2025.04.08

【27卒・28卒】就活はいつから始める?スケジュールと履歴書・面接対策を解説!

【27卒・28卒】就活はいつから始める?スケジュールと履歴書・面接対策を解説!

就活を控えた学生にとって、就職活動をいつから始めるべきかは重要なポイントです。近年では、早期選考やインターンシップの機会が増えたことに伴い、早めに準備を始める学生も多く見られます。

本記事では、27卒と28卒の学生の就活スケジュールや具体的な対策方法について解説。就活を成功させるためのステップをくわしくご紹介します!就活を効率よく進めるために、どのタイミングで何を始めるべきかをしっかりと把握しておきましょう。

就活における「〇卒」ってどういう意味?

「〇卒」とは、特定の年度に卒業を予定している学生を指します。

「27卒」...2027年の春に卒業予定の学生
「28卒」...2028年の春に卒業予定の学生

卒業年度は、就職活動を行う際に重要な目安となり、企業の採用活動や就活スケジュールがその年次に合わせて調整されます。

【27卒】...2027年春に卒業予定
・2025年4月に大学3年生/大学院1年生になる学生が該当
・2026年3月に就活が本格化する
【27卒の就活スケジュール】をチェックする

【28卒】...2028年春に卒業予定
・2025年4月に大学2年生になる学生が該当
・インターンシップや自己分析を考え始める時期
【28卒の就活スケジュール】をチェックする

就活を始める時期や準備が進むタイミングも「〇卒」によって異なるため、自分がどの卒業年度に該当するかを確認し、それに基づいた計画を立てることが重要です。

【27卒の就活スケジュール】企業エントリーは3月からスタート!

2027年春に卒業予定の【27卒】の学生は、2025年4月(大学3年生)から本格的に就活がスタートします。

まずは自己分析から始め、エントリーシート(ES)や面接で自己PRできることや自分の強み・弱みを理解していきましょう。夏休みや冬休みには短期のインターンシップも募集が盛んになるので、気になる業界や企業がある場合は積極的に申し込んでみてください。

近年は就活が早期化していることもあり、3年生のうちからしっかりと就活の準備を始め、4年生になってから本格化する選考に備えるのがおすすめですよ。

【28卒の就活スケジュール】早めの就活準備で差をつけよう!

28卒の学生は、2028年春に卒業予定です。もちろん、まだまだ大学生活を楽しみたい時期ではあるものの、この時点から少しずつ準備を始めるとほかの学生に比べて相当なアドバンテージを得ることができますよ。

インターンシップは2年生から受け付けている企業もあります。早めに就業体験をして、将来のイメージをつかみたいという人はぜひ参加を検討してみてください。

就活の準備から実際に会社にエントリーするまで約2年の時間があります。「まだ早いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、何事もコツコツと積み上げていきたいタイプはこの時期から少しずつ始めるのがおすすめです。

ただし、その間に業界や企業の状況が変わる可能性もあるため、定期的に業界や企業のリサーチは続けてください。

【27・28卒共通】就活までに必要な準備とは?

就活を成功させるためには、早めに準備を始め、段階的に進めていくことが大切です。ここでは、27卒・28卒の学生が就活を進めるために必要な準備内容について解説します。

大学3年生 4月:就活に関する情報収集

まずは就活についての情報収集から始めましょう。大学2・3年生であっても、参加可能な就活に関するイベントやセミナーは数多く存在します。就職情報サイトや大学内のキャリアセンター等を活用して情報収集を行いましょう。

また、就活イベントに参加したり、部活やサークル、ゼミなどの先輩・OBと会話したりするのもおすすめ。実際に就活を経験した人と関わることで、さまざまな発見につながりますよ。

情報収集の段階で目指す業界や職種を決められればベストです。ただ、まだ時間はあるので、焦る必要はありません。さまざまな情報をチェックしながら、じっくりと就活の軸を決めていってくださいね。

大学3年生 4月:自己分析/ガクチカ・自己PR作成

続いては、自己分析を行います。自分の強みや価値観を理解することで、何をアピールすべきかが見えてきます。学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)や自己PRは、選考段階でほぼ確実に求められる質問なので、準備しておきましょう

ガクチカの材料になるのは、部活動やサークル、ゼミ、アルバイト、ボランティアなどさまざまです。これまでの大学生活で特に打ち込んだことや夢中になって取り組んだことがあれば、きちんと説明できるように言語化しておいてください

また、ガクチカに書くことが思いつかないという方もいるでしょう。大学2・3年生であればまだ時間は十分にあります。今からでも、何らかの活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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大学3年生 4月・10月:インターンシップへの参加

インターンシップは、企業文化や仕事内容を実際に体験できる貴重な機会です。将来目指す業界を定めたり、実際に働く様子をイメージしたりできるため、積極的に参加することをおすすめします。

早ければ4月からインターンシップを開始している企業もあり、秋冬インターンは10月から行われるのが一般的です。通年募集しているわけではないので、常に情報収集は怠らないようにしましょう。情報は企業のホームページや大学の就職課などで得られます。

大学3年生 6月:気になる業界・企業の分析

志望する業界や企業の理解も、就活においては必要不可欠です。自己分析やインターンシップなどで気になる業界や企業を見つけたら、徹底的に調査を行います。業界ごとの動向や企業文化を調べることで、より明確な志望理由の作成がしやすくなりますよ。

業界や企業分析を行う際には、まず就職情報サイトをチェックすることをおすすめします。さまざまな業界の最新情報がまとめて得られるため、深掘りがしやすいのがメリットです。

