2024.04.15

履歴書の証明写真はスマホでOK!撮影方法から身だしなみや撮影のコツ、注意点を解説

履歴書の証明写真はスマホでOK!撮影方法から身だしなみや撮影のコツ、注意点を解説

就活で必要な証明写真。費用を抑えるためにスマホで撮影したいけど、上手に撮影できるか不安という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スマホで証明写真を撮影する手順や、上手に撮影するコツ、服装や髪形などの注意点を詳しく解説します。

<この記事のまとめ>

  • 証明写真はスマホで撮影してもOK
  • 撮影時は背景、姿勢、表情、髪型、服装の5つの点を意識
  • 照明と撮影方法にこだわれば、スマホでもきれいな写真が撮れる

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履歴書の証明写真はスマホで撮影したものでもOK

履歴書の証明写真は、スマホで撮影したものでも問題ありません。
写りに問題が無ければ、スマホで撮影したという理由だけで、選考に悪影響をあたえることはありません。

証明写真を撮影するための専用アプリなどもあるので、時間や費用を節約したい場合は、それらを使用してみるのもよいでしょう。

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履歴書の証明写真で大切な7つの要素

履歴書に貼る証明写真は、以下の7つの要素を満たす必要があります。
ここではそれぞれの要素について解説していきます。

  • 背景色は白、青、グレーのいずれかであること
  • 胸から上の部分が映っていること
  • 表情は歯を見せない自然な笑顔であること
  • 髪型で顔が隠れていないこと
  • 服装がスーツであること
  • サイズは縦40mm × 横30mm程度であること
  • 撮影から3か月以内のものであること

背景色は白、青、グレーのいずれかであること

履歴書に貼る写真の背景色は、白か青、グレーのいずれかである必要があります。

企業から具体的な背景色を指定されることはありませんが、それぞれの色ごとに印象が違うため、より好印象を与えられる写真を選ぶのが大切です。

胸から上の部分が映っていること

履歴書の写真は、胸から上の部分を映したバストアップである必要があります。
男性の場合、ネクタイの結び目から少し下まで見えるのが適切です。肩先が映らないように注意してください。

また、顔をアップにしすぎた写真もNGです。
写真上部と左右に余白ができるよう、顔の大きさは、写真全体の6割程度を意識しましょう。

表情は歯を見せない自然な笑顔であること

表情は、歯を見せない程度の自然な笑顔が基本です。
あごを軽く引き、口を閉じて軽く口角を上げると、きれいな笑顔を作りやすくなります。
歯を見せて笑うのは、カジュアルすぎる印象のためNGです。

髪型で顔が隠れていないこと

履歴書の写真は、応募者の顔を確認するためのものなので、髪の毛で顔が隠れてはいけません。
前髪が眉にかかったり、サイドの髪が耳にかかったりしないように気を付けましょう。


以下はWeb面接についての記事ですが、就活での髪型についてもくわしく解説しています。
あわせて参考にしてください。

【関連記事】
Web面接の髪型で印象UP!基本の髪型から男女別ポイント、よくある質問を解説

服装がスーツであること

履歴書の写真の服装は、スーツが基本です。
スーツは、紺や濃いグレーといった落ち着いた色を選び、ワイシャツも白色の無地か、淡いブルーなどを選びましょう。

ネクタイは青や赤、黄、グレーなどの色からスーツに合わせて選びます。
柄はストライプ、チェック、ドット、無地などが無難です。

証明写真の男女別の服装については、以下の記事でさらにくわしく解説しています。合わせて参考にしてください。

【関連記事】
【保存版】履歴書の証明写真の服装|OK・NG事例と好印象な身だしなみのポイント

サイズは縦40mm × 横30mm程度であること

履歴書に貼る写真のサイズは、縦40mm × 横30mmが一般的です。
履歴書によっては、「縦36~40mm、横24~30mm」と記載されていることもありますが、枠にぴったりと収まる縦40mm × 横30mmがおすすめです。

撮影から3か月以内のものであること

履歴書に貼る写真は、撮影から3か月以内のものを使用するのがルールです。

撮影時の髪型や体型とあまりにかけ離れていると、本人であることの確認がとれなくなってしまいます。3か月を過ぎた場合は、改めて撮影するようにしてください。

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アプリで履歴書の証明写真を作成する方法

アプリで履歴書の証明写真を作成する方法

 

