コレサワ インタビュー - 激的アルバイトーーク!
日本最大級のアルバイト求人情報サイト『バイトル』とSkream!による企画『激的アルバイトーーク!』の今回のゲストは、切ない失恋ソングばかりを集めたミニ・アルバム『失恋スクラップ』をリリースしたばかりの、シンガー・ソングライター コレサワ。心ときめくようなかわいらしさから、ちょっぴりエグい生態まで女の子のリアルな気持ちを歌にする彼女が、どんな学生時代を送り、どんなバイトをしてきたのか。また、バイトで培ったものや、歌のもととなるようなものはあったのかなど、話を訊いた。今回は、コレサワにインタビューをするドリームバイトに選ばれた大学生、高尾有那さんもSkream!編集部員として取材に参加し、質問をぶつけてもらった。

-コレサワさんの最初のアルバイトは、いつ頃、どんな仕事でしたか?
コレサワ最初はイオンとかに入っているラーメン屋でしたね。高校に入って、バイトができる年齢になってすぐに始めました。
-バイトをしたくてしょうがなかった感じですか?
コレサワ自分でお金を稼ぎたいというのがめっちゃありました。やっぱり親にお小遣いをちょうだいちょうだいとはなかなか言えないじゃないですか。だから、自分で稼げるようになりたいって思っていたんです。でも、なんでラーメン屋にしたんだっけな(笑)? たぶん高校生でも働けて時給がいいというので見つけたんだと思うんですけど。最初は土日だけで、慣れてきてからは平日に学校終わりにも行くようになりましたね。そこはまかないを自分で作らせるんです。だから、自分でラーメンが作れるようになったし、チャーハンとか餃子も作れるようになって(笑)。そのお店で初めてつけ麺にも出会って、つけ麺のほうが好きになりましたね。
-趣味まで開拓しましたね。当時はもう音楽も始めていたんですか?
コレサワ高校で軽音部だったんです。放課後に週1、2回みんなで練習をするんですけど、それ以外はバイトで。私、高校時代にバイトを3つやっているんです。
-なかなか忙しい学生生活ですね。
コレサワその3つが被った時期もありました。高校2年生のときは土日にラーメン屋のバイトをして、学校の先輩に誘われて近所の個人経営の居酒屋で週に3、4日くらいバイトして。高2の終わりのほうにユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でバイトしだしたので、一瞬3つのバイトを掛け持ちしていたこともありました(笑)。ユニバが人生で一番楽しいバイトでしたね。
-想像するだけでも楽しそうです。どんな仕事をしていたんですか?
コレサワグッズ売り場のレジ係です。今では手提げがついているんですけど、その当時のユニバはお土産を入れる袋が紙袋で、有料のものだったんですよ。いかに小さな紙袋にまとめて入れてあげるかというのがレジの担当では大事だったので、テトリスみたいな感じでぴっちりとハマると嬉しかったですね。あとはとにかく忙しいので、時間があっという間に過ぎていって楽しかったです。クリスマスの時期はパレードとかが見れるから、クリスマスの時期も入ってました。クリスマスにユニバでバイトできるのも一生のうちに何度かしかないから、いいなって思っていたので。
-いろんなバイトをしてきて身になったことはありますか?
コレサワ一番タメになったのは居酒屋でのバイトですかね。お酒の作り方を学んだり、大将がいろんなまかない料理を作ってくれるんですけど、それで好き嫌いや食わず嫌いがなくなったりしました。
-それにしても高校生にしてすごく働いていますね。結構稼いでいたのでは?

