2023.08.09

【履歴書】「介護職」の自己PR作成ポイントと例文!志望先にマッチする強みを選ぼう

【履歴書】「介護職」の自己PR作成ポイントと例文!志望先にマッチする強みを選ぼう

多くの方が介護職への応募時に自己PRで何をどうアピールすれば良いかわからず、履歴書で失敗してしまうケースが少なくありません。
ここでは、経験者・未経験者それぞれが介護職に応募する際の自己PRの書き方と、アピールする際のポイントやコツを解説します。事前に準備すべきこと、避けるべきこと、また具体的な例文を、重要なポイントとともに掲載しています。介護職の自己PRでアピールする方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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介護職の自己PRを考える前の準備

介護職の自己PRを考える前の準備

採用担当者は「これまでの経験やスキルが企業にとってプラスになるか」「企業が求める人物像と応募者のアピールポイントがどれだけマッチするか」を見ています。自己PRでは、これらの疑問に対するアピールを心掛けましょう。

そのために、介護職の自己PRを考える前に、自己分析や志望する施設について調査することが大切です。ここからは、準備段階で行うべきことを具体的に紹介します。

経験を洗い出して自身の強みを見つける

介護職経験者の場合、以前の職場での経験を振り返り、アピールできる強みを整理しましょう。時系列で、これまでの仕事の経験や実績を一覧にしてみてください。

介護職未経験者は、前職やアルバイト、日常生活などのエピソードから強みを見つけます。特に、仕事に対する自身の取り組み方をアピールポイントにすると良いでしょう。

施設の特徴や業務内容を把握する

施設のWebサイトやパンフレットなどを見て、その特徴や業務内容を理解しましょう。その情報から、施設が求める人材像を推測し、自身の強みとマッチするものをアピールポイントにします。

応募先が求めるスキルを理解し、先程洗い出した経験と結びつけることが重要です。 施設が求める人材像については、施設の経営理念なども参考になるかもしれません。

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介護職に応募する際に自己PRでアピールできるポイント

自身のこれまでの経験を洗い出し、施設について調べたら、そこから具体的に自己PRを作り始めます。ここでは、介護職に応募する際の、経験者・未経験者それぞれの自己PRでアピールできるポイントを具体的に紹介します。

1:経験や実績

介護職経験者は具体的な業務内容や実績を盛り込むことで、即戦力として活躍できることをアピールします。「入居者数が多い、大規模な特別養護老人ホームで5年間の介護職経験があります」「寝たきりの利用者様のために、音楽をかける工夫をしました」といった、実績や工夫などをアピールしましょう。

また「感謝される瞬間が一番のやりがいです」のように、仕事をする中で大切にしていたことなど、経験者ならではの考えも含めると良いでしょう。

2:スキルや資格

資格やコミュニケーション力など、介護職で役立つスキルをアピールしましょう。介護職経験者はもちろん、未経験者でも親族を介護したり「高齢者への接客でこういった工夫をしました」など、プライベートや前職で介護が必要な人と接した際のエピソードを通して、スキルをアピールすることもできます。

また、介護職は一人で作業する仕事ではなく、スタッフ同士の連携・コミュニケーションが求められる仕事ですので、集団行動に関するスキルをアピールするのも良いでしょう。

3:人柄

介護職向きの人柄は、未経験者でもアピールしやすいのが特徴です。「周囲から配慮や気遣いができると言われる」「どんな時でも笑顔で働ける明るい性格」などが、介議職に向いているといえます。
ほかにも、介護職は力仕事が多いため、体力に自信がある場合はアピールポイントになります。

また、夜勤があるなどの多様な勤務形態もありますので、前職で夜勤の経験がある場合、それもアピールポイントになります。

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印象のよい自己PRにするコツ

採用担当者が求める人材、チェックしているポイントに沿ったアピールをすることで、印象のよい自己PRとなります。ここでは、印象のよい自己PRにするためのコツを紹介します。

コツ1:具体的なエピソードを盛り込む

どんなアピールポイントも、それを裏付けるエピソードがなければ、採用担当者を納得させることができません。そのため、アピールする強みに関連した具体的なエピソードを自己PRに盛り込むことで、説得力が増します。

ただし、応募書類では文字数に制限があるため、簡潔にエピソードを紹介しましょう。書ききれなかった細かな点は、職務経歴書や面接で詳しく紹介することもできます。

コツ2:志望動機と一貫性を持たせる

志望動機と自己PRに一貫性があると、志望度の高さや熱意が伝わりやすくなります。一般的に、志望動機では「なぜその企業や施設で働きたいのか」などの自分の気持ちやビジョンを伝え、自己PRでは「採用後にこんな風に貢献できる」と、経験やスキルといった自身の強みをアピールします。

