30代・未経験での転職は厳しい?おすすめの職業10選や成功のポイントを紹介!

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「30代・未経験での転職は厳しい?」「未経験でも30代転職におすすめの仕事はある?」など、30代での転職に関する疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、30代での転職の実情や転職を目指すメリットを解説したうえで、経験を問わずにおすすめできる職業10選を紹介します。

併せて、転職にともなうリスクや注意点、転職成功のためのポイントなども解説しますので、ぜひ最後までチェックしてください。

目次

そもそも30代の転職は現実的?未経験者のチャンスは?

結論からいうと、30代の未経験者でも、自身のスキル・実績に合った仕事を選んだり、未経験者を積極的に受け入れている職場を見つけたりすれば、転職は十分可能です。

ここでは、30代で転職を決断した人々の実情や、男女別のおもな転職理由などを見てみましょう。

30代で転職を決断する人は意外と多い

20代に比べると転職率は下がるものの、30代で転職を決断する人は一定数います。厚生労働省の資料によると、30~34歳の転職率は男性で5.3%、女性は6.5%という結果でした。

25~29歳では男性が6.6%、女性が8.0%なのに比べると、30代の転職率はやや低くなっています。

ただし、40~59歳の場合、転職率は男女ともに5.0%以下です。年齢を重ねるにつれて転職率が下がっていることを考慮すると、30代の転職者は依然として多いといえます。

年齢 男性転職率 女性転職率
19歳以下 10.3% 6.8%
20~24歳 7.2% 7.6%
25~29歳 6.6% 8.0%
30~34歳 5.3% 6.5%
35~39歳 3.9% 5.8%
40~44歳 3.5% 4.5%
45~49歳 2.4% 5.0%
50~54歳 2.4% 4.7%
55~59歳 2.9% 4.0%
60~64歳 7.0% 5.5%
65歳以上 5.5% 3.2%

※参考:厚生労働省「令和3年上半期雇用動向調査結果の概況-15P

30代男性・女性のおもな転職理由

厚生労働省の調査によれば、「個人的な理由」や「その他の理由」を除くと、30代男性の転職理由は労働環境や給与面の不満がおもな要因です。また、女性の場合は給与のほか、人間関係や労働条件などがおもな理由となっています。

転職理由 男性(%) 女性(%)
30~34歳 35~39歳 30~34歳 35~39歳
仕事の内容に興味を持てなかった 5.3 4.0 4.6 7.3
能力・個性・資格を生かせなかった 4.1 5.6 4.5 5.9
職場の人間関係が好ましくなかった 9.4 9.7 12.8 11.6
会社の将来が不安だった 9.6 15.4 8.4 3.3
給料等収入が少なかった 13.4 8.3 6.8 7.7
労働時間、休日等の労働条件が悪かった 17.2 8.9 12.3 13.4
結婚 1.0 0.6 2.6 0.7
出産・育児 0.3 0.7 5.3 4.0
介護・看護 0.2 0.3 0.2 0.4
その他の個人的理由 16.8 18.8 20.0 21.0
定年・契約期間の満了 3.4 3.0 6.8 8.9
会社都合 3.0 3.4 5.7 8.1
その他の理由(出向等を含む) 14.9 19.5 9.1 6.6

※参考:厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況

30代女性の場合、「出産・育児」を転職理由としている割合が4~5%あり、1%以下の30代男性とは明確な違いが見られます。「職場の人間関係が好ましくなかった」「会社都合」を転職理由に挙げている割合も、30代男性より少し多い傾向です。

30代未経験からの転職の実情は?

