10-FEETインタビュー - 激的アルバイトーーク!│求人情報ならアルバイト・パートのバイトル

BOMS バイトルマガジン

powered by バイトル

10-FEET インタビュー - 激的アルバイトーーク!

日本最大級のアルバイト求人情報サイト“バイトル”と激ロックによる“激的アルバイトーーク!”。今回のゲストは、5年ぶりとなるニュー・アルバム『Fin』をリリースし、現在全国ツアー[10-FEET “Fin” TOUR 2017-2018]を敢行中の10-FEET。まずは3人にアルバイトについての話をたっぷりと訊き、後日ツアー先にて、普段は経験できないような非日常的なアルバイトが体験できる企画“ドリームバイト”で選ばれた大学3年生、金子拓未さんにライヴ会場へ来てもらい、インタビューを行った。ライヴ直前の3人に話を訊き、その後たっぷりとライヴも堪能するという、まさに最高の“ドリームバイト”の時間を提供してもらった。

10-FEET

Profile

メンバー:TAKUMA(Vo/Gt) NAOKI(Ba/Vo) KOUICHI(Dr/Cho)

バイトは、いろんな経験や社会勉強にもなる
ただバイトするより、いろんな人と話をしてみたら、バンド活動にも役に立つんじゃないかな(NAOKI)

10-FEET

-みなさん、最初にやったアルバイトのことは覚えてますか。

TAKUMA:僕は、19歳のときにやったカレー屋のバイトが最初ですね。カレーめっちゃ好きやったんですよ。ココイチ(※カレーハウスCoCo壱番屋)も好きやったけど、僕とNAOKIの生活していた地域には“スパイシー”というチェーン店があって。

NAOKI:たしか京都に2、3店舗あったかな。

TAKUMA:そこのカレーがめっちゃ好きやったんですよ。ココイチとか大きな会社だと厳しそうやなって思って、関西ローカルのチェーン店に行ってみようかなということで、そこでバイトを始めました。仕事の内容としては、何種類かあるカレーを作ったり、フライヤーで揚げ物を作ったり、ベーコンを湯がいたりとか。あとは空いた時間で洗い物やキッチンの周りをきれいにしたりしてました。基本的な“ザ・バイト”みたいなことはそこで学べましたね。

NAOKI:僕は最初、近所のスーパーでしたね。レジではなく裏側の仕事で、品出しや売れた商品の棚を前出しする仕事で。

-なぜスーパーのバイトを選んだんですか。

NAOKI:当時高校1年生だったんですけど、おかんが見つけてきて。“あそこバイト募集してたし、高校生からいけるって書いてあった”って。僕がバイトしたら親も小遣い渡さんでいいし(笑)。でも、あのときは本当に普通に、好奇心というか。仕事をすることが初めてだったので、そこで働きたいということよりは、募集してたから、じゃあ行ってみようっていう感じでしたね。

-KOUICHIさんはどんな仕事が最初でしたか。

KOUICHI:高校のときは、夏休みとか冬休みの短期のバイトはしていたんですけど、ちゃんと定期のバイトをしたのはビリヤード場ですね。通っていた大学の隣に小さなビリヤード場があって、募集も何もしてなかったんですけど、“バイトさせてください”って言って始めました。“時給はなんぼでもいいので”って言ったから、換算したら時給400円くらいやったんですよ。“これ、最低賃金より下やんけ!”って思いましたけど、ビリヤードができるのが楽しかったから、ちゃんと球を磨いたり、台を拭いたりしてました。でも1年くらいで辞めて、大学の近くのレストランの厨房でバイトをしました。

-これまでで印象的なバイト、記憶に残るバイトはありますか。

KOUICHI:一番おもんなかったのは──

TAKUMA:はははは(笑)。まぁ、それも思い出のひとつやな。

KOUICHI:東京に上京してたときにやった、ポスティングのバイトですね。ほんまにおもんなかったですね。結構な束を持って、バイクでマンションとかに行って。……まぁ、たまに捨てたり──

NAOKI:今、それだけは絶対に言うな! と思ってたんですけどね(笑)。

KOUICHI:捨てたりしたらあかんよ、っていう。ちゃんとやってましたよ。それはすぐに辞めて、工事現場で交通誘導とか警備をやってました。

-TAKUMAさんは思い出に残るバイトはありますか。

TAKUMA:どれかな……建築とイベント設営、あとはカレー屋と喫茶店とティッシュ配りとかいろいろやりましたけど。やっぱり喫茶店かな。近所の高校の奴がいっつも溜まってて、ほんまに行儀悪い奴がおったんですけど、全部こいつ(NAOKI)の同級生やったんですよ。