コレサワ夏休みは8万とか稼いでましたしね。高校生の8万ってめっちゃ大金じゃないですか(笑)? でも、そういうのでギターを買ったり、機材を買ったりもしたし、結構お金持ちな高校生だったと思います。バイトは楽しかったです。
-特に、バンドをやっているといろいろなことでお金がかかりますよね。
コレサワスタジオ代や、楽器や機材に使いますしね。スタジオ代が一番かかったのかな。でも、お金持ちの高校生だったので、大丈夫でしたね(笑)。周りのみんなもバイトしていてお金があったから、放課後は毎日のようにみんなでファミレスに行ってハンバーグとパフェを食べて……みたいな感じで。逆に高校を卒業したあとよりも、高校時代のほうが、お金があったかもしれない。使うものも遊びしかないですからね。
-バイト先ではうまくやっていた感じですか?
コレサワ最初のラーメン屋は男女のいろいろがありましたけど、そのときの人間関係は作詞作曲に昇華された気がするので、ありがとうございますという気持ちですね(笑)。居酒屋は女の子ばかりだったので、先輩後輩みんなでワイワイしていて。ユニバは人が多すぎるので、仲良くなる人というのも少なかったです。
-バイトでの体験や想いも歌になっているんですね。
コレサワそうですね。その当時、ふたつ年上の人と付き合っていたんですけど、そういう付き合って別れての恋模様はいろんな曲に入っていると思います(笑)。
-高校卒業後はどのような感じでしたか?
コレサワ卒業後は進学で上京して、上京してからもバイトはいくつかやったんですけど、最初が恵比寿にある個室居酒屋でしたね。恵比寿という場所柄、芸能人が来た! ということが何度かあって、『東京すごい』って思いました(笑)。そこで1年くらいやっていたんですけど、髪色などの制限があったんです。ライヴをやるから、髪色を明るくしたいとか、ネイルしたいとかもあったのでやめました。
-上京してひとり暮らしをして、その生活費も自分でまかなっていたんですか?
コレサワお母さんが、2年間だけ家賃は出してあげるけど、あとは自分でやりなさいという感じだったので、光熱費や食費は自分で働いて出していましたね。専門学校に通って、光熱費と食費を自分で払って、でも、服も欲しいし、ギターも欲しいとなったらやっぱりお金が足りなくて、お父さんやおじいちゃんにお金を借りたりしてました(笑)。あと初めてクレジットカードを作ったときはカードの恐ろしさも学びましたね。

-初めて持ったときは、なんて夢みたいなカードなんだって錯覚しちゃいますよね(笑)。
コレサワそうなんですよ(笑)。お金を使った気にならないじゃないですか。1ヶ月後にどんと請求されて。10代の最後のほうはお金について学んだ感じでしたね。これはみんなきっとあるんじゃないですか。居酒屋のあとは髪色が自由なテレアポのバイトをしたんですけど、自分から電話をかけるところだったので、自分には合わなくて。メンタルを結構やられてしまって3ヶ月くらいでやめました。かといってすぐにバイトが見つかるわけじゃないから、泣きそうな声でお母さんに電話をして『2ヶ月間だけ支援してもらえないでしょうか』って。その時期は、すねをかじりまくっていましたね。その次にやっと見つけたのがスポーツジムの受付のバイトでした。そこは3年くらい続いて、それが最後のバイトになりましたね。
-どんなところでしたか?
コレサワスタッフには筋肉マニアたちがいるんですよ。『コレサワさん、足首ないっすね』とか言われてイライラしたこともあったんですけど(笑)。運動に対するみんなの前向きな姿勢とかはすごく学ぶところがありましたね。それまで音楽しかやってこなかったから、スポーツマン精神を目の当たりにするというか。みんな仕事終わりに己を鍛えていて、お客さんでも毎日来ているおじいちゃんとかおばあちゃんとかがいて。それで苦手だった運動や、筋肉に対しての知識が自然とつきました。
-それにしても、なんでスポーツジムを選んだんですか?
コレサワ音楽とは違う、やったことがない仕事がしたくて。受付の仕事とかスポーツジムという場所とは無縁だったので、やってみたいなと。家から近かったのもありますけどね。そこには学生もいればパートのおばちゃんもいて、いろんな人がいて楽しかったです。音楽で会う仲間とは違う人と触れ合える機会を求めていた感じですかね。普通の人はどんな音楽を聴いて、どんな趣味があってとかを知るきっかけにもなったりしたので、楽しくて続けました。
-そういった何気ない話は音楽を作るうえでのリサーチにもなっていたんですか?
コレサワなりましたね。同じバイトの何気ないひと言が歌になることもありました。ジムのバイトにはプール監視という仕事があるんですけど、水を見ていると曲が浮かぶとか。お客さんやスタッフで苦手な人もいるんですけど、そういうときの気持ちのやり場とかがバイトでは学べるなと思って。私はいろんなバイトをしてきて良かったなと感じることが多かったです。
-いつまでにデビューしようとか、何かしら形にする期限を決めるとか、自分でタイムリミットを設けていましたか?
コレサワスポーツジムをやめるときは、頑張ったら音楽だけで生活ができるかもっていうギリギリのところでしたね。でも、何かを得るには捨てなあかんなと思って頑張ってバイトをやめたんです。やめたら音楽だけでどんどん生活ができるようになったから、思い切りは大事だなって思いました。ビビったまま安パイなほうに行くよりも、覚悟を決めて行ってみたら意外と進めるというのがわかって。逆に、バイトをやめることで音楽だけで頑張るんだっていうモチベーションになったというか、背中を押してもらう感じになったから。

