面接後にお礼メールで熱意を伝えたい!上手な書き方を例文付きで紹介

面接後にお礼メールで熱意を伝えたい!上手な書き方を例文付きで紹介

面接が無事終わり、ほっとしたのもつかのま「面接終了後のお礼メールって送ったほうがいいの?」「どんな内容なら担当者に好印象を与えられる?」と、悩む方は多いと思います。

そこでこの記事では、お礼メールを送ったほうがよいか、お礼メールの書き方のポイントについて解説し、実際のお礼メールの例文を紹介しています。
上手に活用できれば、面接担当者の印象もよくなるので、迷ったら送ってみてはいかがでしょうか。

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お礼メールを送るかどうかは「熱意を伝えたいか」で決めていい

お礼メールを送るかどうかは「熱意を伝えたいか」で決めていい

基本的に、面接のお礼メールが合否に影響することはありません。
新卒採用は、ポテンシャル重視の傾向があるので、お礼メールを採用判断の一つとして扱う企業がある、という情報も見受けられますが、そんなこともありません。

ですから、お礼メールを送る判断基準は、あくまで自身の伝えたい想い、熱意があるかどうかで決めましょう。
マナーを守って、自分自身の想いをしっかりとメールに込められれば、面接官に好印象を与えられることは間違いありません。

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好印象を与えるお礼メールのポイント

お礼メールを送る時のマナーと注意点について解説します。以下のことをおさえておけば、面接官に好印象を与えることができるでしょう。

遅くとも翌日午前中までに送る

お礼メールは面接があったその日に送るようにしましょう。送るタイミングが遅いと、面接担当官のあなたに対する印象が、薄れてしまっているおそれがあります。
ただし、面接が午後の遅い時間に終わった場合は翌日に送っても大丈夫です。
メールを送る時間ですが、たとえメールであっても営業時間(一般的な企業であれば9時~18時)外に送るのは、控えましょう。
面接当日でも営業時間を過ぎている場合は、次の日の午前中に送るようにしましょう。

文章は簡潔に分かりやすくする

お礼メールの一番の目的は、素直にお礼をの気持ちを伝えることです。長々と文章を書くことはやめましょう。
文章が長すぎると、かえって読むのに時間がかかってしまい、担当者の迷惑になってしまいます。
場合によっては「非常識だな」と、担当者に与える印象が悪くなるおそれもあります。
ですから文面は、まず面接の機会を設けてくれたことへの感謝をひとこと伝え、そこから自分なりの想い・意欲などを添える、という構成を意識しましょう。

自分の想い・意欲を素直に伝える

相手方に自分の想い・意欲をしっかり伝える場合は定型文+オリジナリティのある文面を意識するようにしてください。
そもそもお礼メールは、絶対に送らなければならないものではありません。
想いや意欲があって、伝えたいから送るものなので、そのまま自身の想いを伝えれば自然にオリジナリティのある文面になるはずです。

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こんなお礼メールはNG!

面接のお礼メールでやってはいけないこと、マナー違反になってしまうことを以下に詳しく紹介します。

送るタイミングが遅すぎる

お礼メールは面接後すぐに送るものです。例えば送るのが面接から1週間後などの場合、逆に「志望意欲が低い」という印象を与えてしまうおそれがあります。
また1週間もあれば、すでに選考結果が出ている可能性もあるので、そもそも自身の意欲を伝える機会が失われてしまいます。

本文で自己PRをする

基本的に、お礼メールは「感謝の気持ちを伝えるもの」であるため、自己PRは控えたほうがよいでしょう。
ただし、ごくごく自然に自己PRができている文面であれば、問題ありません。
しかし、あからさまな自己PRになっていると、面接の時間内でしっかりPRができていなかったのか、という印象を担当者に与えてしまい、逆に評価が下がるおそれもあります。

誤字・脱字などがある

ビジネスメールにおいて、誤字脱字は避けたいところです。
長い文章であれば、多少の誤字脱字は許容されるかもしれませんが、お礼メール程度の文章であれば、2~3回ほどチェックすれば誤字脱字は無くすことができます。
ですから、誤字脱字があると「しっかりと落ち着いて確認ができない人なのかな」という印象を、面接官に与えてしまうおそれがあります。