証明写真用のアプリを使うと、履歴書に適した写真を簡単に作ることができます。
ここでは、証明写真用アプリを使って履歴書の写真を作る手順を解説します。

  • アプリをダウンロードする
  • 写真を撮影する
  • サイズを選択する
  • 撮影した写真を加工する
  • 背景色を変更する
  • コンビニや自宅のプリンタで印刷する

アプリをダウンロードする

まず、証明写真の作成ができるアプリをスマホにダウンロードします。

使用するアプリが履歴書サイズに対応しているか、自分が利用したい印刷方式に対応しているかは必ずチェックしましょう。

写真を撮影する

次に、アプリを立ち上げ、写真を撮影します。
ガイド線が表示されるので、その枠内に頭の先とあごが収まるようにしてください。

家族や友人に撮ってもらうのが難しい場合は、スマホスタンドなどを使用しましょう。

サイズを選択する

撮影後は、写真のサイズを選択します。
ほとんどのアプリでは、パスポート用や履歴書用といった項目が用意されているので、履歴書用を選べば問題ありません。

サイズを直接入力しなければいけない場合は、縦40mm × 横30mmと入力します。

撮影した写真を加工する

次に、写真に加工を施していきます。
証明写真では、本人と分からなくなるような大幅な加工はNGとされていますが、ニキビや、顔のクマ、後れ毛や前髪を整える程度の修正であれば、問題ありません。

印象が大きく変わらない程度に、清潔感を出すように加工しましょう。

背景色を変更する

次に背景色を選択します。
就活では白、青、グレーの3色から選びます。

最後に画像を保存すれば完了です。

コンビニや自宅のプリンタで印刷する

保存した画像は、コンビニのマルチコピー機から印刷します。
セブンイレブンやファミリーマートなど各コンビニチェーンから印刷用のアプリがリリースされているので、そちらを別途ダウンロードしてください。
コンビニでの印刷方法は、以下の記事で解説しています。

【関連記事】
コンビニエンスストアを活用して履歴書用の写真を入手しよう

自宅のプリンタで印刷する場合は、プリンタ専用の印刷アプリを使用します。
L判の光沢ありの写真用紙をセットし、アプリの手順に従ってください。

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証明写真をスマホで撮影するメリット・デメリット

スマホで証明写真を撮ることで、費用が抑えられたり、手軽に加工ができたりするといったメリットがある一方、他の方法よりも手間がかかってしまうといったデメリットもあります。

自分に合った方法を探すための参考用に、ここではメリットとデメリットについて詳しく解説します。

スマホで撮影するメリット

スマホで証明写真を撮影するメリット

  • コストを抑えられる
  • 手軽に加工や編集ができる

証明写真をスマホで自撮りすれば、作成にかかる費用を抑えることができます。
通常、証明写真の撮影には、写真スタジオで3,000~15,000円程度、スピード写真機では700~1,000円程度の費用がかかります。

一方、スマホで撮影すれば、コンビニのプリント代として200円程度がかかるだけなので、低コストで写真を用意することができます。
自宅にプリンターと写真用の用紙がある場合は、費用をほとんどかけずに撮影することもできます。

また、手軽に加工や編集ができるのもメリットの一つです。
ニキビや顔のクマを消せるのはもちろん、背景色を後から変更することもできるので、与えたい印象に合わせて画像を何度でも編集することができます。

スマホで撮影するデメリット

スマホで証明写真を撮影するデメリット

  • 他の方法よりも手間がかかる
  • ぎこちない表情になりやすい

スマホで自撮りする場合、撮影する場所は自分で用意する必要があります。
水平な角度できれいに撮影したい場合は、別途スマホスタンドや自撮り棒なども用意する必要があり、写真スタジオやスピード写真機を使う場合と比べると、手間がかかります。

また、ぎこちない表情になりやすいのもデメリットの一つです。
自撮りの場合は、姿勢や髪型、メイクなどに自分で気を配りながら撮影することになるため、表情にまで意識が向かないことも珍しくありません。

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スマホで証明写真を自撮りするときの3つのコツ

スマホで証明写真を撮る際は、3つのポイントを意識することで上手に撮影ができます。
ここではそれぞれの方法について解説します。

履歴書の写真の撮り方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
あわせて参考にしてください。

【関連記事】
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白い壁を背にして撮影する

撮影は、よけいな光が入らないよう、カーテンを閉め、白い壁を背にして行います。
背景はアプリの機能を使って後からでも変更することができますが、無地の壁の方が加工がしやすくなります。
白い壁がない場合は、100円ストアで購入できる模造紙などを壁に貼って代用しましょう。