-その頃にはお客さんも安定してついてきたような状況だったんですか?
コレサワちょうど事務所に所属してデビューが決まりそうな狭間の時期でしたね。これは覚悟を決めなきゃなって思いました。昔は18歳でデビューしなきゃダメだとか思っていたんですけど、今は時代的にもそういう年齢は関係なくなってきたので、年齢的なところは気にしていなかったんです。25歳までにはデビューしたいという気持ちは持ちつつ、できなかったら音楽をやめるとかっていう決めごとも特に作らず、バイトも特に年齢で線引きしたわけではなかったですね。でも、『3年』というなんとなくの感じはあって、ちょうどいいタイミングで吹っ切れたんじゃないかなって思います。
-決断は大事ですね。
コレサワそうですね。ただ、今バイトをしてないから、音楽以外の人と知り合う機会があまりなくて、バイトをめっちゃしたいんですよ。最初のほうは定期のバイトをやめても、派遣のバイトを探すとか、気分転換にしたいなって思っていたんですけど、今はさすがに『コレサワがバイトしてた』とかつぶやかれたら恥ずかしいので(笑)。顔は出してないんですけど、名前がコレサワなので、気づかれても困ってしまいますしね。いいバイトがあったら教えてほしいです(笑)。
-そのくらい日常の感覚、音楽以外の世界の人とのふれあいは大事だと。
コレサワそうです。バイトができないから、教習所に通ってみるとかもしましたしね。バイトは本当にいい経験をさせてくれるところだなって思います。
-最初に触れる社会ですもんね。
コレサワそれを高校時代から経験したのは自分でも良かったなと思うんです。高校時代に、居酒屋で接待をしているおじさんたちの忖度を見るとか(笑)、この人が目上の人なんだなとか、若い人がこうやって氷を変えたりするんだなとか。忘年会シーズンは特に、サラリーマンは大変だなって思いました。お酒の作り方や名前を大将やお客さんに教えてもらったのは良かったですね。
-そうやって学生時代にサラリーマンの姿を見て、私はサラリーマンにはならないと思ったりも?
コレサワスーツを着てする仕事はしないっていうのはありましたね。向いてないと感じたし、女性もみんなスーツ姿で忘年会に来ていて、かわいい服が着れないんだって思ったので。好きな服が着たいから、スーツは買わないっていうのがモットーなので、今もスーツは持ってないんです。
-掛け持ちをしていたり、音楽活動をしながらバイトをしたりしていて、きつかったなと思うことはありましたか?
コレサワ私、忙しいのが好きなんですよ。だから、きついって思ったことがないかもしれない。ジムでのプール監視はお客さんが溺れたりしていないかを見ないといけないので、神経を使うんですよね。何かあればすぐに飛び込まないといけないし。それは責任もあるし気持ち的には大変でしたけど、あとは楽しかったんですよね。お客さんがいないときのおしゃべりとかも楽しいじゃないですか。
-働くこと自体好きなんですね。
コレサワ好きだと思います。作業が好き。細かいこととか、事務とかパソコンでデータを入力するとか。スポーツジムでは最後のほうはシフトも作っていたんです。みんなが、私が音楽活動をしていることを理解してくれていたから、ライヴとかオーディションとかあったらすぐに言ってねという感じで、優しくしてもらっていて。
-職場の方も応援してくれたんですね。

