミナーなどのイベントが開催される場合は休日出勤となるケースもあります。

経理・簿記

簿記の資格を活かせる仕事の代表的なものが経理です。
平日のみ営業する金融機関とのやりとりが伴うため、銀行などが閉まっている土日は、出勤することがほとんどありません。

経理の仕事は正確性が求められますが、他の事務職のようにノルマや取引先への対応などがあるわけではないので、イレギュラーな事態で土日出勤となることはほとんどないと考えていいでしょう。

ただし、年末調整や確定申告など繁忙期には休日出勤する場合もあるでしょう。

貿易事務

貿易業界も勤務時間は基本的に固定で、土日での週休2日制の会社が多く、残業も少ないところが多いです。

ただ、海外企業が取引相手の場合は、時差によって土日に対応しなければならない場合もあります。

営業事務

事務職は基本的にどの業界でも土日休みであるため、営業事務も土日休みの企業がほとんどです。

土日出勤が必要となるようなイレギュラーな業務が起こりにくい職種であるため、土日での休日出勤になるケースはほとんどないと考えていいでしょう。

人事

土日休みになりやすい事務職や経理職と同じで、人事など管理系の職種も土日休みの企業が多いでしょう。

ただし、採用面接や研修のスケジュールによっては、土日に出勤する可能性もゼロではありません。事前に求人や面接時に確認しておくのがおすすめです。

受付

未経験者でもチャレンジしやすい受付の仕事も、土日休みのケースが多いです。
特に企業の窓口となる受付の仕事は、勤務先の企業が土日休みの場合は同様に土日休みで、残業が少ない職種のひとつでもあります。

主な業務内容はお客様に対応することなので、営業時間が終われば業務は終了となります。家庭の事情などで残業ができない方に、特におすすめの職場です。

クリニックなどの病院事務・病院受付(医療事務)

病院の事務や受付も土日が休みである場合が多い傾向にあります。緊急患者などの受け入れに対応していない小さなクリニックなどでは、休診日の曜日をきちんと決めていたりします。

また、土曜の午前中のみ休みというケースなどもあり、勤務先の医療機関によって休日が異なるので募集要項をしっかり確認しましょう。

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システムエンジニア(SE)

IT業界は、土日休みの企業が多い業界です。IT業界の一般企業に勤めるエンジニアの休日は、基本的には土曜と日曜となっています。

ただし、システム監視・運用に携わる場合や、トラブルが起きた場合には、休日出勤が発生することもあるでしょう。システム、ソフトウェア開発などの仕事においてはお客様のスケジュールが最優先になりがちな職種でもあります。

携わっているプロジェクトの状況によっては休日出勤が必要なケースもあるでしょう。

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Webデザイン/Webデザイナー

Web業界でデザインに携わる仕事をする場合、Web制作会社に籍を置いて働くのが一般的です。この業界も土日休みの会社が多い傾向にあります。

ベンチャー企業のなかには出勤は週に数日のみで、あとはリモートワークで働けるシステムを取り入れているところも珍しくありません。
固定勤務かつ自分のペースで働きたい、という人におすすめの職種です。

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パートやバイト、派遣にもおすすめ!土日休みの職種

土日休みの仕事を探している方の中には、パートやバイト、派遣で働きたいという方もいるでしょう。そんな方におすすめの土日休みの職種を紹介します。

データ入力・タイピング

データ入力やタイピングは、アンケートで得た情報や企業が持っている情報、セミナーなどの音声データなどを、パソコンを使って入力する仕事です。
働く場所が自宅という在宅勤務の募集もありますが、企業のオフィスの募集が一般的で、ほとんどの場合は土日休みです。

仕事内容がシンプルということもあり、残業をしたり休日に呼び出されて対応したりすることもほぼないでしょう。

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コールセンター

コールセンターは電話を通してお客様に対応する仕事です。「週2日からOK」「1日3時間からOK」など、シフト制の求人が多く、勤務先によっては土日を休みにすることも可能です。

学業と両立したい学生や家事の合間に働きたい主婦(夫)にもおすすめの仕事です。

テレフォンオペレーター(テレオペ)

商品の注文やサービス加入に関する問い合わせなど、お客さまからかかってきた電話の対応や、担当社員や担当部署へ電話を取り次ぐのが主な業務です。
基本的には企業のオフィスでの業務になるため、その企業が土日休みの場合は同じく土日休みで働くことになります。

シフト制の場合は、シフトの希望によって平日のみ働き、土日に休むことも可能です。

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製造スタッフ(組立・加工等)

組立・加工などの製造スタッフもライン作業と同じくメーカー業の仕事のため、土日休みの場合が多い仕事です。

ただし、工場が24時間機械をフル稼働させているようなところでは、シフト制により土日に休みを取ることが難しく、土日出勤が必要な場合もあります。

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平日休みが多い職種は?