また、一部だけ文字の大きさや色を変えたりなど、装飾はしないのが無難です。顔文字、絵文字などもNGです。

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お礼メールの構成と内容で大切なポイント

お礼メールの構成と内容で大切なポイント
面接のお礼メールを書く際のポイントを、順を追って紹介します。以下の構成でメールを作成するようにしましょう。

件名はひと目見て内容が理解できるように

面接担当者には日々沢山のメールが届くので、件名を見ただけで、誰からどのような内容のメールがきたか、がわかるようにしましょう。
件名をきちんと書くのは、お礼メールに限らずビジネスメールの基本中の基本です。

宛先は正式名称で

会社名、部署名、役職名、担当者名は正式名称で記載しましょう。株式会社を(株)などとは略さずにします。
相手の名前も、漢字などをよく確認して絶対に間違えないようにしましょう。

正しい敬語を使って文章を書く

正しい敬語を使うことは、社会人の必須スキルであり、最低限守るべきマナーです。
そのため、敬語が使えないと「社会人としての意識が足りない」「勉強意欲がない」などと、マイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。
また、会話の中では正しい敬語を使えていても、メールなどの文章になると、同じ種類の敬語を二重に使う「二重敬語」になってしまったり、尊敬語と謙譲語を逆にしてしまう人は多いので、しっかりと勉強しておくことが大切です。

サンプル例文をそのまま使わない

本記事やインターネット上では、色々なサンプル例文が公開されていますが、そのまま使用するのはやめましょう。
あくまで、企業研究や面接などを通して「御社で働きたいという想いが強くなった」ことを、自分で考えて具体的な文章にするようにしましょう。

署名(自分の連絡先)も忘れずに

お礼メールには、自分の連絡先も忘れずに記載します。
氏名や住所・電話番号など、連絡先の記載はビジネスメールの基本です。
氏名や住所の中に読みにくい漢字が含まれている場合には、カッコ書きにしてフリガナを振ると読み手に対して親切です。

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パターン別:お礼メールの例文

以下、面接後のお礼メールの例文を紹介します。例文の内容はあくまで参考として、自身の想いや意欲を自分の言葉で書くようにしましょう。

面接直後に送る場合

例文①

【件名】
〇月〇日 採用面接のお礼 ◯◯ 〇〇(自分の氏名)

【本文】
株式会社 ◯◯◯
人事部 〇〇様

お世話になっております。
本日(昨日)採用面接をしていただきました〇〇〇〇(自分の氏名)です。

本日(または昨日)は、お忙しいなか面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。

〇〇様から、貴社の事業内容やプロジェクト、今後の展望などをお伺いし、貴社で働きたいという気持ちがますます強くなりました。

まずは面接のお礼を申し上げたく、メールをお送りいたしました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

—---------------------------------------
◯◯ 〇〇(氏名)
電話:080-0000-0000
E-mail:××××@××××.××.jp
〒000-0000
◯◯県◯◯市◯◯区0丁目0番地0-0
—---------------------------------------

例文②

【件名】
〇月〇日 採用面接のお礼 〇〇 〇〇(自分の氏名)

【本文】
株式会社 〇〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
本日(または昨日)採用面接をしていただきました〇〇〇〇(自分の氏名)です。
お忙しいなか面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。

〇〇様から、貴社の事業内容やプロジェクト、今後の展望などをお伺いし、貴社で働きたいという気持ちがますます強くなりました。

面接では申し上げそびれましたが、私は前職で○○のプロジェクトに関わり、そこで得られた〇〇のスキルは、貴社でもお役に立てると思っております。

自分の経験を活かし、貴社の成長に貢献できれば幸いに存じます。

まずは面接のお礼を申し上げたく、メールをお送りいたしました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

—---------------------------------------
〇〇 〇〇(氏名)
電話:080-0000-0000
E-mail:××××@××××.××.jp
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇区0丁目0番地0-0
—---------------------------------------

選考通過の連絡に対する返信

例文

【件名】
選考通過のお礼 〇〇 〇〇(自分の氏名)

