Bentham インタビュー - 激的アルバイトーーク!│求人情報ならアルバイト・パートのバイトル

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Bentham インタビュー - 激的アルバイトーーク!

日本最大級のアルバイト求人情報サイト“バイトル”とSkream!による“激的アルバイトーーク!”。今回のゲストは、4月にメジャー1st EP『Bulbous Bow』をリリースし、現在ツアー真っ只中の4ピース、Bentham。ロック・シーンの急先鋒として、高いボルテージで音楽を放ちヒリヒリとした野心を抱えて驀進する彼らが、これまでどんなアルバイトをしてきたのかを、じっくりと語ってもらった。また今回は、普段はできないような非日常的な体験ができる企画“ドリームバイト”で選ばれた大学生、高村和暉さんも、Skream!編集部員としてインタビューを敢行。普段は聞けないような4人の素顔にも迫ってもらった。

Bentham

Profile

メンバー:小関 竜矢(Vo/Gt) 須田 原生(Gt/Cho) 辻 怜次(Ba/Cho) 鈴木 敬(Dr/Cho)

-みなさんそれぞれ、最後にしたアルバイトはなんでしたか?

小関僕は、実家が内装業をやっているので、高校3年生くらいからハウスクリーニングの仕事をやっていました。その仕事を続けながら、コンビニや音楽のリハーサル・スタジオでバイトをやっていたんですけど、今のようにバンドでお給料を貰えるようになる前では、ハウスクリーニングが最後のバイトですかね。バイトをしなくなって、2年目という感じです。

-音楽だけで生活をするようになって、バンドでプロになったという実感が出てきましたか?

小関そうですね。何もしてないときに、“このままでいいんだろうか”という時間が増えました(笑)。それまでは、お金を稼ぐためにバイトをして、音楽を仕事にしていきたいという気持ちで頑張ってこれたんですけど、いざ音楽でお給料を貰えるようになると、家にいてテレビを観ている時間も、“このままでいいんだろうか”みたいな気持ちになって。常に働いているような気になってしまうので、なるべくオンとオフの作り方を考えながら生活していますね。

フリーターをしていることを後ろめたく思う人も多いけど 動いたら動いたぶんだけ前に進めると思う(小関)

Bentham

-みなさんの最後のアルバイトは?

須田僕は、3年くらい前まで会社員だったんです。そのあとに、1年くらいアルバイトをした時期がありましたね。それが小関が言っていた、2年前くらいなんですけど。そのバイトが最後で、コールセンターの仕事でした。カフェでのバイトもしていたんですけど、全然シフトに入れなくなってしまったので、コールセンターがメインになっていきました。

僕は、音楽のリハーサル・スタジオです。ここ(辻、小関)はバイト先が同じだったんですけど、僕は、最後の方は副店長をやらせてもらっていて。発注をしたりシフトを作ったり、新人育成とか、いろいろやっていましたね。会議も出させてもらって、“こういうスタジオにしたい”という意見を言ったりもしてました。

-重要なポジションにまでなっていたんですね。

そうですね。19~20歳から10年くらいバイトしていたんですけど、そのスタジオは、いろんな人との出会いの場でもありましたし、恩をいくら返しても返し足りないくらいで。

Bentham

-リハーサル・スタジオで働こうと思ったのは、何がきっかけだったんですか?

上京して初めてそのスタジオに入ったんですけど、まずクオリティの高さに驚いて。地元が和歌山の田舎の方なので、スナックを改造したようなスタジオが多いんですよ。それと比べたときの充実感というか。店長さんもすごく優しくて。そういうのを見て、ここで働きたいなと思って応募したのがきっかけでしたね。

-出会いというお話が出ましたが、Benthamのメンバーとの出会いもそのスタジオだったんですか?

基本は、そこになるんですよね。僕の1~2年後にバイトで入ってきたのが小関で。そのオゼ(小関)と一緒にリハーサルに来ていたのが須田で。個人練習で、やたら毎日来る常連のお客さんがドラムの敬で。なので、そのスタジオを軸に知り合った感じでしたね。

-鈴木さんはどうですか。

鈴木僕は学生時代からドラムのサポートの仕事がちょこちょことあったので。最後にちゃんとアルバイトをしていたのは、某ハンバーガー・ショップです。24~25歳のときでしたね。

Bentham

サポートの仕事もあって、毎日のようにスタジオに来ていたんですよね。

鈴木当時は、2、3個のバンドを手伝ったり、アーティストのバックで演奏する仕事があったりした感じでしたね。

-それぞれアルバイトで印象深かったこと、面白かった出来事などはありましたか?

