2023.09.04

【履歴書】「計画性」を自己PRでアピールする方法と例文!評価される計画性のある人材とは

【履歴書】「計画性」を自己PRでアピールする方法と例文!評価される計画性のある人材とは

就職活動をしていて自己PR欄に何を書いたら良いか悩んだことは無いでしょうか。
これといった特技や実績は無いけれど、コツコツ頑張れることや、計画性があるという自身の強みをアピールしたい!という人は多いかもしれません。

今回の記事では、計画性には自信がある!という人にピッタリな自己PRの書き方や、例文を詳しく解説します。特に計画性の高さが求められるようなオススメ職種も紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい!

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企業が自己PRで計画性を評価する理由

今回の記事のテーマである企業から求められる「計画性」とは、最初に立てた目標に対して必要な工程を計画、実行することで目標を達成する力です。

計画性のある人は、決められた期限を守り、自分で計画を立てて仕事が進めていけるため、任せる立場の側としても信頼できます。そして、計画的に仕事が進められることは「自己管理ができる」「時間内に仕事を合理的に遂行できる」「リスク管理ができる」といった評価にも繋がるでしょう。

上記のような能力は、特に計画性が求められる職種に応募する際に有効です。
ここからは、企業が計画性のある応募者を高く評価する理由を詳しく見ていきましょう。

自己管理ができるため

計画性がある人は、自己管理能力にも優れていると言えるでしょう。どれぐらいの時間でどれぐらいの仕事が出来るか、自分の能力やキャパシティーを正確に理解しているため、複数の仕事があっても、優先順位を決めて適切なスケジュールを組むことが出来ます。

また、自分のことを正しく把握出来ている人は、仕事面だけでなく、体調やメンタル、モチベーションも上手に維持することが出来るでしょう。常に安定したモチベーションで仕事に臨むことで、より計画的に仕事を進めることが出来るのです。

時間内に仕事を合理的に遂行できるため

どんな仕事でも、急な電話に対応したり、報告書を作成したり、と日常的にマルチタスクとなる可能性があります。そういった状況でも、パニックにならず優先順位を決めて同時進行できる能力は社会人として必要不可欠です。

計画性のある人は、複数の仕事を抱えていても、自分でスケジュールを組み、期限通りに仕事を遂行することが出来ます。このように、効率よく合理的に仕事を進められるため、企業からも高い評価を得られるのです。

リスク管理ができるため

いつもコンスタントで計画的に仕事をこなしていくためには、リスク管理は重要です。
仕事において、優先順位やスケジュールを決めて行動ができる計画的な人は、想定外のトラブルが発生した時にも備えることも出来るでしょう。

普段から、仕事上の起こりうるリスクを想定してそれを排除していたり、万が一トラブルとなった場合も、対応する時間を確保していたりといった、計画遂行のためのリスク管理が出来ていることが、評価に繋がるのです。

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計画性がある人の特徴とは

計画性がある人の特徴とは

ここで、企業から高く評価される、計画性がある人について、よく見られる特徴を解説していきます。
以下に挙げる特徴から、時間に余裕を持って行動する、整理整頓が得意、といった社会人としてのちょっとした心がけが大切であることがわかるでしょう。

時間に余裕を持って行動する

計画的に物事を進めるためには、心にもある程度の余裕が必要です。焦ってあれこれ取り組んで全て失敗しては元も子もありません。心に余裕を持って、想定外のトラブルが起きても落ち着いて行動できるよう、普段から時間には余裕を持って動くことは大切です。

時間に余裕を持って動くためには、綿密なスケジュール管理など、計画性が必要とされます。そのため、計画性がある人は、普段から時間に余裕を持って行動をしている傾向が強いと言えるでしょう。

几帳面で整理整頓が得意

計画性がある人は几帳面に何事にも事前に入念な準備をして、万全な状態で物事を進める、といった特徴があります。

これは、何が起きてもすぐに対応できるように、身の回りを常に整理整頓していて、不足がない状態で対応できるように心掛けているのです。仕事で使うパソコンのファイルひとつを取っても、わかりやすい名称で、丁寧にフォルダ分けされていれば、仕事も早く進められます。
そのため、几帳面で整理整頓が得意な人は、計画性があると言えるでしょう。

心配性で他人に迷惑をかけたくない思いが強い

心配性な人は、あらゆるリスクを考慮して先に計画を立てておきたいと思うものです。逆に、計画性がない人は、やるべきことも決まっていないので、行き当たりばったりで行動してしまい、周りに迷惑をかけることもあるでしょう。計画性がある人は、このように他人に迷惑をかけることが苦手な人が多いでしょう。

そのため、入念な準備や目的から逆算した細かいスケジュールを立てて、周りに迷惑をかけないように計画を遂行します。つまり、計画性がある人ほど心配性で他人に迷惑をかけたくないという思いが強い傾向にあると言えます。

