2023.09.04

【履歴書】「行動力」を自己PRで伝える際は具体的なエピソードで伝えよう!例文付き

【履歴書】「行動力」を自己PRで伝える際は具体的なエピソードで伝えよう!例文付き

履歴書の自己PRを作成する際、自身の強みとして「行動力」をアピールしたいけど「どうアピールすればいいの?」と悩み、手が止まってしまう人もいるでしょう。
この記事では企業が「行動力がある人材」を求める理由と、「行動力」を上手に自己PRする方法をお伝えします。コツはもちろん、注意すべき点もご説明していますので、ぜひご一読ください。
最後には、シチュエーション別の自己PRの例文をご用意しました。例文を参考に、自身の魅力が伝わる自己PRを作成してみてください。

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企業は行動力がある人材を求めている

企業は行動力のある人材を求めています。では、行動力とはどのような力なのでしょうか?ビジネスにおける行動力とは、目標達成のために自ら考え積極的に行動する力や、単に指示通りに作業をこなすだけではなく、自ら問題を解決し成果を出す能力を指します。

行動力を持つ人材が魅力的なのは、例えば、そのような人を採用すれば、周囲に活気をもたらし、チーム全体のモチベーションを高められる可能性があるためです。革新的なアイデアやプロジェクトを推進し、ビジネスチャンスにつながるかもしれません。

ここでは、企業が行動力のある人材を求めていると考えられる理由を3つ紹介します。

理由1:ビジネスチャンスの拡大につながる

企業が行動力のある人材を求める理由は、ビジネスチャンスの拡大につながる可能性があるからです。
行動力のある人材は自ら率先して行動するため、新たなビジネスチャンスを見つける可能性が高いといえます。積極的に行動することで、移り変わりの激しい市場や顧客のニーズをつかみ、新たなビジネスチャンスを逃さずものにできるかもしれません。

行動力はまさに「チャンスを広げる能力」と言い換えることができるでしょう。

理由2:営業力を強化できる

企業が行動力のある人材を求める2つ目の理由は、営業力を強化するためです。営業職は会社の成長や収益に直結する重要な役割を担っているため、会社を運営する上で欠くことのできない存在です。

特に、行動力のあるセールスパーソンは企業にとって魅力的だと言えるでしょう。なぜなら、行動力のあるセールスパーソンは、新たなビジネス機会を見つけ、顧客に価値を提供するために行動する能力を持っているからです。
優秀なセールスパーソンは、企業の競争力を高める貴重な要素と言えるでしょう。

理由3:職場の雰囲気がよくなる

3つ目の理由は、職場の雰囲気を向上させることが期待できるためです。行動力のある人材の積極的な姿勢や行動は、周囲に良い影響を与えるので、チーム全体が活気に満ちた状態になるのです。その結果、業務の生産性やパフォーマンスが向上し、職場の雰囲気がより良くなる好循環が生まれます。

また、行動力のあるメンバーがいると、他の人も自ら行動する意欲が高まります。チームメンバーがお互いに刺激し合い、一緒に目標に向かって前進することも期待できます。

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行動力を自己PRで上手に伝えるコツとは

行動力を自己PRで上手に伝えるコツとは

「行動力をアピールしたいけど、上手く伝えられない…」「どんなエピーソードが効果的かわからない」とお悩みではありませんか?
ここでは自己PRで行動力があることを上手に伝えるコツを紹介します。ぜひ、採用担当者に「魅力が伝わる」方法を習得し、自己PRを作成してください。

PREP法を用いたアピールが効果的

自己PRには、PREP法を活用するのが効果的です。PREP法とは「結論」を最初に伝え、次に「理由」「具体的例」「最初に伝えた要点や結論を再び伝える」という順序で展開する文章構成のことです。

PREP法を活用すると、自己PRが論理的な構成になり、伝えたいポイントが明確になります。採用担当者は、結論から始まり、具体的なエピソードで成果を知ることで、あなたの行動力を評価することができます。ぜひ活用してください。

<PREP法>
Point :要点(結論・主張)
Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
Point :要点(結論・主張)

具体的なエピソードを含めた内容にする

自己PRをする際には、その強みを発揮した具体的なエピソードを述べるのが効果的です。
例えば、プロジェクトの中で自発的に行動して成功に導いた経験や、困難な課題に取り組み、創意工夫を凝らして解決した経験などを具体的に語ることで、自身の行動力を証明することができます。
数字で表せる実績がある場合には、数字を用いて伝えましょう。

一方で、具体性の欠けた表現では、相手にあなたの魅力や強みが伝わりにくく、また印象に残りにくいでしょう。他の応募者との差別化が出来ないばかりか、時には信頼性を欠いてしまうかもしれません。

行動力を別の言葉に言い換える

行動力を別の言葉に言い換えると、より具体的で、相手に伝わりやすくなります。

たとえば、単に「私の強みは行動力があることです」と述べるだけでは抽象的で、相手に伝わりにくい可能性があります。しかし「挑戦し続けることができる」と言い換えると、積極的で果敢な行動がイメージされます。また「積極的に物事に取り組む」と言い換えると、意欲的で前向きな姿勢を伝えられます。

このように「行動力」を自身の強みを表す別の言葉に言い換えることで、採用担当者にあなたの行動力を具体的に理解してもらえるでしょう。

自己PRの締めの言葉は重要

自己PRでは「冒頭」と「締め」の言葉が特に重要です。

「冒頭」では、自身の強みや意欲を端的に伝えましょう。具体的な成果や経験を伝えることで、採用担当者の興味を引くことができます。

「締め」では、採用されたら行動力を活かし、会社に貢献する意欲をアピールすることがおすすめです。自身の行動力や前向きな姿勢について具体的に述べ、結果を出す意思や貢献意欲を伝えることで、採用担当者はあなたに期待し、採用につながるでしょう。