小関アルバイトって行きたくなくなるときがあるんですよね、特に働き始めだとなおさらで。高校1年生のとき、先輩の紹介で海鮮居酒屋でバイトしたんです。そこは、“これはどこ産のお魚なの?”ってマダムが聞いてくるくらいの価格帯のお店だったんですけど、それが全然覚えられなくて。学生だったからお酒も飲まないし、種類なんてわからないんですよね。それですごくきつくて、行きたくなくなっちゃったんです。部活の先輩の紹介で入ったので、もちろんバックれるわけにはいかないし。そのころは、“辞めたいんです”って言う勇気がなかなか出なくて、言い出すのに1週間くらいかかっちゃって。それが、僕のアルバイト人生の中で一番きつかったですね。いろんな職種で働いたんですけど、やっぱり合わなかったんだなと。

-これまで何種類くらいのアルバイトを経験しましたか?

小関10種類以上はやってきてますね。ハウスクリーニング、コンビニ、ピザ屋、蕎麦屋、音楽スタジオ、タクシーの代行とか。父親の仕事の関係で、夏休みだけペンキ屋さんの仕事をして、屋上で手すりをひたすら塗るという地獄のようなバイトをしたりとか。

Bentham

-須田さんは、どのくらい会社員をやっていたんですか。

須田4年くらいですね。

-それを辞めるのは大きな決断ですね。

須田そうですね。もともとは大学を卒業して契約社員で入社したんです。バンドと両立してできるところを探して、契約社員でやっていたんですけど、わりと仕事は仕事でうまくいっていて、正社員にならないかと言われていたんです。結構、上司にも言いたい放題言っていたんですけどね。バンドをやっているので転勤は無理とか、長期出張は無理とか。言いたい放題だったのに、正社員にしてもらえて。でも、そのときも長く働けないですと言っていたんですよ。

すごいよね、社員なのに。

須田そのときの話はもうちょっとあったけど、簡潔に言うとね。辞めるか辞めないかと言っているときも、周りの人は応援してくれていたんです。“戻ってこなくてもいいように、頑張ってね”という感じで。

当時は、須田の有給休暇があと何日使えるかを計算しながらライヴのスケジュールを入れてましたね。“この日大阪だけど、まだ有給ある?”って。

須田有給は全部ツアーとかに使っていて、有給がなくなったときは減給になるけど、欠勤扱いでバンドをやらせてもらったりもしていたんです。

Bentham

小関だからこっちは、“バンドやめるなら今だぞ”ってずっと言い続けていたんです(笑)。“ミスってるぞ、お前”って、冗談も言いながらでしたけどね。

須田でも、やっぱり好きなことで頑張りたいなと思ったので。自分で決めて、辞めて。そのあときつかったのが、会社員時代に新人教育とかもやったことがあったのに、コールセンターで、イチからバイトで始めているのが、複雑な気持ちになってしまって、自分何してるんだろうなって思ったりもしましたね。結局、反骨精神じゃないですけど、そういう経験が、音楽だけで仕事をしたいなという想いに繋がっていきました。

-会社員時代の周りの方が、理解があるいい方々だったんですね。

須田だいぶ。もちろん厳しい人もいたんですけど、理解してくれる人が多かったので。今もライヴに遊びにきてくれたりとか、お世話になっていた人が辞めるときは、送別会や飲み会に呼んでもらったりもしてますね。

-辻さんは、バイトながら責任ある仕事を任されて。大変さがありそうですね。

めちゃくちゃ大変でしたね。シフトを組むときも、この子とこの子を組ませると、笑顔がよく出るなとか考えたり、店長とバイトの子たちの間に入ったりとか、店長よりも上の経営側の人たちとの間にも入らなきゃいけなかったりしたこともありました。スタッフが働きづらいなと思う空気を出してしまうと、それがお店の雰囲気にも出てしまうので。なるべくそういうことがないように、お店をいかに円滑に回すかという視点で見させてもらったのは、自分の人生においては大事だったなと思いますね。

この歳になって、バイト経験が人生のひとネタになっていると思う(辻)

Bentham

-今、バンド内のポジションとしても、辻さんは当時のような役回りがあるなと思いますか?

