2023.08.10

封筒に記載する「履歴書在中」「応募書類在中」の違いや正しい書き方を解説

封筒に記載する「履歴書在中」「応募書類在中」の違いや正しい書き方を解説

履歴書を送付する際「履歴書在中」と「応募書類在中」どちらを書くのが適切か、また「在中」は朱書きでないとだなのか、こんな悩みを抱えたことがありませんか?

この記事では「履歴書在中」と「応募書類在中」との違いや「〇〇在中」と書くべき理由などを解説いたします。
そのほかにも、履歴書を送るときの必須マナーをご紹介しています。是非参考にしてみてください。

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封筒に履歴書在中・応募書類在中と記載する理由

郵送、手渡しにかかわらず、履歴書を企業へ提出する際には封筒に入れるのがマナーです。そして、その封筒には「履歴書在中」や「応募書類在中」と書くことが一般的です。

履歴書在中・応募書類在中の意味

「履歴書在中・応募書類在中」の記載は、文字どおり「中に履歴書・応募書類が入っています」と相手に伝えるためのものです。
重要書類が入っていることがひと目でわかるため、企業側もより慎重に取り扱い、スムーズに開封してもらうことができます。

確実に採用担当者の手元に届ける

郵送する場合でも、企業に直接持っていき手渡しする場合でも履歴書、応募書類を入れた封筒には「履歴書在中」「応募書類在中」との記載が必要です。
採用担当部署を含め、企業には応募書類以外にも毎日たくさんの郵便物が届きます。封筒の中身がひと目で把握できないと、誤ってほかの部署に届いてしまったり、採用担当者の手元に届くまでに時間がかかってしまったりする可能性があります。
ですから、誰が見ても応募書類が入っているとわかるように「履歴書在中」「応募書類在中」と書くことで、確実に採用担当者の元に届けることができます。

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封筒の選び方

封筒の選び方

履歴書・応募書類が完成したら、次は封筒選びです。封筒にはさまざまな色やサイズがあるりますが、適切なものを選びましょう。ここでは、どんなサイズや色を選ぶのが適切かを解説します。

履歴書がきれいに封入できるサイズは2つ

多くの履歴書はB5(B4二つ折り)またはA4(A4二つ折り)サイズで市販されています。A4サイズの履歴書は、横210mm×縦297mmで、B5サイズは横182mm×縦257mmです。
職歴・資格など記載すべき情報が多い場合にはA4を、少ない場合にはB5を選ぶのが良いでしょう。B5履歴書に情報が詰め込まれていると読み難く、逆に空白が多いA4履歴書は見栄えが悪いので、適したサイズを選びましょう。

封筒は「角形A4号(角A4)」または「角形2号(角2)」

封筒には「角形2号」または「角形A4号」がおすすめです。どちらもA4・B5サイズの履歴書を折らずに封入できます。ただし、送付物に厚みがある場合は、やや小さめの「角形A4号」ではなく「角形2号」がおすすめです。

色は「白」がおすすめ

封筒の色は、主流の「白」「茶色」のほか「水色」などがあります。いずれも就職活動に使えますが、最もフォーマルなカラーである「白」がおすすめです。
封筒の表面に「履歴書在中・応募書類在中」と朱書きする際も、封筒の地が白いと文字の赤色とのコントラストで目に留まりやすくなります。

中身が透ける封筒はNG

白封筒は中身が透けないような、ある程度の厚みがあるものや、二重構造になっているものを選びましょう。

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履歴書在中・応募書類在中の正しい手書きの方法

封筒の履歴書在中・応募書類在中には、正しい書き方があります。続いては、履歴書在中・応募書類在中と書く際に守るべきポイントをご紹介します。

赤の油性ボールペンで書く

履歴書在中,、応募書類在中は、目立たせるためにも赤色のペンで書くのが一般的です。使用するペンは、油性ボールペンまたは細字タイプの油性サインペンがおすすめです。
水性ペンは雨などで濡れたときに文字がにじみやすいため避けたほうがいいでしょう。

消えるボールペンは避ける

擦ることで文字を消せる、いわゆる「消える(消せる)ボールペン」は絶対に使用してはいけません。
高温や摩擦で文字が消えるため、意図せず郵送中に文字が消えてしまう可能性があります。また意図的な修正・改ざんもできるため、信頼性のない書類とみなされます。
このような事態を防ぐために、必ず油性ボールペンを使用しましょう。

