2023.09.07

【履歴書】自己PRで差をつける!派遣から正社員に転職する際の自己PRのコツと例文

【履歴書】自己PRで差をつける!派遣から正社員に転職する際の自己PRのコツと例文

転職活動も失敗ばかり。派遣社員はずっと派遣社員のままなの…?
そんな風に思ってはいませんか?派遣社員から正社員への転職がうまくいかないのは、採用担当者の視点を欠いたアピールのせいかもしれません。

この記事では派遣社員から正社員を目指す方に向けて、是非取り入れてほしい自己PRの方法を紹介しています。どんなPR文を書けば良いか悩んでいる方や、PR文をさらにブラッシュアップしたい方など、ぜひこの記事をお読みください。

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派遣から正社員へ転職する際の自己PRで意識すべきこと

派遣社員から正社員への転職は十分に可能です。派遣社員として培った知識やスキルを具体的に示し、それが転職先で活かせることを示すことで、採用される可能性が高まります。

また、過去の実績や成果を強調することも重要です。自身が取り組んだ業務の成果を伝えることで、転職先に貢献できることをアピールします。それにより、採用担当者はあなたに興味を持つでしょう。自己PRを通じて自身の価値を伝え、転職活動成功への道を切り開きましょう。

ここでは、派遣から正社員へ転職する際の自己PRで意識すべきポイントをご紹介いたします。

正社員としての適性を自己PRでアピールする

派遣社員と正社員では、業務範囲や仕事へのスタンスに違いが存在します。この違いを踏まえた上で、正社員としての適性があることをアピールしましょう。

たとえば「責任」について、派遣社員と正社員とでは、企業からの信頼度合が大きく違います。自己PRでは、正社員としての責任を自覚し、自身が企業に貢献できる人材であることをアピールしましょう。

また、派遣社員と正社員とでは「キャリアの展望」も異なります。正社員には長期的な視点や継続的なスキル磨きが必要とされるためです。自己PRでは、自身の成長計画や将来のビジョンなどをアピールをしてください。ステップアップしたい意欲があることを見せるのが重要です。

志望企業に合わせた自己PRにする

一社一社に対して自己PR文を考えるのは大変なことですが、コピーや使いまわしはしないようにしましょう。なぜなら、企業が違えば求める人物像やスキルが違うのは当然だからです。

PR文を書く前にまず、企業のウェブサイトや採用情報を詳しくチェックし、志望企業の理念やビジョン、採用基準などを把握しましょう。志望企業が求める人物像やスキルについての理解も必須です。

企業が求める条件を十分に理解した上で、その企業で働きたい理由や、自分がその職務に適している理由を説明すれば、良いアピールになるでしょう。あなたがその会社に適した人材であることを十分に訴えてください。

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派遣から正社員を目指す人の自己PRで盛り込むべき内容

派遣から正社員を目指す人の自己PRで盛り込むべき内容

派遣社員から正社員へステップアップする決め手は、やはり「自己PRを充実」させることです。
ここでは正社員を目指す際に、是非盛り込んで欲しい内容を3つご紹介します。

内容1:即戦力として活躍できる経験やスキル

派遣社員として働いていた期間は決して無駄ではありません。派遣中に身につけた実践的な「経験」や「スキル」はあなたの力になります。PRの際には、具体例をあげて、自身の能力や経験、実績を具体的に示しましょう。具体性のある自己PRは、採用担当者により明確なイメージを与え、より魅力的なアピールになり得ます。

志望企業が求めるスキルや経験と、あなたの強みがマッチしていれば、即戦力として採用につながる可能性は極めて高いでしょう。

内容2:帰属意識

派遣社員は一定期間で職場が変わるため、あまり意識しませんが、長期雇用を前提としている正社員は会社に対して「帰属意識」を持っています。帰属意識とは、自身が所属する組織に対して持つ強い一体感を指します。これにより、正社員は所属する組織の価値観に共感し、目標を達成しようと努力したり、チームワークが向上し、また組織の一員であることにプライドや責任感を持ちます。

派遣社員から正社員を目指すあなたは彼らの仲間になります。自己PRのときには「会社に貢献したい」「将来の同僚と上手くやっていきたい」などの気持ちをアピールすることにより、採用担当者に良い印象を持ってもらえるでしょう。

内容3:幅広い業務に対応できる適応力

自己PRの際には「幅広い業務に対応できる適応力がある」ことを強調しましょう。なぜなら派遣社員はあらかじめ決められた仕事をしますが、正社員は決められた業務以外にも、臨機応変に「幅広い業務」を担うからです。幅広い視点を持ち、物事を柔軟に処理できる必要があります。

そのため、自己PRでは「新しい環境や業務にも迅速かつ柔軟に対応できる」ことをアピールするのが良いでしょう。派遣社員の方は複数の企業で働いているので、具体例は数え切れないほどあるはずです。