コレサワみんな応援してくれました。今もライヴに来てくれたり、『こんなところでライヴができるようになったんだね』とか、『曲聴いたよ』とか言ってくれたりするのは嬉しいです。
-今はバイトできないという話がありましたが、体験してみたい仕事ってありますか?
コレサワ私、ずっとメイド喫茶でバイトしたかったんですけど、1回面接に行ったら落ちたんですよ(笑)。もうショックすぎて。
-それはあの衣装、メイド服を着てみたかったという?
コレサワメイド喫茶ならではのセリフは恥ずかしがりなので言えないとは思うんですけど、あのかわいいメイド服を着たかった。キッチンでもよかったんですけどね。女の子の職場に行きたかったんです。ネタ集めもできそうですし。メイド喫茶は夢ですね……。
-ファミレスでもかわいい制服のバイトはありますよね。
コレサワ『メルヘン』っていうサンドイッチのお店。私いつも品川駅に行くと『メルヘン』で買うんですけど、『メルヘン』の制服がメイドさんみたいでめっちゃかわいいんですよ。服は大事ですよね。普通では着れないものだし、コスチュームって『仕事だ!』って気合が入るじゃないですか。あとは、着物が好きなので、着物で仕事をする料亭とかは作法が学べるのかなっていう興味はありますね。
-一緒に働いていた人の言葉で今も残っているものはありますか?
コレサワ音楽の話とかは特にしなかったんですけど、やっぱり恋バナは楽しかったですね。バイト同士で、この人のことが好きっていう話を聞くとか。人が多いぶんそれぞれの恋愛話があって、しかも、高校生とかがいたので、自分が忘れかけていた新鮮なお付き合いの話を聞いて(笑)。そういうのは楽しかったですね。そういう話も自分の歌詞に生かされました。
-人生観的なところでは、どうですか?
コレサワ追い込めってことですかね。スポーツジムでの話なんですけど、筋肉って、苦しいところでやめたらダメで、苦しいところからがスタートなんですよ。そこからの5回が一番大事なんです。そういうマインドの面を教わった感じがあるというか。曲作りでも苦しいときがあるけど、『ここからなんだ』って精神的に我慢ができるようになったかもしれないですね。たるんだ感じで育ったので、ジムで自分にストイックな人たちを見て改めて尊敬したというか、大事だなって思いました。
-では当時のコレサワさんと同じように何か目標を持ってバイトをしている人へ、アドバイスやメッセージがあればお願いします。
コレサワ何か夢を追いながらのバイトって、大変だと思うんです。でも、大変って思いながらやるよりも、そこで楽しさを見つけてやったほうが糧になるので。合わなかったらすぐにやめてもいいと思うけど、自分で楽しいところを見つける努力をするのはいいことだと思う。でも、何か踏ん切りをつけてやめることも大事だと思います。バイトに生活を狂わされてしまってやりたいことができないようなら、やめたほうがいいと思うし、あくまで自分がやりたいことが一番であるようなシフトの組み方をしてほしい。
大変って思いながらやるよりも、楽しさを見つけて仕事をするほうが糧になる