あまりないかもしれない(笑)。

小関でもバンドの内側のことや機材のこと、スケジュールのこととかは、わりと辻君と敬が気づいて、“これどうだったっけ?”と確認するのが多いですね。

-そういうところに目がいくんでしょうね。

だといいんですけど(笑)。

鈴木今は、メンバー以外のスタッフの人が増えてきたので、そういうふうに気を配っているのは感じるかな。

小関うん、軟骨みたいな感じだよね。

骨と骨の間にある感じね。まぁ、ベースという役割も一緒かな、リズムとメロディをくっつける軟骨みたいな感じで、ちょっとすり減ったりなんかして。

小関なくならないといいね(笑)。

Bentham

怖ぇ! でも、そのスタジオでバイトしていたときにお客さんで来ていた人たちと、今フェスとかでお会いできたりするんですよ。“あぁ、あのときの”っていう感じで。今でもそうやって挨拶できるっていうのは、ものすごくいいなと思いますね。

-鈴木さんはアルバイトの思い出は何かありますか?

鈴木バイトは、そんなに長く続かなくて……本当にダメでして……。

小関口調がダメ男だ。

鈴木一番やっていたのが日雇いのバイトで、荷物を運ぶ仕事ですかね。自分がやりたいときに、連絡をして行くような仕事でした。なるべく人と話さないようにして、荷物だけ運んで帰るみたいな感じでしたね。そのあと、スターバックスのバイトの面接を受けたんですけど、それは落ちました。面接で、“今までやってきたアルバイトで得たものはありますか?”って言われて、“いや、特にないっすね”って言っちゃったので、たぶんそれが理由だと思うですけど。

小関それは落ちますね。

ましてや、意識高そうなスターバックスの面接で。

鈴木きっと、学生でもそういう子はいると思うんですけど、あまり気にしないでほしいっていうか。根性を叩き直される場面はいつか来ると思うので。

Bentham

-鈴木さんは、どこで叩き直されましたか?

鈴木僕はサポートの仕事で、大事なときに曲をちゃんとさらっていかなくてできなかったことで、ヘコんだりしましたね。ちゃんとやろうっていう、そういうところですかね。

(敬は)今、事前準備めちゃくちゃしますから。ツアーでも空き時間を見つけたら、リハーサル・スタジオで練習してくるとか。

小関メンバーで一番ストイックですよ。

鈴木ハンバーガー・ショップで働いてるときは、何バーガーになんの具を入れるかも全然覚えられなかったんですけどね(笑)。

-バイトを通して学んだことや、今、経験として生きていることはありますか?

小関お金に対しての価値観ですね。あとは、お金の使い道だったり、時間が有限なことに気づいたりというか。時給をとるのか、やりたいことをとるのかとか、時間の配分を学んでいったことは、役立っていますね。アルバイトって、自分の夢や、その先の目標の繋ぎになる時間だと思うので。フリーターでアルバイトをしていることを、後ろめたい感じで言う人も多いんですけど、働いているだけでも素晴らしいことですからね。僕は、アルバイトの期間に、僕の仕事はこれじゃない、バンドをやりたかったんだって強く思えたし。夢に近づけるように音楽のリハーサル・スタジオで働くとか、アルバイトをするなかでも動けることはいっぱいあると思うんです。いろんな職種を経験したのも後悔してないですし、動いたら動いたぶんだけ前に進めると思うので。アルバイトはした方がいいですね。

Bentham

須田お金はもちろん、同じ目的を持って集まっている人のコミュニケーションの場っていうのがあるんですよね。学生だと、同じものを学んでいるけれど、同じ年代の人が集まるじゃないですか。社会に出る前に、そういう環境ではないところで学べるところってバイト先だと思うので、その仕事に対してどのくらい意欲があるのか、この人はどういう気持ちで仕事をしているのかを客観的に見ることもできるし。それを見て、自分はどうしたいかも見えたりするんですよね。