なお、採用担当者の視点から見ても「より幅広い業務に挑戦したい」という志望理由は、正社員になりたい理由として納得してもらいやすいです。

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派遣から正社員へ転職する際の自己PRの例文

派遣社員から正社員への転職を目指す場合の、履歴書の自己PRの例文をご用意しました。書き方を参考にして、自分の志望する企業で正社員として活躍できることが伝わる自己PRを作成しましょう。

履歴書の自己PRは記入欄のスペースが限られており、採用担当者が読みやすいようにまとめることがポイントです。履歴書で書ききれなかったことは、職務経歴書や面接でさらに説明しましょう。

また、自己PRの書き方の基本を詳しく知りたい方は「【履歴書】自己PRとは?作成方法から書き方・各種例文・面接での伝え方まで徹底解説」を併せてご覧ください。

勤続年数が短い派遣先が多い場合の例文

<例文>

私は勤続年数が短い派遣経験が多いですが、さまざまな企業で働くことを通じ、異なる環境に素早く適応し、迅速かつ効果的に業務に取り組む能力を培ってきました。柔軟性と対応力には自信があります。
様々な企業での勤務経験から、異なるビジネスモデルや業務プロセスの中でも、最適な方法で業務を進めることを大切にしています。
一度の派遣期間は短いですが、保険業界では合計3年勤めているため、業界についての知識もあり、即戦力になれる自信があります。今までの経験を活かし、貴社ではより幅広い業務で活躍したいと考えております。

一度の派遣期間が短いことは、決してマイナス要因ではありません。どのような環境にも対応できる柔軟さをアピールしましょう。
派遣先の業界が同じであれば、会社は違うが「合計〇〇年」のキャリアを積んでいるとアピールすることもできます。

正社員としてステップアップしたい場合の例文

<例文>

現在派遣社員として、データ管理や文書作成、日常の事務手続きなど、一般事務全般の業務を担当しています。一般事務としてスキルアップするために、MOSを取得しました。MOSの学習を通じて、Microsoft Officeソフトウェアの効果的な利用やデータ分析能力が向上し、より様々な業務にかかわりたいと考えるようになりました。しかし、現在の派遣先では業務範囲が限られてしまいます。スキルを十分に活かせる貴社で、正社員としてより責任感をもって総務業務の仕事に取り組み、貴社の業務プロセスの改善や効率化に貢献したいと考えています。

「派遣社員では業務内容に制約があるため、正社員としてステップアップしたい」という内容の自己PRです。この場合のポイントは以下の3点です。

  1. スキルアップのために努力していたことは積極的にアピールする
  2. 志望している企業が求めているスキルや経験に絞って自己PRをする
  3. 強みをアピールする場合は一つにしぼる

実務経験がある場合は、自分が志望企業にどのように貢献できるのか、自信を持って今までの経験をアピールすることが大切です。
「こんなことを志望企業で実現したい」「こんなふうに企業に貢献がしたい」など、採用担当者がどんな人を求めているかということを意識して自己PRを作成しましょう。

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派遣から正社員へ転職する際の自己PRに記載しない方がよい内容

派遣から正社員へ転職する際の自己PRに記載しない方がよい内容

正社員になりたい理由によっては、採用担当者にネガティブな印象を持たれてしまいます。正社員へ転職する際の自己PRでは、次の3つを避けてください。

安定した生活がしたい

雇用の安定は正社員の魅力の一つではありますが、自己PRの内容としてはNGです。なぜなら採用担当者は、自己PRを通じて、応募者の特徴や付加価値を把握したいと考えているからです。自己PRは他の応募者と差別化を図るものでなければなりません。

また、安定雇用を単にアピールするだけでは、応募者がその企業に特別な関心や熱意を持っていないと誤解される可能性があります。「正社員になれるなら、どこの会社でも良いのでは?」と思われてしまうのです。

安定性だけをアピールする自己PRでは、応募者自身の魅力が伝わりにくく、採用に繋がらないと考えましょう。

受け身と受け取られる姿勢

派遣社員の仕事は、指示を受けて業務を遂行することが基本であり、また業務範囲も一般的には限定されています。一方、正社員には主体的に動くことが期待されます。現場では、自らの判断と責任において、派遣社員に対して指示を出すこともあるでしょう。

そのため自己PRで「指示されたことをきちんとこなす」といった内容を強調すると、「受け身の姿勢を示している」と、採用担当者に受け止められてしまう可能性があります。

採用担当者は、主体性や主導性を持ち、業務に対して主動的に取り組むことができる人材を求めています。したがって、自己PRでは受け身ではなく、能動的な取り組みや貢献をアピールしましょう。

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まとめ:自己PRのコツを押さえた上で派遣から正社員を目指そう

派遣社員から正社員への転職を目指す際には、自己PRがとても重要です。幅広い業務への適応力や成長意欲を示し、経験やスキルを転職先で活かせることを十分にアピールしてください。自身の魅力を明確に伝え、正社員としての貢献度や成長性をアピールするのも重要です。

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