2023.08.04

【履歴書】「店長・店長候補者」向けの自己PRの書き方・例文!求められるスキルとは

【履歴書】「店長・店長候補者」向けの自己PRの書き方・例文!求められるスキルとは

通常の社員やスタッフへの応募とは違い、店長への応募では、自己PRの内容に迷い、履歴書の作成が難しいと感じる人もいるでしょう。 ここでは、店長の仕事内容と自己PRの考え方を解説します。
店長を目指す際に自己PRでアピールすべきスキルやポイント、そしてそれらを考慮した例文を紹介します。店長や店長候補者の自己PRの作成に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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店長が行う仕事とは

店長が行う仕事とは

店長としての採用されることを目指すのであれば、まずは、応募する求人の業務内容を把握することが大切です。業態によって多少の違いはありますが、店長の仕事は概ね以下のようなものです。

仕事1:売上管理

店舗の売上を伸ばすことが店長の役割の一つです。売上を管理したり、目標達成のための施策を考えて実施したりします。そして、売上が目標に届かない場合は、キャンペーンやセールなどのサービスを展開したり、チラシや広告を製作するなど、売上を伸ばす判断をするのも店長の仕事です。

仕事2:スタッフの教育・管理

基本的に、店長がスタッフの採用や教育、シフト管理などを任されていることが多く、副店長やバイトリーダーなどに任せる場合でも、最終的な責任は店長にあるのが一般的です。また、スタッフの教育に関連したマニュアル作りや評価制度の作成も店長の仕事となります。

仕事3:商品や在庫の管理

商品の発注や在庫管理なども店長の仕事です。在庫の追加や処分などの実務を、スタッフの管理と同様に他のスタッフに任せていたとしても、責任は店長にあります。
特に在庫管理は売上や利益にかかわるため、店長はスタッフから報告を受け、適切な指示を出さなければいけません。

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【店長・店長候補者向け】自己PRを考える3ステップ

履歴書の自己PRは、記入欄の大きさにもよりますが、100~200字程度が目安になるため、余計なことは書かず簡潔に、アピールポイントを踏まえ、採用担当者から評価を得られるものしなければいけません。ここでは、店長・店長候補者が自己PRを考えるための3つのステップを紹介します。

自己PRの書き方の基本を、より詳しく知りたい方は「【履歴書】自己PRとは?作成方法から書き方・各種例文・面接での伝え方まで徹底解説」を併せてご覧ください。

過去の仕事や経験から強みを見つける

過去に携わった仕事や経験を振り返り、店長または店長候補としてアピールできる強みを見つけ出しましょう。
営業職であれば「新規顧客の獲得のための飛び込み営業」、技術・開発職であれば「リーダーとして、製品の製造・管理」など、具体的な業務内容や、自分のポジションも併せて洗い出してください。その中から、応募する企業にマッチする強みを探します。

さらに、過去の経験に数字で表現できる実績があれば、それをを付け加えます。管理職の経験者なら「チームリーダーとして2年間、15人ほどの規模のチームをまとめていた」など、数字を付けて実績を具体的にアピールしましょう。

転職先で役立つスキルを整理する

応募先の業種や事業形態、業務内容などから、自身の強みの中でも特に役立つと思われるスキルを整理します。例えば、事務職に応募するのに「新規開拓の営業を得意としており、前職では個人売上の前年比50%増を達成しました」とアピールしても高い評価は得られないでしょう。

スキルは、経験や実績と言い換えることもできます。そして、洗い出したスキルを裏付けるために、自己PRに盛り込む具体的なエピソードを考えましょう。

将来どう活かせるかを考える

自身の強みやスキルを転職先でどのように活かしたいかを考えます。その際、応募先企業が求めるスキルとの関連性を示すとともに、どうして活かせるのかの理由や根拠を織り交ぜることで、説得力が高まるでしょう。

さらに、採用後に活躍している姿を、採用担当者にイメージしてもらうことを意識してください。スキルを具体的な経験やエピソードとともにアピールするとともに、応募先企業にどのようなメリットがあるのかを伝えると好印象です。

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店長を目指す際に自己PRでアピールすべきスキルとは

店長を目指す際に自己PRでアピールすべきスキルとは

店長または店長候補として転職する際に、好印象を持たれるスキルがあります。ここでは、自己PRでアピールすると特に好印象を持たれやすいスキルを紹介します。

スキル1:コミュニケーション力

顧客やスタッフ、本部(本社)の社員など、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら店舗運営するのが店長の仕事です。そのため、高いコミュニケーション力が円滑な店舗運営には欠かせないスキルとなります。コミュニケーション力が高いと、スタッフとの普段の会話などでの信頼関係の構築にも役立つでしょう。

また、このスキルは店長経験者以外でも、接客業や営業経験者などがアピールしやすいといえます。それ以外でも、自身のコミュニケーション能力を発揮して、問題解決や実績に繋がった経験があればアピールポイントになるでしょう。

スキル2:マネジメント力

スタッフを育てたり、売上を管理したりするのに必要なのがマネジメント力です。適切な人材に対し、学習と経験を区別して指導するなど、マネジメント力がある店長はスタッフに必要な教育をして育てていくことができます。