30代で未経験の業界に転職するのは難しいというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし近年では、少子高齢化社会で働き手が不足しているのに加え、人材の流動性が高まっているため、転職のチャンスは広がっています。

30代は、これまで培ってきた経験やスキルを活かせる即戦力として期待される年代です。企業にとっても、貴重な戦力となる人材といえるでしょう。

たとえば、エンジニアやプログラマーなどの職種で働けるIT業界では、「不動産テック」や「HRテック」のように、テクノロジーを活用した新しい仕組みを構築する領域が進んでいます。

未経験からの転職を成功させるためにも、30代未経験転職の実情を理解したうえで準備することが重要です。

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30代未経験の転職が厳しいとされる理由

では、30代未経験の転職が一般的に難しいといわれているのはなぜなのでしょうか。

即戦力が求められやすい

30代の転職市場では、これまでの経験を活かした即戦力のある人材を求める傾向があります。

20代はまだ経験が浅いため、数年後の成長を期待してのポテンシャル採用もある一方、30代はそれまでの経験を活かした仕事が期待されるでしょう。

なかには、30代でもじっくり構えて成長を見守ってくれる企業もありますが、そうした職場は限られており、よい職場を見つけるのは簡単ではありません。

管理職を求めている企業が多い

特に、30代後半になると、過去の社会経験をベースに、チームマネジメントやプロジェクトマネジメントの経験を重視する企業が増えてきます。

スケジュールの管理や上司・部下との調整、若手の指導など、管理職を担う人材が求められるケースが多くなり、これらの経験がないと厳しい状況となるでしょう。

また、「これから学ぶ」「教えてもらう」といったスタンスの人材は、20代に比べて就職が難しくなるのが実情です。

未経験OKの求人が少ない

20代と比較すると、未経験OKの求人数が減少する傾向があります。

特に女性の場合は、出産や育児の影響で仕事を休まざるを得ないケースが増え、パートやアルバイトなどの非正規雇用を選択するケースも多くなるでしょう。

このような状況から、正社員としての就職先を探すのはさらに厳しいとされています。

成功を導く30代の強み!ポータブルスキルを活かそう

厳しいといわれる30代での未経験転職。しかし、この年代だからこその強みも存在します。それが、ポータブルスキルを活かせるという点です。

ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても活用できる職務遂行上のスキルのこと。具体例として、以下が挙げられます。

<仕事の仕方>

  • 課題の設定...事業・商品・仕事の進め方などに関する課題を設定するスキル
  • 計画の立案...担当業務・課題の遂行に向けた計画を立てるスキル
  • 状況への対応...予期しない状況への対応、責任の取り方に関するスキル

<人との関わり方>

  • 社内対応...経営層や上司と適切にコミュニケーションをとるスキル
  • 社外対応...顧客・社外パートナーと適切にコミュニケーションをとるスキル
  • 部下マネジメント...メンバーのモチベーションアップや育成を考慮して業務を割り当てるスキル

※参考:厚生労働省「ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)

30代のビジネスパーソンであれば、前職で身につけたこれらのポータブルスキルを転職先でも活かせるでしょう。

コンサル・経理も!30代未経験の転職におすすめの職業10選

続いては、30代未経験からでも目指しやすく、また就職後のスキルアップも期待できる10の職業を紹介します。将来的に高い需要が見込める職種が特におすすめです。

それぞれの業界の特徴や、30代未経験からの転職希望者にとっての魅力、注意すべき点を解説します。

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1. 介護・福祉
2. ドライバー
3. 営業
4. 事務
5. IT(エンジニア・プログラマー)
6. 製造
7. サービス業
8. 経理
9. ウエディングプランナー
10. コンサルタント

介護・福祉

少子高齢化により人材不足が深刻化しており、今後もさらに需要が伸びていくと想定されています。

コミュニケーション能力と体力が求められ、力のある男性は歓迎される職種です。無資格・未経験でも介護助手としてサポート業務を行なうことができ、スキルを身につけることでステップアップも望めます。