-辻さんは、今に役立つことがたくさんありそうですね。

音楽スタジオってそこまで人手が足りているわけではないので、基本的にはDIY精神なんですよね。家具が壊れたら直したりしていましたし、そういうことも含めると、全部が経験で。バイトでやっていたことが、人と話すときのひとつのネタにもなるし、そういう経験を話すだけで、人とコミュニケーションもとれますしね。それくらい自分にとって、血肉になっている。音楽関係だと、フェスの警備員や設営的なこともやっていて。修善寺でやっていた“METAMORPHOSE”という野外フェスのコンサート・スタッフをやっていたんですけど、そのときの知識は今も役立っていますし、“そのフェス行ったことあるよ”っていうところから人と話せたりしますからね。バイト経験が人生のひとネタになるっていうのは、この歳になって思います。

-ネタが尽きないですもんね(笑)。鈴木さんは、サポートの経験やプレイヤーとしての幅広さがBenthamに生きているのでは?

鈴木そうですね。ジャンルも、歌モノから、クラブとかでDJと僕がドラムでというものから、幅広くやっていたので。

小関(敬は)本当に有名な方ともやってましたしね。知り合ったころは、僕は音楽でお金が貰えるなんて想像できなかったので、具体的にいくらくらい貰えるのかとか話を聞いたりして、音楽でお金を貰うのを初めて目の当たりにしたので、“かっけぇ!”と思ってて。テレビ収録とか、僕らが初めて経験することも、敬は初めてじゃなかったりするんですよね。そこらへんはどしっと構えていてくれるので。

Bentham

須田頼りになりますね。

MV撮影とかの当て振りのうまさとかもね(笑)。

-では、同じように夢を追い掛けながらアルバイトをしている人に、Benthamからのアドバイス、メッセージをお願いします。

小関アドバイスというところで言うと、僕の場合は、高時給よりはやりがいを感じる仕事を選んだ方がいいというか。たとえ、その先に夢や目的があってお金のために働くなかでも、その方が気づける部分があるんですよね。多少内容はきついなと思っても、内容のある仕事とか、これは身になるなというようなものから始めた方がいいんじゃないかなって思っています。

Bentham

-それでは、ここからはドリームバイトの高村さんにバトンタッチします。高村さんが考えてきた質問をしてもらいますので、お願いします。

高村高村です、よろしくお願いします。まずは、バンドを組んで人気を得る、知名度を上げるためにはどんなことが大変だったか、何か特別に努力をしたことはあったか、教えていただきたいです。

小関最初に露出し始めたとき、インディーズ・デビューやメジャー・デビューをしたときもそうなんですけど、身なりは気をつけましたね。僕は、パンクだから汚くていいとか、ロックだから破れたジーンズでいいじゃないですけど、やっぱり“バンドマンだからそんなに小ぎれいにしねぇよ”っていうのがあったんです。 でも、僕らが相手にするお客さんは、ヒゲがちょっと生えているよりは、ツルツルな方がいいわけで(笑)。人前に出て何かをすることの責任ということを少しずつ学んでいった感じでしたね。僕は特にヴォーカルなので、例えばテレビでも僕がまず映るし、そうなったときにバンドとしてのヴィジュアルの見せ方は苦労したかな。音楽は100パーセントやりたいことを見せられているぶん、 ファンに対してどうアプローチするかっていうところで、お金もなくて、服も買えないなかで、組み合わせを考えたりとか、安いものでもおしゃれに見えるものを探したり。あと僕らは、SNSやってなんぼという時代にインディーズ・デビューをしたので。とにかくツイートをして、ファンとの距離を縮めていきました。すぐ会いに行けるアイドルじゃないけど、すぐに会いに行けるバンドマンみたいな感じのことをやっていたんです。 そうすると、距離が近すぎて友達みたいになっちゃって、それはそれで“友達じゃないんだぞ”って思うこともあったし。SNSの使い方も苦労しましたね。

Bentham

須田見え方的なところは、個人個人でも考えるかな。僕は、もともとあがり症で、人前に出るのは苦手なタイプだったんです。ライヴ映像を観ると、まぁ自分のパフォーマンスが地味だなって思うんですよ。ちょっと頑張っても、地味で。

