2023.08.09

【履歴書】「システムエンジニア」の自己PRの書き方・例文!アピールするポイントとは

【履歴書】「システムエンジニア」の自己PRの書き方・例文!アピールするポイントとは

システムエンジニアはいくつもの職種に分かれており、応募する際にどのような自己PRを書けばいいのか悩む方もいるかと思います。
この記事では、システムエンジニア向けの自己PRの書き方と、アピールポイントや書く際のコツ、主なシステムエンジニアの職種を解説。また、職種別の例文をポイントとともにご紹介します。
システムエンジニアに応募する際の自己PRの書き方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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【システムエンジニア向け】自己PRのアピールポイント

【システムエンジニア向け】自己PRのアピールポイント

IT人材の不足により、システムの設計や開発を行うシステムエンジニア(SE)の需要は年々高まっています。そのため、求人数は多く、さらに未経験から採用している企業も多いのが特徴です。
そういった理由から、システムエンジニアを目指しているという人も多いでしょう。ここでは、システムエンジニアに転職する際に自己PRでアピールできるポイントを紹介します。

ポイント1:システムエンジニアとしての経験・スキル

現職と同じ職種に転職する場合は、経験やスキルがアピールポイントとなります。特に実績、知識やスキル、経験期間は具体的に書きましょう。
携わったプロジェクト、経験年数などを、数字を使いながらアピールします。また「基本情報技術者試験」などシステムエンジニアに関係する資格を所有している場合は、スキルのアピールとなるため、書くようにしましょう。

ポイント2:正確性

些細なミスが全体に影響を及ぼすこともあるため、システム開発では正確性が重視されます。そのため、正確性の高い仕事ができることはひとつのアピールポイントです。
正確性の高さで得た実績や評価、ミスを防ぐために工夫していることなどの具体的なエピソードを含めることで説得力が増します。採用担当者が働いている姿をイメージできるようにするのがポイントです。

ポイント3:ユーザー視点があること

特に一般ユーザー向けのシステム開発では、ユーザー視点を持てることは強みといえるでしょう。ユーザーにとって良いものかどうか、直感的に使ってもらえるかなど、システムを利用する人の視点に立てることがアピールポイントとなります。
さらに、過去に携わったプロジェクトなどで、ユーザー視点をどのように活かしていたかを具体的なエピソードで紹介すると良いでしょう。

ポイント4:コミュニケーション能力

システムエンジニアであっても、要件定義やトラブル対応などのためにクライアントと接する場面や、チームのメンバーとの調整が必要な場面があるため、職場でのコミュニケーション能力があることは強みとしてアピールできます。
ユーザー視点に立てるスキルと似通った部分もありますが、ITの知識を持たない人に分かりやすく説明するために心がけていることなどを紹介すると好印象です。

ポイント5:マネジメント力

システムエンジニアとして経験を積むと、プロジェクトのマネジメントを任されることも考えられます。マネジメント力とは、部下やチーム、担当するプロジェクトなどを管理するスキルです。
システムエンジニアの場合、担当しているプロジェクトを成功させるためのタスクやスケジュール管理ができることが、マネジメント力につながります。

マネージャーの経験がある人は、そういったスケジュール管理や、顧客と調整した経験などを挙げることでマネジメント力をアピールできるでしょう。

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印象のよい自己PRを考えるコツ

ここまで、システムエンジニア向けの自己PRのポイントについて学んできました。しかし、伝え方を間違えると採用担当者に採用のメリットを感じてもらえません。ここからは、印象のよい自己PRを考えるコツを紹介します。

志望職種や企業で求められるスキルや人物像を把握する

一口にシステムエンジニアといっても、応募先の職種や企業によってアピールするべきポイントは異なります。優れた経験やスキルでも、応募先で役立つものでなければ「仕事内容を理解していない」という印象を与えてしまうかもしれません。そのため、志望職種で活かせるスキルや経験をアピールすることが大切です。