全国的に需要が高いため、万が一ブラックな職場に当たってしまってもすぐに転職してよりよい勤め先を見つけられるのもメリットです。

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ドライバー

配送・ドライバー業界も未経験OKの求人が多く、車の運転が好きな人・得意な人なら誰でも挑戦しやすい仕事のひとつです。

なかでもタクシー運転手は、インバウンドが増えた影響で需要が増えている職種です。普通二種免許を取得すれば、年齢や性別を問わず働けますよ。

タクシー会社によっては二種免許の取得額を全額負担してくれる場合もあるので、会社選びも慎重に行うのがおすすめです。

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営業

自社商品やサービスを顧客に販売するのがおもな仕事です。

コミュニケーション能力やスケジュール管理能力が求められるため、ハードルが高いと思われがちであるものの未経験OKの求人や実力主義の企業は数多くあります。

営業職から企業のトップに昇進する例も多く、社会人として成長したい方にとって必要なスキルや経験・人脈が得られます。

人間関係が重要な要素であり、やりがいのある仕事がしたい方におすすめです。

近年、不動産業界の営業職は、30代の未経験者でも採用されやすい傾向があります。特に、「賃貸仲介」は「売買仲介」に比べて専門知識が比較的少なく、未経験者でも参入しやすい職種です。

事務

事務職は、基本的なパソコンスキルがあれば未経験からでも転職しやすく、座ったまま仕事できるのが魅力です。

体力を要するような仕事よりかは、パソコンに向かって集中的に仕事をしたい人に向いていますよ。

また、30代の女性が出産や育児を終えて再就職する場合も、事務職が選択肢の一つになるでしょう。

IT(エンジニア・プログラマー)

勢いのある業種で働きたい方向けで、未経験OKの求人や実力主義の企業が多いのが特徴です。

IT業界は慢性的な人手不足で、やる気と一定のスキルがあれば年齢・経験問わず採用される可能性が高くなります。ただし、大企業や高年収の企業の採用はそれなりに厳しいので、まずは中小企業で経験を積んでいくのがよいでしょう。

必要なスキルはパソコンスクールなどで学ぶ以外にも、プログラミング学習を無料で提供している人材会社を利用するのもおすすめです。

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製造

工場でのライン業務などは、特殊なスキルが必要ではないケースがほとんどです。そのため、未経験OKの求人が多く、大手企業であれば給料や待遇面も期待できます。

製造業は人手不足が深刻であり、就職しやすい業種です。寮や社宅を用意している企業もあり、住宅費を低く抑えたい方にもおすすめできます。

ただし、正社員ではなくアルバイトの募集も多い点には注意が必要です。求人情報をよく確認してから応募しましょう。

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サービス業

人柄重視が多いサービス業は、未経験でも採用されやすいというメリットがあります。特に、アルバイトやフリーターで接客経験がある方は、過去の体験を活かせるという強みを活かせるでしょう。

人と接する仕事の需要はなくなることはありません。例えば、飲食店での注文が口頭注文からタブレット形式に変わっても、使いこなせない人のためにサポートが必要です。

飲食やアパレル業界では、「店長」や「エリアマネージャー」など職位が細分化されており、キャリアアップのステップが明確なのも魅力の一つです。目に見える形で成長を実感できるため、やりがいを感じられるでしょう。

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経理

経理は、企業のお金を管理するのがおもな仕事です。具体的には、預金・現金管理、伝票起票のほか、決算書の作成や年末調整などがあります。

経理の仕事では、会社の財務状況を正確に把握しなくてはなりません。そのため、30代未経験で転職を目指すなら、簿記の資格取得や、前職で培った営業・マーケティングのスキルなどをアピールすることが重要です。

30代後半で未経験転職を目指す場合、マネージャー以上の管理職経験があると有利でしょう。

ウエディングプランナー

ウエディングプランナーとは、結婚式を挙げるカップルのサポート役として、プランの企画・提案や事前準備、式当日のアテンドなどを行う仕事です。「ブライダルプランナー」や「ブライダルコーディネーター」とも呼ばれることがあります。