「土日休みの仕事は分かったけれど、逆に平日休みの仕事は何があるの?」と気になる人もいるのではないでしょうか?

ここでは平日休みの場合が多い職種をご紹介します。今後仕事を探すうえで知っておきたい、という方はぜひ参考にしてみてください。

飲食系のお仕事

飲食店は土日祝日に多くのお客さんが来店するため、シフト制で希望を出しても、土日で休むことは難しくなります。飲食系のように接客やサービスに関する仕事の場合、毎週必ず土日に休みが取れることはほぼないと考えていいでしょう。

ただし、学生街やビジネス街などの場合は、学生やビジネスパーソンの休日に合わせて土日を休みにしている飲食店もあります。

アパレル系のお仕事

アパレル系の職種は、ほぼ年中無休で営業している商業施設やショッピングセンターなどに店舗が入っているケースが多くあります。それに伴い施設の中にある店舗も営業しているため、スタッフは基本的にシフト制で平日休みが多くなります。

シフトの希望によっては土日祝日に休める場合もありますが、土日連続して休めることはあまりないでしょう。

旅行会社・ツアーコンダクターのお仕事

旅行会社のカウンターでの受付業務・事務業務に就く場合、多くの人が休みとなる土日のタイミングで訪れるケースが多いため、旅行や観光に関する仕事も平日を休みにしている場合が多いです。

ツアーも土日に開催される場合が多いので、それに同行するツアーコンダクターも平日休みが多くなります。

ゴールデンウイークや夏休み、年末年始などは旅行をする人も多く忙しくなるため、他の業界と休日が異なるのが大きな特徴です。

ホテル・旅館・ペンションのお仕事

ホテルや旅館などは基本的にシフト制が採用されており、平日よりも休みの人が多い土日のほうが忙しくなります。そのため、シフトでは平日休みになることが多い仕事です。

ゴールデンウイーク・お盆・年末年始などは繁忙期となるため、この時期にスタッフが土日休みや2日以上の連休を取ることは難しいでしょう。

ブライダル・ウエディング(結婚式場)のお仕事

結婚式の日取りは多くの人が参加しやすい土日に行うのが定番です。

結婚式の打ち合わせや式場の下見なども土日に行う人が多いということもあり、ブライダル業界で働く場合も平日が休みとなる場合が多いです。

美容に関わるお仕事

美容室・エステ・ネイリストなど、美容に関わる職種の休日は基本的に平日です。一般的に学校や会社が休みになる土日はお客さんが多く来店する繁忙日のため、美容師やネイリストが土日に休むのは難しいでしょう。

お店の定休日を中心に、混雑しづらい平日に休みを取るのが基本となります。

医療・介護・福祉に関わるお仕事

病院や老人ホームの施設内介護など、 医療・介護・福祉に関わる職種は、24時間365日いつでも勤務をする必要があるところが多いです。

人の命や生活に関わる仕事なので、土日や平日といった区別なくシフトを組んで働くことになります。

土日休みで働くメリット・デメリット

土日休みで働くメリット・デメリットをご紹介します。両方をしっかりと理解したうえで、自分に合った働き方を見つけてください。

 

土日休みで働くメリット4選

まずは土日休みで働くメリット4つを見ていきましょう。

仕事とプライベートのメリハリがある

会社自体が土日休みである場合、休みの日に会社から緊急のメールや電話が来ることが少ないため、プライベートを存分に楽しめます。

シフト制で平日休みにしている場合だと、「職場から連絡が来るかもしれない」と気になってしまい、心からゆっくり休むことが難しいかもしれません。

家族や友人と予定が合わせやすい

土日休みの仕事の場合、家族や友人と予定が合わせやすいというメリットがあります。

多くの企業は土日が休みになるので、土日に合わせたスケジュールが立てやすくなります。自分も相手も土日休みの場合は、長時間遊んだり、土日を利用して泊りで遊びに行ったりすることもできるでしょう。