10-FEET

NAOKI:実は、そのときに会ってたんですよね。近所の喫茶店だったので、しょっちゅう行ってました。

TAKUMA:あいつらほんまコーヒー1杯だけ頼んで、そこからずっと“水ください、水ください”って、いつまでおんねん! と思っとったら、こいつらで(笑)。

NAOKI:知り合ってから、あそこの喫茶店でバイトしてたって聞いて。高校のころめっちゃ行ってたよって話したら、そこで一致したんですよね。

-不思議な繋がりがあるものですね。NAOKIさんは記憶に残るバイトはなんですか。

NAOKI:僕は結構いろんなバイトをしたんですけど、高校のときもスーパーのあとにマクドナルドでバイトをして。年末年始は郵便局の配達のバイトもしましたし、ホテルのディナー・ショーで料理を運んだりするバイトもしました。でも一番は、コンビニでバイトしてたときかな。夜10時から朝の8時までのバイトだったんですけど、店内でハードコアの曲を流してました。

TAKUMA:それダメだけどな。某コンビニの店員やったんですけど、当時、店のユニフォームに、ズボンが当時のスケーターが履くようなブカブカのやつで、ドム(※アニメ“機動戦士ガンダム”に登場する架空の兵器“モビルスーツ”のひとつ)みたいになってました。髪も赤に近い茶髪で。

-コンビニでもそういう格好で大丈夫だったんですね。

NAOKI:わりとそこは緩かったんですよね。そういう赤っぽい髪でも採用してもらえて。

TAKUMA:耳のピアスもがっつり開いてたしな。こんな人が揚げる唐揚げ、全然ダメでしょ? っていう。でも、友達になるっていうね。流れてる曲を、“これ誰の曲っすか?”って聞いたりして。

NAOKI:その前にスタジオで知り合っていたんですよ。

TAKUMA:それで、どこどこのコンビニで働いてるっていうので、遊びに行くようになったんです。

-KOUICHIさんもそのころに知り合っているんですか。

NAOKI:どうやったっけ?

KOUICHI:もうちょっとあとだったかな。

TAKUMA:コンビニ辞めたあとちゃうかな。

KOUICHI:僕がレストランの厨房のバイトをしていたときに、ウェイターの女の子とTAKUMAが付き合ってて、足繁く通ってましたね。

10-FEET

TAKUMA:通ってたな、一生懸命。練習ないのにギターを持って行ってバンドやってる感とか出して。

KOUICHI:“ギタリストかっこいい感”出してたな。

TAKUMA:そんなとこ女の子はなんも見てないのに。

KOUICHI:なんにも見てなかったな(笑)。

-バンド活動をしていると、ライヴが入ったりでなかなかシフトを組むのが大変だったりすることもあると思うんですが、そのあたりはどうでしたか。

NAOKI:10-FEETを始めたころは、僕は就職してたんですよ。KOUICHIも会社員だったかな。

KOUICHI:そうですね。それが朝から夕方まででしたけど、そこに勤める前は、夕方からのバイトが多かったですね。

TAKUMA:僕はそのころはアパレルでバイトしてましたね。そこで学んだことも多かったですね、厳しい職場だったので。

-ファッションにも興味があったんですか。

TAKUMA:僕、本当に服がダサかったので。当時はメタルが好きで、ヘヴィメタな格好しかしてなかったので、音楽もファッションも、ヘヴィメタ以外死ねと思ってたんです。もちろんヘヴィメタでもオシャレなものはあるんですけど、でも服屋で働くようになって、こんな服もあるんやって、いろいろ学んでいって。もとがダサかっただけに、ちょっとおしゃれを覚えると、その魅力というか、おしゃれな人とかブランドの知識に対する憧れが強くなっていって、一時期はハマって一生懸命おしゃれしてましたね。ストリート・ブランドのことも学んで、いろんな人とそこから繋がっていきましたし。

-今でも繋がりはあるんですか。

TAKUMA:ありますね。当時、“COOTIE”っていうブランドがまだ立ち上がったばかりで、そのブランドの人が自分でカラー・プリントしたようなカタログを持って、“僕こんなのやってるんですけど”って営業しにきてたんです。今や日本でも有名なブランドで、現場とかで出会うようになって、あのとき、営業に来てたよねって話をしたりして。そういう繋がり方もありますね。