自己PRを考える前に、求人情報や企業のWebサイトなどをチェックし、求められるスキルや人物像を把握しましょう。

アピールする強みを絞り込む

履歴書の自己PRは記入欄のスペースにもよりますが、おおよそ100~200文字が目安になるので、自己PRでアピールする強みは1つ、多くても2つ程度に絞り込みます。アピールをいくつも入れると、ひとつひとつの強みが薄く感じられることもあるため、良くありません。

志望職種や企業で求められるものを把握し、採用担当者が最も興味を持ちそうな話題、スキル、人材像を考えながらアピールする強みを選ぶと良いでしょう。

具体的なエピソードを加える

自分の強みをアピールする際「◯◯ができます」だけでは印象に残りません。どういった状況で強みを活かし、どのような実績を残したのかなど、具体的なエピソードを加えることで説得力が増します。

実績をアピールする際は、可能であれば数字を使って具体的に伝えるのがおすすめです。
ただし、顧客名やプロジェクトの内容などに触れる場合は、守秘義務に注意しましょう。

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職種によって異なるシステムエンジニアの仕事

職種によって異なるシステムエンジニアの仕事

一口にシステムエンジニアといっても業務内容は多岐にわたるため、いくつかの職種に分かれています。ここでは、システムエンジニアの主な職種を紹介します。

1:アプリケーションエンジニア(システムエンジニア)

単にシステムエンジニアという場合、アプリケーションエンジニアを指すことが多いです。システムの開発や情報システムの設計、プログラミング、開発したシステムの動作テストなどを行います。

そのほか、顧客にヒアリングをするのもアプリケーションエンジニアの仕事です。顧客がどのようなシステムを求めているのかを把握して仕様を設計書にしたり、プログラムを作成、テストします。

2:Webエンジニア

Web上のアプリケーションの設計や開発を行います。Webエンジニアは、プログラミングで主に、ユーザーから見えるブラウザ部分の開発を行うフロントエンドエンジニアと、OSやサーバー、データベースの情報を管理するシステムなどの、ユーザーから見えにくい部分の開発を行うバックエンドエンジニアに分類されます。

3:サーバーエンジニア

Webサービスなどに必要なサーバーの構築や設計、保守管理を行います。構築業務では、運用に必要なサーバーのスペックや処理能力、必要台数などを検討するのが仕事です。保守業務では、サーバーの監視、セキュリティチェック、バックアップなどを行います。

4:ネットワークエンジニア

サーバーエンジニアと混同されがちですが、ネットワークエンジニアはサーバーではなく、ネットワークシステムの設計・構築・運用を行います。ネットワーク技術のほかに、UNIXやWindowsなどの幅広い知識が必要です。
また、日々進化するネットワーク技術に対する適応力が必要で、他のエンジニアやプログラマーと協力するコミュニケーション力も重要になります。

5:プログラマー

システムが設計図通りに動くよう、プログラミング言語を使ってプログラムを書く仕事です。システム上のバグを発見することも重要な仕事となります。また、一口にプログラマーといっても、Web系や社内システム系など何種類にも分かれます。

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システムエンジニアが転職する際の自己PRの例文

ここからは、システムエンジニアに応募する際の、自己PR例文と書き方のポイントを、職種ごとに紹介します。

自己PRの書き方の基本を詳しく知りたい方は「【履歴書】自己PRとは?作成方法から書き方・各種例文・面接での伝え方まで徹底解説」を併せてご覧ください。

アプリケーションエンジニアの例文(システムエンジニア)

<例文>

私は株式会社〇〇で2年間にわたり、自社ECサイトのSEを務めてきました。
他ECサイトの傾向やユーザーのニーズを知るため、ヒアリングのほか、私自身ECサイトをよく利用し、自社ECサイトにも取り入れてきました。また、ユーザーからのクレームが多く寄せられた問題に即座に対応した結果、毎月のクレーム数が減少し、半年で利用者数が30%増加しました。
御社のECサイトとユーザー層が近いことから、これまでの経験と技術を生かせるのではないかと考えております。