そして、それぞれの内容がかみ合っていて、一貫性が生まれることで、人物像が明確になり、説得力を持たせられます。

コツ3:どのように仕事に活かせるかを伝える

自分の強みをどのように仕事に活かしたいと考えているかを伝えることで、採用担当者が入社後の活躍をイメージしやすくなります。これは介護職未経験の場合も同様です。
接客業や事務などの異業種の経験であっても、介護の仕事に貢献できるポイントを見つけてアピールしましょう。またそうすることで、熱意も伝えることができます。

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介護職に応募する際の自己PRの例文

採用担当者にとっても大きな選考材料である、履歴書や職務経歴書の自己PR欄には、具体的なエピソードと応募先でのビジョンを伝えることが大切です。

特に履歴書は記入欄のスペースも限られ、記入欄の大きさ次第ではありますが、おおよそ100~200文字が目安になります。短い自己PRにまとめられるよう、アピールする実績や強みを絞り込みましょう。文字数はあくまでも目安なので、記入欄の7~8割程度になるようにし、もし、企業から指示がある場合にはそちらに従ってください。

ここでは、介護職に応募する際の自己PRの例文を紹介します。また、自己PRの書き方の基本を詳しく知りたい方は「【履歴書】自己PRとは?作成方法から書き方・各種例文・面接での伝え方まで徹底解説」を併せてご覧ください。

介護職経験者

<例文>

介護職員として5年間の経験があり、2年でユニットリーダーになった後、現在は特養でチームスタッフをマネジメントしています。
柔軟な対応が私の強みで、利用者のクレームや要望に応え信頼を築きました。また、外国人スタッフが安心して働けるような環境改善にも努めました。日々のミーティングと報告制度を導入し、スタッフ間のコミュニケーションを盛んに行ったことで、離職率が低下いたしました。
これらの経験を活かし、チームをまとめられる存在として即戦力になりたいと考えています。

具体的な介護職の経験エピソードとともに「リーダーシップがある」というスキルをアピールしています。

介護職未経験者

<例文>

3年間のオフィス清掃員の経験では、お客様の声に耳を傾け、細部に気を配ったサービス提供を心がけてきました。
介護職は未経験ですが、ホスピタリティと今までの経験を活かして貴法人で役立ちたいと考えています。前職では自ら改善点を提案し、高い信頼とリピーターを獲得することで、会社に貢献しました。今は介護業界への関心が高まり、介護職員初任者研修を受講中で介護福祉士資格も目指しています。
これまでの経験を生かし、利用者様に向き合った介護士として活躍したいと考えています。

介護職の経験がない分、具体的なエピソードとともに「積極性」や「気配り」についてアピールしています。
また、資格取得を目指しているなどのビジョンを伝えることで、採用担当者が将来像をイメージしやくなります。

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介護職に応募する際の自己PRで避けるべきこと

介護職に応募する際の自己PRで避けるべきこと

履歴書の自己PRにおいて、避けるべきポイントがいくつか存在します。ここでは、自己PRを作成する際に気をつけるべきポイントを紹介します。

コピーした例文を使う

採用担当者は日々多くの履歴書を見ています。そのため、例文をコピペしただけの自己PRは見抜かれやすいでしょう。さらに、例文を丸暗記すると面接の際に、質問に対してうまく答えられない可能性があります。
自分自身の言葉で自己PRを作成することが大切です。例文は参考程度に留め、自身の経験を踏まえた、オリジナルの自己PRを書くよう心掛けましょう。

自己PRを使いまわす

自己PRは、その会社でどのように貢献できるのか、を伝えるものです。したがって、複数の介護施設に応募する場合でも、自己PRを使いまわさないようにしましょう。
全ての施設に当てはまるような内容では熱意は伝わらず、志望する施設の業務内容や経営理念を参考に、各応募施設に合わせたオリジナルの文章を考えるようにしましょう。

抽象的な内容を記載

「コミュニケーションが得意」「高齢者と接するのが好き」といった、具体的なエピソードがなく誰でも書けるような抽象的な内容は自己PRの印象が薄くなります。
どのようにコミュニケーションが得意なのか、高齢者と接することが好きな性格がどのように仕事に役立つのか、具体的なエピソードを含めてアピールすることで、説得力を持たせることができます。

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まとめ:志望先にマッチする自己PRが書けたら介護職の求人に応募してみよう

介護職経験者は経験やスキル、資格が、未経験者は人柄や介護職に役に立つエピソードがアピールポイントになります。志望する施設の業務内容や特徴に合わせて、具体的なエピソードを交えたオリジナルの自己PRにしてください。

好印象を与えられる自己PRの書き方を把握できたら、バイトルNEXTで介護職の求人に応募しましょう。バイトルNEXTは豊富な求人情報と使いやすい機能で、あなたの働きたい条件にピッタリの仕事を見つけるお手伝いをします。職種から「看護・介護」の求人に絞り込むことも可能ですので、ぜひチェックしてください。

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