アルバイトの面接は必ずしもスーツでなくても大丈夫です。
ただし、Tシャツとデニムのようなラフすぎる服装は避けるべきです。
いくら質のいいデニムやセンスのいいTシャツでも、くだけすぎた印象を持たれる可能性が大きいです。
一方、コンビニエンスストアやカラオケボックス、パチンコ店などは、身近なスポットなだけに許容範囲では？という印象があるかもしれません。
しかし、採用担当者によって服装へ持つ印象はさまざまなため、せめて襟の付いたシャツ、シンプルなパンツやスカートを着用するのがおすすめです。
結果を確実なものにするためにも、派手すぎない落ち着いた雰囲気のコーディネートで挑みましょう。
服装で悩んでしまう人は、この機会に黒、紺、茶系のベーシックなジャケットを一枚調達するのも一つの手です。
普段着にジャケットをはおるだけで、きっちりとした印象に変わります。
アルバイトの面接であれば、先述の普段着のシャツの上にジャケットで問題ないでしょう。

スーツで臨むのがおすすめなのは、職種がオフィス、営業、教育、医療・介護、福祉、塾講師などの場合です。
上記の職種のように職場がスーツ、または制服のようにかちっとした服装で働いている場合は、その雰囲気に合わせてスーツで面接に行くのが無難でしょう。
もし新たに購入するなら、春夏・秋冬といったシーズンものではなく、オールシーズン対応のものにすると今後も便利です。
スーツは色の濃いものが多いので、埃や糸くずなどが付いていないか、家を出る前に全身鏡でチェックし、ブラシなどで丁寧に手入れをしましょう。
着用してから自宅でくつろいでしまったり、電車で寝てしまった結果、シワが目立ったりすると、だらしない印象をもたれるので気を付けてください。

アルバイトの面接では、スーツを避けたほうがいい職種もあります。
例えば、雑貨屋やカフェなどのアルバイト面接にスーツを着用しているとかえって浮いてしまい、TPOをわきまえた行動ができない人だと判断されてしまう可能性もあります。
正社員の面接の場合はスーツを着用すべきですが、アルバイト面接の場合は私服のほうがいいときもあります。
上記の他に、アパレルや美容院やネイルサロンなどの各種サロンは、服装のセンスも採用に影響すると言われています。
派手な服装や奇抜すぎる恰好で面接に臨むのはおすすめできませんが、そのお店の雰囲気に合った私服を選ぶと印象も良くなるでしょう。
私服で接客する業種の場合は、一度そのお店まで足を運び、スタッフがどのような服装で働いているのかをチェックしてみてください。
また、引っ越しや宅配のように特に移動や動き回るような仕事の場合は、身軽なイメージの服装をしていくと働くイメージがわきやすくなります。 ジャージのようなラフすぎる服装はNGですが、そのまま軽作業ができるほどの服装が好ましいでしょう。

スーツが必須ではありませんが、しっかりした印象を与えることが採用への近道と判断した場合、また迷った場合は着用がおすすめです。
何にせよ、一着持っておくと安心なのがスーツです。私服の場合は、ポイントをおさえて清潔感あるコーディネートで臨みましょう。
アルバイト面接の服装については以下の記事でも詳しく解説しています。本記事と併せてご一読ください。

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