2024.01.16

主婦のパート面接にふさわしい服装とは?私服・スーツの選び方と身だしなみのポイント

主婦のパート面接にふさわしい服装とは?私服・スーツの選び方と身だしなみのポイント

パートの面接に行くとき、気になるのはやはり服装です。
きれいめな私服でいいのか、それともスーツを着て行くべきかと悩む方もいるのではないでしょうか。
実はパートの面接では、職種によってふさわしい服装が異なります。少しでもいい第一印象を与えられる服装を選びましょう。
この記事では、パートの面接を控え、どのような服装で面接に行けばいいのか悩む方のために、服装の決め方のポイントを紹介します。

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パート面接の服装は、実際に働いている人を参考にする

パート面接の服装は、その職場の雰囲気や実際に働いている人の服装を参考にして選びましょう。例えば、スーツやジャケットで働く職場で面接を受けるのであればスーツを、私服で働く職場なら私服を選ぶのが基本です。

ただし、スーツやジャケットで働く職場でも「面接は私服でOK」などと書かれていることがあります。その場合はカジュアルになりすぎないように、ジャケットを羽織るのがおすすめです。

働くときに制服を着ている職場など、スーツと私服のどちらを選べばいいのか迷ったときは、次の職種一覧を参考にしてみてください。

私服でもOKな職種

私服で問題ない職種は、以下のようなものがあります。

  • コンビニ
  • スーパーマーケット
  • ドラッグストア
  • 飲食店
  • IT企業
  • アパレルショップ
  • ファッションアイテム関連のショップ
  • 雑貨店
  • 家電量販店
  • 代理店
  • 工場のライン作業
  • 宅配デリバリー など

ただし、私服とはいえ、ダメージ加工が施されたジーンズや、派手な色合いのカットソーなど、あまりにもラフな服装では印象を悪くしてしまいます。
清潔でシンプルなシャツにパンツを組み合わせたり、アンサンブルにひざ下丈のスカートを合わせたりして、きちんとした印象になるよう心がけましょう。

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スーツが安心な職種

面接でスーツを着たほうが安心な職種は、カウンター業務などのある事務職やオフィスワーク関連です。具体的には、以下のような職種があります。

  • 官公庁
  • 銀行、信用金庫
  • 不動産関係
  • ライフラインを担う業種の内勤職(水道、ガス、電気など)
  • ホテル
  • 百貨店
  • ブランドイメージを大切にする企業
  • 事務職 など

上記にない職種でスーツと私服に迷った際は、そこで働いているスタッフの服装である程度見極めます。企業のホームページや求人広告で職場の様子を見られることも多いため、事前にチェックしておきましょう。

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「平服」を指定されたらオフィスカジュアル

就職活動では「平服」はスーツを指しますが、パートやアルバイトの面接では、スーツまで着なくてもよいでしょう。求人票に「平服でOK」と書かれている場合は、いわゆるオフィスカジュアルといわれるスタイルで、面接に臨むのが無難です。

オフィスカジュアルとは、スーツよりもカジュアルですが、私服よりもフォーマルなオフィスワークにふさわしいファッションのことをいいます。

オフィスカジュアルには、ジャケットやカーディガンを、シャツやブラウスと合わせることが一般的です。男性の場合は、ネクタイを省いても大丈夫ですが、襟付きのシャツを選ぶとよいでしょう。女性はスカートを選ぶ場合、ひざ下の丈が好ましいとされています。

カジュアルな私服で面接に行くと場違いになってしまう可能性もあるため、平服でOKといわれたらジャケットを着ていくことをおすすめします。

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「私服」でパート面接に行く時のポイント

「私服」でパート面接に行く時のポイント

私服でパートの面接に行く場合、どのようなことに気を付けて服を選べばいいのでしょうか。ここでは、業種や職種を問わず、意識したい服装選びのポイントをご紹介します。

清潔感のある服装が大切

面接は、第一印象がとても大切です。服装を整えることは会う人へのマナーであり、清潔感のない服装では、「マナーへの配慮ができない人」だと受け取られる可能性があります。