枠は定規でていねいに

履歴書在中・応募書類在中の文字の周りは、同じく赤いペンで、枠を長方形に囲みます。枠を書くときは定規を使い、丁寧に直線を引くようにしましょう。
定規を使わずに線を手書きで書くと、どうしてもゆがんだり曲がったりして、雑な印象を与えてしまいます。

書く場所は封筒の左下

履歴書在中・応募書類在中書く場所は、封筒の表面(宛名を書く面)の左下です。このとき、宛名の近くには書かないよう注意してください。
郵政法にもとづき定められた「内国郵便約款」によると、宛名記載部分に宛名以外の情報を書いてはいけないとされています。
そのため、履歴書在中・応募書類在中の文字は、宛名から離して左下に書くようにしましょう。

横書きの場合は履歴書在中・応募書類在中も横書きに

横書きの場合は履歴書在中・応募書類在中も横書きに

封筒の宛名を横書きにした場合は、履歴書在中・応募書類在中の文字も横書きにします。赤のペンで書き、文字の周りを枠で囲むのは縦書きのときと同じです。
また、横書きで履歴書在中・応募書類在中と記載するときの場所は、封筒の右下部分になります。
手渡しのため宛名を書かないときは、履歴書在中・応募書類在中は封筒左下に縦書きにするのが一般的です。

間違えたら書き直す

「履歴書在中・応募書類在中」を書き損じた場合は、新しい封筒を使用して書き直してください。正ペン・修正テープの使用もNGです。
因みに、履歴書(応募書類)自体の訂正は、二重線と訂正印を使用することによってもできますが、ミスのない完璧な状態が望ましいので、やはり書き直しがベストです。

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手書き以外で記載する方法

手書き以外で記載する方法

履歴書在中・応募書類在中 の文字は、手書きでなければいけないというルールはありません。字を書くのが得意ではない場合や、枠をまっすぐきれいに書く自信がない場合は、手書き以外の方法で記載することもできます。

あらかじめ印刷してある封筒を使う

文房具店や書店などでは、履歴書在中・応募書類在中という文字が印刷された履歴書用の封筒が販売されています。
このような封筒を使えば、一つ一つ手書きで記載する必要はありません。封筒を選ぶさいには、赤色の枠囲みで履歴書在中・応募書類在中と書かれているものにし、印字が黒色のものやデザイン性の高いものは避けましょう。

スタンプを使う

履歴書在中・応募書類在中のスタンプを活用するのもひとつの方法です。
スタンプは文房具店などのほか、100円ショップなどでも購入が可能です。複数の企業に応募する予定がある方は、あらかじめ用意しておくといいかもしれません。このとき、インクは赤のスタンプを選ぶようにしましょう。
また、履歴書在中・応募書類在中のシールもあるのですが、シールは郵送の途中ではがれてしまう可能性があるため避けたほうが無難です。

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履歴書在中と応募書類在中の違い

「履歴書在中」と「応募書類在中」の違いは何でしょうか?この2つの違いを説明します。

履歴書以外を同封する場合は応募書類在中

履歴書在中と応募書類在中は、提出する書類が履歴書のほかにあるかどうかで使い分けます。
封筒の中身が履歴書と送付状だけなら、記載するのは履歴書在中です。
一方、職務経歴書やポートフォリオ(自分の作品をまとめた作品集)など、履歴書のほかに提出する書類がある場合は、応募書類在中と書きます。
応募書類在中と書くことで、採用担当者は「履歴書以外に職務経歴書など別の書類が同封されている」ということが認識できます。

なお、封筒に入っているのがエントリーシートや職務経歴書のみで、履歴書を同封しないケースは、履歴書在中ではなく、応募書類在中と記載します。

書き方は基本的に同じ

応募書類在中は、履歴書在中と書き方は同じです。封筒表面の左下(宛名が横書きなら右下)に赤いペンで書き、定規を使って文字全体を枠で囲みます。

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まとめ:封筒に履歴書在中や応募書類在中と書くことは応募時のマナー

履歴書在中や応募書類在中は、郵送、手渡しにかかわらず、記載することがマナーとされています。記載がないと、採用担当者の手元に届くまでに時間がかかったり、ほかの書類とまぎれてしまったりすることも考えられます。
せっかくていねいに履歴書を書いても、採用担当者の目にふれなければ意味がありません。応募書類を確実に届けるために、履歴書在中や応募書類在中を必ず使い分けて封筒に記載しましょう。
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