30代前半であれば、未経験でも転職が可能です。ただし、接客や営業スキルが不可欠であり、前職である程度のスキルを磨いている人材が有利です。

30代後半になると、管理職候補として迎え入れられるケースが増えるので、ブライダル業界ではマネジメント経験などがあると未経験でも転職しやすいでしょう。

必須の資格はないものの、未経験で転職するなら「ブライダルコーディネート技能検定」や「内閣府認可(財)職業技能振興会認定ウエディングプランナー検定」などを取得しておくと、アピールポイントとなるかもしれません。

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コンサルタント

コンサルタントとは、クライアント企業の経営課題の解決に向けて、適切な戦略の立案・提言を行う仕事です。

コンサルタントには、以下のような種類があります。

種類 特徴
総合系コンサルタント 幅広い領域のコンサルタント業務を担う
ITコンサルタント IT技術を活用して課題解決を図るコンサルタント業務を担う
戦略系コンサルタント M&A戦略や新規事業戦略に関するコンサルタント業務を担う

コンサルタント未経験者であっても、30代前半の場合は専門的な知識やマネジメント経験が豊富な方なら転職できる見込みがあります。ただし、30代後半になると転職の難易度がアップする点に留意しておきましょう。

例えば、戦略系コンサルティングファームへの転職を30代後半で目指す場合は、特定領域における高度な専門性や、弁護士資格の保有など、ほかの転職人材との差別化が重要です。

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30代未経験でも転職をおすすめする2つのケースは?

30代未経験からの転職は少なからずリスクを伴います。検討している方は、本当にその決断が正しいのか迷うことがあるかもしれません。

ここでは、30代未経験でも転職を目指すべきケースを2つ紹介するので迷っている方は参考にしてください。

取り組みたい仕事が明確なケース

新しくチャレンジしたい仕事が明確な場合は、30代未経験でも転職を目指したほうがよいでしょう。自分の目標が明確であれば、仕事に対するモチベーションも上がり、大きな成果につながる可能性が高まるためです。

また、未経験で転職する場合、年齢を重ねるにつれて転職のハードルがアップします。そのため、後悔を避けるためにも、30代のうちに自分が取り組みたい仕事に思い切ってチャレンジするほうが、自身の成長にもつながるでしょう。

解決できない問題を現職で抱えているケース

職場によっては、自分の努力や頑張りだけでは解決できない問題を抱えている場合もあります。具体例としては、「自分のしたい仕事をさせてもらえない」「仕事量が多すぎてワークライフバランスを保てない」といったケースです。

働く環境を変えることで、これらの問題を解決できる可能性があるなら転職を検討するのもよいでしょう。ただし、転職活動をスムーズに行なうためには、家族の理解と協力が不可欠です。

30代未経験で転職をするリスクや注意点

30代で転職する際のリスクを解説します。理由は人それぞれですが、会社都合などやむをえない場合を除いて、30代未経験での転職のデメリットやリスクをよく理解したうえで決断しましょう。

年収が下がる可能性がある

それまで活躍していた業界から離れ、未経験の仕事を新たに始めるとなると、どうしても年収が下がりやすくなります。

現職で培ってきたスキルや経験は、同じ分野の仕事で活かしやすいものです。

しかし、別の業種に転職する場合、5~10年上げ続けてきた収入を諦めなくてはならない場合があります。

厚生労働省の資料によると、令和5年上半期で30代転職者で賃金が増加したと答えたのは、30~34歳が47.4%、35~39歳が40.8%でした。一方、賃金が減少した割合は、30代前半・後半ともに、約3割という数字が出ています。