このような印象を与えてしまうと、あなたに仕事を任せることが不安になって、採用が見送られてしまうこともあるでしょう。
そのため、清潔感を何よりも優先して考えるべきです。

毛玉だらけ、シミが付いたままになっている、袖口が伸びきっているなど、だらしない服装は真っ先に面接官の目にとまってしまいます。また、洋服のシワも意外と目に付くものです。ヨレヨレの服を着ていると「普段だらしない生活を送っているのではないか」と勘ぐられても仕方がありません。
シワが目に付きやすい袖や身頃だけではなく、襟やボタン周りもきれいにアイロンをかけて、きちんとした印象を与えられるようにしましょう。

主張が強い派手な服装や、露出の多い服装もおすすめできません。TPOをわきまえたベーシックな印象の服装を心がけることが大切です。

もし、面接に適した服を持っていなければ、購入を検討しましょう。レディースファッション店で販売されている、オフィスカジュアルな服を選べば間違いありません。これを着ておけば間違いないというオフィスカジュアルな服装を、1着持っておくとよいでしょう。

ジャケット+ブラウスが無難

どのような服装がいいのかわからない場合は、ジャケットとブラウスを選びましょう。
ジャケットは、ベージュやグレーなど落ち着いて見える色が好印象を持たれやすくおすすめです。

ボトムスに悩む場合は、セットアップの購入も検討しましょう。セットアップなら、インナーさえ選べば簡単に清潔感のあるスタイルが完成します。

シンプルなワンピースでもOK

柄や装飾の少ないシンプルなデザインなら、ワンピースでパート面接へ行っても問題ありません。デザインは落ち着いた色味で無地のものを選んでおくと、失敗しにくいでしょう。

真っ白や真っ黒、紺やグレーなどの定番色はやや硬い印象を与えてしまう可能性もあるため、淡いブルーやベージュなどやわらかな印象のカラーを選ぶのがおすすめです。ラフな印象を与えたくない場合は、ジャケットやカーディガンを羽織りましょう。ワンピースを着ていく際は、ヌード系のストッキングを着用するのがマナーです。

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「スーツ」でパート面接に行く時のポイント

「スーツ」でパート面接に行く時のポイント

ここでは、どのようなスーツを選び、どのように着こなせば好感度がアップするのかを紹介します。

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面接の服装や身だしなみを解説!基本のスーツから、業種やシーン別の服装も紹介

入学式のようなスーツは面接には向かない

面接には、子供の入学式で着るような華美なスーツは向いていません。
入学式用のスーツは、華やかさを演出するためにリボンやレースを使ったり、ラメやパールをあしらったリッチでつややかな生地を使ったりしていることが多いです。

面接では、そのような華やかな印象のスーツではなく、落ち着いたシンプルなデザインのものが適しています。

「クローゼットに入学式のスーツがあるから、せっかくなら使いたい」という気持ちがあっても、面接の場にはふさわしくないためやめておきましょう。

サイズ感の合う落ち着いたカラーのスーツ

スーツの着こなしで大切なのはサイズ感です。数年前に購入したスーツでも、サイズが合っていれば問題ありませんが、体型が変わってサイズが合っていない場合は新しく購入することを検討しましょう。

購入する際は見た目だけで選ばずに、必ず試着してサイズがフィットするか、体を動かしてみて苦しくないかどうかを確かめておきます。肩のラインや袖丈が合っているかどうかわからないときは、ショップの店員にチェックしてもらうことをおすすめします。

体型カバーのためとはいえ、体型にフィットしていない大きなサイズの服を着ていると、だらしない印象を与えてしまいがちです。悪い印象を与えずに体型もしっかりカバーするなら、着やせして見えるアイテムを上手に取り入れましょう。

