2023.09.21

【履歴書】「経理」の志望動機の書き方|経理経験者・未経験者の例文をご紹介!

【履歴書】「経理」の志望動機の書き方|経理経験者・未経験者の例文をご紹介!

経理は、会社の資金や予算に関わる重要な仕事です。専門性も高いため、経理未経験者は、どのように志望動機を書けばいいか悩んでいる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、経験者・未経験者ともに、経理の志望動機の書き方を解説します。注意点やポイント、さらに例文とその解説を掲載していますので、経理への就職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

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経理の志望動機を書く際に意識したいこと

志望動機は、面接の合否に関わる項目の1つです。ここでは、経理の志望動機を書く際に意識したいことを紹介します。

経理を志望する理由を明確にする

志望動機には、なぜ経理という仕事を志望したのかを明確に伝えましょう。何に関心や興味があるのか、そして自分の強みがどう活かせるのかなど、採用担当者が関心を持ってくれる内容にします。

そのためにも、まず経理という仕事内容を事前に知っておきましょう。経理の求人では、任せたい業務が明確になっていることが多いため、関心を持っていることが業務に関するものだったり、求められる強みを持っていることを伝えると、好印象となります。
仕事内容はSection2でご紹介します。

応募先企業を志望する理由を明確にする

経理という業種を選んだ理由だけでなく、なぜ応募先企業を志望するのかという理由を伝えることも大切です。求人票の基本情報や、ホームページなどで応募先企業の特色を把握して、魅力を感じた点を伝えると良いでしょう。

また、ひと口に経理といっても、業務範囲を広げるようになると、業種ごとに必要な知識が変わってきます。将来身に着けたい経理の知識にこだわりがある場合は、その業務を志望する理由を伝えられるようにしておくと良いでしょう。

採用後の意気込みを述べて熱意をアピールする

これまでの自身の経験やスキルが、応募先でどのように活かせるのかをアピールしましょう。
特に志望動機の締めくくりは印象に残りやすい部分であるため、採用担当者に熱意を伝えることが大切です。経験やスキルを活かしつつ、将来どのような立場になりたいか、それにより応募先企業にとってどのような存在になりたいのかを、具体的に伝えましょう。

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経理の仕事内容

経理の仕事内容

経理の志望動機を書くうえで、その仕事内容はしっかり把握しておくべきです。内容を把握しておくことで、企業が求める人物像と自身の共通点を見出すことが可能になるでしょう。ここでは、経理の仕事内容を紹介します。

会社で扱うお金の流れの管理

企業によって具体的な業務内容の幅は変わりますが、簡潔にいえば「企業に関するお金の流れの管理」を行います。管理する内容も、日、週、月単位と様々です。
経理部や経理課のない中小企業では、総務や人事などを兼任することもあります。また、さらに小規模な事務所などでは、経営者に改善点や提案を求められることもあるでしょう。

経理事務と一般事務との違い

一般事務に関しては、主にPCを使用したデータ入力や文書作成、書類整理、電話・来客応対など、幅広い業務を行う仕事です。
経理事務は、主に入出金管理や精算、請求処理など、経理業務のサポートを行う事務職のことで、企業によっては一般事務の仕事も含まれる場合もあります。そのため、一般事務経験者が経理を目指す際のステップアップのひとつとしても人気です。

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経理の適性がある人の特徴

ここでは、経理の適正がある人の特徴を紹介します。自身に当てはまる適正があったら、志望動機で積極的にアピールしましょう。

特徴1:几帳面な性格

会社のお金を管理する重要な仕事であるため、小さなミスも許されません。そのため、数字に強く、細かいところに気を配る能力があり、仕事のミスが少ない几帳面な性格の人は経理が向いている可能性が高いです。
また、几帳面であることは、クオリティの高いものに仕上げる能力につながるため、信頼が得られやすいともいえます。

特徴2:PCスキルがある

経理事務では、一般事務と同じくExcelやWordなどを扱うスキルが求められます。これは、ともに最低限のスキルで問題ありません。
必須ではありませんが、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取得しておくと、オフィスツールスキルを持っていることを証明できるため、おすすめです。MOSを取得すれば、我流ではない正しい知識とスキルを身につけられ、作業効率とスピードを上げられるメリットもあります。

特徴3:コミュニケーション能力がある

経理の仕事はチームワークが大切です。同じチーム内だけでなく、他部署とコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーション力が求められます。
コミュニケーション力の具体例としては柔軟性や協調性。経費を厳しくチェックするだけでなく、より良いチームワークのために、人当たりの良さも重要です。また、仕事をするうえで必要な「報告・連絡・相談」がきちんとできる人材のほうが面接の際に有利といえるでしょう。

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経理の志望動機を書く際の注意点

経理の仕事を「誰でもできる事務作業」などと軽視していると思われないよう、仕事への意欲を伝えましょう。また「残業がない」など、待遇面を動機に経理を志望したと受け取られるような内容もNGです。
仕事に対して受け身であったり「自分が成長できる」「魅力的な仕事だから」といった、自分のことばかりで企業側にメリットを感じてもらえないような内容も避けるようにしましょう。