小関地味だよねー。ほんと地味だよなぁと思って。

須田自分で“今日は思いっきりいったぞ”って思っても、地味だったりするんです。

小関ベロとか出すギタリストは、マジでクソダサいなと思うけど、(須田は)出さないじゃん。だから好きなんだけど、でも地味だなと思う。

須田自分で気づくところは、人も気づくしね。そこをより良くしていこうと。別に無理をしているわけではないけど……無理してないというとウソだな。無理をしないと越えられない線っていうのがあって。

Bentham

小関あるある。

須田その越え方っていうのが、たぶん少しずつマシになっているんですけど、まだ越えなきゃいけない部分がすごいたくさんあるから。そこがやっぱり大変だなと。

高村次は、ヴォーカルの小関さんへの質問です。昔から、歌は上手かったんですか。

小関歌は、昔の方が上手かったですね。昔は、自分で上手いと思っていたんですよ。学校の合唱コンクールでも、もちろん上手いからプレッシャーもないしね。でも今思うと、声が出るだけだったんですよね。みんな恥ずかしがって出さないけど、俺は音がズレようが恥ずかしくなかったし、声が出るし、そこそこ音もとれたんです。そのころから高いキーは出ていたので、当時のオリコンの1位から10位に入ってる曲を歌って、まぁモテたんですよ。

Bentham

須田&辻&鈴木はははは(笑)。

小関ある程度、音楽活動をしていって自分の曲を歌うとなると、何をもって歌が上手いと言うのか考えるようになるんです。上手い下手で言うと、上手いジャンルじゃないので。もちろん努力はしていきたいし、上手くなりたいなと思っているんですけどね。なので、答えとしては、若いときは上手かったけど、今は“普通”っていう(笑)。あとは人間味で勝負するスタンスなので。

須田自分たちの曲を上手く歌うって、難しい表現だよね。カラオケとかで、人の曲を上手く歌うっていうのは数値化できちゃうけど、自分たちの曲って、自分たちでしかないからね。

あとは個性というか、持ち味を出しているくらいの方が、バンドとして、ヴォーカリストとしては良かったりするしね。

高村ありがとうございます。次の質問は、先ほどSNSで“いつでも会えるバンド”みたいになってしまったというお話がありましたが、ライヴを行う際に気をつけていることはありますか?

小関いろんなことをわりと計算しているタイプなんですけど、逆に今は自然に、自分たちがストレス・フリーでやれることを模索していますね。もともと須田は、コール&レスポンスがあまり得意な人じゃなかったんだけど、天然なので、ライヴでなんとなく出た面白さが面白くて、じゃあコール&レスポンスは須田にやってもらおうってなったんです。もともとは俺がコール&レスポンスをしていたんですけど、須田がまったく関係のないことを言い始めて。なんか面白いよって言われて、味をしめて。

味をしめた(笑)。

小関で、スベるみたいなルーティーンになってるんですけどね。

須田最初にやり始めたときを、まったく覚えてないんですよね。

小関それも模索していくなかで須田が得たものであって、スベり続けてきたからこそ──

Bentham

今がある。

須田今いい言葉風に言ったけど、違うからな。

小関初見の人も、業界の人も、あれはなかなかできないよって言うんですけど。俺らは毎回聞いているから、もう飽きてるし、つまんないんだけど──

須田むちゃくちゃ言うな(笑)。

小関でもそれは須田が頑張ってきたからなので。そういうのは各パートでもあって。年間で、基本的には100本前後ライヴをやっているので、そのなかで常に何かを探していて、もうちょっとでBenthamらしいライヴのスタンスが見つかる気がしてます。

高村次の質問です。みなさん、休みがあったときは何をしていることが多いですか? 過ごし方のこだわりはありますか?

俺はなるべくインプットを増やそうと思っていますね。新しい趣味を探してみたりとか、出掛けたり。これはちょっと違うかもしれないですけど、あえてお店で接客を受けてみて、“こういう接客されるんだ、へぇ~!”っていう勉強をしたりするっていう。

小関それ、変態じゃねぇ?

