2023.09.13

【営業事務】履歴書の志望動機の書き方を解説!仕事内容や経験者・未経験者の例文を紹介

【営業事務】履歴書の志望動機の書き方を解説!仕事内容や経験者・未経験者の例文を紹介

営業事務は、営業部署や営業担当者にとって欠かせない仕事です。しかし、具体的な仕事内容や一般事務との違いなどわからないことも多く、履歴書に記載する志望動機をどのように書けばいいのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事では、営業事務の仕事内容や求められるスキル、営業事務に向いている人の特徴や、履歴書の志望動機の書き方などをご紹介します。
営業事務の経験者・未経験者の志望動機の例文も紹介していますので、参考にしてみてください。

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営業事務の仕事の内容

営業事務は、営業部署にとって欠かせない仕事です。一般事務の仕事とはどのように違うのでしょうか。
ここでは、営業事務の具体的な仕事の内容について解説します。

営業に関する事務処理

営業事務は営業に関する事務処理を行い、営業部門・営業職の人たちのサポートやバックアップをする仕事です。
あくまでも事務スタッフなので、営業活動自体を行うことは基本的にありませんが、営業効率の向上を担う点で、一般事務とは異なります。

営業事務の重要な仕事のひとつに、取引に必要な書類を作成することがあげられます。
営業事務が扱う主な書類として、見積書、契約書、発注書、納品書、請求書などがあります。

顧客対応

外出する機会が多い営業担当者に代わって、電話・メール応対、来客応対などの顧客対応をします。
営業部宛に電話が掛かってきたときは、担当者への取り次ぎだけではなく、営業事務が営業スタッフの代理で顧客からの問い合わせに直接回答することもあります。

メールに関しても、一般的な問い合わせには営業事務が返信して対応をする場合が多いです。そのため、自社のサービスや商品について熟知しておく必要があります。

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営業事務に求められるスキル

営業事務として働いていくためには、どんなスキルが必要なのでしょうか。
営業事務に求められる4つのスキルについて解説します。

コミュニケーション能力

営業事務は、お客様を中心とした社外の人たちとのやり取りが多いため、高いコミュニケーション能力が求められます。
来客があったときに、会議室や応接室への案内をしたり、お茶を出したりするのも営業事務の役割のひとつです。ビジネスマナーはもちろん、相手の状況を察して最適な対応を取ることが必要です。

また、お客様からの問い合わせに直接対応する場合には、相手の要望を正確に汲み取って的確に対応し、顧客と良好な関係を築くといったコミュニケーション能力が求められます。

パソコンスキル

事務処理の多くはパソコンを使用するため、営業事務にはパソコンスキルが求められます。
一般事務の平均的なスキルに比べると、営業事務に求められるパソコンスキルはやや高いといえるかもしれません。

特に見積書や請求書、顧客管理表を作成するため、エクセルなどの表計算ソフト、営業資料の作成のサポートを行う際には、パワーポイントのスキルがあることが求められます。

事務処理能力

営業事務が行う事務作業は、見積書作成や請求処理、顧客からの入金チェックなど、数字が絡むものも多くあります。
社外に提出する書類も多くあり、場合によっては会社の信用問題に発展することもあるため、ミスなくスピーディーに処理する事務処理能力が求められます。

限られた期限内で処理しなければならない業務も多いので、作業をスムーズかつ効率的に行うために、常にさまざまな工夫を行うことができるといった高い事務処理能力が必要です。

資格

営業事務で働くには、MOS、秘書検定、日商簿記などの資格があると有利です。

MOS Word、Excel、PowerPointなどのマイクロソフト製品の利用スキルを証明する、マイクロソフトが公式に発表している資格です。
秘書検定 文部科学省後援のビジネス資格で、敬語の使い方、電話応対やビジネス文書の作成など、社会人に欠かせない能力などが身についていることが証明できます。
日商簿記検定 日本商工会議所および各地商工会議所が実施している検定試験で、会計知識があることを証明できる資格です。

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営業事務に向いている人

営業事務に向いている人

営業担当者を支える営業事務にはさまざまな役割が求められます。
どのような人が営業事務に向いているのでしょうか。ここでは、営業事務に向いている人をご紹介します。

チームワークで動くのが好きな人

営業担当者と営業事務は、チームとして連携しながら仕事を行います。そのため、チームワークで動くのが好きな人、チームワークで動いた方が力を発揮できる人に向いています。
営業事務は、営業部の運営や営業担当者の活動を陰で支える存在です。
チームの目標に向けて営業事務が適切にサポートすることで、営業担当者が働きやすくなり、営業成績の向上や企業の売上の向上につながります。

人と接するのが好きな人

営業事務は、担当の営業スタッフだけではなく、取引先や社内他部署とのやり取りが多いので、人と接するのが好きな人に向いています。
営業は顧客と直接関わる業務以外に、顧客の選定や契約成立後の発注なども行わなければなりません。これらの仕事は他部署との連携が必要となるため、営業事務が代理でやりとりを行うことになります。