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自己PRで計画性をアピールする際に押さえておきたいポイント

自己PRは単に自分の強みを伝える場ではなく、自身が「企業が求めている人材」であることをアピールする場です。
ここでは、自己PRで計画性をアピールする際に押さえておきたい大切なポイントについていくつか紹介します。

企業が求めている計画性を考える

一言で計画性と言っても、リスク管理能力・スケジューリング能力・仕事の効率の良さなど、企業によって、求職者に求める計画性というのはさまざまです。

例えば、依頼を受けて納期までに製作やシステム開発するような仕事であれば、それぞれの工程がスムーズに進むように計画を立てる必要があります。また、仕事の進め方が個人に任されている仕事であれば「セルフコントロール」や「セルフマネジメント」としての計画性が求められます。

そのため、応募する求人について、組織体制や社風、仕事内容を調べた上で、自分のアピールしたい計画性がどのように活かせるかを考えることが大切です。

具体的なエピソードを加える

具体的なエピソードとしては、自分の計画性を証明するエピソードや、業務上の経験、普段から心掛けていることなどを書くと良いでしょう。

自己PRでは、抽象的な表現より、具体的なエピソードを記載する方が採用担当者の印象に残りやすいものです。その時の状況がリアルに想像できるように書くことで「採用後に、うちの会社でもこんなふうに働いてくれるだろうな」というように、将来活躍する姿をイメージする事が出来ます。

また、計画性があることによって得た結果・学びなどを書くこともオススメです。計画を立てて仕事を進めた結果「こういう成果が得られた」と、成果をきちんとアピールすることがプラス評価に繋がります。

入社後に計画性をどう活かせるのかを示す

もし入社出来たら、自分の計画性がその会社で業務にどう活かせるのかを具体的に示すことも重要です。

例えば、営業職であれば、目標の売り上げを達成するために具体的な計画を立てられる。
製造関連の業種であれば、納期に間に合わせるために逆算してスケジュールを組める、といった形で、自分ならこのように仕事を効率的に進めて会社の利益を上げられる、とアピールすると良いでしょう。

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自己PRで計画性をアピールする際に気を付けたいこと

自分では良いことを書いているつもりでも、実行できなかった計画や、独善的な内容だと判断されてしまうエピソードでは、かえってマイナスの印象を与える恐れがあります。
ここでは、計画性をアピールしていく際に気を付けておきたいポイントを紹介します。

実行できなかった計画はアピールしない

計画性があることをアピールするためには、当然のことながら自分が立てた計画が「実行できているかどうか」が大切になります。実行できていない場合はむしろ実行力、行動力、判断力が乏しいと判断される可能性があります。

そのため、実行できなかったプロジェクトなどについて書きたい、という場合は、実行出来なかった原因や問題点について、きちんと分析して、反省点や学びを記載しましょう。

柔軟性に欠けると判断されないようにする

計画性が高いと言っても、計画を他人に押し付けたり、独善的な考え方に偏ったり、といった独りよがりな印象を与えてしまうとマイナスのイメージに繋がってしまいます。
また、計画外の思わぬトラブルに遭遇した際に対処できないと、柔軟性に欠けると思われる可能性もあります。

そのため、自己PRでは、ポジティブな印象を与える言い回しに気をつけつつ、計画通りに進められなかった場合の対処法も併せて伝えられると良いでしょう。

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自己PRで計画性をアピールする際の例文

ここでは、自己PRで計画性をアピールする際の例文をいくつか紹介します。前職での経験に関するものや、アルバイトでの経験、資格取得の際の経験など、自分に当てはまるものがあれば参考にしてみてください。

また、自己PRの書き方の基本を詳しく知りたい方は「【履歴書】自己PRとは?作成方法から書き方・各種例文・面接での伝え方まで徹底解説」を併せてご覧ください。

前職での経験を通してアピールする際の例文

前職で、自身の計画性を活かした経験をアピールする際の例文を紹介します。
例えば「期限内に売上や製造目標を達成するために、仕事の段取りをしたこと」や「細かい目標やタスクを設定したこと」「プロジェクトの中で優先順位を決めて達成できたエピソード」など。具体的な話であればあるほど、計画を実行する力もアピール出来ます。

<例文>

私の長所は、計画性があるところです。
前職では複数の部署に関わる業務を担当していました。そのため、作業工程ごとで優先順位を決めて、スケジュールを立て、他部署と連携して仕事の段取りをしていました。効率的に進める計画をたてたことで、期日よりも早めに仕上げることが出来た時は、他部署の方からも喜ばれました。
貴社でも、部署ごとの動きをきちんと把握して、目標に向けて計画的に行動することで、業務に貢献していきたいと思います。