年齢 増加 変わらない 減少
30~34歳 47.4% 19.0% 32.6%
35~39歳 40.8% 26.4% 31.4%

※参考:厚生労働省「令和5年上半期雇用動向調査結果の概要

収入ダウンを防ぐための施策

これまでの収入を何とか保つためには、自分の強みを仕事で活かせることをアピールする必要があります。

たとえば営業職から接客サービス業界に転職する場合、共通のスキルである「人と接するスキル」を活かして活躍できると交渉をしてみてもよいでしょう。

企業側も即戦力として活躍できるというイメージを持ってくれるかもしれません。

ローンを組みにくくなる可能性がある

住宅ローンやカーローンなど、高額で長期にわたるローンを考えている場合、勤続年数が長いほど組みやすくなります。

そのため、転職をするとローンを組みにくくなるという点はあらかじめ念頭に置いておきましょう。

特に、20代のうちに大手企業に勤めていて、30代で小規模な企業に転職しようと考えている場合は注意が必要です。

すでにローンを組んでいる場合は、転職してもただちに影響はありませんが、例えば結婚と同時に転職を考えている場合、マイホームの購入が難しくなることも考えられます。

20代と比較されるとポテンシャルの面で劣る

やる気や情熱があっても、ともに未経験からのスタートであればポテンシャルで上回る20代の志望者が選ばれやすいでしょう。

ポテンシャル採用とは、即戦力としての採用ではなく、数年後に活躍するであろう素養や資質を見込んで採用することです。

30代でもポテンシャルを買ってくれる企業もありますが、基本的に、30代は20代と比べて高い実績やスキルが求められる傾向です。

具体的な数字を含めた実績やマネジメントスキルなど、20代にはない経験やスキルをできるだけアピールして採用につなげましょう。

転職活動が長期におよぶケースがある

30代未経験で転職を目指す場合、転職活動が長期になるケースがあることを留意しておきましょう。

同時期に経験者や20代の応募者があった場合、選考で不利になるケースも少なくありません。そのため、なかなか採用が決まらず、転職活動を続けなければならない場合もあります。

しかし、転職活動が長引いたからといって焦らず、前向きにチャレンジすることが大切です。あなたのこれまでのスキルや経験を活かせる場所は必ずあるはずなので、あきらめずに探していきましょう。

なお、円満に転職するためには、現職での仕事の整理や後任への引き継ぎなども、転職のスケジュールに組み込んでおくことをおすすめします。

宅建やFPの資格を活かせる?30代未経験からの転職を成功させるポイント7選

30代未経験で転職を成功させるために押さえておきたいポイントを解説します。

20代の転職と比べると、自己分析やそれまでの仕事の実績をアピールすることが重要になってくるでしょう。

資格を取得する

実務経験がなくても、専門的な知識を持っていることを示せる資格を取得していれば未経験でも転職しやすくなります。

資格の取得は即戦力として通用することを証明できる要素になるので、特に介護職や医療事務などでは資格を取得しているかどうかが非常に重要です。

また、近年はどの業種でもパソコンやITの活用が進んでいます。そのため、それらに関する資格を持っておくのもアピールポイントになるでしょう。現在、すでに持っている資格を活かせる仕事を選ぶのもおすすめです。

以下では、転職にも役立つ具体的な資格を4つ紹介します。自身が志望する業界・職種に合わせて、ぜひ参考にしてくださいね。

簿記2級

簿記2級は、企業の経理実務を行うのに必要なスキルを証明できる資格で、商業簿記と工業簿記に関する知識が身につきます。

経理の仕事への転職に役立ち、企業によっては経理職へ転職する際の応募条件として、簿記2級の資格取得を掲げているケースもあるようです。認知度が高いため、転職活動でのアピール効果も期待できるでしょう。

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FP(ファイナンシャルプランナー)

FP(ファイナンシャルプランナー)は、ライフプランに応じた資産設計・資産計画の提案、アドバイスを行うための資格です。

教育や住宅、老後資金に関するアドバイスをするうえで役立つので、金融業界や保険業界などで働きたい方に適しています。このスキルは仕事だけではなく、自身のライフプランを見つめ直すことにも活用できますよ。

転職におけるアピール力を高めたいなら、FP2級以上の資格を取得しておくとよいでしょう。

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社労士(社会保険労務士)