とにかく話してる人からも何かを得るというか、インプットをどんどん増やしていって。あとはオン/オフをしっかりしたいかな。お酒飲んだらオフとか。

須田じゃあずっとオフじゃん(笑)。

オンにしてるの! してます。そういうオン/オフをしっかりするのと、インプットを増やすというのは、休みの間でやろうと思ってますね。

鈴木でも大事だよね、それは。俺はオン/オフの切り替えが下手なんですよ。

Bentham

小関そうなの? 超うまいなと思ってるんだけど。

鈴木基本オンなんですよね(笑)。音楽も好きなことだから、そこのオン/オフがあまりないっていうか。

ツアー中のお休みも、ちょっとした空き時間も敬はオンで動いてるよね。ライヴで自分が使うものを探すとか、練習するとか。

鈴木映画を観に行くにしても、オンだと思うからね。

小関エロいところに行くときだけだよね、オフなの(笑)。

鈴木そうね。

ちょっとは否定しろ。

小関僕は“休みの日の休み方”を模索中です。もちろん今まで休日なんて腐るほどあったんですけど、最近は忙しくさせてもらっていて、いきなり空き日がありますっていうときに、その休みにどう備えるかが僕はプレッシャーで。

休みにどう備えるか?

小関このところ身体の調子が悪かったので、身体のケアをしたりしながら、健康になろうと思って。休みの日に休むために、休むっていうか、準備するっていうかね。部屋の掃除も、休みに一気にやるとホコリが舞うでしょ。ホコリが舞ったら喉がイガイガするでしょ。そうなると掃除もうまくいかないし、途中で漫画とか読んじゃったりするから。いったん漫画は全部BOOKOFFに持って行って、ホコリも舞わないように普段から掃除をしているから、今すごくいい感じです。

Bentham

知らんわ(笑)。

小関休日のカテゴリの中で音楽の仕事をしたいんですよ。例えば、ライヴがありますとか、ラジオ収録がありますとか、取材がありますという感じで仕事があって、それ以外で何を得ているんだろうって不安がずっとあるんですよね。なので家に帰って、音楽を聴いたときに、このフレーズいいなとか思って、そこから1曲すぐにできるような環境を作るというか。本を読んで、こういう考え方もあるんだなっていうのから、それをテーマに歌詞を書くとか、そういうふうに時間に余裕が少しずつ出てきたので。やれるときにやるための準備を今してます。

高村そうなんですね。須田さんはどうですか。

須田僕はあまりオフのときに何か吸収しなきゃとか、インプットしようと行動することをしなくて。

須田はよく、病院とか整体に行ってるよね。オフを身体のケアに使ってる。

須田ツアー中にぎっくり腰になってしまったこともあるので、またなりたくないなという思いから、休みの日に病院に行くとかはするけどね。あとは、ひたすら家で映画やドラマを観たりして、インドアな生活ですね。たぶん、オン/オフの切り替えがすごくできるタイプなんですよ。何気なく過ごしていても、何かしらインプットされてるんじゃないかと思っちゃうタイプで。遊んでいても、何かしら音楽に還元されることもあると思うしね。たまに、ふと何かインプットしようと思い立って、集中して音楽を聴くときも、入口は何かインプットしようという思いだったけど、結局これいいなって思って、そこから何か吸収しようって聴くことがなくなっちゃうんですよ。

Bentham

小関つまり?

須田オン/オフが得意っていう……(笑)。でも急な休みは困るね、その急な休みの準備はいるなって今聞いてて思った。

小関“急な休みの日にやることリスト”作った方がいいよ。

須田たしかに、何しようか考えてる間に夕方になっちゃったりするもんね。

鈴木するする。

で、飲み始めちゃって、何もしないっていうね。良くない(笑)。

高村ありがとうございます。もう少し時間があるようなので、えぇと、次は……。

なんでも聞いてくださいね、なんでも答えるので。

Bentham

高村どうしようかな。好きな食べ物ってなんですか。

小関なかなか聞かれることないからね。僕は、レンコン。

あれ、ネギじゃないの?

小関ネギが不動の1位だったけど、今は、レンコン。レンコン、ネギ、あん肝です。

いきなり最後にプリン体の塊がきたけど。

須田俺は、ピザ──

なんでランキング形式なの。

須田ピザ、イワシ──

鈴木ピンポイントすぎる(笑)。

Bentham

須田ピザ、イワシ、抹茶系。でも甘い抹茶はイヤです。

僕は最近スープカレーが好きですね。

鈴木僕は、うなぎです。

現場からは以上です。

高村わかりました(笑)。楽しいお話を、ありがとうございました!

インタビュアー:吉羽 さおり Photo by:上溝恭香

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