2024.04.23

ベンチャー企業の面接で刺さる!志望動機の答え方をOKとNGの例文付きで解説!

ベンチャー企業の面接で刺さる!志望動機の答え方をOKとNGの例文付きで解説!

革新的なアイデアで新しい市場を開拓していくベンチャー企業では、採用したい人物像も中堅・大企業とは異なる傾向にあります。
ベンチャー企業の面接を受けるにあたって、「ありきたりな志望動機でいいの?」「ベンチャー企業に刺さる受け答えを知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ベンチャー企業が求めている人物像や、ベンチャー企業に好印象を与える志望動機をご紹介します。

面接ノウハウ関連記事

ベンチャー企業はここを見ている!求められる人物像とは

ベンチャー企業はここを見ている!求められる人物像とは

面接の際に採用担当者が見ているのは、「この人はわが社の求める人物像に合致しているだろうか?」ということ。

したがって応募者側は、面接に臨む前に、企業がどのような人物を求めているのかを知っておくことがポイントです。

そこで初めに、ベンチャー企業が求めることの多い人物像をご紹介します。

自分で考えて動ける人

ベンチャー企業では、経営や事業の方針がトップダウンで突然決まることもあれば、現場スタッフによる戦略の提案をもとにトップが意思決定を行うボトムアップの形がとられることもあります。

トップダウン・ボトムアップのどちらのケースであっても、マニュアルや細かい指示にしたがって業務を進めることは少ない傾向があります。

したがって、ベンチャー企業では「自分で最適解を考えて行動できる人」が重宝されます。

上司からの細かい指示がなくても、自ら課題を発見し、解決に向けて試行錯誤できる人が求められるのです。

変化に順応、変化を嫌がらない人

ベンチャー企業では、中堅・大企業と比べて意思決定が速いため、突然方針が変わることも少なくありません。

時流の変化に応じてすばやく方針転換できるのが、ベンチャー企業の強みでもあります。

ベンチャー企業では、社内で大きな変化があったときに柔軟に順応できる人や、変化を楽しめる人が求められます。

逆に、一つの形に固執して変化を嫌がる人は、ベンチャーでは活躍しづらいといえるでしょう。

成長意欲が高くチャレンジ精神の強い人

ベンチャー企業では、まだ成熟していない市場をターゲットにしたり、まだ広くは知られていない製品・サービスを扱ったりすることも多々あります。

中堅企業や大企業では生まれないような革新的なアイデアを形にすることで、市場で勝負します。

そうしたベンチャー企業で活躍できるのは、新しいことに積極的にチャレンジして、常に自分自身をアップデートしていける人です。

ベンチャー企業では、社内でほかの社員とお互いに刺激し合い、組織全体の活性化に寄与できるような人材が適しています。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

ベンチャー企業で好印象な志望動機のポイント

ベンチャー企業で好印象な志望動機のポイント

採用面接では「入社後に現場でしっかり活躍できる」ということをアピールする必要があります。

志望動機は最も企業にアピールできる質問の一つです。

面接における志望動機の伝え方は、ベンチャー企業と中堅・大企業では異なります。

ベンチャー企業に良い印象を持ってもらいやすい志望動機のポイントを見ていきましょう。

なぜベンチャーを選んだのか目的が明確

第一のポイントは、自分がベンチャー企業を志望している理由をしっかりと伝えることです。

ベンチャー企業としては、あなたが自社に応募してきてくれたことをうれしく思いながらも、「安定志向から就職先に大企業を選ぶ人も多いなかで、なぜベンチャーを選んだのか」を聞きたいと思っています。

中堅・大企業に比べて採用にかけられる費用が少ない傾向にあるベンチャー企業は、一度採用した社員にできるだけ長く働いてもらいたいと思っていることが多いです。

そのため、中堅・大企業ではなくベンチャーを志望する理由や、その理由を支える熱意を明確に伝えて、「ベンチャーで働く覚悟ができている」とアピールすることが重要なのです。