また、気になる企業を見つけたら、ほかの企業との差別化も考えておきましょう。企業側からすると、「どうしてうちを選んだのか」という点は気になるポイントです。その企業にしかない特徴を押さえて、選考時にもアピールできるように準備してください。

大学3年生 9月:履歴書・エントリーシート作成

業界・企業分析が終わったら、履歴書やエントリーシートの作成に取りかかりましょう。27卒の場合は9月ごろから準備を始め、ブラッシュアップを重ねていくのがおすすめです。

「履歴書」...応募者自身の基本的な情報を記載する書類
「エントリーシート(ES)」...自己PRや志望動機、ガクチカ、保有スキルなどを記載する書類

エントリーシート(ES)は、採用側が応募者の経験やスキル、価値観、人柄などを把握するための参考資料として使うものです。面接選考に進む前の第一印象が決まるので、他の候補者と差をつける内容を盛り込む必要があります。

ほかの候補者がしていないような独自性のある経験や、TOEICや簿記といった資格でアピールする方法も有効です。

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大学3年生 9月:選考・面接対策

履歴書やエントリーシートの準備が終わったら、選考や面接を見据えた活動を行います。筆記試験やWEBテストを行う場合もあるため、希望する業界や企業がどのような選考方法をとっているかチェックしておきましょう。

また、面接は自己PRや志望動機をしっかりと伝えるチャンスです。面接フローは企業によって異なるものの、一例として下記のような流れがあります。

  • 一次面接:2~6名などの複数名での集団面接
  • 二次面接:現場担当や人事との個人面接
  • 最終面接:役員との個人面接

面接官は複数人いる場合も多く、圧倒されてしまうこともあるかもしれません。どんな状況でも自信を持って話せるように、家族や友人などと模擬面接を行い、反復練習を重ねておくことをおすすめします

また、大学の就職課やキャリアアドバイザーと面接練習を行うことも可能です。

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大学3年生 10月:OB・OG訪問

OB・OG訪問を行うと、業界や企業のリアルな情報を得られます。OB・OG訪問とは、実際に企業に務めている大学の先輩を訪ねて、仕事内容や社風、キャリアパスについて直接話を聞く機会のことです。

また、訪問先の企業や業界に対する理解が深まるとともに、エントリー後のミスマッチを防ぐことにもつながります。訪問前に質問内容を整理し、有意義な情報を得られるよう準備しておきましょう。

大学3年生 3月:企業説明会への参加

3月からは、企業説明会が開始されます。多くの企業が説明会を開催するため、積極的に参加しましょう。これまで集めてきた情報と、実際に企業から聞いた話を照らし合わせて、認識のずれがないか確認できる重要な機会です。

近年では、オンラインの企業説明会も増えているため、その場合は時間や場所に縛られず効率的に参加できます。

企業説明会をふまえて応募したい企業が明確になったら、履歴書やESのアップデートを行いましょう。特にESは応募企業ごとに大きく変える必要があるため、早めの準備が必要です。

インターンシップには参加したほうがよい?種類と参加のメリット

就活を控える学生のなかには「インターンシップは本当に参加したほうがよいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし、就活を成功させるためには、インターンシップへの参加は非常に有効です。

業界研究や企業理解を深めるだけでなく、自身の強みを見つけたり、実務経験を積んだりする機会にもなるため、就活にも有利に働く可能性が高いのです。では、インターンにはどのような種類があり、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

短期インターン

短期インターンは、数日から数週間程度で実施されるインターンのことです。企業の実際の業務を短期間で体験し、業界や企業の雰囲気をつかむことができます。短期間なので、まずは働くことに慣れておきたいという方には最適です。

また、授業やバイト、ゼミなどで長期的な時間が取れない場合もおすすめです。自己PRを行ったり業界・企業を比較したりする際の材料にもなるため、参加する場合は複数企業のインターンを申し込むとよいでしょう。

長期インターン

長期インターンは、1か月から3か月程度といった比較的長期間にわたって企業で業務に参加できます。参加した企業の仕事を深く理解することにつながるうえに、その経験が就活の際に強いアピールポイントとなります

参加のメリットは、実務経験を積んでスキルアップできることです。また、企業との関係が深まるためインターンを通じて内定を得るチャンスもあります

さらに、長期間のインターンで責任感やコミュニケーション能力を高めることも可能です。就活にも、自信を持って臨めるでしょう。

内定までのスピードが早くなっている?その理由を解説

近年、企業の採用スケジュールが変化し、内定までのスピードが早くなっています。では、なぜ内定が早く出るようになったのでしょうか。その理由は以下3点とされています。

  • 優秀な人材を確保するため
  • インターンシップから内定を出す企業が増加しているため
  • 早く内定がほしいという学生の要望に応えるため

少子高齢化や人材難が叫ばれている昨今、優秀な人材を確保したいというのはどの企業も同様です。そのため、ほかの企業に取られないように早めに内定を出すケースが増えています

内定が早く出るのは学生にとってもメリットが大きいため、就活のスピード感は年々早まっています。気が付いたら希望する企業の枠が埋まっていたということも考えられるので、可能な限り早めに動くことを意識しましょう

まとめ

4年間ある大学生活は短く、就活までまだ時間があると思っていてもあっという間にやってきます。27卒・28卒の学生も、就活が本格化するまでには猶予があるものの、それまでにきちんと準備しておくことで、ほかの学生と差をつけられます。

気になる業界や企業、自己分析などをできることから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。どうしてもイメージがわかない場合は、インターンシップに参加して情報を集めるのも有効です。

近年では就活のスピードが年々早まっている傾向にあります。のんびりしていて取り残されないよう、事前準備は万全にしておいてくださいね。

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