アルバイトの経験を通してアピールする際の例文

アルバイトでの経験を通して、自身の計画性をアピールする際の例文を紹介します。
例えば「チラシを配る際に、受け取られやすい時間帯を自分で調査して効率的にこなした」「スーパーで人が少ない時間帯を見計らって雑務や品出しを行い、混み合う時間にはレジ対応できる人数を増やした」などのように、具体的な内容での成功例を記載すると、面接官の印象に残りやすくなるでしょう。

<例文>

私は学生時代のアルバイト経験から、計画的に仕事をすることの大切さを学びました。
居酒屋のアルバイトで、チラシの配布をしていた時、1日の配布枚数が決まっていたため、効率的に配ろうと考えました。結果として、朝に近くを歩いている人にランダムに配布するよりも、夕方のサラリーマンに絞って配る方が、すぐにチラシを受け取ってもらえる上に、売り上げにも繋がりも2倍に上がりました。
このように市場を分析し、ターゲットを絞って行動に移すことで、業績に繋げるという経験を活かして、貴社の業務に貢献していきたいと考えています。

資格取得の経験を通してアピールする際の例文

自身の計画性を活かして、資格を取得した経験を記載するのもオススメです。
例えば「海外で仕事をするために転職活動を行うまでの期間で、計画的にTOEICで高得点を取った」「不動産関連の仕事をするために、計画を立てて勉強して、無事に資格を取得した」など。目標に向けて努力出来ること、実行力があることをアピール出来ます。

<例文>

私の長所は、どんな状況でも念入りに準備が出来る計画性があることです。
学生時代、簿記2級を取得する際には、2ヶ月前から学習計画をたて、計画に則りながら勉強を始めていきました。過去問に取り組める時間も十分に確保できるように計画を立て、結果として、1度の受験で合格することが出来ました。
貴社に入社した後も、この経験を活かして、準備を怠らず計画的に業務を遂行していきたいと考えています。

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計画性がある人におすすめの職種

計画性がある人におすすめの職種

ここで、計画性がある人に向いている、職種として計画性が求められる傾向にある職種を紹介します。
営業職やディレクター職、企画職など、いくつかピックアップしてあるので、気になる職種があれば、積極的に応募してみましょう。

営業職

会社の花形とも言える営業職では、他社の社員や顧客と交流する機会が多いため、顧客情報をきちんと整理して、いつでもスマートに対応することが重要になります。

顧客との打ち合わせや、社内での事務作業など、業務内容もマルチタスクになりやすいため、自分でスケジュール調整をする機会も多くなります。また、期間ごとの売り上げ目標を達成するために、納期や締め日を考慮して、細かい計画を立てていく能力が求められます。

以上のことから、営業職は、計画性がある人に向いている職種であると言えるでしょう。

ディレクター職

ディレクターとは、制作する物の企画や進行管理を行います。近年では、番組制作に関わるテレビディレクターのようなマスコミ関連に限らず、Webサイトやアプリ制作のための企画・進行管理を行うWebディレクターといった業種も多く募集されています。

ディレクター職では、制作物の管理・進行を行うため、納期を守って仕事を行うことが何よりも重要です。また、全体のスケジュール管理に加えて、現場で作業を行う人のスケジュール管理も担当ことになります。

そのため、突発的なアクシデントに対してすぐに適切なアクションを取ることや、納期から逆算して計画的に案件を遂行していく力が求められます。

企画職

企画と言うと「独創性やセンスが問われる職種」というイメージが強いかもしれません。
ですが実際は、計画を立てて、それに沿って、目標達成に進められる実践力が求められるため、計画性のある人こそ活躍できる職種だと言えます。

アイデアを実際に実現するための費用、場所、スケジュールまで、計画して管理できることに加えて、アイデアを形にするまでに多くの人手が必要となることから、全体のスケジュールを踏まえた緻密な計画を立てられる力が求められます。

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まとめ:自己PRで計画性をアピールする際は、企業の求める具体的なエピソードを交えて紹介しよう

計画性があるということは、自己管理ができる、時間内に仕事を合理的に遂行できる、リスク管理ができる、といった自己PRができるでしょう。履歴書の自己PR欄では、企業が求める計画性をアピールする具体的なエピソードを書きましょう。
また、入社後に計画性をどう活かせるのかを示すことで、その企業の中で、将来どのように活躍できる人材かを採用担当者にイメージしてもらうことが出来るでしょう。
ただし、計画通りに行かない場合、柔軟性に欠けると判断されないように、伝え方に注意は必要です。

バイトルNEXTでは、計画性がある人におすすめの職種の求人情報も多く掲載されています。バイトルNEXTから、気になる企業や業種を検索して、積極的に応募しましょう!

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