例えば、縦ストライプのシャツやロングカーディガンなどは、縦のラインが出るため着やせ効果を期待できます。上半身をすっきり見せたいときは落ち感のあるボウタイブラウスを、下半身をすっきり見せたいときはセンタープレスやタックが入ったボトムを選ぶとよいでしょう。

また、スーツの色は濃いグレーや黒、ベージュなどベーシックな色を選んでおくと、落ち着いた印象につながるのでおすすめです。

シャツは白や薄色がおすすめ

ジャケットのインナーは、白やピンクなどのパステルカラーを選びましょう。薄い色は清潔感があって顔映りもいいため、好印象を与えられます。
また、カッターシャツやブラウスは、派手な柄やデザインのものより、できるだけシンプルなデザインを選びましょう。

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カバン・靴・アクセサリーのポイント

面接にふさわしい服装をしても、場違いな小物を併せてしまうと一体感を損ねて印象が良くありません、ここでは、カバンや靴、アクセサリーのポイントを紹介します。

靴はパンプスやローファーがおすすめ

靴は、スーツに合うパンプスやローファーがおすすめです。また、オフィスカジュアルな服装に合うなら、無地のスニーカーもOKです。
夏や冬の面接の場合でも、サンダルやロングブーツは面接では避けましょう。

ただし、いずれも履き古した靴やくたびれた靴では、だらしなさをアピールしているようなものです。汚れを落としてきれいに手入れしたものを選ぶようにします。

面接官は意外と靴もしっかり見ているため、面接では服装だけではなく、靴選びにも気を配って好感度アップを目指しましょう。

カバンは履歴書が入るサイズ

カバンの大きさの目安は、履歴書を折り曲げなくても入る、A4サイズ対応のものを選びましょう。面接時に企業から会社案内のパンフレットや、入社時に必要な書類などをもらうことがあります。履歴書を先に郵送で送っている場合でも、A4サイズが入るカバンのほうが安心です。

明るい色でも構いませんが、華美な装飾がついている物や、派手な柄物は避けましょう。キーホルダーやワッペンなどの装飾が多いものは避け、シンプルなものを選ぶのがおすすめです。

また、面接場所は職場によってさまざまなため、床に置いたときに自立するものであれば、シーンを選ばず重宝します。

また、最近ではスーツでもリュックを背負っている人が増えていますが、やはりリュックはカジュアルな印象が拭えません。面接官によってはマイナスな印象を持つこともあるため、面接に行くときにリュックは避けたほうが無難です。

結婚指輪以外のアクセサリーは外すのが無難

面接では、基本的に結婚指輪以外のアクセサリーは外しておくことをおすすめします。

日頃、アクセサリーは洋服を引き立てたり、おしゃれのポイントとなったりします。
しかし、面接の場では、清潔感やシンプルな服装が求められるため、できれば大ぶりなペンダントトップが付いているネックレスや、華美な腕時計は避けたほうが無難です。

またアクセサリーは、挨拶をしたり席を移動したりするたびに、揺れて音が鳴ってしまう可能性があります。
そのため、面接では結婚指輪以外のアクセサリーは外しておきましょう。

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髪形・メイクのポイント

髪形・メイクのポイント

見た目の印象は、服装だけでなく髪型やメイクも大切です。
ここでは、面接にふさわしい髪形とメイクについてチェックしていきましょう。

長い髪は束ねて清潔感重視!