-そういうお店だと、ストリート・ブランドを知っていくように、音楽面でも広がりがありそうですよね。

TAKUMA:その店、(店内に流れている)音楽もめっちゃイケてたんです。レッチリ(RED HOT CHILI PEPPERS)とかがすごく好きな店長で。あとは、ボサノバとかもそこで興味持ったし、UKのSTEREOPHONICSとかもそこで知ったし、メロコアとかもたまに流れてた。ほんまに僕の好きな洋楽系統で、一歩先を行ってる音楽がいっぱい流れてたんですよ。あとは“INSPIRIT”というブランドがあって、佐藤ルミナ選手とか、桜井“マッハ”速人選手とかエンセン井上選手とか、いろんな総合格闘技の選手のモデルの服が売ってて、そこで総合格闘技の知識も広がって。後々、上京したときに、その選手と仲良くなれることもあって、いろいろ繋げてくれましたね。今、“京都大作戦”で司会をしてくれているMOBSTYLESのトシさんも、当時、服屋をやっていたおかげで、知り合ったときにいろいろバンド以外の話もできたし。

-そういう縁は大きなものですね。NAOKIさんKOUICHIさんは、聴く音楽、好きな音楽をどんなふうに広げていきましたか。

NAOKI:僕は友達の影響が大きかったですね。高校時代は、GREEN DAYとかTHE OFFSPRINGも友達に教えてもらってハマったり、さっき言ってたコンビニで一緒にバイトしてた奴が、当時だとHi-STANDARDとか日本のバンドに詳しくて、教えてもらってハマっていったりとか。その彼と、いつも店内でハードコアを流してました(笑)。当時は周りにそういう音楽を聴いている人が少なかったので、ふたりでいろいろ掘り下げたりしていて。京都にインディーズのCDをメインで売ってるCD屋さんがあって――

10-FEET

TAKUMA:“アビス”ね。

NAOKI:そこに通ったりして。みんなが知らない音楽をどんどん知っていくことに、当時は優越感を覚えたりしてましたね。

KOUICHI:僕も友達からの影響が大きかったですね。最初は兄貴が聴いていたものを聴かせてもらっていて。大学では、めっちゃ詳しい奴がひとりおって、海外のバンドとかをいろいろ教えてもらいましたね。

-では、最後に今、バンド活動などをしながらバイトをしている人も多いと思うので、そういう方々へメッセージをお願いします。

NAOKI:バイトは、いろんな経験とか社会勉強にもなると思うんです。僕は派遣にも登録していたんですけど、そういうところだと、毎回、毎回会う人も違ったりして、いろんな人から情報もらったりしたのも勉強になって。そういうのがバンドに反映されることもあると思うので、なんとなく、ただバイトをするよりは、いろんな人と話をしてみたら、バンドにも役に立つんじゃないでしょうか。

TAKUMA:素晴らしい。

■11月16日高崎clubFLEEZにて

-今回のドリームバイトは、[10-FEET “Fin” TOUR 2017-2018]の11月16日、高崎clubFLEEZにて、公演の直前にインタビューをすることになりました。改めて、ドリームバイトで選ばれた、金子さんです。

金子:埼玉県出身の大学生、金子拓未です。今日は、よろしくお願いします。

TAKUMA:今、何年ですか。

金子:3年です。

KOUICHI:もうあと1年で卒業や。

TAKUMA:就活は4年から?

金子:僕は、学校の先生になろうと思っていて、採用試験の勉強をずっとしています。

TAKUMA:こんな感じで、どんどんこっちから質問していく形にする?

金子:その方が、気持ちは楽ではあるんですけど(笑)。

KOUICHI:今日は、なんでも聞いてください。

金子:それでは、最初の質問です。僕は、ライヴを観るのが好きなんですが、ライヴの会場はライヴハウスとかアリーナなど、いろんな大きさの会場があります。10-FEETは、ライヴハウスとアリーナでは、どちらでライヴをやるのが好きですか。

TAKUMA:アリーナは、たぶんフェスとかでしか経験がないから、対バンやワンマンとでは、どちらが好きか比べるほど経験がないかもしれんかな。

初期の曲は、青臭かったり、照れ臭かったりする表現で
今、同じような曲を書くのは無理やけど、そういう気持ちを忘れんようにというのはすごく思う(TAKUMA)

10-FEET

KOUICHI:基本、ライヴハウスが多いからね。どちらが好きというか、どちらに面白さがあるかだと思うけど、やっぱりライヴハウスは観客との距離感が近いから、そのぶん気持ちが伝わりやすいのかなとは思う。

TAKUMA:別もんに感じることはあるかな。楽しみ方にしても、演じる方も観る方も、少しだけ勝手が違うんじゃないかなと思うからね。それぞれのライヴにこめる気持ちと大切さは変わらへんのやけど。