撮影時に座るイスは、壁から少し離れた場所に置き、影が壁に落ちないようにします。

レフ板で顔の明るさを調整する

室内での撮影時は、鼻やあごの下に影ができてしまい、顔全体が暗い印象になってしまいます。
レフ板やスチレンボードなどを使って下から光を当て、顔の明るさを調整してあげるようにしましょう。

レフ板はカメラ屋などで購入することができますが、急ぎの場合は、厚手の白い画用紙やコピー用紙などで代用することもできます。
撮影時は、レフ板を膝の上に置き、顔の影ができるだけ薄くなるように工夫します。

スマホスタンドで位置を固定する

スマホを手で持ったまま撮影すると、左右で肩の高さが変わってしまい、不自然な写真になってしまいます。
撮影の際は、スマホスタンドで位置を固定するか、誰かに撮ってもらうようにしてください。

スマホスタンドを使う場合、スマホの位置は顔の正面にくるようにします。
スマートウォッチには、シャッターボタンとして使える機能があるものもあります。
Apple Watchも対応しているので、iPhoneを使用している場合は、活用してみるのも良いでしょう。

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証明写真をスマホで撮影するときの2つの注意点

証明写真をスマホで撮影するときの2つの注意点

 

証明写真を撮るときは、費用面が気になりますが、より大切なのはクオリティです。
証明写真は選考材料として扱われるため、できるだけ見栄えの良いものに仕上げる必要があります。

ここでは、スマホで証明写真を撮る際の注意点について解説します。

加工は違和感のない範囲で

証明写真は、公的な書類などに本人であることを証明するために貼る写真です。
そのため、あまりに加工しすぎると、本人であることの証明ができず、面接担当者にも非常識な印象を持たれてしまいます。

証明写真の加工は、肌色を整える程度にとどめておきましょう。
小顔にしたり、目を大きくしたりするなど、直接顔をいじるような加工はひかえた方が無難です。

時間に余裕を持って用意する

スマホで証明写真を撮影する場合、撮影や加工が上手くいかないことも珍しくありません。
いつでも撮れると撮影を先延ばしにすると、土壇場で思わぬトラブルが起こることもあるでしょう。

万一のときは、ほかの方法を取ることも考え、時間に余裕を持って撮影するようにしましょう。

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証明写真のNG例

証明写真では、以下のようなものはNGとなります。

<証明写真のNG>

  • 顔全体が写真の中に収まっていない
  • 逆光で表情が見えにくい
  • 髪が乱れている
  • 濃いリップ・チークを使用している
  • 左右で肩の高さが違う
  • 歯が見えている
  • あごを引きすぎていて、にらむような表情になっている
  • 襟元が大きく開いている

写真の印象が悪いと、選考にも悪影響を与えてしまいます。撮影後に問題がないかを念入りに確認しておくようにしましょう。
証明写真のNG例については、以下の記事でより詳しく解説しています。

【関連記事】
【保存版】履歴書の証明写真の服装|OK・NG事例と好印象な身だしなみのポイント

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スマホで撮影した写真をWeb提出する方法

履歴書はWeb提出という企業もあり、証明写真をデータ形式で提出しなければいけないこともあります。

証明写真用のアプリで撮影した写真のデータは、アプリからダウンロードすることができます。
企業によっては画像のファイル形式が指定されることもあるので、対応するファイル形式でダウンロードするようにしましょう。

下記の記事ではデータ化した写真を用意する方法をより詳しく解説しています。

履歴書用の写真はデータ化して、賢く利用しよう

履歴書をWeb提出する際の注意点については、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】
履歴書に貼る写真のサイズやWebエントリー時の注意点を解説!

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まとめ:証明写真はスマホで作れる!ポイントを押さえて上手に撮影しよう

履歴書の証明写真は、スマホで撮影しても問題ありません。
スマホで撮影することで、費用を抑えつつ、自分の好きなタイミングで撮影できるので、一度はチャレンジしてみるのも良いでしょう。
ただし、履歴書の写真は、選考の際の材料となる大切なものです。
自分で撮影する場合は、プロのアドバイスを受けることができないので、服装や表情などには十分に気を付けるようにしましょう。

出来栄えの良い証明写真は、あなたの魅力を存分に伝えてくれる強力なアイテムになります。
就活で使える強力なアイテムを手に入れるつもりで、証明写真を準備しましょう。

 

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