子供がいる場合は、学校が休みになる土日に家族で出かけることができ、家族と過ごす時間も取りやすいというメリットもあります。

学校行事や結婚式などのイベントに参加しやすい

運動会や文化祭などの学校行事や結婚式といったイベントは土日に行うのが一般的です。そのため、土日休みの仕事に就いていれば、職場に休日の申請をすることもなく、家族や友人との大事なイベントを楽しむことができます。

長期休みが取りやすい

仕事が土日休みであれば、土日の前後に有給休暇を取ることで連休にしやすくなります。平日休みでも連休を作れないことはありませんが、土日休みの仕事と比べると調整は難しいでしょう。

土日休みで働くデメリット3選

次に土日休みで働くデメリット3つを紹介します。

出かけるとどこも混雑している

土日に出かけると飲食店やテーマパークなど、平日に比べるとどこも混雑しています。また、道路の渋滞に遭遇したりお店の行列に長時間並んだりする可能性も高く、ストレスを感じることも多くなるでしょう。

一方で、平日休みの場合は土日よりも比較的どこも空いており、快適にすごせる点が大きなメリットといえます。

銀行や郵便局、病院などの施設が利用しづらい

基本的に銀行や郵便局は土日に開いていないため、土日休みの仕事をしている方は利用しづらいというデメリットがあります。また、土日休みの病院の場合も同様です。

そのため、そうした施設に行く必要があるときには、有給休暇を使い仕事の休みを取って平日に行くことになります。

ただし、お昼休みや出勤・帰宅の合間を活用すれば平日でも利用は可能なので、工夫次第で解決できる問題ではあります。

接客や販売の職種は選びづらい

今までの経験やコミュニケーション能力を活かして接客や販売に携わる仕事をしたいという方も多いかとおもいます。

しかし、接客や販売に携わる職種は基本的に土日が忙しいため、土日に休みが取れる仕事は見つかりにくいでしょう。

正社員で働きたい人へ!土日休みの職種に転職する際のポイント

正社員として働きたい人が土日休みの仕事に転職するとき、休日にこだわりすぎていると自分に向いていない仕事を選んでしまう可能性があります。

ここでは、正社員として土日休みの仕事に転職する際のポイントを2つご紹介します。

 

業務内容はしっかりチェック

転職する際、土日が休みであることに意識を向けすぎず、業務内容をしっかりチェックすることが大切です。また、ベンチャー企業よりも大手企業の方が、有給休暇を取得しやすい点もポイントです。

業務内容を含め、会社の雰囲気や規模、休日以外の福利厚生などにも目を向けることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

未経験の職種にチャレンジする場合は教育制度をチェック

土日休みで働くために未経験の職種に転職してチャレンジする場合は、教育制度やフォロー体制が整っている企業を選びましょう。教育制度やフォロー制度が充実していれば、未経験であっても安心して働くことができます。

また、キャリアアップの道筋が明確に示されている職場であれば、今後のキャリアプランも描きやすくなるでしょう。

面接対策はしっかり行う

ディップ総合研究所「正社員が仕事探しで重視するポイントや希望条件とは?」の調査によると、「正社員が希望する休暇・勤務シフトの条件」の第1位は「土・日・祝休み」です。

人気が高い分、競争率が高まることが予想されます。選考を通過できる可能性を高めるためにも、面接対策はしっかりしておきたいところです。

 

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まとめ

この記事では、土日休みの多い職種の紹介をメインに、土日休みのメリット・デメリット、土日休みの仕事を探す際のポイントなどをご紹介しました。

仕事の生産性やモチベーションを向上させるためには、自分が理想とするライフスタイルを実現できる休日の取り方が重要です。今回の記事を参考にして、土日休みと平日休みではどちらが自分に合っているかをじっくり検討してみましょう。

バイトルでは、土日休みのお仕事も掲載しています。自分のライフスタイルや希望の勤務体制に合わせた仕事を選び、応募してみてくださいね。

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