社労士は、企業の人事労務管理に関する知識を証明できる国家資格。国家試験に合格し、実務経験を2年以上積むことで、社会保険労務士としての登録が可能です。

社労士の資格取得が向いているのは、人事・労務のコンサルタントとして働きたい方や、将来的に社会保険労務士事務所などの開業を目指している方です。

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宅建(宅地建物取引士)

宅建とは、不動産取引に関する知識を証明できる国家資格です。不動産取引における「重要事項の説明」や「重要事項書面への記名」は宅建士の独占業務であるため、不動産業界への転職を目指している人に適しています。

職場によっては、宅建を持っていることで資格手当が付くケースがあるので、給与アップも見込めます。

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現職で成果や実績を作る

まったく異なる他業種への転職でも、しっかりと実績を積んでいれば、転職活動の際の自己PRに活かせます。

例えば商品開発からITエンジニアに転職する場合、これまで商品開発にどれだけ心血を注いだか、どのような工夫をしたかなどを具体的に話せれば、別の仕事でも活躍が期待できると評価されるでしょう。

転職希望先が未経験の業界でも、仕事への努力や成果を示すことはアピール材料になります。再現性のある実績はさらに有利です。

自己分析をしっかりと行う

直接アピールできるスキル・経験がないのであれば、自己分析を通じて自分の魅力をはっきりと伝えることが大切です。

自分の長所や適性を活かせる業界・企業を見つけるためにも、キャリアを振り返り、自己分析をあらためて行いましょう。

自分の性格や資質、これまでのキャリアや実績をどのように活かし、新しい環境でどう働けるのか伝えることが大切です。

幅広い業種・業界を対象にする

未経験の転職であれば、特定の業界にこだわる必要はありません。

今まで考えていなかった業界でも、よく調べてみれば職場としての魅力や働きやすさが発見できるかもしれません。

成長している業界や、人手不足で採用されやすい業界など、どのような経験・スキルが必要か、希望する年収を実現できるかなどをリサーチしておきましょう。業界を幅広く見て選択肢を増やすことが重要です。

面接対策を行う

30代で未経験からの転職を成功させたいなら、事前にしっかりと履歴書や職務経歴書などの書類・面接対策を行うことが大切です。

前職での仕事への取り組みや成果をアピールできるように、面接の練習をしておきましょう。

また、面接ではほぼ確実に「前職からの転職理由」を聞かれます。嘘をつくといずれバレてしまうので、なるべくポジティブな印象を与えられるように心がけつつ、何と答えるかは事前に考えておいてくださいね。

在職中に転職活動に取り組む

30代が未経験転職を目指す際は、現職で働きながら転職活動を行うのがおすすめです。前述のとおり、転職活動が長期化するケースもあるため、在職中に転職活動に取り組むことで収入面の不安を減らせます。

また、職歴にブランク期間が発生しないので、採用企業からマイナスイメージを持たれる心配もありません。転職が早く決まらないことに焦る必要もなく、自分にぴったりの転職先をじっくりと探せるでしょう。

求人サイトを活用する

求人サイトを活用することで、30代未経験者向けの求人を効率的に見つけられます。バイトルの求人サイト「バイトルNEXT」なら、幅広い職種から自分に最適な仕事をスムーズに探せるでしょう。

自分の持ち味に合った求人を検索できたり、「社風」や「職場環境・雰囲気」をバロメーターで確認できたりするのも魅力です。Webでの検索のほか、便利なスマホアプリもありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ|30代未経験でも転職は可能!準備と対策をしっかりと行おう!

30代未経験からの就職は、20代よりもハードルは上がりますが、十分に準備と対策を行えば、自分に合った無理なく働ける職場と出会えるでしょう。

30代未経験の転職なら、視野を広く持ってなるべく多くの求人を探すことをおすすめします。

バイトルNEXTにはさまざまな企業の募集情報があり、アルバイトから正社員への道を用意している企業もあります。30代の未経験転職には、バイトルNEXTの利用がおすすめです。

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