過去に経験したのが店長以外の職種でも、部下を管理した経験があればマネジメント力をアピールすることができるでしょう。

スキル3:リーダシップ

チームを引っ張り、全体を見渡しながら目標達成に向けて推進していく力がリーダーシップです。店長は、スタッフが働きやすい環境を整えるなど、周囲から信頼を得ることも大切です。特にアルバイト・パートを多く採用して店舗を運営する場合、リーダーシップによって高いサービスを実現する必要があります。

店長としての経験がない場合でも、何らかの集団でリーダーの経験があればアピールしやすいでしょう。

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店長を目指す際の自己PRのポイント

店長経験の有無によって、自己PRでのポイントが異なります。ここでは、店長を目指す際の自己PRのポイントを紹介します。

【店長経験者】具体的な実績をアピールする

店長経験がある場合は、具体的な実績をアピールすることで経験やスキルが伝わりやすくなります。売上目標を達成した経験や、どのように達成したのかなど具体的なエピソードでつたえましょう。

ただし、成績優秀すぎる人はかえって「なぜ転職する必要があるのか」と疑問を持たれてしまうこともあるので注意が必要です。そのような人は、転職の必要性について質問されたときに備えて「新しい環境でステップアップしたい」といった採用担当者が納得できる前向きな答えを用意しておくと良いでしょう。

【店長未経験者】将来の活躍をイメージさせる

店長の経験がなくても、売上に貢献した実績やコミュニケーション力といった、転職先で役立つスキルをアピールすることができます。このとき、実績を紹介するだけでなく、店長となった際に具体的にどのように経験やスキルを活かしたいかを伝えるのがポイントです。

さらに「業界の専門誌を購読している」「業界に関係する資格を取得した」など、積極性も強調すると良いでしょう。

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店長の求人に応募する際の自己PRの例文

ここからは、店長経験者・未経験者ともに、店長を目指す際の自己PRの例文と、アピールのポイントを紹介します。

店舗の売上に関する例文

<例文>

前職で洋服店の販売スタッフを3年間経験し、毎月の販売ノルマ達成とともに、店舗の年間売り上げにも貢献しました。
洋服店では、スタッフに案内してほしいお客様と、声をかけられたくないお客様がいます。お客様の表情や目配りなどから、適した接客とコミュニケーションを心がけました。その結果、リピーターも増え、売り上げを伸ばすことに繋がりました。
御社に入社した際には、店長として、これまでの経験と接客のコツを店舗で共有し、売り上げに貢献できるよう尽力する所存です。

前職で実績を上げた際の取り組みやエピソードを具体的に述べています。また、店長に必要なスキルであるコミュニケーション力をアピールしています。
入社後にスキルと経験をどのように活かすのかを具体的に述べることで、採用担当者がイメージしやすくなるでしょう。

従業員のマネジメント関する例文

<例文>

私は前職では飲食店の店長を任されていました。店長として店舗をマネジメントする上で、特にスタッフのモチベーションアップに尽力ました。
スタッフからの意見を積極的に取り入れ、全員でのお店づくりを目指しました。売上がアップした月には、朝礼などでアイデアを出したスタッフを称賛するとともに、大幅に売り上げに貢献したスタッフにはボーナスも出しました。
その結果、スタッフのモチベーションや責任感が増し、離職率が減少、着任前と比べて同じ人数で売上150%を達成しました。

周囲から信頼を得るリーダーシップのスキルをアピールするとともに、具体的な数字で実績と取り組みをアピールします。

仕事への熱意に関する例文

<例文>

私の強みは、ジュエリーの仕事に情熱を持ち続けられることです。客様の結婚指輪をご提案し喜んでいただいたときなど、非常にやりがいを感じます。お客様と直接関わるポジションで、スタッフとともにお客様の前に立ち続けたいと考えております。
入社したあかつきには、雰囲気の良いお店作りのため、自分自身が向上心をもち続け、接客スキルをさらに磨く所存です。そうして新たに得たスキルを共有し、スタッフのスキルを底上げするとともに、互いに高め合える関係を築きたいと考えております。

スタッフとともに接客する意思を書くことで仕事への情熱を、さらに経験を活かせることを伝えています。また店舗作りや、スキルの共有など、互いに高め合える関係でいたいと述べることでマネジメント力もアピールします。

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まとめ:ポイントを押さえた自己PRで店長を目指そう

店長は売上管理やスタッフの管理・育成、在庫管理などが主な仕事です。自己PRでは、特にコミュニケーション力・マネジメント力・リーダシップを、具体的なエピソードや実績と併せてアピールすると好印象につながりやすくなります。

自己PRのポイントを理解できたら、バイトルNEXTで積極的に求人へ応募しましょう。自分の魅力を活かせる正社員・契約社員の仕事を探したい方は、バイトルNEXTがおすすめです。バイトルNEXTは豊富な求人情報と使いやすい機能で、あなたの働きたい条件にピッタリの仕事を見つけるお手伝いをします。ぜひチェックしてください。

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