髪が長い場合は後ろでまとめ、清潔感のある髪形を心がけてください。束ねる場合も、シンプルに低い位置で一つにまとめておくのがベター。ハーフアップやローポニー、シニヨンなどが、きっちり見えて、清潔感もありおすすめです。
高い位置でお団子にするスタイルは、派手な印象を与えることがあるため、やめておくほうが無難です。

また、バレッタやシュシュなどのヘアアクセサリーを使う場合は落ち着いた色味で、シンプルなデザインを選ぶようにしましょう。

髪色は職場に合わせる

髪色は職場の雰囲気に合わせ、清潔感のある色味を心がけましょう。黒染めをする必要はありませんが、極端に明るく染めている方は、地毛のように自然な落ち着いたカラーに染め直しておくのがおすすめです。

モード系のブランドやアパレルショップなど、一部の職種では個性的な髪色が好印象となるケースもありますが、多くの面接の場において、派手な髪色は好まれません。ピンクや緑など個性が強い色に染めていたり、目立つハイライトやインナーカラーをしていたりする場合も、職場の雰囲気に合わせて髪色を戻しておくとよいでしょう。

ショートヘアは顔がしっかり見えるように

ショートヘアの人は、お辞儀をしても顔に髪がかからず、しっかり顔が見えるようにしておきましょう。面接中に何度も髪をかき上げたりいじったりするのは、印象を悪くするおそれがあります。

髪が短くてまとまらない場合は、ムースやワックス、ヘアピンを使用しましょう。前髪やサイドの髪が長いヘアスタイルの場合も、髪が顔にかからないよう工夫しましょう。

メイクはナチュラルな仕上がり

面接時のメイクはナチュラルメイクが基本です。ただし、ナチュラルメイク=薄化粧ではありません。肌の色味を整えるファンデーションや、顔色が良く見える程度のチークや口紅など、健康的で清潔感のあるナチュラルなメイクを心がけましょう。
大人の女性の身だしなみとして、メイクは必須と考えられています。普段からメイクをせずにすっぴんで過ごしている方もいるかもしれませんが、ノーメイクで面接に行くのはマナー違反です。

とはいえ、派手なアイラインやつけまつげ、過度な香水やネイルなどは逆効果です。特に、衛生面に細心の注意をはらっている飲食店やクリニックなどでは、それだけでマイナスなイメージになりかねません。

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夏・冬は、季節に合わせつつマナーを守る

きちんとした服装をして面接に行くとはいえ、夏は暑さ対策、冬は防寒対策をして快適にすごしたいところです。そのため、面接ではマナーを守りつつ、快適に過ごす工夫をすることが大切になります。
ここでは、夏と冬の面接の服装のポイントを紹介します。

夏の面接のポイント

スーツで面接を受けるパート先は、夏でもスーツを着用する必要があります。
私服OKのパート面接の場合は、カットソーやブラウス1枚でも問題ありませんが、ジャケットを羽織るとよりきちんとした印象になるのでおすすめです。

ジャケットは、七分袖のものでもOKです。また、移動中は脱いでおき面接会場に到着してから羽織るとよいでしょう。その際は、ジャケットのしわに注意です。また、接触冷感やドライ機能など夏の機能性インナーを選ぶのもおすすめです。

夏でも素足やサンダルはNGです。スカートの場合は、ストッキングを着用しましょう。また、汗をかくとメイクが崩れる可能性もあります。必要最低限のメイク直しアイテムをもって行くとよいでしょう。

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冬の面接のポイント

冬の面接には、ビジネスシーンの定番であるトレンチコートかチェスターコートを選ぶのがおすすめです。

コートは、建物に入る前に脱ぐのがマナーです。面接中はたたんでバッグの上に置きましょう。手袋やマフラーなどの小物も、コートと同じタイミングで外します。

下記の関連記事は、アルバイトや転職活動向けですが、着ていったコートに関するマナーやおすすめの防寒対策について詳しく紹介しています。こちらの記事も併せてご覧ください。

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まとめ:パート面接にふさわしい服装で自信をもって面接にいどもう

面接では、第一印象が大切です。パートの面接では、応募先の業種や季節に応じた服装を選びましょう。また、面接官に良い印象を与えるためには、服装だけでなく身だしなみにも配慮が必要です。
「ここで働きたい!」と思った気持ちを企業にしっかり伝えるためにも、面接先の雰囲気に合わせた服装を選び、自信を持って面接にのぞんでください。

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