<関連記事>
ベンチャー企業とは?を簡単に解説!スタートアップとの違い、就職のメリットや注意点など

ビジョンやクレドへの共感をアピール

少ない人数で協力して事業を成長させていくベンチャー企業では、企業理念や社長の考えに賛同できなければ、活躍することが難しいでしょう。

逆に、企業理念や社長の考えに深く共感できるのであれば、高いモチベーションを持って組織の成長に貢献する人材となれる可能性が高まります。

企業理念や社長の考えは、ビジョン(会社の未来像)やクレド(信条や行動指針)に表れますので、企業のホームページなどでチェックしておきましょう。

そのうえで、面接でビジョンやクレドへの共感をアピールすれば、たとえスキルが足りなくても採用担当者に与える印象が良くなります。

給与や待遇以外に魅力を感じたことを伝える

少ない資金で大きなチャレンジをすることが多いのも、ベンチャー企業の特徴です。

そのためベンチャー企業は、中堅・大企業と比べて、どうしても給与やボーナスなどの待遇面で劣ってしまいがちです。

応募者から見れば、前職と比べて給与が高くなっていたとしても、企業としては「十分に払えていない」と感じていることも多いため、給与や待遇だけを志望動機としてアピールしてしまうと「この人には他社の方が向いているのでは」と思われる可能性があります。

したがってベンチャー企業の面接では、待遇面以外で感じた魅力を志望動機として伝えると良いでしょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

ベンチャー企業では実はNGな定番の志望動機

ベンチャー企業では実はNGな定番の志望動機

中堅・大企業への志望動機として「定番」とされる以下のようなフレーズも、ベンチャー企業の面接ではあまり好まれないことがあります。

勉強したい・成長したい

先ほども述べたとおり、強い向上意識や成長意欲は、ベンチャー企業で活躍するうえで必要なものです。

しかし、「未経験の業界で勉強するために入社したい」といった志望動機は、ベンチャー企業には良い印象を与えにくいため、注意しましょう。

「勉強したい」という言葉からは、この企業を踏み台にして大きくなりたいというニュアンスも感じられます。

あくまでもベンチャー企業は、組織を利用して自分を成長させる人材ではなく、自分が成長することで組織に貢献できる人材を求めているのです。

ライフワークバランスを重視したい

採用にあたって働きやすさをアピールしているベンチャー企業も多いので、「ベンチャー企業は中堅・大企業よりもライフワークバランスを取りやすい」というイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ベンチャー企業ではチームの人数が少ないため、ときには残業や休日出勤をしてでもパワーをかけなければいけない場面も生じるのが実情です。

もちろん働きやすい環境が整っている企業もあるので、すべてのケースに当てはまることではありませんが、ライフワークバランスや働きやすさを主眼に置いた志望動機は、ベンチャー企業には適していないことがあります。

Webの時代だと思ったから

WebやIT系にはベンチャー企業が多いですが、だからこそ「これからはWebの時代だと思った」という言葉はありきたりな印象を与えがちで、志望動機としても不適切です。

最初に紹介した「勉強したい・成長したい」という好ましくない志望動機に通じる内容であることに加えて、「数あるベンチャー企業のなかからなぜこの企業を選んだのか」という動機が不明確になってしまうためです。

やはり面接では、「WebやIT系の企業だから志望した」といった内容に留まらず、「その企業ならではの特徴に魅力を感じた」ということまでを伝える必要があるでしょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

ベンチャー企業に刺さる志望動機の例

ここまでの内容を受けて、「それでは、具体的にどのように志望動機を伝えるべきなの?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。

そうした方に向けて、ベンチャー企業に好印象を与えやすい志望動機の例をご紹介します。

例文を参考にしつつ、あなたが面接を受けるベンチャー企業への志望動機を効果的に表現してみましょう。

Web・ITベンチャー企業の志望動機

現在IT事業は、電気やガス、水道などと同じように、生活には欠かせないものとなっています。私は、そうした「インフラとしてのIT」を通じて、未来のより良い社会づくりに貢献したいと考えています。