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経理「未経験者」が志望動機を書く際のポイント

経理「未経験者」が志望動機を書く際のポイント

経理は必ずしも高い専門性や資格が必要な訳ではありませんが、未経験者が経理の求人に応募する際は、志望動機を工夫することが大切です。
ここでは、未経験者が志望動機を書く際のポイントを解説します。

経理に活かせる経験やスキルをアピールする

前職での経験が経理の業務に親和性がある場合、その点を具体的にアピールすることが重要です。
また、簿記などの経理業務に関する資格を取得している、取得するために勉強しているのであれば、アピールすると良いでしょう。
簿記について詳しく知りたい方は「簿記は就職の役に立たない?有利なのは2級から?学ぶメリットや有利な就職先を解説!」も合わせてご覧ください。

伸びしろをアピールする

特に20代の場合は、伸びしろをアピールすると良いでしょう。まだ若く、体力も吸収力も十分な20代は企業側にとって魅力的なだけでなく、自分自身にとっても、キャリアアップの目標を立てやすくなります。

年を重ねるにつれて、即戦力となることが期待されるようになり、未経験での転職は難しくなります。20代以降も、スキルや意欲があれば未経験であっても経理への転職は十分可能です。ただし、早めに行動することが推奨されます。
そのため、経理にキャリアチェンジしたい場合は、なるべく早く行動することが大切です。

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経理の履歴書に書く志望動機の例文

ここからは、経理の志望動機の例文を紹介します。

例文を見る前に、まずは志望動機を作成する基本的なルールを確認しましょう。
志望動機そのものに関する、より詳しい説明や書き方は「【履歴書の志望動機】職種・業界別の例文完全まとめと好印象な書き方の鉄則」の記事でご紹介しています。

志望動機の基本的なルール

  • ①文字数は一般的に200文字程度に抑える
  • ②志望動機の使い回しは避ける
  • ③企業研究を行う
  • ④自身のスキルや経験は具体的な内容を示す
  • ⑤面接で実際にプレゼンすることを意識する
  • ⑥こうなりたいという将来像とともに、その企業で活躍する意思を伝える

経理「経験者」の志望動機の例文

同じ業界への転職する場合

<例文>

前職では、経理職として月次決算、現金出納、帳簿管理、振り込みなどの業務を担当していました。
しかし、単に資金管理をするだけでなく、経営にも影響を与える人材になりたいと考えるようになりました。貴社の経理部は、少数精鋭で経理業務を一括して手掛け、経営戦略にも関与しているため、自分の経験を活かしつつ、さらにスキルの幅を広げられると思い志望いたしました。
入社後は、そうした経験と姿勢をもって貴社の成長に貢献する所存です。

前職の経理としての具体的な経験をアピールすることで、即戦力となる印象を与えます。
さらに、今後の目標をアピールすることで、より好印象となるでしょう。

異なる業界への転職する場合

<例文>

前職では、チェーン展開している和菓子店グループの本社にて経理職として勤務し、主に月次決算、現金出納、帳簿管理、振り込みなどの業務を担当しておりました。
そして在職中に海外進出の話が持ち上がったことをきっかけに、国際会計資格の取得を目指すようになりました。海外進出は実現しませんでしたが、国際会計への興味は変わらず、今も勉強を続けております。また、同時にTOEICも勉強中です。
そのため、国際的な自動車メーカーである貴社で、これまでの経験と知識を活かしつつ、スキルを高めて経営に貢献したいと考え、この度応募いたしました。

応募先企業の業務内容を理解しており、さらにその業務内容と興味を持っていることがマッチした志望動機となっています。
資格取得の目標をアピールすることで、高い意欲が伝わり好印象です。

経理「未経験者」の志望動機の例文

<例文>

斬新な経営方針で事業拡大を続ける貴社で、前職の知識とスキルを活かして働きたいと思い、経理職を志望いたしました。
前職では印刷業界の中堅企業の一般事務として、電話対応、資料作成などを行うほか、経費の精算や管理など、経理に近い仕事も行っておりました。その中で、一般事務のスキルよりも経理関係のスキルの方が高く評価されるようになったため、経理に関心を持つようになりました。
入社後は、経験と知識を活かしつつ、経理のスキルを高めながら、貴社の利益に貢献する所存です。

応募先企業の事業内容を理解しており、なぜその企業で経理を志望するのか、わかりやすく伝えています。
また、自分に向いている職種を理解しており、そのスキルを高める意欲と伸びしろをアピールすることで、入社後の活躍がイメージしやすくなっています。

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まとめ:経理未経験者は志望動機でこれまでの経験や伸びしろをアピールしよう!

几帳面な性格の人やコミュニケーション能力がある人などは、経理に向いている可能性が高いです。一般的に、経験者の方が優遇される傾向にはありますが、未経験者でもこれまでの経験で活かせることや伸びしろなどをアピールすることで、採用される可能性はあります。
なぜその企業がいいのか、経理の仕事がしたいのかを志望動機で伝えましょう。経理職に向いている強み、経験やスキルを把握したうえで、それを証明する具体的なエピソードや成果を取り入れるとあなたを採用するメリットを感じてもらえます。
経理の志望動機の書き方がわかったら、さっそく求人を探してみましょう。バイトルNEXTでは経理関連の求人も多数掲載しています。ぜひチェックしてください。

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