2023.12.22

面接時の入室・退室の流れとマナーをくわしく解説!

面接時の入室・退室の流れとマナーをくわしく解説!

面接では、事前準備から当日の質疑応答、そして面接後を通して、おさえるべきマナーが沢山あります。その中でも面接室に入るシーンというのは、社会人、ビジネスマンとしての基本的マナーが求められます。

そこでこの記事では、面接の入室の際におさえるべき正しいマナーと、好印象を与える所作などについて、図解も交えてわかりやすく解説しています。
入室と退室はセットでみられている、退室の流れについてもあわせて解説しています。ぜひ参考にしてください。

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入室・退室時に面接官がみているポイント

企業側は、質疑応答で応募者が話す内容以外にも、応募者の入室・退室時の動作や挨拶の仕方、言葉遣いなどを通じて、ビジネスマナーや人柄などをチェックしています。

以下、入室・退室の場面において、面接官が特にみているポイントを詳しく解説します。

挨拶・言葉遣いの基本的マナーが身についているか

基本的なビジネスマナーとして、適切な敬語、言葉遣いができているかは、しっかり面接官にチェックされています。
転職の場合は社会人経験があるので、新卒の大学生よりも基本的なビジネスマナーに付いてのチェックは厳しく、適切な敬語、言葉遣いを身に付けていないと、大きく評価を落とす可能性があります。

気配りが所作に現れているか

入室・退室の所作といのは、基本的に型を覚えてしまえば誰でもできるものだと思われがちですが「丁寧にできているかどうか」という点で、面接官の印象に差が出るので注意しましょう。
ハキハキと適度なトーンで丁寧に挨拶ができているかお辞儀の所作が丁寧か、口角を上げて明るい表情を心がけているか、などを意識するとよいでしょう。

たとえば、お礼の動作には同時礼分離礼というものがあります。
同時礼は言葉を言いながら頭を下げ、分離礼は言葉を言った後に頭を下げます。
面接の入室・退室時は、分離礼の方が丁寧で誠意が伝わりやすいです。

また、入室時と退室時の態度に変化はないか、という点も面接官はみています。
面接が終わったあとは安心感から気が抜け、雑な部分が出てしまうことがあるので、最後まで気を抜かずに対応することを意識しましょう。

身だしなみがちゃんとしているか

身だしなみ、髪型についてもっとも意識するべきポイントは清潔感です。
スーツ、靴、鞄、ネクタイなど、色合わせやサイズ感など、自分に合ったものでフォーマルな場に相応しいものを選びましょう。
面接の服装と身だしなみについては「面接の服装や身だしなみを解説!基本のスーツから、業種やシーン別の服装も紹介」にて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

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入室時の流れと正しいマナー

入室・退室時のマナーと動きは、知識として知っておくだけでは不十分です。
本番は緊張が付きものですから、頭で覚えていることが飛んでしまうおそれもあります。
ですから、繰り返し練習し、スムーズで自然な動きを身体で覚えるようにしてください。

入室時の流れと正しいマナー

ドアをノックする

ドアのノックはゆっくり3回しましょう。ノックは弱すぎても強すぎてもよくないので、自然で適度な強さで叩くことを意識してください。
ドアが開いている場合も閉じている場合もノックをするようにし、返事がなければもう一度ゆっくり3回ノックしましょう。

【関連記事】
【面接マナー】入室時のノックの回数は?2回はマナー違反って本当?

ドアを開けて入室する

面接官から「どうぞお入りください」など、入室を促す言葉がかかったら「失礼します」と挨拶をして、一呼吸おいてからドアを開けて入室しましょう。
ドアの開け閉めは、静かにゆっくりと行うのがマナーです。

面接官が後から入室する場合

面接官が後から入室してくる場合、指示がない限りは、立ったまま面接官を待つのが無難です。
面接官が入室してきたら「〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします」などと自己紹介をしてから、お辞儀をしてください。

ドアを閉めてお辞儀をする

ドアを閉めるときは、後ろ手でドアを閉めないように注意しましょう。
面接室によってはドアクローザーがついていて、手を放しても自動でドアが閉まるようになっていますが、必ず手を添えてドアを閉めるようにしてください。
その際は、面接官に背を向けてもかまいません。
ドアを閉めたあとは、面接官に向き直って再び「失礼します」と挨拶をし、そのあとにお辞儀をしましょう。

椅子まで進んであいさつする

入室したらそのまま椅子の横まで進み、立った状態で椅子の横にカバンを置きます。
因みに、カバンは床に置いたときに自立するものを選ぶと、スムーズな所作に一役かってくれます。
もし安定して自立しない場合は、椅子の足などを利用してもたせかけてください。
その後、姿勢を正し、面接官に向かって「〇〇〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします」などと挨拶をし、そのあとお辞儀をします。

椅子に座る

面接官に「どうぞおかけください」などと着席を促されたら、椅子に座りましょう。
椅子に座るときは背もたれを使わず、拳ひとつ分空けて背筋を伸ばして座るようにしてください。

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退室時の流れと正しいマナー

面接が終わっても気を抜かず、退室して応募企業を出るまではしっかりとマナーを守ることを意識してください。

退室時の流れと正しいマナー

面接が終わったらお礼をいう

面接官に面接の終了を告げられたら、椅子の横のカバンを持って立ち上がり「本日はお忙しい中、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、お辞儀をしましょう。

ドアの前まで移動し、あいさつをして退室する

ドアの前まで進んだら面接官の方に向き直り、お辞儀をしてドアを開けて退室します。
部屋の外に出るときは、ドアノブを持ちながら再度お辞儀して出ていきましょう。
ドアを閉めるときは面接官の方を向いたままで行います。決して後ろ手でドアを閉めないようにしてください。
退室後も面接は続いているという意識を持ち、最後まで気を抜かないようにしましょう。

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集団面接の場合の入退室で知っておくべきマナー

集団面接では応募者が複数いるので、二番手以降に入室(退室)することになったら、しっかり前の人の動きを見ながら対応するようにしましょう。
ドアノブを譲られたら、穏やかな表情で目で会釈(目礼)をして引き継ぎます。
目礼という動作は「思いやりの表現」として、面接官に好印象を与えるものなので、集団面接の際は特に意識してください。
入室(退室)が最後になった場合は、ドアを閉めるという動作があるので、ドアを静かにしめたら前に直立し、深めに一礼するようにしましょう。

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まとめ:練習でスムーズな動きとマナーを身に付けて本番にのぞもう!

面接における入室と退室は、企業側が応募者について、社会人としての基本的なマナーが身についているかをチェックする代表的な場面です。
入退室でもっとも大切なポイントは、適切なタイミングでの挨拶とお辞儀、そしてスムーズな所作です。
これらは知識(頭)で覚えるよりも、とにかく何回も練習して身体で覚えるようにしてください。
そうすれば、当日緊張していても、面接官に堂々とした姿を見せることができるでしょう。ぜひ合格を目指して習得してください!

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