-そこを円滑にするのは人間関係のあり方ですよね。
コレサワシフトを作ってる人と一番仲良くやってください(笑)。その人を味方にする。おねだりは上手にっていうことです。そのために、夢を語っておくのが一番ですかね。
-聞いていると、働くことにも楽しみを見つけていますが、夢との両立が嫌だなって思ったことはないですか?
コレサワなかったんですよね。どうせだったら楽しみたいっていう気持ちで仕事に行っていたので。シフトも休む時間をちゃんと作って入れていたし。あ、でも、誰かに『シフト代わって?』って言われたときにはなるべく代わって入っていました。そしたら自分が代わってほしいときに代わってもらえるんです。『コレちゃん毎回出てくれてるから、その日休んでいいよ』とか言ってくれるので、暇なときにはたくさん入ってみんなの心を掴んでおくのもいいかもしれない(笑)。なんでもうまくやったほうがいいんですよ。波を立てるのは簡単だけど、うまく自分も我慢をして、言いたいことは言うっていう方法を覚えたほうがいいと思うんです。
-環境作りが上手なんですね。
コレサワいい人にたくさん恵まれたのかもしれないなというのはありますしね。あと、自分がいないと、バイトが回らないんじゃないかって思ってしまうことがよくあるじゃないですか。でも、自分がいなくても意外と回るんです。それで苦しめられてバイトがやめられないっていう子も見てきたので、なんとかなるから大丈夫だよって思います。
-ありがとうございました。では、ここからはドリームバイトの高尾さんにバトンタッチします。
高尾今日はよろしくお願いします。お話を聞いていて、いろんなバイトを経験していて好奇心もあって、すごくいいなって思いました。私はまだひとつしかバイト経験がないんですけど、コレサワさんの話を聞いてもっといろんな経験をしたいと感じました。

コレサワ今、大学1年生だっけ? いっぱいやったほうがいいよ。人生一度きりだから、いろんな職業を体験してみるっていうのはすごくお勧めです。
高尾はい、ぜひやってみます! では最初の質問です。(2019年の)クリスマスの日に『失恋スクラップ』(2020年1月リリースのミニ・アルバム)からの新曲「最後の彼女になりたかった」を1日限定で配信していました。クリスマスの日にこの失恋ソングを配信した理由というのはあるんですか?
コレサワこれは申し訳ない気持ちでいっぱいではあるんですけど(笑)、ぼっちのためというか、きっとひとりでクリスマスを過ごしている人もいるんじゃないかなっていう気持ちで、クリスマスに限定配信をしたんです。
高尾はい。最初にクリスマスに失恋ソングを限定配信するって聞いたときはドキっとしました(笑)。これは自分の身に起こることなんじゃないかって。
コレサワ今、恋愛しているんですか?
高尾はい(笑)。だから、警告されてる気がしてしまって。
コレサワたしかに、リア充には警告に聞こえるかもしれないですね。でも、彼氏がいる子が聴いたときに、今の人を大事にできるような曲になればいいなって思います。
高尾はい。そう思って何回も聴いています。
コレサワ良かった。ありがとうございます。

高尾今回リリースするミニ・アルバム『失恋スクラップ』(※取材は1月上旬)は失恋曲ばかりの作品ですが、なぜこういうアルバムにしたんですか?
コレサワこれは本当に失恋の曲ばかり出てきたんですよね。2019年は好きな人と付き合うことや別れることについてすごく考えていた年だったんです。このアルバムは自分の経験したものがバッと出たイメージがあるので、それをどう受け取ってもらえるのかなっていうのはあります。
高尾コレサワさんの魅力的な人間性が出ているなと思います。学生時代などのバイトでもいろんな人と関わったからこそ、人間味が溢れ出るようなリアリティのある歌詞で、とても共感できます。
コレサワバイトとか、恋愛とか、そういうものが細かく曲になっていたらいいなと思いながら作ったので、嬉しいですね。
高尾では次の質問です。コレサワさんの歌に出てくる女性はかわいらしくて魅力的な人が多いですが、コレサワさん自身こうなりたいなという女性像はありますか?
コレサワおばあちゃんになっても好きな服を着ていたいんですよね。『年齢がいったからこんな色は着れないわ』とかではなくて、自分の好きな色を堂々と着ている人を街中で見るとかっこいいって思うんです。人目を気にせずに、自分らしく生きている女の子は尊敬するので、自分もなるべく周りがこう思うから我慢しようではなくて、自分の好きなものを身につけたりはしたいなって思ってます。
高尾逆に、こういう女性は嫌だなっていうのはどういう人ですか?
コレサワ嫌いな女性か(笑)。あ、スマホの画面が割れたままの女の子は好きじゃないんですよ。そういうところから美とか女の子らしさって出ていると思っていて。持ち物も身なりもそうですけど、大事にできるような女の子でいたいっていう。

