2020.08.17

面接中にメモを取る、メモを見ながら話すのはあり・なし?印象や採用に影響はある?

面接中にメモしたり見ながら話すのはOK?
印象や採用に影響はある?

面接中にメモを取る、メモを見ながら話すのはあり・なし?印象や採用に影響はある?

面接を受けている際、重要なポイントなど「メモを取りたい」と思った場合は、メモを取ったりメモを取りながら話したりしても良いのでしょうか。
今回は、面接中にメモを取ると印象や採用に影響があるのか、スマホのメモ機能を使っても良いのか、メモを取っていいタイミングや内容、メモを取るときのマナーやポイントなどについて解説します。

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面接中にメモを取っていいタイミングはある?

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そもそも面接中にメモを取ってもいいタイミングはあるのでしょうか。

メモは取らないのが基本

まず基本として、面接中はメモを取らず、面接官との質疑応答や会話に集中するものと考えた方が良いでしょう。

メモを取りたい場合は面接が終わってから、気になった点をまとめる形でメモを取ります。

面接中にメモを取ろうとするとどうしても間ができてしまい、書き終わるまで面接官を待たせてしまうことになるためです。

ただし、近年ではメモに関する書籍も多く販売されており、メモを通じて応募の熱意をアピールできる可能性もあるため、うまくメモを使うことができれば面接官へ好印象を残すことができるかもしれません。

メモを取っていいか事前に確認を

面接中にメモを取る場合は、面接前かメモを取りたいと思ったタイミングで、「メモを取ってもよろしいでしょうか」と事前に確認することが大切です。

説明の中には、応募先企業が口頭でしか話したくない内容や、外部に漏らしてほしくない内容が含まれている場合もあります。

メモを取る了承を得たときに短時間で取り出せるよう、メモ帳と筆記用具はあらかじめ場所を確認して、取り出しやすい位置に入れておきましょう。

いきなりノートを取り出してメモを取り始めたり、確認せず無言でメモを取ったりすることのないように注意が必要です。

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面接中にメモを見ながら話すのはNG!

面接の際にメモを取ることは可能ですが、あらかじめメモをしてきた内容を見ながら面接官と話すのはNGです。

質問への回答は応募者自身がその場で感じたことや考えていることを話すもので、準備して答えるものではないと考えましょう。

メモを見ながら話していると、自分の言葉で話していないような印象を与えてしまい「本音で話していないのかな」「大切なことが覚えられないのかな」と受け取られる可能性もあります。

自己紹介や志望動機、これまでの経歴など、事前にある程度準備するべき内容を回答するのであれば、ポイントを押さえてしっかりと記憶し、何も見ないで答えられるようにしておきましょう。

多少考えたり、表現を言い直したりしても、一生懸命伝えようとしている姿勢が伝わる方が好印象となります。

自宅で話す内容をシミュレーションしたり、話している声や姿を鏡でチェックしたりするのも良いでしょう。

今後の日程など、スケジュールに関する質問であれば手帳を開いて答えても構いませんが、その場合も手帳を見てもいいか事前に確認を取ってから開くようにしましょう。

相手に伝える日時や調整が難しい日などは、手帳を見なくても回答できるよう事前に覚えておくのがおすすめです。

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面接中にメモを取っていい内容

面接中にメモを取ってもいい内容には、以下のようなものが挙げられます。

条件・待遇

勤務する際の雇用形態や勤務先、給与や昇給など、今後の条件や待遇に関する内容については、あとで「知らなかった」「忘れていた」ということが起きないように、メモを取るのはいい方法です。

求人概要に掲載されているものはメモを取らなくても構いませんが、面接の際に初めて出てきた情報などがあれば、メモを取って良いか事前に確認してから書き留めておきます。

就業規則

条件や待遇と同様に、就業規則についても、口頭で伝えられた内容に重要な点が含まれていたらメモを取ると良いでしょう。

特に前職や他の応募企業と大きくことなる就業規則がある場合には、内定承諾を決める重要なポイントとなるので、忘れないようにしたいものです。

今後の面接・採用後の流れ

合否の連絡に時間がかかったり手順が複雑だったりするもの、今後の面接や採用後の流れなど、スケジューリングが必要な内容についても、メモを取っておくと安心です。

なお、渡された資料や事前に確認できる情報の中に同じ内容が記載されている場合もあるため、その際はメモを取る必要はありません。

メモを取る際の事前確認には、同じ内容が書かれた資料の有無について教えてもらえるというメリットもあります。

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面接でメモを取るときのマナーとポイント

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最後に、面接でメモを取る際に守るべきマナーと、押さえたいポイントについて確認しましょう。

面接官が話しているときはメモを取らない

面接官が話している最中はメモを取らず、しっかりと話を聞くことに集中しましょう。

メモを取り始めると、書いている間の時間を待たせてしまううえ、メモを取っている前後の話に集中できず、他の重要な内容を聞き落としてしまう可能性もあるからです。

メモは話が終わってから、事前確認のうえあまり時間をかけず、サッと手短に取りましょう。

メモは手帳に書くのがおすすめ

メモを取る際に専用のメモ帳へ書くのも良いですが、普段スケジュールを管理している手帳に書いた方が良い場合もあります。

出勤可能日、次回の面接日などを面接中に決める場合もあります。

手帳以外のメモ帳や別の用紙にメモしてしまうと、あとで内容を手帳に書き写す手間ができたり、別件の予定を間違えて入れてしまったりする可能性があります。

こうしたことを防ぐため、特にスケジュールに関する内容については、最初から手帳に直接メモを取るのがおすすめです。

また、スマホやタブレットなどでもメモは取れますが、面接時は控えた方が良いでしょう。

会社や業種によっては「面接と関係ない操作をしているのでは」「外部へ情報を流していないか」といった余計な疑いを持たれかねないため、紙の手帳に書き込むのが無難です。

手帳を取り出す際は、表紙が目に入るため華美なものは避け、目立つキズや汚れがないかも念のためチェックしておきます。

就活の際に使用する手帳はビジネスシーンにふさわしいものにするか、表紙が変えられるタイプのものを選ぶのがおすすめです。

面接官に見られてもいいようにメモを取る

メモを取っているとき、面接官の目線は自然とメモを書いているページへいく可能性が高いです。

会社の評価や自分の主観など、その場で面接官に見られてはいけない内容はメモに書かないようにしましょう。

同様に、落書きやひとりごとなどがすでに書かれているページを開かないことも大切です。

面接でメモを取る際は、何も書かれていない新しいページに書くようにしましょう。

手で隠してコソコソとメモしたり、書いたあとにすぐ手帳を閉じたりするのも、何か見られては困るような内容をメモしている印象となります。

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まとめ

面接中にメモを取る行為は、基本的には控えるべきですが、うまくメモを使うことで好印象に繋がる場合もあります。

メモを取る際は事前にメモを取って良いか確認したうえで、面接官の話が終わったあとに手短に書き留めるようにしましょう。

また、スマホやタブレットでメモは取らず、普段から使っている手帳に書くのがおすすめです。

使用するメモ帳は、表紙の汚れや開くページに注意が必要です。

メモには個人的な感想や評価などは書かず、面接官が話した内容のうち重要なポイントだけを押さえて書き留めるようにします。

上手なメモの取り方やマナーを知って、就職後の商談や会議などにも役立ててみましょう。

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