また、営業担当者は会議や外出が多いので、不在時に問い合わせを受けた場合は、営業部の窓口としてお客様に対応します。

臨機応変に対応できる人

営業部は顧客相手の仕事なので、顧客からのイレギュラーな対応やクレームなどが頻繁に発生します。
営業事務も、営業担当者や顧客から急な依頼を受けるケースが少なくありません。

場合によっては、マニュアルにないような対応を求められる可能性もありますので、営業事務はイレギュラーな事態にも臨機応変に対応できる人に向いています。
たとえ時間的、物理的な理由で対応できそうにないことが起こった場合でも、すぐに断るのではなく、まずは可能にする方法がないかを検討する姿勢が重要です。

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営業事務の志望動機の書き方

ここまで営業事務の仕事について解説してきましたが、いざ営業事務の仕事に応募するとなると、履歴書や職務経歴書に必ず志望動機を書かなければなりません。
志望動機はどのように書けばよいのか。ここでは、営業事務を志望する場合の志望動機の書き方を解説します。

営業事務を志望する理由を書く

さまざまな職種がある中で、なぜ営業事務を志望するのかという理由を記載します。
仕事について興味を持った点や仕事に対して貢献できる点、希望職種での経験を通して実現したい将来像などを書くとよいでしょう。

たとえば、これまでの経験や、前向きに取り組めることなどを書き出してみて、そこから何を思って営業事務を志望したのか、というように志望動機を明確にして伝えます。
前向きかつ、営業事務職ならではの理由を具体的に述べるようにしましょう。

応募企業を志望する理由を書く

営業事務と一口に言っても、企業によって求められる人物像やスキルは異なります。なぜその企業を志望するのか、応募企業を志望する具体的な理由を書きます。
企業に対する志望動機は「興味」「関心」「共感」をポイントにします。

企業によって特徴は異なるため、必ず企業研究を行い、書いている内容が応募する企業や仕事内容にあてはまらない志望動機になっていないか注意しましょう。

どのように企業に貢献できるのかを書く

営業事務の仕事で活かせる自分の強みと、どのように企業に貢献できるのかを書きます。
どのように仕事をし活躍したいと考えているのか、将来の目標やビジョンを伝え、応募先の企業の求める人材像にあわせたアピールをすることも大切です。

入社後の働く姿や仕事での活躍をイメージしてもらうために、入社したら何ができるのか、過去のエピソードなども盛り込んで説得力のある内容を伝えましょう。

また、志望動機の文章構成など、志望動機の書き方についてもっと深く知りたい場合は「【履歴書の志望動機】職種・業界別の例文完全まとめと好印象な書き方の鉄則」をチェックしてみてください。

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営業事務の志望動機の例文

営業事務の志望動機の例文

営業事務の志望動機の書き方が分かったところで、具体的な志望動機の例文をご紹介します。
ポイントについても解説するので、参考にしてみてください。

経験者の例文

私は現在IT企業の営業事務として勤務しており、営業スタッフがスムーズに商談に臨めるように、常に先回りをして準備をすることで、営業効率化にも貢献できるよう心掛けてきました。

現職では、2名の営業スタッフのスケジュール管理や顧客対応、資料の作成などを行っていますが、より多くの営業スタッフをサポートしたいと考えるようになりました。
しかし現職では営業数が拡大することはなく、営業事務としてのスキルの幅を広げるため、大規模な営業組織への転職を決意しました。

貴社のサービスは以前から使用しており、時代に合わせたサービス展開に事業の成長性を感じております。
これまでに培った経験を活かし、今後はその一員として貴社の営業活動に貢献していきたいと考え、志望いたしました。

同じ職種への転職なので、なぜ転職する必要があるのかということを伝えます。
営業事務の業務は幅が広いので、具体的な職務経験について記載し、即戦力として期待してもらえるような内容にするとよいでしょう。

未経験者の例文

私は販売員としてのアルバイト経験の中で営業事務への魅力を感じたため、貴社の営業事務職を志望いたしました。

5年ほど勤務しているアルバイトでは、販売員業務以外に商品の受発注などの事務作業や、他のスタッフの業務補助を任されることが多くありました。
その中で身についたコミュニケーション能力や対応力を活かし、戦力になりたいと思っています。

貴社では数多くの営業スタッフを抱えており、日々の営業活動を支える営業事務の役割は非常に重要なものだと感じています。
パソコンを用いた事務処理や電話応対、先を見越してスタッフの活動を補助するための準備を行う能力は、アルバイト先でも高い評価をいただいたことがあり、的確なサポートで貴社に貢献できると考えています。

営業事務未経験の場合も、アピールになるスキルが無いと考えるのではなく、持ち越し可能な汎用的スキルや経験を振り返り、伝えることが大切なポイントです。

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まとめ:営業事務の志望動機の書き方を理解できたら、企業にどんどん応募しよう!

営業事務には、コミュニケーション能力やパソコンスキルなどさまざまなものが求められます。
そして、チームワークや人と接するのが好きな人や臨機応変に対応できる人などが営業事務に向いているでしょう。
志望動機では、営業事務や応募企業を選んだ理由や、その企業で貢献できることを考えることが大切です。
バイトルNEXTにはさまざまな職種の求人が掲載されています。営業事務の志望動機の書き方を理解できたら、どんどん企業に応募しましょう。

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