数あるIT企業のなかで御社を志望したのは、高度な技術を一般化して、多くの人が便利に暮らせる社会を実現させているところに、大きな魅力を感じたためです。

さらに、高い情報感度を持った方々と切磋琢磨して、より良いアウトプットを目指せる御社の環境にも強く惹かれています。こうした環境でスキルを磨き、御社に貢献していきたいと考えています。

以上が、御社を志望した理由です。

特にWeb・ITベンチャー企業の面接を受ける場合には、「IT企業だから志望した」というだけでなく、「御社のこの部分に惹かれて志望した」という旨をきちんと伝えるのがポイントです。

また、自分の成長と組織の成長を両方重視している姿勢も、積極的に表現しましょう。

エンジニア向けの志望動機

私は、学生時代に独学でプログラミングを始めました。見様見真似からのスタートでしたが、自分の書いたコードで実際にプログラムが動くのがとても楽しく、時間を見つけては新たなスキルを身につけようと勉強する日々が続きました。

御社を志望したのは、○○というアプリに出会ったのがきっかけです。すばらしく工夫されたUIだと感じ、「どのような会社が開発しているのだろう」と思って調べたところ、御社の採用ページにたどり着きました。

「IT技術で世界の全員を幸せにする」という理念のもと、ユーザーにとってのわかりやすさを徹底的に追求している御社では、チームメンバーのそれぞれが、さまざまな手段で常にスキルアップに励まれているとお聞きしています。

私もそのような少数精鋭のチームで、フロントエンドの開発スキルを最大限まで高め、御社に貢献したいと考えています。

この例では、具体的なスキルのアピールはしていませんが、独学でプログラミングを勉強したというエピソードで向上心があることを伝えています。

また、その企業がリリースしているサービスがきっかけで志望したことや、企業理念に共感し、ビジョンの実現に貢献したいという気持ちがあることを伝えているのもポイントです。

営業向けの志望動機

営業は、どのような業種でも必要とされるものです。実際に、規模に関わらず多くの企業が営業のポジションで人材を募集しています。

しかし私は、ほかのどの企業でもなく、少数精鋭のチームで高い成長率を達成している御社でこそ営業の仕事をしたいと思っています。

私は、御社が創業以来掲げてこられたビジョンに深く共感を抱き、その達成のために、営業職として御社の存在をより多くの人に広めたいです。

また、御社は厳しいノルマで有名ですが、あえてそういった環境に身を置くことで自らの営業スキルを高め、御社の売上に貢献したいと思っております。

営業は大企業でも募集されている職種であるため、志望動機のなかで「なぜベンチャーなのか」「なぜこの会社なのか」を明確に伝えることが大切です。

また、営業職では厳しいノルマが課せられることもあります。そうした場合には、競争の激しい環境でも自分を高め、成長して組織に貢献するという覚悟を示すのも効果的でしょう。

自分に合ったバイトが見つかる!

特徴から仕事を探す

まとめ

今回の記事では、ベンチャー企業の面接で好印象を与えやすい志望動機について解説しました。

ベンチャー企業で好ましいと受け取られる志望動機は、中堅企業や大企業の場合とは少し異なります。

面接で好印象を与えるには、ベンチャー企業を選ぶ理由、なかでもその会社を志望する理由を、具体的に伝えることが大切です。

また、自分の成長を組織に還元していく姿勢を見せることもポイントです。

ベンチャー企業の面接に臨む方は、企業のビジョンやクレド、働き方の特徴などを事前にしっかりと調べたうえで、どのような点に惹かれたのかを明確に表現できるようにしておきましょう。

   

5つのSTEPでキミのバイト応募をサポート!バイトGET完全マニュアル

特徴・勤務地から仕事を検索

検索

人気の検索

人気の検索

検索

カテゴリ一覧