金子:わかりました。現在、Hi-STANDARDが“THE GIFT TOUR 2017”を開催していて、10-FEETは11月25日の大阪城ホール公演の対バンで出演します。そのお誘いを受けたときの気持ちはどうでしたか。

TAKUMA:やっぱり、嬉しかったな。これまでフェスとかでは一緒になったことはあったけど、対バン形式でっていうのは──俺らが10-FEETをがっつりやりだしたころって、Hi-STANDARDは活動を休止していたから。もうライヴも見れへんやろうなと思ってたし、そもそも知り合えるとも思ってなかったから、対バンできることになったのはびっくりしたね。バンドを続けていて、良かったなと思いました。

金子:次の質問です。今年の“京都大作戦”は3デイズの最終日に大雨と雷に見舞われるアクシデントがありました。演奏を中断していた時間がありましたが、そのなかで3人はどういう思いだったのか、お訊きしたいです。

NAOKI:“(京都)大作戦”が終わって、冷静にメンバーやスタッフとかと話したときには、全バンドがステージに立つことができたのも、周りのアーティストやお客さんの協力があったからで、なんとか乗り切れたなっていう心境だったんです。雷雨のときはもう、ずーっと、そのときそのときの状況でいっぱいいっぱいでしたね。今から何分後に、もしかしたら雷が逸れるかもとか、常にそういう話をしていて。でも、自分たちがライヴをできなかったり、もしかしたらそのまま中止になる可能性もゼロではないということも覚悟しながら、最善策を考えていたかな。

KOUICHI:中止になったらどうしようというのは、一番大きかったですね。でも結局、開催することができて、曲数は少なかったですけど、最後までできて良かったとは思いますね。

金子:そうだったんですね。またライヴでのお話ですが、それぞれ、思い入れの強い曲や、この曲をライヴでやるのは特別な想いがあるという曲はありますか。

KOUICHI:1曲選ぶっていうのは難しいね。すべての曲に思い入れも、やりたい気持ちもあるし。そういうなかで、場所が違うと同じ曲でも違うように聴こえるとか、気持ち的にも全然違ったりすることもある。そういう変化は面白いなと思うかな。

NAOKI:僕も1曲これというのは難しいかな。ただこれは印象に残っているということでは──これは10-FEETの曲やないんだけど、さっきHi-STANDARDの話も出たので、「Stay Gold」かな。この曲は2013年の京都大作戦で俺らがカバーさせてもらったときに、ご本人(難波章浩、横山健)が出てきてくれるという、夢にも思わなかった出来事があった曲で。「Stay Gold」を、ハイスタ(Hi-STANDARD)がやってるのを見たり、曲を聴いたりすると、そのときのことを思い出すんですよね。『Re: 6-feat』(2014年リリースのカバー・アルバム)という音源でもカバーさせてもらってるので、一応10-FEETとしてもリリースした曲でもあるかなと(笑)。

金子:僕も、そのときの動画は何度も見ました。

NAOKI:あれは、一生忘れられない 出来事になりましたね。

TAKUMA:僕は、初期の曲には思うことはあるかな。1stアルバム『springman』(2002年リリース)とか、初期の音源で書いている歌詞は、すごく深いことや新しいことをわかった気になっていたりして、これを共有できたらみんなでハッピーになれるとか、元気になれるとか、つらいところから抜け出せるかなと大喜びで歌詞を書いていたりしたんだけど。今見ると、自分で“若いなぁ”と思うこともあるかな。同じことを言うにしても、そんなどストレートな言い方じゃない方が伝わるのになとか、青臭かったり、おぼこかったりして(※おぼこい=関西弁で“幼い”の意味)、照れ臭い表現なんやけど、そのときはほんまにそう思って本気で歌ってるから、聴いてるぶんには恥ずかしくなくて。今同じような曲を書くのは無理やけども、そういう気持ちを忘れんようにというのは、最近、初期の曲にはすごく思うかな。「CHERRY BLOSSOM」(『springman』収録曲)とか「VIBES BY VIBES」(2005年リリースの3rdアルバム『4REST』収録曲)もそうで。思い入れとはズレてるかもしれないけど、そういうふうに思い返すときが最近はあるかな。

金子:ありがとうございます。これから、ライヴが始まりますが、ライヴ前に3人全員や、それぞれがやるルーティーンがあったら教えてください。

KOUICHI:3人でやるのは、ステージ上でドラムの前で手を合わせるというのは決まっているかな。各々だと、なんだろう?