高尾どんなに着飾っても、本当は雑な子っていうのが垣間見えるのはダメっていうことですね。
コレサワそうそう。服はめっちゃかわいいのに、靴がめっちゃ汚いとかね。自分の身の回りのものをきれいにしない人は騙されやすいらしいので、身だしなみは大事にしたいなって感じます。でも、大人になってだんだんと、人に見えないところもきれいでいたいと思うようになってきましたね。足の爪とか、下着とかも人からは見えないけれど、ちゃんときれいにしておこうと。大人になるにつれて、きめ細やかでいたいと思うようになりました。
高尾私、今部屋が汚いので身に染みます……(笑)。
コレサワあぁ、部屋が汚いっていうのはめっちゃわかる。でも、若いときのほうが汚かったかな。年齢を重ねるとともに大事なものを選ぶのが上手になるというか。若いときはこれ安い、買おうってなんでも買ってしまうけど、これは本当に必要なものかっていうのがピピピッとわかってくるようになるので、きっと部屋はだんだんきれいになっていくと思いますよ。私も19~20歳の頃は汚かったです(笑)。ひとり暮らししたてで、しかも、ワンルームの狭いところにめっちゃものがあって。引越を重ねるとものが減るので、これからだと思います。
高尾頑張ります。では、今年のコレサワさんの目標はありますか?
コレサワ目標は正直あまりないんです。今年も相変わらず女の子の気持ちを歌いたいなと思いますし、遊ぶことも忘れずに大事にしたいので、真面目に遊んで仕事をします。
高尾遊ぶというのもそうですが、リフレッシュの方法はありますか? 冬はスキーやウィンター・スポーツはするんですか?
コレサワスキーはめっちゃ行きたいんですけど、ツアー前にケガでもしたらどうしようって思うと怖くて。こうやってビビってる自分はすごく嫌いなんですけどね(笑)。リフレッシュということでは、買い物が好きなので、友達と買い物をしたりご飯に行ったり。あとは、最近はゲームにハマっているので、お正月はずっとゲームをしてましたね。みんながしているようなリフレッシュは結構していると思います。逆に、私から質問をしてもいいですか? このドリームバイトの日給3万円という高額のお金を、何に使うんだろうっていうのが気になります。
今年も相変わらず女の子の気持ちを歌いたい

高尾1月前半のバイトを削りました(笑)。時間を買った感じですね。
コレサワ3日分くらいになるかな(笑)。でも素晴らしい! それでしっかり遊ぼうと。ぜひ、そうやって使ってください。
-高尾さんは友達と行ったカラオケでコレサワさんの曲を知ったそうなんです。
コレサワ友達が歌ってくれたんですか。じゃあ、そのお友達に何かカラオケでも奢ってあげてください(笑)。
高尾普段私はK-POPとかが好きで日本の音楽に疎かったんですけど、カラオケではみんなコレサワさんの曲を歌うんです。それで知って、『かわいい!』って思って大好きになりました。
コレサワ嬉しいなぁ。
高尾今、大学生なのですが、学生のうちにこういうことをしておくといいということはありますか?
コレサワそうですね。これから社会に出て仕事をするとなるとどうしても時間がなくなる──お金は増えますけど、時間がなくなってしまうので、無理してでも、行きたいところに行っておいたほうがいいなって思います。今考えると学生時代って大事な時間ですよね。仕事をするといろんな責任が出てきたり、休みが取りづらかったりするので、若いうち、体力があるうちに遠いところに行って遊んできてください。

高尾はい、いろんな経験をしたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

インタビュアー:吉羽 さおり Photo by とみたむつみ

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