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行動力を自己PRでアピールするときの注意点

行動力を自己PRでアピールする際には、注意すべき点があります。他の求職者に差をつけるためにも、次でお伝えする2つのポイントを留意してください。

求職者の多くが行動力をアピールしていることを意識する

行動力を自己PRでアピールする際には、他の求職者と差別化する必要があります。なぜなら、多くの求職者が自己PRで行動力をアピールすると考えられるからです。ありきたりな表現ではアピールの効果は薄いでしょう。

採用担当者の印象に残る自己PRをするためには、他の求職者との差別化できるエピソードや実績が必須です。あなた独自の視点や、具体的な実績・エピソードを強調し、分かりやすく伝えましょう。

主体性のある行動力が評価される

企業は主体性のある行動力を評価します。主体性のある行動力とは、自ら考えて主導的に行動する力のことを指します。

例えば、自身の職務において問題や課題を発見し、能動的に解決策を模索し、実行する姿勢は主体的と言えるでしょう。単に他人の指示や命令に従って行動するだけでは、自身の能力や意欲を示すことができず、行動力の評価にはつながりません。

主体性を発揮するためには、自ら課題や目標を見つけ、解決策を考え、実行することが重要です。自己PRでは具体的なエピソードを用い、あなたの主体性のある行動力をアピールしてください。

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行動力を自己PRでアピールするときの例文を紹介

行動力を自己PRでアピールするときの例文を紹介

自身の行動力を自己PRでアピールしたい方向けに、シチュエーション別の例文をご用意しました。書き方を参考にして、自分の志望する企業で活躍できる「主体性」の自己PRを作成しましょう。

また、自己PRの書き方の基本を詳しく知りたい方は「【履歴書】自己PRとは?作成方法から書き方・各種例文・面接での伝え方まで徹底解説」を併せてご覧ください。

仕事で行動力を発揮したエピソードの例文

<例文>

【結論】
私は行動力に自信があります。

【理由】
前職で新製品の開発プロジェクトに取り組む際、主体的に行動することで課題解決につながりました。

【具体例】
プロジェクトの途中でスケジュールの遅れと問題が浮上。関係者に自ら声をかけ、協力をあおぎ、原因を分析しました。そして、優先順位を定め、リソースを最適化しながら素早く対策を実行しました。その結果、プロジェクトは計画通りに完了できました。

【結論】
私は目標達成への意欲とそれを叶えるための、柔軟な思考と行動力を大切にしています。今後も行動力を活かし、貴社の成長に貢献したいと思っています。

この例文では、PREP法を用いて、最初に「行動力がある」と訴えることにより、採用担当者はその後に続くエピソードが「行動力に関する話」であることを容易に理解できます。
最後に「結論」を再び提示することにより、あなたが自己PRで伝えたい強みを採用担当者に伝わりやすくなるでしょう。

学業で行動力を発揮したエピソードの例文

<例文>

【結論】
私は自発的に物事に取り組み、成果を上げる行動力があります。

【理由】
大学での研究プロジェクトでは、特にその行動力を発揮しました。

【具体例】
限られた時間と資源の中、独自のテーマにチームで取り組むために、まずは研究の目的とゴールを明確にし、タスクの優先順位を設定することを提案。設定したタスクを達成するために積極的に行動し、メンバーと連携して研究を完遂しました。その結果、学会での発表も高い評価を得ることができました。

【結論】
学業での主体的なアプローチと計画力は、仕事での新しい知識の習得や問題解決にも役立つと考えます。この行動力を活かし、貴社の成長に貢献できるよう努力してまいります。

学生時代の経験や実績は、直接的には仕事に関係がありません。そのため、学生時代の経験を「仕事にどう活かすのか」を、採用担当者に伝えます。
学生時代の経験が仕事でも役立つことをアピールできれば、担当者に良い印象を与えることができるでしょう。

アルバイトで行動力を発揮したエピソードの例文

<例文>

【結論】
私の強みは行動力があることです。

【理由】
飲食店でのアルバイトでは行動力が評価され、バイトリーダーに抜擢されました。

【具体例】
飲食店の繁忙な環境では、迅速かつ正確な行動が求められます。混雑時、注文の受け渡しや料理提供を効率的に行うため、経験の短いスタッフを積極的にサポートし、慣れているスタッフで難しい業務を引き受けるように工夫。その結果、混雑時の待ち時間短縮に成功し、リーダーに抜擢されました。

【結論】
飲食店の経験から、自ら積極的に考え行動することが、業務効率化や働きやすい環境を作ることへ繋がると実感しました。貴社でも行動力を発揮し、貴社の発展に貢献できるよう努めます。

アルバイト経験がある場合は、バイトで培った経験が志望企業でどのように役立つか伝えてください。また、行動力があることを伝えたいときは、行動力を発揮した具体的なエピソードを用いるのが良いでしょう。

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まとめ:自己PRで行動力をアピールして転職を成功させよう

企業は行動力のあるビジネスパーソンを求めています。行動力がある人は、ぜひ積極的に自己PRでアピールしましょう。ただし、単に「行動力があります」と伝えても、説得力や具体性に欠けます。自身の行動力を裏付ける具体的なエピソードを含めたり、別の言葉に言い換えるなど、工夫をすることで、あなたの魅力がより伝わる自己PRが完成するでしょう。

豊富な求人を誇るバイトルNEXTで、あなたのやりたい仕事を探してみましょう!気になる求人があったら、その企業の求める人材を見極め、あなたの行動力が伝わる自己PRを作成してみましょう。

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