【本文】
株式会社 〇〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
貴社の採用をご選考いただいております〇〇〇〇です。

この度は、選考通過のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
次の機会をいただけたことを大変うれしく思っております。

ご多忙中のこととは存じますが、次回の選考でもどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ながら、貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

—---------------------------------------
〇〇 〇〇(氏名)
電話:080-0000-0000
E-mail:××××@××××.××.jp
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇区0丁目0番地0-0
—---------------------------------------

内定を頂戴した場合の返信

例文

【件名】
内定のお礼 〇〇 〇〇(自分の氏名)

【本文】
株式会社 〇〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
貴社の採用をご選考いただいておりました○○○○です。

この度は、採用のご連絡をいただきまして誠にありがとうございます。
うれしさに飛び上がりたいような気持ちがいたしますとともに、これからの勤務へ向けて気を引き締めていかなければと思っております。

これから、貴社のご発展のために何ができるかを常に考え、日々研鑽して業務を向上させていく所存です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

末筆ながら、貴社のますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

—---------------------------------------
〇〇 〇〇(氏名)
電話:080-0000-0000
E-mail:××××@××××.××.jp
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇区0丁目0番地0-0
—---------------------------------------

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お礼メールに関するよくあるQ&A

お礼メールを作成するとき・送るときに、よくある疑問について6つほど取り上げてみました。
ぜひチェックしてみてください。

面接官の名前を忘れてしまったら?

面接では基本的に名刺交換はしないため、面接後に面接官の名前を確認する手段がない場合がほとんどです。
また、面接中に緊張していたり、面接官が複数いたりすると、担当者の名前を忘れるようなミスも起こりがちです。
そのようなときは「面接ご担当者様」「面接官の皆さま」などと書けば問題ありません。

面接官が複数人いた場合どうすればいい?

複数の面接官がいた場合、全員にお礼メールを送る必要はありません。
面接官全員の名前がわかるときは、メールの本文冒頭に書く宛名を連名にするか、最も役職が高い人の名前のみを書きましょう。
名前は間違えないように、十分に注意してください。
記憶があいまいで自信がないときは、名前を入れず「採用ご担当者様」などとするのがよいでしょう。

面接で打ち解けたので、少しフランクに書いてもいい?

「面接で面接官とかなり打ち解けた感じがするので、少しフランクに書いた方が親しみを込められるかも」などと思う人もいるかもしれません。
しかし、面接のお礼メールは、友だちに送るメールではありません。あくまでもビジネスメールなのでマナーは守り、フランクな雰囲気を出すのはやめましょう。
また、絵文字や「笑」などの表現もマナー違反なので絶対にやめましょう。

メールアドレスは今の会社のでもいい?

お礼メールを現在勤めている会社のアドレスから送るのは、非常識な行為です。
必ずプライベート用のメールアドレスから送信するようにしてください。
勤め先以外のメールアドレスを持っていない場合は、Gmailなどのフリーメールを利用しましょう。

お礼メールに返信がきたらどうする?

採用担当者からお礼メールの返信がくることがあります。その場合、すぐに内容を確認し丁寧に返信しましょう。
「返信は不要」と記載されていた場合は、先方の手間を増やさないように、文字通りに受け止めて、返信は控えましょう。

手書きのお礼状とどっちがいい?

お礼状は郵送することになるので、先方に届くまで時間がかかるおそれがあります。
スピードとタイミングが大切な、お礼メールではやめましょう。
また、先方の手間を考えると、わざわざ封を開ける必要がある手紙よりも、メールの方が確認しやすいです。

まとめ:送るなら、マナーに配慮した熱意のあるメールを送ろう!

お礼メールが選考に与える影響はほとんどありません。しかしそれでも送りたい、という熱意がある方は、ぜひ送りましょう。
送るときは、面接直後や営業時間内に送るなどの配慮をし、件名や内容は分かりやすく簡潔なものを心がけてください。
マナーを守ったうえでの、あなたの素晴らしい熱意のこもったお礼メールは、きっと面接官の心を動かすことでしょう!
就職、転職活動の情報が必要なときはバイトルNEXTをおすすめします。ぜひ利用してみてください。

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