アプリケーションエンジニアに必要なユーザー視点を持っていることや、具体的な実績をアピールしています。

Webエンジニアの例文

<例文>

私は、競合他社を上回るサイトを構築するため、1日に最低でも30分技術、トレンド、ビジネス関連の情報を収集することを日課にしています。書籍や記事だけでなく、勉強会への参加もし、最新技術を学んでいます。得た知識を社内メンバーと共有し、チーム全体のスキルアップに貢献、結果として、新規プロジェクトでリーダーに抜擢されました。柔軟な意見交換と互いに高め合う関係を築き、離職率を低下させました。
御社でも、リーダーとしてチームを牽引しながら、資格取得を含め、スキルアップに努めていきたいと考えております。

常に技術を向上させようとする意欲と、チーム内でのコミュニケーション力の高さ、それによる実績をアピールすることで、エンジニアとしてだけでなくリーダーとしても活躍できることをアピールしています。

サーバーエンジニアの例文

<例文>

私は、社内サーバーの設計、構築、運用を担当してきました。正確で几帳面な作業が得意で、趣味としてPCの組み立てをしています。
前職ではWebサーバー、FTPサーバー2台、DBサーバー、メールサーバー、アプリケーションサーバーの設計と構築、動作確認、障害対策、メンテナンスを経験しました。JavaとCsellでのコーディング、ApacheとPostfixによるサーバー構築が可能で、部門間の調整も行えます。
御社に入社後は、短期間で即戦力となれるよう尽力する所存です。

正確性の高さと、それに伴う具体的な実績と業務内容から即戦力になれることをアピールしています。

ネットワークエンジニアの例文

<例文>

私は、自社ITインフラの運用、保守、ネットワーク障害対応を担当していました。顧客満足度を重視し、ネットワーク障害に対応するためのマニュアルを社内で共有し、迅速な対応を可能にしました。トラブル発生時は一つずつ手順を踏み、原因を究明、1時間以内に修復できる環境を築きました。
現在はネットワークエンジニアとして「ネットワークスペシャリスト試験」の勉強を進め、業務効率と品質の向上に努めています。

トラブルに対応できる技術と、マニュアルを作成するなどのマネジメント力を、具体的な実績とともにアピールします。また資格取得について伝えることで、今後の仕事への意欲を伝えています。

プログラマーの例文

<例文>

私は株式会社〇〇で5年間にわたり、SEとしてシステムの根幹となる設計を作成してきました。主に2名のプログラマーで作業を行い、開発から動作確認後の修正作業まで担当。期日を守ることはもちろん、プログラムを引き継ぐ担当者が確認しやすくなるように心がけました。短期間で仕上げる小規模な案件が得意で、ミスで手戻りが発生したことはほとんどありません。
30代でプロジェクトマネージャーを目指しおり、御社に入社後は、SEで培った知識やスキルを生かし、全体を見通した効率的な業務で御社に貢献したいと考えています。

正確性、それに伴うプログラマーとしての経験と技術の高さ、さらに入社後の目標を伝えることで、採用担当者が活躍をイメージしやすくなっています。

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まとめ:システムエンジニアの自己PRは志望する企業や業務にマッチするように作成しよう

システムエンジニアに転職する場合は、職種や企業の求めるスキル、人物像に合わせた自己PRにすることが大切です。好印象を与えやすいスキルとして、正確性やユーザー視点があること、コミュニケーション力などが挙げられます。
自己PRのコツを押さえたら、バイトルNEXTでシステムエンジニアの求人を探しましょう。バイトルNEXTは豊富な求人情報と使いやすい機能で、あなたの働きたい条件にピッタリの仕事を見つけるお手伝いをします。ぜひチェックしてみてください。

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