10-FEET

TAKUMA:俺は、好きな音楽を聴くことが多いかな。

金子:それで気持ちを高めるためにですか。

TAKUMA:高めたり、音楽好きやなって気持ちに改めてなったりするというかね。

KOUICHI:僕は、靴を右足から履いてるかもしれない。左から履いたら、失敗する(笑)。

TAKUMA:NAOKIは、えずいてるな(笑)。

NAOKI:本番前は必ずね。無意識に緊張しているんだと思うんですよね。それで、本番直前に毎回必ずえずかないと身体が動かない感じがあって。

金子:では、今日も?

NAOKI:本番前にえずいてると思いますね(笑)。

-そろそろ終わりの時間が迫ってきましたので、金子さんから3人に訊いておきたいこと、また、伝えたいことなどありましたら、どうぞ。

金子:僕は教職課程をとって、先生を目指しているんですが、今勉強に身が入らないというか……。

TAKUMA:それは、知らねぇよ。

一同:はははは(笑)。 10-FEET

KOUICHI:そこは、“頑張れ”やろ。

金子:今、“アドバイスが欲しいです”と言おうとしてました(笑)。

TAKUMA:先生っていうのは、小中高のどの先生をやりたいの?

金子:免許は中高で取ろうと思ってはいるんですけど、中学の体育教師を目指してます。

TAKUMA:体育教師は一番いいかもな。結構、勉強を教えるのって大変やん。やんちゃな奴もおるし、体育やったら授業に則ってぶっ飛ばしたりできそうやしな。

NAOKI:体育の先生ってすぐにしばくイメージがあったな。

KOUICHI:でも、体育の先生は好きやった。

NAOKI:常にモップを持って歩いていて、何かあればすぐに“おい!”っていう、怖い先生がいて。

金子:授業では、そういうことについては特に厳しくなっていますね。世間の鑑になりましょう! という。

TAKUMA:そうなった方がいいと思う? 僕は反対です(笑)。悪いことをすれば、ぶっ飛ばされてきた世代だから。

KOUICHI:しばかれなわからんからな。

TAKUMA:結局、そこに愛とかユーモアがあるかだと思うんだけどね。どつかれまくっても、その先生のこと好きやったし。でもそれを見た人がとやかくいう時代だからなかなか難しいと思うけど。つまりはやっぱり、ほんまに愛とか情とか、教えたいという気持ちがあれば、いいんじゃないかなって僕は思ってるけどね。

10-FEET

金子:では、問題になったら“10-FEETのTAKUMAさんに言われました”って言うことにします。

TAKUMA:それは、やめてといてください(笑)。

KOUICHI:問題になったら、TAKUMAのせいにしていいよ。

TAKUMA:また、“知らねぇよ”っていうだけだから。でも、何をするにしても“愛”じゃないかな。

金子:では、最後にひとつ。僕は高校1年の妹がいるんですけど、妹はジャニーズとかが好きで、自分が“これ聴いてみて”っていろんなバンドを妹に聴かせても、今までは、全然響かなかったんです。でもYouTubeを観ていて、妹が“これすごく良くない?”って言ってきたのが、10-FEETが京都大作戦のライヴでやった「アンテナラスト」(2016年リリースのシングル表題曲)の映像で。それでまた、兄妹で仲良くなれたんです。

NAOKI:10-FEETはジャニーズやもんな(笑)。

TAKUMA:まぁ、見た目で売ってるみたいなところはあるからな。

KOUICHI:系統は一緒やな。

金子:最近の妹の口癖は、“京都大作戦に行きたい”っていうことなので。

TAKUMA:ぜひぜひ、兄妹で来てよ。

KOUICHI:今日もこのあと、ライヴも観てくれるんだよね。

TAKUMA:いいところ見せられるように、頑張ります。

金子:楽しみにしています。今日は、ありがとうございました。

■ライヴ終演後

-今、ライヴが終わったばかりですが、今日のライヴはどうでしたか? 金子さんは、こうしたライヴハウスで10-FEETを観るのは初めてだったんですよね。

金子:そうです。今まで観た10-FEETのライヴの中で、一番迫力があって楽しかったです。アルバム『Fin』(2017年11月リリース)の曲もとても良かったです。ライヴ前にインタビューをさせてもらったのは、このフロアのお客さんの中では、自分だけで……。そういうのもあって、みんなとは違う感じで観ているんだなって、感極まってしまいました。妹と話していた「アンテナラスト」を聴いたときは、泣きました。本当に、今日は嬉しかったです。これからもどんどん、ライヴに行きたいですね。ドリームバイトのバイト代を資金にします(笑)。

インタビュアー:吉羽 さおり
Photo by 大木 優美

 
激ロック

バイト求人探すならバイトル